松嶋智左のレビュー一覧
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S県警捜査1課の刑事から県内有数の法律事務所の調査員に転職した三星京香。当初は事務所内で浮いた存在だったが、警察官時代のスキルと人脈で真価を発揮したことで、所員たちからも認められつつあった。
そんなある日、事務所の代表と副代表を巻き込む事件が発生。副代表は調査に乗り出したが、代表はなぜか沈黙を守り続けていた。
緊張を孕む事務所内。別件を調査していた京香は……。シリーズ2作目。
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午後11時20分。葛貴久也は空腹を我慢して帰宅しようと車を走らせていた。
ようやく高架橋にさしかかり、貴久也は運転するBMW−530eのアクセルを踏み込む。ここを越えれば自宅は目の -
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本作には、名探偵もヒーローも登場しない。
描かれるのは、どこまでも「人間くさい」
公務員としての警察官たち。
中には、署長の妻と娘という「一般人」も出てくるが、
警察署の「関係者」であることは間違いない。
基本的にまじめで、正義感が強く、
自分たちの仕事に誇りを持っている警察官たち。
中には、小ずるい奴とか、反抗的な奴とかもいるが、
それも含めてリアルな「人間としての」警官の群像劇。
タイトルになっている女副署長も、一応主人公だが、
いわゆる「ヒーロー像」とはほど遠い姿に描かれている。
むしろ「普通のオバサン」のような(^ ^
奉職して三十数年のキャリアを誇ってはいるが、
管理畑が多く -
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この一冊にこの作者のこの作品。
どの作品も重厚でした。
贅沢な一冊です。
作家さんてすごいなぁ、と特に感じたのは
一話あたりのページ数です。
この短いページ数でこの内容を紡ぐことができて
さらには登場人物たちのキャラクターをたたせる。
どのお話も人物たちのキャラクターが現実にいるような
リアルさがある。
物語の構成もしっかりしていて、この頁数で
よく物語のまとめができるな。
と、そういう観点からもおすすめします。
一話がしっかりしているので、一話読み終わると
本を一冊読み切った感じがして、
次の話にすすんだとき前の話を思い出すのが
難しかったくらいです。
それぞれの作家さんの別の未読本に -
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裏切りの捜査線
警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。
お見通し 米澤穂信
有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。
メゾン・イ