松嶋智左のレビュー一覧

  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    「弁解すれば/佐々木譲」
    「青い背広で/乃南アサ」
    「刑事ヤギノメ/松嶋智左」
    「三十年目の自首/大山誠一郎」
    「嚙みついた沼/長岡弘樹」
    「ルームシェア警視の事件簿/櫛木理宇」
    「ケースオフィサー/今野敏」
    7話収録の警察小説アンソロジーで文庫オリジナル作品。

    一番面白かったのは長岡さんの「嚙みついた沼」
    警察官の夫が特定外来生物のカミツキガメを発見した事から事態は思わぬ方向へ。
    僻地の駐在所に異動になった夫の魂胆とは…。
    行間から沼の悪臭が漂って来る様だった。

    乃南作品にはあの土門功太朗が登場。
    懐かしい人に再会出来て嬉しい。

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    2024年08月13日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    まあ寄せ集め短編なのでクオリティはこんなものだろう。収穫は松嶋智佐氏。「刑事ヤギノメ」は短編とは思えない面白さでこの文量で確り人物が表現されていて出色の出来だった。著者の上梓作も読んでみたい

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    2024年07月05日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    ネタバレ

    クライマックスでどうして応援を呼ばなかったのか、鮎子が来るのは当然予測されてるのに、一人で行動して背後に注意を払わない。
    今までこのシリーズ楽しみにしていたので、この予定調和の結末にがっかり。
    前二作が(この作品も最終部分以外は)とても面白く読ませていただいていたので、残念。

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    2023年12月01日
  • 流警 傘見警部交番事件ファイル

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    ネタバレ

    盛り込みすぎでもったいない。

    二つの事件を解決したことになるが、まだ残る事件もある。
    巻末になんと黒川博行氏との対談が。
    確かに黒川氏のアドバイスのように描いたらめちゃくちゃおもしろい続編ができそう。

    警察官としての矜持が胸を打つ。

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    2023年09月10日
  • 流警 傘見警部交番事件ファイル

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    舞台設定がおもしろい!

    いろんな要素が詰め込まれすぎて、終盤はちょっとごちゃごちゃしていた印象。

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    2023年08月21日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    某県警における女性初の副署長が主人公の物語。
    台風が街を襲う中、あろうことか警察署内で警官が殺害され、更には留置所から留置人が脱走するという混乱ぶり。
    半ばまでの前振りが長くてダレ気味でしたが、後半は一気に動き出し、結末までの流れは良かったです。また杏美を容姿端麗で切れ味のあるスーパーウーマンという設定にしなかったところが地に足が着いていて、元警察官という著者ならではのポイントだと思います。
    旧態依然の男性社会を象徴する刑事課長と、捜査経験のない女性管理職という分かりやすい対立構図は早くも途中からは変化が見られ、恐らく次作以降は緊張感が残りつつも信頼関係が成立していくのだろうな。

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    2023年07月05日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    元白バイ隊員だった著者がある所轄で発生した事件に立ち向かうストーリー。流石、現場にいた人だけあって描写は非常にリアル。それに対比してか発生する事件が中々に現実離れしていて頭が付いていかなかったのが難点だった。実はあるトリックを活用したミステリになっているのだが必要だったかは不明。他にも台風が接近したことによるトラブルが起こったりとモジュラー型の様相を呈していく面などは名作警察小説をなぞっているように思えた。物語としてはまずまず面白いのだが、猪突猛進の主人公、杏美が苦手だったかも。

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    2023年02月07日
  • 黒バイ捜査隊 巡査部長・野路明良

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    運転手が所持していたのは、極めて精巧な偽造運転免許証だった――運転免許センターに異動して間もない野路明良は、新設された黒バイ捜査隊の訓練も担っていた。その黒バイが追跡した不審車両が事故を起こしたことから偽造が発覚。直後、センター係長が庁舎から飛び降り重体に。内部の組織的犯行を疑う野路が、独自に調査を始めると、彼の前に謎のバイク集団が現れる!

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    2023年01月30日
  • バタフライ・エフェクト T県警警務部事件課

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    著者初読み。
    県警警務部事件課は、制限や慣習に縛られることなく捜査活動が出来るようにと新設された部署。
    そのため女性3人の係長を筆頭に、男性2人女性1人の係員で構成されている。
    所轄で新人警官が首つり自殺した案件を捜査することになる。さらに別の所轄で、収監中の窃盗犯にありばいがあることが判明。
    事件課の係長たちは個人的にそれぞれ問題を抱えながらも、真相究明に邁進する。
    元警官で白バイ隊員でもあった著者ゆえ、警察組織や内部の描写にリアリティがあり、警察官それぞれの苦悩も描き出され、警察情報小説ともいえる。

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    2023年01月18日
  • 三星京香、警察辞めました

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    面白かった。読後になんとなくあらすじを読んだら、自分が一番驚いた場面がネタバレされていたのでさらに驚いた。あれはきっかけにすぎないのか…。

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    2023年01月11日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    初めまして松嶋智左先生、事件が起きる前に
    警察署の多くの職種の日常業務を丹念に細か
    く、しつこく叙述されて反抗のヒントかなと
    思いましたが、単純に元警察官だった経歴を
    活かした作品作りでしたね(*´▽`*)

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    2022年12月23日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    元女性警察官によるタイトル通り女副署長が活躍するストーリー。警察小説の新ジャンルのような印象を受けた。全3作のようであるが、残り2作が楽しみである。

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    2022年11月28日
  • 女副署長 緊急配備(新潮文庫)

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    10月-10。3.5点。
    女副署長、第二弾。所轄の署長が病気療養中、署長代行を務める主人公。
    前作同様、やっかいな事件、天敵の捜査一課係長が。。

    それなりに読みやすかった。

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    2022年11月05日
  • 開署準備室 巡査長・野路明良

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    何か起きそうなフラグ立ちまくってるのになかなか話が進まない。終盤はそんなバカな!というスピード展開で面白かった。

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    2022年09月29日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    04月-07。3.0点。
    女性副署長が主人公。台風が接近、暴風で署員が警戒に当たる中、署員が殺害される。台風被害も拡大、事件は解決するのか。。

    台風の接近する中、警察署内で殺人と、ある意味パニックムービーのような展開。終盤に怒濤の展開。まあまあ面白かった。

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    2022年04月11日
  • 開署準備室 巡査長・野路明良

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    巡査長野路明良は、「開署準備室」の総務担当に配された。姫野署開署に向け、最終確認を行なう臨時部署だ。彼は白バイ隊のエースだったが、怪我で異動になり、自棄になっていた。準備も終盤となり、突如、不審事が。発注外の大型什器の搬入、防犯カメラの誤作動……さらには野路の警察学校時代の恩師が襲われ――開署目前に一体何が?
    警察の威信をかけ、野路の反撃が始まる!

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    2022年04月02日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    朝日新聞書評の文庫紹介コーナーで第二作目が盛り上げられていたのでデビュー作から読み出したのだが…。作者は元警察官ということで、リアリティはあるんだろうけど、ストーリー運びがもったりしてて、なかなか進まずいらつくな。
    途中で複数の視点で同じ場面を語るシーンがあるのだが、全く時間の無駄。効果なし。
    犯行手段も動機もまったくリアリティなし。
    2.8

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    2022年01月11日
  • 虚の聖域 梓凪子の調査報告書

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    甥っ子のことを調べるって気分が安定しなさそうで難しいだろうなぁ。学校の中のことを調べるとなるとさらに難しそう。
    スルスル読める文章であっという間に読んでしまった。

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    2021年12月18日
  • 開署準備室 巡査長・野路明良

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    松嶋智左『開署準備室 巡査長・野路明良』祥伝社文庫。

    文庫書き下ろしの警察小説。これ迄の作品とは異なるライトな雰囲気がどうにも気になる。また、やたらと女性警官が登場するのは著者が元女性警察官で白バイ隊員だったからかな。そして、女性警察官というのが本作の鍵を握る訳だが、色々と詰め込み、ミステリーを複雑にしようとしたせいなのか、空回りしたように思う。

    県警白バイ隊のエースと黙認されていた野路明良巡査長は、同僚が運転する車の交通事故による入院から復帰すると、意に反して姫野署開署に向けた開署準備室へ異動となり、総務担当に配される。

    第一線にも白バイ隊にも復帰出来ず、自棄になる野路だったが、開署準

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    2021年09月28日
  • 女副署長 緊急配備(新潮文庫)

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    主要な署員たちは刑事ですらありません。 木崎亜津子は30歳の巡査部長で、交通課交通規制係主任のシングルマザー。甲斐祥吾は43歳の巡査部長で、総務課総務係主任、プライベートでは父の介護を抱えています。そして地域課駐在員の伴藤弘敏は定年を目前に控えた巡査部長ですが、杏美とは因縁の警察官です。 それぞれ屈託と葛藤をかかえた名もなき警官たちが、凶悪事件の発生で、どう動くのか。警察官魂はふたたび沸騰するのか。危機に直面した警察官たちの、それぞれの矜持と勲章が熱く胸に迫る傑作。

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    2021年09月25日