松嶋智左のレビュー一覧

  • 虚の聖域 梓凪子の調査報告書

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    梓凪子が母親役を務めてくれシングルマザーとなった未央子の息子 輝也の死亡原因を調査する物語だが、元警察官だった凪子の縦横無尽の活躍が楽しめた.探偵会社の調査員である凪子が輝也の中学校に乗り込んで事情を聞くが、芳しい結果は得られない.ようやく輝也の親友だった澤下拓人から話を聞き、調査が軌道に乗る.様々な情報を得た凪子は未央子と大埜豊久の関係を突き止める.豊久は婿養子で弟 樫木久志がいるが、健康を害して余命が少ない.拓人の兄 翔平らが絡む薬物問題、さらには相続問題が背景にあり、意外な人物が輝也の死に関わっていることが判明する.凪子がその人物を追い詰める場面が秀逸だ.面白かった.

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    2019年08月11日
  • 虚の聖域 梓凪子の調査報告書

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    ネタバレ

    警察辞めてる…とまず当惑する。「貌の〜」を先に読んだせいかな。私はこちらが圧倒的に面白かった。姉とのゴタゴタは読んでいて辛い部分もあったけど、これは姉が悪い気がする…。自殺か、他殺か、事故か、イジメか、はたまた薬物か…と思わせておいて真実も犯人もとても意外。そこに落ち着けたのか、と唸ってしまった。最後はかなり切ない。ただ、「彼女ならやるだろうな」と思えるくらい、姉も色んな意味で怖い人だった。ハードボイルドな描写も読み応えあって良かったです。

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    2019年03月24日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    お目当ては米澤穂信さん!
    また、『火のないところに煙は』が面白かった芦沢央さんも期待大でした。
    他の御三方はお初でしたが……まあ、さもありなんですねぇ(⁠^⁠^⁠;

    さて、はじめましての方丈貴恵さん「メゾン・イニシェの怪」は、白衣の専門官が主人公かと思いきや、「エレベーターで異界に行く方法」を試すオカルトマニアも出てきて、何だか面白かったです。笑

    そして先日『可燃物』を読んだばかりの私にとって、穂信先生の「お見通し」はなんとも嬉しい一編。
    「葛さん、カフェオレと菓子パンだけじゃ体壊しますよ!」と感想に書きましたが、なんと本作では雰囲気のいい小料理屋(その名も〈りん常〉!)で、信頼する同僚と

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    2026年06月13日
  • 刑事ヤギノメ 奇妙な相棒

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    一見弱々しい風貌だが、実は優れた観察眼から「ヤギノメ」という異名をもち、周囲から頼りにされている女性刑事、弓木瞳が事件の真相を見抜いてゆく。強行犯係って殺伐としたイメージがあったし、実際に殺人事件が起こったりもするのだが、小さな署ということもあり、どことなくのんびりムードも漂っていて、気軽に読める感じ。

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    2026年06月07日
  • 刑事ヤギノメ 奇妙な相棒

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    広い観察眼をもつ女性刑事が活躍する連作短編集。
    病み上がりで虚弱。だけど広い観察眼をもち「ヤギノメ」といわれ一目おかれている弓木瞳巡査部長。相棒は反対に体力担当。ありがちではあるけど、だからこそ軽く読める。

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    2026年05月11日
  • 刑事ヤギノメ 奇妙な相棒

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    ネタバレ

    「刑事ヤギノメ」 「象の記憶」「カッコウの巣」「羊の皮」「梟の目」5つの短編、刑事に今野敏先生の機装シリーズの見当たり捜査能力の様に特殊能力があると読んでいて爽快感がある、本作はヤギノメがそれで能力者である弓木瞳巡査部長は警部補試験を受験するほど優秀だったが急性膵炎で受けられず半年近く入院・復職してきた、病弱で虚弱体質だが、異常に広い視野と鋭い観察眼を持つことから「ヤギノメ(山羊の目)」という異名を持ち職場は彼女のおかげで未解決事件を出さない・だから10年転勤させないという逸材、相棒は、秋の異動で刑事課に配属されたばかりのやる気満々で使えない新人刑事茂森隼太がバディとして勤務するうちに成長・・

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    2026年04月20日
  • 疑心殺人 捜査一課女管理官2

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。
    S県って、おとなしいし、めったに大きな事件はおきない。でも実はなにをするかわからない。
    …とうまく言い当てておられます。

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    2026年03月29日
  • 開署準備室 巡査長・野路明良

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    怪しい雰囲気がずーっと漂っているのになかなか事件が起きないと思っていたら終盤に急展開となって驚きました

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    2026年03月28日
  • 女副署長 緊急配備(新潮文庫)

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    シリーズ第二弾。前作の影響で左遷され、田舎の警察署の副署長となった田添杏美警視。赴任早々、殺人事件発生。さらに警官が襲われる事件も発生。犯人は?とミステリー的展開。しかし副署長のキャラが弱く、捜査一課の刑事に押されまくってるよう。

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    2026年02月27日
  • 三星京香の殺人捜査

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    シリーズ第2弾。
    事務所の代表が殺人事件の捜査で任意同行を求められる。事件の本筋は平凡でしたが、もう一つのテーマであった恵麻の問題と離婚調停は結構複雑で、事務所の面々の個性がよく引き出されています。
    貴久也と京香の行末は如何に。

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    2026年02月21日
  • 女副署長 祭礼(新潮文庫)

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    ネタバレ

    慎重な主人公がラストにかけて異様に無謀になる出来レース感はよくわからん。無理矢理シリーズ最終話にした感。

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    2026年03月16日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    ある警察署の女性副署長・田添杏美の物語。大型台風が到来する中で警察署内で殺人事件が発生。被害者は警察官。監視カメラには、犯人だけでなく、被害者も写っていなかった。犯人はおそらく警察官というミステリー。女副署長のインパクトがまだ足りないかな。

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    2026年01月12日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    「web TRIPPER」に掲載された作品をひとまとめにしたアンソロジー。警察ものがもたらす人間ドラマやミステリーとしての広がりを感じることが出来る作品。読んだことのある作家が大半だが、読んだことのなかった、鳴神さんと吉川さんが良かった。また伊兼さんの硬派な感じも大好きだった。捜査を主軸にした正統派警察ものが少ない印象を持ったがそれがこのジャンルの幅の広さを知るすべになる。

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    2026年01月09日
  • 流警 傘見警部交番事件ファイル

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    おそらく、作者自身の現場体験をできる限り投影した作品なのでは?と思うほどにディテールの描写にこだわりを感じた。
    地方で起こった事件の真相と、主人公の背負った流刑の真実が最後には明かされる。
    物語の進行を差配するかの様な立場のキャリア警視正のキャラクターがもっとぶっ飛んでいても良かったかなと思う。

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    2026年01月06日
  • 流警 傘見警部交番事件ファイル

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    過去の事故が原因で「流刑」になった元刑事が、突然赴任したキャリアの警視正とともに殺人事件の捜査を行うことに。
    作者が元白バイ隊員ということもあってか、警察官も一人の人間であることが強く描かれていた気がします。
    巻末の対談にあった「天災の時こそ警察の出番」という言葉が印象的でした。

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    2025年11月02日
  • 匣(はこ)の人~巡査部長・浦貴衣子の交番事件ファイル~

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    ネタバレ

    交番に務める人に焦点を当てたミステリー。
    意外と、交番を主体にしたものは読んだことがなかったなと思い当たる。

    交番に相談にくる人たちとの短編かと思ったら、1つの事件に焦点を当てたものだった。
    新人のちょっと変わった里志が発生した事件に関与している疑いのある中、巡査部長貴衣子とともに事件の解明に当たる。

    交番って、見ると確かに萎縮はするんだけれど、本当に困ったときにはこれほど安心できるところも無いんだろうなと。

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    2025年10月25日
  • 女副署長(新潮文庫)

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    女副署長が、署内で起こった殺人事件に対して、刑事課課長と対立したりしながら、解決に導いているという筋なのだが、できる人という感じは特になく、ちょっとダラッとした感じかな。読みやすかったが。

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    2025年09月10日
  • 三星京香、警察辞めました

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    正義感が暴走して警察を辞め、離婚した京香が弁護士事務所の調査員として就職して、刑事の経験を活かした異端の存在として活躍するという展開。
    岳人が殺されずに協力しあう関係の方が面白そうだし、事件に関しては意外と平凡だったけれど、作品のふ 雰囲気は面白いので今後に期待したい。

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    2025年09月06日
  • 三星京香、警察辞めました

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    後輩の為に、思わず上司を殴って警察を辞める、
    といういきなりの始まりから怒涛の展開。
    そして、予想もできなかった犯人。 面白かったꉂꉂ

    元警察官の松嶋さんだから描けるリアリティーのある作品でした。

    正義感が強くて、カッコいいけど…
    お母さんとしてはどうなのかな

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    2025年08月24日
  • 三星京香の殺人捜査

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    三星京香 シリーズ の第2弾

    一見関係ないと思っていた2つの事件が実は関連していた、
    正直よくあるパターンなんだけど、
    この作品はなかなかインパクトありましたꉂꉂ
    まさかこのパターンだったんだと驚かされました。

    次作も楽しみ

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    2025年08月24日