あらすじ
群馬県警本部捜査一課の刑事、白澤蕗の前に、数年ぶりに現れた兄・然。小狡くて卑しい然とは縁を切っていたが、200万円を用立ててくれと泣きつかれる。然にとある負い目がある蕗は、追い詰められて署の証拠品保管庫から現金を盗み出す。数日後、元検事の小曽根に金を借り保管庫に戻すが、今度は小曽根から強請られる。借用書を取り返そうと小曽根宅へ侵入した蕗だったが、そこには目を疑う光景があった――。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
群馬県警本部捜査一課の刑事・白澤蕗は、数年前に縁を切った兄・然に200万を用立ててくれと頼まれ、追い詰められた末に起こした行動から…思わぬ方向へ事件の真っ只中に放り込まれる。
クズな兄のせいで自分まで刑事の職を失うことになるのか…?と思いながら殺人事件の捜査にあたるが…。
過去に犯した罪の記憶も消えないままだったが、捜査が進むにつれて明らかになる事実。
蕗の刑事としての首は繋がるが、もやっとした感は否めない。