松嶋智左のレビュー一覧
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S県警捜査1課の刑事から県内有数の法律事務所の調査員に転職した三星京香。当初は事務所内で浮いた存在だったが、警察官時代のスキルと人脈で真価を発揮したことで、所員たちからも認められつつあった。
だがそんなある日、事務所の代表と副代表を巻き込む事件が発生。副代表は調査に乗り出したが、代表はなぜか沈黙を守り続けていた。
緊張を孕む事務所内。別件を調査していた京香は……。シリーズ2作目。
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午後11時20分。葛貴久也は空腹を我慢して帰宅しようと車を走らせていた。
ようやく高架橋にさしかかり、貴久也は運転するBMW−530eのアクセルを踏み込む。ここを越えれば自宅は -
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本作には、名探偵もヒーローも登場しない。
描かれるのは、どこまでも「人間くさい」
公務員としての警察官たち。
中には、署長の妻と娘という「一般人」も出てくるが、
警察署の「関係者」であることは間違いない。
基本的にまじめで、正義感が強く、
自分たちの仕事に誇りを持っている警察官たち。
中には、小ずるい奴とか、反抗的な奴とかもいるが、
それも含めてリアルな「人間としての」警官の群像劇。
タイトルになっている女副署長も、一応主人公だが、
いわゆる「ヒーロー像」とはほど遠い姿に描かれている。
むしろ「普通のオバサン」のような(^ ^
奉職して三十数年のキャリアを誇ってはいるが、
管理畑が多く -
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三星京香。176cmの長身と県警で特練生に選抜されるほどの剣道の腕を誇り、強い正義感とエネルギッシュかつ粘り強い捜査能力を有するなど、県警内でも高い評価を受けていた。
27歳で巡査部長に昇進したのを機に県警本部捜査1課に抜擢され、その能力を遺憾なく発揮していた京香だったが……。
正義感を貫いた結果、警察を逐われたあげく同僚の夫から離婚を切り出されてしまうなど、人生詰んだ状態になった京香の第二の人生を描くサスペンスミステリー。シリーズ1作目。
◇
思わず手が出た。とっさのことだった。あっと思ったときには右手が始動しており、しかも伸ばした腕の先は拳になっていた。
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女副署長シリーズは3作で完結するらしい、ということで前作の記憶のあるうちにまとめて読むことにした。署内トラブルのあった前作の責任から責任をとって田舎に飛ばされた2作目。
今作も元警察官らしい、署長代行の姿や交番勤務の様子、そして緊急配備という刑事ドラマでよく見るイベントを裏方から見た様子、警備課の様子など、色々と見られて楽しい。
また、前作を解決して評価を受けた花野さん(主人公が飛ばされたのと対照的)が出てくるのも嬉しい。
ストーリーも、新たな登場人物紹介パートが退屈なのは前作譲り。もっとも、推理ものではないとはいえ、多少の犯人探し動機探しもあり、殺人と警官傷害の2事件を軸に進んでいくようにな