巡査たちに敬礼を(新潮文庫)

巡査たちに敬礼を(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

4.0

バツイチ・子持ちの交通課係長、事故係に異動したばかりの若手巡査、昇任試験を控えた女性警官、警察学校在学中の青年、定年退職目前の署長――郊外の所轄署に勤める、世代もキャリアもバラバラな彼らの前に立ちはだかる仕事と人生の壁。さらに、50年にわたり組織的に隠蔽され続けた事件も明らかになってきて……。6編からなる、リアルな人間味に溢れた連作警察小説。(解説・あさのあつこ)

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巡査たちに敬礼を(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025.04.09
    警察小説の衣をまとった人間を描いた一冊。あさのあつこの解説を読んで腑に落ちた。
    警察はすぐに退職させられる組織なのだなとも感じた一冊

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    郊外の所轄署に勤務する世代もキャリアもバラバラな彼らの前に大きく立ちはだかる仕事と人生の壁。そして組織的に隠蔽され続けた事件の謎。リアルな息遣いと人間味に溢れた連作警察小説。
    松嶋智左作品初読み。警察官も当然なことながら人間である。ふとした気の緩みや魔が差すことも勿論ある。自分自身を投影しながら本作

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    バツイチ・子持ちの交通課係長、事故係に異動したばかりの若手巡査、昇任試験を控えた女性警官、警察学校在学中の青年、定年退職目前の署長——郊外の所轄・御津雲(みつくも)署に勤める、世代もキャリアもバラバラな彼らの前に立ちはだかる仕事と人生の壁。さらに、50年にわたり隠蔽された警察署の過去も明らかになって

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    警察小説といえば刑事が事件捜査をする過程を追うのが王道ですが、本書は主に総務課員が語り手となり、警察官としてのあり方を問う内容となってる点が特徴です。
    最後の署長官舎は言いたいことは分かるけれど、組織を守る方向が間違ってると思うので残念ながら共感はできなかった。

    0
    2025年03月16日

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