【感想・ネタバレ】虚の聖域 梓凪子の調査報告書のレビュー

あらすじ

14歳の少年はなぜ死んだのか?
転落死した甥の死の真相に迫る《元警察官の女性調査員》。
母ひとり、子ひとり。ふたりの幸せを壊したのは――
《元警察官の著者》が描く、心抉るミステリー。
島田莊司選・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作、待望の文庫化

14歳の誕生日の二週間後、梓輝也は百貨店屋上から転落死した。梓凪子は葬儀の場で、姉であり輝也の母の未央子から、死の真相を調べてほしいと依頼される。
遺書はないが、警察は自殺と判断していた。因縁を抱え警察を退職し、調査会社で探偵をする凪子は、困難な調査に乗り出す。
訪れたのは、学校という名の“聖域”。
何かを掴みかけたその時、凪子に魔手が迫る――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公凪子は元警察官の探偵ですが、決して凄腕ではなくごく普通の浮気調査などをする調査員です。人間的にもちょっとダメな感じですが、それでもある種の怒りを原動力につたないながらも調査を進めていく。とても人間臭く、それゆえ惹かれる主人公です。こういう探偵小説もありだなと思います。

0
2025年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

探偵はボロボロでのたうち廻りながら事件の
真相に到着する(真相を見抜くではない)
ハードボイルドの型を守った本書は女性探偵
乍ら破滅の誘蛾灯に飛び込む行為を繰り返す
主人公が警察を辞めた理由が語られるのを期
待したものの最後までふれられず物足りない
気持を・・・あ、続編があった
二部作なんだな、多分

0
2025年01月06日

「小説」ランキング