松嶋智左のレビュー一覧
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裏切りの捜査線
警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。
お見通し 米澤穂信
有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。
メゾン・イ -
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米澤穂信、方丈貴恵、荒木あかね、松嶋智左、芦沢央『裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。
5人の作家による警察小説アンソロジー。文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは様々な作家の短編が味わえるところに魅力があるのだが、当たり外れが大きい。
このアンソロジーで一番面白かったのは、松嶋智左の『ヤギノメ』シリーズの1編である『家につく猫』だった。他の短編は並みか、それ以下という感じで、文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは他の出版社の警察小説アンソロジーに比べるとレベルが低いなと感じた。
米澤穂信『お見通し』。人気ミステリー作家の1人であることは認識している -
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三星京香。176cmの長身と県警で特練生に選抜されるほどの剣道の腕を誇り、強い正義感とエネルギッシュかつ粘り強い捜査能力を有するなど、県警内でも高い評価を受けていた。
27歳で巡査部長に昇進したのを機に県警本部捜査1課に抜擢され、その能力を遺憾なく発揮していた京香だったが……。
正義感を貫いた結果、警察を逐われたあげく同僚の夫から離婚を切り出されてしまうなど、人生詰んだ状態になった京香の第二の人生を描くサスペンスミステリー。シリーズ1作目。
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思わず手が出た。とっさのことだった。あっと思ったときには右手が始動しており、しかも伸ばした腕の先は拳になっていた。