松嶋智左のレビュー一覧

  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家による警察小説アンソロジー。この手の本は面白くないのが相場で、本作は珍しく、米澤氏と芦沢氏の作品が面白かった。両作ともそうくるかという良い意味での裏切りが秀逸。特に芦沢作品は刑事をやめた探偵ものだが、終盤までどこに着地するのか全く読めず、久しぶりに面白い短編を読んだ感じ(先日読んだ芦沢作品短編集は今一つだったが)。松嶋氏の「ヤギノメ」シリーズは面白いのだが、本作は今一つ。

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    2026年07月06日
  • 疑心殺人 捜査一課女管理官2

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    ネタバレ

    よくできているのではないか?警察内部の人間模様、元アイドルを囲む人間模様、このふたつの別物を見せられた読者は作者の手腕に振り回されるが、事件・揉め事が起きる前提が良く描かれている

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    2026年07月02日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信、方丈貴恵、荒木あかね、松嶋智左、芦沢央『裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    5人の作家による警察小説アンソロジー。文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは様々な作家の短編が味わえるところに魅力があるのだが、当たり外れが大きい。

    このアンソロジーで一番面白かったのは、松嶋智左の『ヤギノメ』シリーズの1編である『家につく猫』だった。他の短編は並みか、それ以下という感じで、文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは他の出版社の警察小説アンソロジーに比べるとレベルが低いなと感じた。


    米澤穂信『お見通し』。人気ミステリー作家の1人であることは認識している

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    2026年06月24日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    大型台風の直撃で、ただでさえてんやわんやの警察署で、次々に起こる事件。最初のほうはスローペースだったものの、読み進めるにつれ面白くなった。通常とは違う混乱状態が、事件をここまで複雑に見せるとは。ただ、タイトルのわりに、主人公が女性である必要あったのか?という気はする。シリーズものらしいので、他も読んでみたい。

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    2026年06月20日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    荒木さん目当てで購入。
    米澤さんも方丈さんもいるし豪華な一冊。
    初読み作家さんもいて、そちらも面白かった。

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    2026年06月17日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    『ちぎれた鎖と光の切れ端』がど真ん中にハマった、荒木あかねさんの短編!と、いう事で読む。

    5作どれも『個性豊か(すぎる)な捜査のプロ』だらけ。
    短編なのに、どれも読み応えがあった。
    私的には、みんな違ってみんな良かった。
    帯の、裏切り!衝撃!は、少し煽り過ぎ感。

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    2026年06月13日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    大好きな警察小説アンソロジー七作品。

    どれも面白かったけど、読後感あまり良くない作品もあった。

    自分的に読んでいてワクワクした作品は、吉川英梨さんと松嶋智左さん。
    吉川英梨さんは、主人公の警察学校生でありながら筋読みが鋭過ぎて、実務教習中の指導官の評価が二分されてしまうのが面白かった。
    もっと読みたいなと思ったら、『新人女警』というタイトルで出版されていたので、こちらも読みたい。

    松嶋智左さんの作品はシリーズ化していなくて残念。
    松嶋智左さんの畫く登場人物のキャラがとても好きだな。もっと作品読みたい。

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    2026年05月20日
  • 虚の聖域 梓凪子の調査報告書

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    かなりシビアな人生を歩んでいる女性探偵が主役のハードボイルド的テイストを持つ作品として、若竹七海さんの葉村シリーズを彷彿させます。
    中学生である甥の自殺の背景を調べているうちに、単純ないじめではなく次々と別の要素が明らかになり、そこに辿り着くかという真相が明らかになる。
    しかも締めくくりまで厳しい出来事とは、どこまで試練を与えるのだろうか。
    時間の謎というより人物の描き方がデビュー作とは思えない力作だと思います。

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    2026年04月10日
  • 黒バイ捜査隊 巡査部長・野路明良

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    タイトルに惹かれて読んでみました!期待通りの面白さでした…特にバイクの疾走感と物語の疾走感がリンクする感じがあって良かったです!

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    2026年03月20日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんによる警察短編集。
    それぞれの作家さんが趣向を凝らした個性を感じさせる作品。
    初読みの作家さんが5人もいたのでどんなテイストなのかなと楽しく読めた。
    実務修習生の視点と指導係の視点を描いた吉川氏の作品と、初めて上司となった警部補の視点で描いた松嶋氏の作品が特に印象に残った。

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    2026年03月10日
  • 疑心殺人 捜査一課女管理官2

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    いきなり告発文から始まります。平和な町で起きる殺人事件、告発文に伴う監察の動き、進展しない捜査と捜査本部内の不協和音。そんな感じでお話が進みます。
    本作の主人公は階級は警視で県警捜査一課の管理官ですが、本来それほど自由に動き回れる立場ではないので、主人公としてはなかなか難しいですね。本作では告発文もあってさらに制限される感じになってます。

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    2026年03月01日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    シリーズ第三弾。完結してしまった。しかも、まさかの展開。前作で部下の刑事が危ない目にあっていたが、本作では主人公・田添杏美が危機に。副署長さん、危ないよと思っていたら、、、

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    2026年02月27日
  • 県警本部捜査一課R メイリンの闇

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    かなり込み入ったお話でした。連作短編の形をとっていますが、全体としてはメイリン児童公園の殺人事件の長編ともとらえられます。今回は柴藤の弟が登場し、彼女の内面にも少し光が当たります。同じように他の班員にも今後光が当たると面白いかな。

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    2026年02月11日
  • 大阪府警 遠楓ハルカの捜査日報 2

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    コロンボスタイルで、美女だけど中身は大阪のおばちゃんハルカのシリーズ2冊目。短編なのでさくさく読めます。キャラのクセも強いので、これはドラマ向きかもしれませんね。ハルカを演じるとしたら誰だろう?

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    2026年01月15日
  • 三星京香、警察辞めました

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     三星京香。176cmの長身と県警で特練生に選抜されるほどの剣道の腕を誇り、強い正義感とエネルギッシュかつ粘り強い捜査能力を有するなど、県警内でも高い評価を受けていた。
     27歳で巡査部長に昇進したのを機に県警本部捜査1課に抜擢され、その能力を遺憾なく発揮していた京香だったが……。

     正義感を貫いた結果、警察を逐われたあげく同僚の夫から離婚を切り出されてしまうなど、人生詰んだ状態になった京香の第二の人生を描くサスペンスミステリー。シリーズ1作目。
              ◇
     思わず手が出た。とっさのことだった。あっと思ったときには右手が始動しており、しかも伸ばした腕の先は拳になっていた。

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    2026年01月05日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    主人公が副署長になるくらいだから仕事はそこそこできるんだけど、普通のおばはんの枠を出ないところが気に入った。女主人公をスーパーウーマンみたいにしちゃわない方がリアリティ度は高まる。スーパーウーマン出した時点で超フィクション設定になってしまうあるある。

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    2026年01月02日
  • 流警 新生美術館ジャック

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    前作に続いてさらに面白かった 美術館の占拠事件との事で大事件すぎないかな?と思ったけど最後まで興味深く読め楽しめました 別の作品も読みたいです

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    2025年11月28日
  • 刑事ヤギノメ 奇妙な相棒

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    広い視野と観察眼、そして観察に基く推察、ある意味では事件捜査の基本に立ち返ったような作品。作者の描く女性キャラは比較的タフなイメージがありますが、本作の主人公は病み上がりで虚弱。体力担当は若い刑事に任せて、主人公は頭脳担当になってます。必要な情報は作中に描写されるので、読み手もちゃんと推理を楽しめる内容になってます。

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    2025年11月09日
  • 降格刑事

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    ネタバレ

    洞察力に優れるが、やる気はゼロ。無責任で、捜査中でも定時で帰りたがる。元警視の司馬礼二は不祥事で降格し、出世株から転落したダメ刑事。ある日、新米刑事の犬川椋と女子大生失踪案件を追うことに。当初は事件性も不明だったが、別の事件との繫がりが判明し状況は一変。彼女の秘密とは? 元白バイ隊員の著者が、刑事の心理と矜持を描く警察小説。

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    2025年11月06日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    ネタバレ

    副署長3部作完結編。完結するのだから次は署長かと思ったら真逆の結末で、このシリーズを有無をいわさず終わらせる展開。見覚えのある人とすれ違ったシーンは救出の予告かと思ったら、、、
    (本シリーズ以外は読んでないので分からないが)もしかしたら元白バイ隊員の作者が下手な嘘や古巣に迷惑になるような創作なく管理職を描くのにも限界があったのかもしれない。

    前2作に比べて序盤の登場人物紹介パートは短く、スピーディーな展開。キャリアを守る警察組織とキャリアに食い込む反社、誘拐事件を扱う警察の様子などが非常に興味深い警察小説でした。

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    2025年10月27日