【感想・ネタバレ】ブラックキャットのレビュー

あらすじ

群馬県警本部捜査一課の刑事、白澤蕗の前に、数年ぶりに現れた兄・然。小狡くて卑しい然とは縁を切っていたが、200万円を用立ててくれと泣きつかれる。然にとある負い目がある蕗は、追い詰められて署の証拠品保管庫から現金を盗み出す。数日後、元検事の小曽根に金を借り保管庫に戻すが、今度は小曽根から強請られる。借用書を取り返そうと小曽根宅へ侵入した蕗だったが、そこには目を疑う光景があった――。

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Posted by ブクログ

群馬県警本部捜査一課の刑事・白澤蕗は、数年前に縁を切った兄・然に200万を用立ててくれと頼まれ、追い詰められた末に起こした行動から…思わぬ方向へ事件の真っ只中に放り込まれる。

クズな兄のせいで自分まで刑事の職を失うことになるのか…?と思いながら殺人事件の捜査にあたるが…。
過去に犯した罪の記憶も消えないままだったが、捜査が進むにつれて明らかになる事実。

蕗の刑事としての首は繋がるが、もやっとした感は否めない。




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2025年02月22日

Posted by ブクログ

人物描写が今一つで何かブレブレの印象があるが、それでもあんまりイヤな気がしない不思議な魅力のある作品。正義を貫き、市民の平和を守るために、贖罪を糧に警察組織を生き抜いていく姿勢が、少しピカレスクっぽいところがいいのかもしれん。「女副署長」シリーズとは全く違う印象だが、女性警察官がガラスの天井を突き抜けるために清濁併せ吞む姿勢は似ている。

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2024年11月28日

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