松嶋智左のレビュー一覧

  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    アンソロジーにしてはどの作品も読み応えがあり著者の特徴が出てる。読んだことない作家ではルームシェアの話が気になった。著作として出ていれば読んでみたい

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    2024年09月07日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    いろんな事件が次々起こってはらはらどきどきではあるのですが「警察内部の細かい描写が多すぎて」どの事件にどれが絡むのか、おまけに登場人物も多いので、めちゃくちゃ混乱しました。ミステリとしては腹落ちした作品ですけど、作者が元警察官というだけあって、本編と関係のない細部が多すぎたかな……

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    2024年08月14日
  • 降格刑事

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    不祥事で警視から警部補に降格された刑事(正確には刑事総務係長なので刑事ではないかな)と、若い女性刑事がペアになり、行方不明の女子大生を捜索するお話。
    ミステリーとしては、コイツ怪しいなというのが割と露骨にわかるので、正直いまいちかも。でも警視から降格した警部補という位置づけは面白い。元警視としての伝手もあるし、元々優秀な人だから意外な視点で的確なことも言う。周囲から疎まれてるのをまったく気にしない、ある意味サイコパスっぽいキャラもいい。単発で終わるにはもったいないキャラかな。 

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    2024年08月12日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    「戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー」を読んで、一番面白かった著者の作品を初拝読。前半部分が冗長な気もするが、本当の警察署組織を理解するには必要な箇所なんだと読後にわかった。流石警察組織に属していた著者らしい視点で面白い。プロット・人物造形ともによくできており、キャラ設定も魅力的。続編もあるようなので読んでみたい。

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    2024年07月23日
  • 使嗾犯 捜査一課女管理官

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    タイトルにある通り女性警視が管理官として初めての事件に挑むお話。イジメられていた小学生がイジメの首謀者を拳銃で撃つという事件から始まります。拳銃の出どころは?少年が入手した経緯は?という感じで捜査が始まります。
    結構入り組んだお話で、読みごたえもあります。主人公が初の女性管理官という重責を担っていることや、他にも事件以外のいろいろな要素が絡み合っていて面白いです。
    1つだけ言いたいですが、このお話はS県で起こりますが、冒頭で日本一の名峰とか言ってますし、県名をぼかす意味ありますか?

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    2024年07月14日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    佐々木譲、乃南アサ、松嶋智佐、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    警察小説を手掛ける人気作家による警察小説アンソロジー。7作を収録。面白い短編もあれば、ハズレの短編もあり、人気作家と言えどなかなか高いレベルの作品を上梓し続けるのは難しいのだなと思った。


    佐々木譲『弁解すれば』。北海道警察本部の小規模警察署の刑事部門に復帰した仙道孝司が主人公。物語はまだ続くようで、タイトルの意味が解かるところまでも描かれず、唐突に終わってしまう。てっきり読切り短編かと思ったのだが、連載作からの1話だったようだ。

    乃南アサ『青い背広で』。背広とは随分と

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    2024年06月15日
  • 黒バイ捜査隊 巡査部長・野路明良

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    警察ものを数多く読んできたけれど、この犯罪手法は初めてで、運転免許センターや公安委員会の内情を知る著書ならではの視点かも。
    モトクロスバイクを操る犯人グループの機動力は迫力がありました。
    まさか殉職者が出るとは残念でしたが、警察官の高い職務意識が感じられる面白いシリーズです。

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    2024年05月10日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    2024.05.06
    一気読み2冊目。
    エンディングには驚いた。
    犯罪には失うものが多い人が念入りに準備して起こすものと、短絡的なものとに大別されるが、著者の作品には短絡的なそれはあまりでてこないなあと思った。
    最後の結論を踏まえて考えると、組織で仕事をする以上は、主人公は決して「正しい」手法で仕事にあたっていないという評価を私はくだす。厳しいのでと自分でも思うけど。

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    2024年05月06日
  • 女副署長 緊急配備(新潮文庫)

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    2024.05.06
    一気に読んだ2冊のうち1冊目。
    著者の特徴は緩急の付け方のうまさにあると思う。
    主人公の心情など、ゆったりと時間が流れているように思えるところと、事件が動くときの目まぐるしさとが良い対比になっている。

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    2024年05月06日
  • 巡査たちに敬礼を(新潮文庫)

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    バツイチ・子持ちの交通課係長、事故係に異動したばかりの若手巡査、昇任試験を控えた女性警官、警察学校在学中の青年、定年退職目前の署長——郊外の所轄・御津雲(みつくも)署に勤める、世代もキャリアもバラバラな彼らの前に立ちはだかる仕事と人生の壁。さらに、50年にわたり隠蔽された警察署の過去も明らかになってきて……。組織の悪しき枷(かせ)を打破した先に、進むべき道が見えてくる。6編からなる、リアルな人間味に溢れた連作警察小説。

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    2024年05月04日
  • 匣(はこ)の人~巡査部長・浦貴衣子の交番事件ファイル~

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    タイトル通り交番勤務員を主人公とした警察小説。管内で発生した殺人事件とバイクによるひったくり事件が軸となって展開します。交番勤務の警官なので表立って捜査には参加できませんが、ペアっ子に疑いが向く中で、地域密着の交番員ならではの視点で事件の核心に迫っていく。
    やや暴走気味(暴走しないと物語にならない)ですが、事件を通じて主人公とペアっ子の成長が描かれてるのが好印象です。

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    2024年04月18日
  • 出署拒否 巡査部長・野路明良

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     このシリーズも、ちょっと良い意味でこなれてきたな。
     それでも、あまりにぎこちないところが、この主人公の為人の美点かもしれない。

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    2024年03月09日
  • 巡査たちに敬礼を(新潮文庫)

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    バツイチ・子持ちの交通課係長、事故係に異動したばかりの若手巡査、昇任試験を控えた女性警官、警察学校在学中の青年、定年退職目前の署長——郊外の所轄・御津雲(みつくも)署に勤める、世代もキャリアもバラバラな彼らの前に立ちはだかる仕事と人生の壁。さらに、50年にわたり隠蔽された警察署の過去も明らかになってきて……。組織の悪しき枷(かせ)を打破した先に、進むべき道が見えてくる。6編からなる、リアルな人間味に溢れた連作警察小説。

    著者の本は初めて読む。別の作品を前に読んだような気がしたが、調べてみたら違う作家だった。
    それはともかく、なかなかの書き手だと思う。ツイストを含む連作短編集。「南天」と「穴」

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    2024年03月03日
  • 黒バイ捜査隊 巡査部長・野路明良

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    シリーズ第二弾。
    運転手が所持していたのは、極めて精巧な偽造免許証であった、、、

    運転免許センターに異動した野路明良は、新設された黒バイ捜査隊の訓練も担っていた。その黒バイが追跡した不審車両が事故を起こし、偽造免許証が発覚した。
    そして、センター係長が窓から飛び降り重体に。
    いったい、センターに何が起きているのか?

    やがて、野路の前に不審なバイク集団が現れる。
    本当の悪は誰だ?
    悲しい出来事もあり、最後はウルウルです。

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    2023年12月31日
  • 開署準備室 巡査長・野路明良

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    何となく怪しい気配が漂う開署前の建物と幾つもの事件に関係がありそうでなかなかハッキリしないモヤモヤ感。これらを後半で一気に結びつける緩急がとても良い。
    普段の人間関係はどうであれ、いざ事件となった時に発揮する警察官としての矜持が魅力的です。

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    2023年12月27日
  • 出署拒否 巡査部長・野路明良

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    津賀署管内で起きた老女殺害事件で慌ただしい中、警務課の野路明良は、出署を拒否し引きこもる新人警官・友枝蒼を復職させるため彼の家に通っていた。様々な説得も奏功せず、無反応な友枝。このままではクビになってしまう。だが、野路が思いがけず口にした事件の被害者宅が近所だと知るや、俄かに興味を示す。野路はさらに情報を集め、友枝の意欲を引き出そうとするが……。

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    2023年12月30日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    物語りとして読ませる。
    ミステリ的には「偶然きっかけを見つけた」という部分があったりと、謎解き度は弱い。
    複数の事件が並行し、肝心の誘拐事件がまだ未解決なのに残りのページ数が百ページをきり、どうなることかと思ったら、終盤は思いもしない展開。
    一作目から主人公に絡む熊のような花野警部と、二作目から登場の新人刑事野上が印象深い。

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    2023年12月14日
  • 女副署長 緊急配備(新潮文庫)

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    前作の不祥事の懲罰人事で小さな所轄に飛ばされた田添副署長。殆ど凶悪事件がないはずの第一次産業が中心の田舎なのに、ヒキが強いのか赴任して早々に殺人事件が発生し、またもや警察官が巻き込まれる。
    本庁に異動していたお馴染みの花野グリズリー警部が臨場し、相変わらず微妙な距離感のコンビが指揮します。
    元警察官という経歴を持つ松嶋さんだけあって、女性警察官に浮ついたところがないのが好ましい。

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    2023年08月27日
  • 三星京香の殺人捜査

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    殺人事件と離婚調停、そんな事案が関連していきますが、ちょっと主人公のカンに頼りすぎかな。直観と直情行動が主人公の魅力でもありますが、もうちょっと理論立てがあってもいい気がします。

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    2023年08月14日
  • 流警 傘見警部交番事件ファイル

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    2023.08.05
    女性警察官の描写はとても良いです。人間、警察官、女性、こういった要素を全て併せ持つ存在として描かれてると思います。
    謎解きも良いと思います。
    しかし、地元の名士や警視正の人柄はわかりにくいというか、伝わりにくいというか。
    その弱点はあるにしても読む価値はあります。

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    2023年08月05日