松嶋智左のレビュー一覧

  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    どれも面白く、サクサク読めた!特に荒木あかねさん、初読み作家さんでしたがその他の作品も読んでみたいと思いました。事件自体の謎についてや犯人につながる気になるポイントがうまく散りばめられていて、先が気になり読んでいて面白かった。今度他の作品を買いに行こうと思います!そして方丈貴恵さんのはキャラのアクが強くて最高。好きですね。文春文庫さんのアンソロジーは他にも色々あることを知り、他のシリーズもぜひ読みたい。

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    2026年07月02日
  • 刑事ヤギノメ 奇妙な相棒

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    「戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー」で「刑事ヤギノメ」を読んで興味を持ったのが、松嶋作品を読むキッカケ。重複するが、その表題作に書き下ろし4編を加えた連続短編集。警部補試験直前で膵炎になり長期入院していた弓木瞳巡査部長が凶悪犯担当の刑事課一系へ復帰し、そこに配属された新人刑事茂森隼太への教育をしつつ、ヤギノメの本領発揮をして事件を鮮やかに解決に導く。キャラ設定が巧みで、バディの関係性もうまく表現されていて、事件自体も無理のないプロットで満足感高い作品。「貌のない貌」の傑作ぶり含め、今目が離せない作家の一人。

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    2026年04月03日
  • 三星京香の殺人捜査

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     S県警捜査1課の刑事から県内有数の法律事務所の調査員に転職した三星京香。当初は事務所内で浮いた存在だったが、警察官時代のスキルと人脈で真価を発揮したことで、所員たちからも認められつつあった。

     そんなある日、事務所の代表と副代表を巻き込む事件が発生。副代表は調査に乗り出したが、代表はなぜか沈黙を守り続けていた。
     緊張を孕む事務所内。別件を調査していた京香は……。シリーズ2作目。
              ◇
     午後11時20分。葛貴久也は空腹を我慢して帰宅しようと車を走らせていた。
     ようやく高架橋にさしかかり、貴久也は運転するBMW−530eのアクセルを踏み込む。ここを越えれば自宅は目の

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    2026年01月05日
  • 虚の聖域 梓凪子の調査報告書

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    「貌のない貌」を先に読んでしまい、順番が逆になってしまったが、梓凪子シリーズの1作目であり「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作(これ結構良い作品が受賞している印象)。受賞に相応しい素晴らしい作品。母代わりの長姉との確執・近親憎悪のとげとげしい描写が気になり、そこまで書く必要があるかとは思ったが、プロットと解決に導くプロセスの面白さは抜群に良い。主人公の短気で人間臭く万能感のなさ具合も非常に魅力的で、リアルさが際立つ。読んで絶対損のない一冊。

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    2025年08月14日
  • 貌のない貌 梓凪子の捜査報告書

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    元警察官だけに松嶋氏の小説は本当にリアルな警察小説で、「女副署長」シリーズでもそれが如何なく発揮されているが、本作はそれに輪をかけて事件そのもののプロットと伏線が見事過ぎて、こんなに凄い傑作書けるんだと改めて驚いた次第。主人公の梓凪子のキャラもよく、島尾主任との関係性も清々しく、ほぼ文句のつけどころがない傑作。本書はもっと話題になってもいい作品で、警察小説好きは必読の一冊。順番は逆になったがデビュー作「虚の聖域」(魔手改題)も梓凪子主人公なので読んでみたい。

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    2025年07月25日
  • 巡査たちに敬礼を(新潮文庫)

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    2025.04.09
    警察小説の衣をまとった人間を描いた一冊。あさのあつこの解説を読んで腑に落ちた。
    警察はすぐに退職させられる組織なのだなとも感じた一冊

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    2025年04月09日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    警察小説名手による警察小説オムニバス。この手の企画は寄せ集め感強く中途半端になることが多い印象だが、本書は例外中の例外。粒揃いでどの作品も素晴らしく面白い。警察組織を舞台にしているが、各著者のそれぞれお得意分野を披露してくれている。特に月村作品は警察小説としてはものすごく特異なのだが、如何にもな感じが面白かった。つまらない作品がなく、読んで損のない一冊。

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    2025年03月10日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんのアンソロジー。

    色々な部署の話で、とても新鮮で面白かった。
    ルームシェアの話が1番好きだったので、もしシリーズ化などしていれば読みたいと思った。

    オススメです。

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    2024年09月11日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    兎に角ラストが衝撃的。女性副署長ではネタ切れなのか。回を追うごとに出来がよくなっている印象で、ここで終わるのは非常に勿体ない。県内初の女性署長でリスタートしてもらいたいぐらいだが、亡くなってしまってはなあ。田添杏美というキャラは際立っていたので非常に残念です。

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    2024年09月05日
  • 女副署長 緊急配備(新潮文庫)

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    「女副署長」続編。前回の署内での殺人事件で事実上の引責左遷先の閑散署に異動になり、署長病欠で副署長兼署長代理となった田添杏美。今回は前回と違い、署員を見守る位置づけが強くなり、よりリアルな設定が好印象。また、事件のプロットが非常によくできていて、各事件の結びつきが紐解かれる過程の描写がとても良い。県警捜査一課花野班長との関係性も面白い。第3弾も読んでみたい。

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    2024年08月05日
  • 使嗾犯 捜査一課女管理官

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    とても興奮させられる一冊でしたね。
    絡まった糸を根気よく、ほぐしていく感じで…
    まさか、子供が実弾の拳銃とは…
    これからの社会に一石を投じる内容だと思います

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    2024年07月12日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    副署長という職が板についてきて、ついに県警最大の旭中央署に赴任した杏美。
    上司の女性キャリア署長をサポートしながら、グリズリー花野の使い方も堂にいったものでますます面白くなってきた。
    無事に行方不明事件を解決し、指名手配犯の逮捕にも後継したらいよいよ初のノンキャリア女性署長の誕生だと期待したのに、まさかこんな結末を迎えるとは。。。
    星の数は献花代わりですが、間違いなく読み応えのある素晴らしいシリーズだったと思います。

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    2023年10月12日
  • 三星京香、警察辞めました

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    ネタバレ

    初めて読んだ作家さんです。
    岳人さんが殺害されてしまう展開には驚きましたが読みやすく人の温かさも感じられて面白かったです。

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    2023年08月15日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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     いくつかの流れの収束は、巧みである。もちろん、分かりやすすぎる流れの筋もありはするけど。
     そんなことよりも、登場人物達のキャラクターが好ましい。中でも鉄人ではない副署長の、等身大の姿。
     もっと長いシリーズになって欲しかった。

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    2023年04月25日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    傑作。

    新任間もない県警初の女性副署長にこれでもかとばかりに降りかかる難題の数々。

    息をもつかせない緊迫感に一気読みしてしまうが、女性幹部であるが故の人一倍の規律、矜持に一歩引いてしまう署員たちとの交流も清涼剤として味わい深い。

    特に花野刑事課長との関係は「検屍官」のケイ・スカーペッタとマリーノ刑事を思い起こさせる。

    それにしてもこんなサイコパスみたいな警官が何人もいたら困るな。

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    2021年09月15日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    本作には、名探偵もヒーローも登場しない。
    描かれるのは、どこまでも「人間くさい」
    公務員としての警察官たち。

    中には、署長の妻と娘という「一般人」も出てくるが、
    警察署の「関係者」であることは間違いない。

    基本的にまじめで、正義感が強く、
    自分たちの仕事に誇りを持っている警察官たち。
    中には、小ずるい奴とか、反抗的な奴とかもいるが、
    それも含めてリアルな「人間としての」警官の群像劇。

    タイトルになっている女副署長も、一応主人公だが、
    いわゆる「ヒーロー像」とはほど遠い姿に描かれている。
    むしろ「普通のオバサン」のような(^ ^

    奉職して三十数年のキャリアを誇ってはいるが、
    管理畑が多く

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    2020年08月27日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    この一冊にこの作者のこの作品。
    どの作品も重厚でした。
    贅沢な一冊です。

    作家さんてすごいなぁ、と特に感じたのは
    一話あたりのページ数です。
    この短いページ数でこの内容を紡ぐことができて
    さらには登場人物たちのキャラクターをたたせる。
    どのお話も人物たちのキャラクターが現実にいるような
    リアルさがある。
    物語の構成もしっかりしていて、この頁数で
    よく物語のまとめができるな。
    と、そういう観点からもおすすめします。

    一話がしっかりしているので、一話読み終わると
    本を一冊読み切った感じがして、
    次の話にすすんだとき前の話を思い出すのが
    難しかったくらいです。

    それぞれの作家さんの別の未読本に

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    2026年07月27日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    裏切りの捜査線
    警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。

    お見通し 米澤穂信
    有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
    警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
     何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。

    メゾン・イ

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    2026年07月18日
  • 三星京香、警察辞めました

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    警察ものだけど、ありがちな個性バリバリではなく普通の人なのが良かった。
    ストーリーもいろいろ伏線が交じり、一気に読んでしまった。

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    2026年07月17日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤 穂信、方丈 貴恵、荒木 あかね、松嶋 智左、芦沢 央
    5人の人気作家によるミステリ短編集
    帯書きの「裏切り!衝撃!どんでん返し!!5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー」に惹かれて読みましたが・・・
    松嶋 智左の作品は警察小説?
    芦沢 央に至っては退職した刑事が探偵となって活躍・・・ま、面白かったけど(^_^;)
    重い話もありますが、概ね楽しめます。

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    2026年07月12日