久山葉子のレビュー一覧
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ネタバレ(上巻より)
二作目のせいか、サーミ人の生活のインパクトが小さい。
前作で登場していた昔ながらに暮らすサーミ人、アクラスの存在がないからか。
それでも、愛する人に求婚する際、秘密の岩に供えるために、
去勢された雄ではなく、去勢されていない雄の角を手に入れようとする場面は、
その意味合いが理解できないが、いやできないがゆえにほほえましい。
全然本編とは関係ないが、
グロッキーが不正確で正しくは「グロッギー」だと知らなかったので
グロッギー、という言葉が出てくるたびに?となっていた。
恥ずかしながら。
事件の方は、酷い扱いだった潜水士たちの復讐だったというのがわかったが、
今一つすっきりしな -
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Posted by ブクログ
この本を読み終えた後、私はスマホを触らない時間を作った。きっとあなたも読めば気づくはず。スマホが与える影響力について考えさせられるから。
至急の要件なんて来ないのに、バイブの音が鳴ると見ずにはいられない、あの衝動。いつからだろう。。?テレビ見ながらご飯食べてスマホを触り、そして会話までする。これが現代のマルチタスク。マルチタスクが得意な人なんてほとんどいないのに。ご飯を食べる時はご飯だけにすると、いつもより味に深みが出た。旅行時、半日だけスマホをオフにすると、前を見て景色を堪能し、会話を楽しめた。普段選ばないであろうお店に入り(いつも食べログで口コミ見て判断するので)新しい発見と経験ができた。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレネットで見かけて。
ヨーロッパの北の果て、
ノルウェーとスェーデンとフィンランドが接するところ。
先住民サーミ人のシャーマンが使っていた太鼓が博物館から盗まれる。
トナカイ警察のクレメットとニーナも捜査に駆り出され、
トナカイ所有者のところに聞き込みに言った直後に、その所有者が殺される。
先住民サーミ人が暮らしていた地域で活躍するトナカイ警察のクレメットとニーナ。
トナカイ警察は、トナカイの密漁や盗難、
決められた放牧地からトナカイの群れが出たり、
春の群れ分けでもめたりすると駆り出される。
クレメットが、
所有者が殺され残されたトナカイの群れを集めていく様子が、
興味深かった。
他にも -
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Posted by ブクログ
内容が薄く30分程で読み終える事ができ、しかも他の著作との重複多し。だから駄目と言いたいのではない。情報を得るとか、想像を楽しむというだけではない読書の効用。自己暗示の為になり、気持ちが励まされる。何が、というと、運動について。運動する事は脳に良い。運動している人にとって、自己肯定感を高め、自らの習慣が正しい事を裏付けるような確証バイアス的著書は大好物に違いない。最早、内容など二の次だ。
運動をした後にはドーパミンと幸せを感じるエンドルフィンが出る。運動すればするほど脳や体への効果が大きくなる。運動を続けていくうちに運動していない時にも幸せな気分でいられるようになる。
脳の中には扁桃体と言 -
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スウェーデンの作家「レイフ・GW・ペーション」の長篇ミステリ作品『許されざる者(原題:Den Doende Detektiven、英語題:The Dying Detective)』を読みました。
「アーナルデュル・インドリダソン」、「ジョー・ネスボ」の作品に続き、北欧ミステリが続いています。
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CWA賞、ガラスの鍵賞など5冠獲得!
北欧ミステリの重鎮による究極の警察小説
国家犯罪捜査局の元凄腕長官「ラーシュ・マッティン・ヨハンソン」。
脳梗塞で倒れ、一命はとりとめたものの、右半身に麻痺が残る。そんな彼に主治医の女性が相談をもちかけた。
牧師だ -
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