久山葉子のレビュー一覧
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“コールドケース”(=未解決事件)と“ホットケース”(=進行中の事件)とが交錯する中、余りにも意外な事実、真実が明らかになって行く…
本作を読み進める中、何となく「外国のテレビドラマでDVD数枚に収まったモノを、一気に観ている」時のような感覚を覚えた…本作の作者はスウェーデンで夫妻で活躍している脚本家であると紹介されているが…正しく、多彩な作中人物達の色々な行動が“意外な事実・真実”に収斂されて行くという、“人気ドラマ”のような雰囲気に溢れている。実際…この小説を原案に、スウェーデンで10話構成の連続テレビドラマも創られているようだ…
お薦めな作品だ!! -
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メンタルは基本強い方だが
たまに闇の住人と化する時がある。
今まで運動脳とかスマホ脳を読んでメンタルを強化してきたつもりでも、さすがにいろんな事が重なればメンタルにくる。
けどやっぱり長時間のスマホは良くないし、運動はメンタルにとてもいい。
本書は幸せを追い求める事はやめた方がいいと定している。幸せに関しては追い求めれば求めるほど逃げていきます。なぜなら幸福度は長く続かない感情だから。
もし悩んでる人がいたら、脳の仕組みを理解できるので、脳の誤差度だったのかと割り切る事ができるかもしれません。
悲観的にならず、何でも試してみるといい方向にいけるかも。 -
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頭が何かでいっぱい、悩み事が多い
終わった事をずっと考えてしまう
そんな人に読んで貰いたい。
途中で最強脳とスマホ脳を翻訳した久山先生と気づきました。通りで読みやすいかと。
ぼーっとする事が如何に大切か。
休養で集中力が上がる。
寝る、運動する。
一見これらは当たり前の様に感じるができてない人が多いし、会社も残業するのが当たり前と思ってる所も多い。
久山先生の翻訳はかなり読みやすいしわかりやすいので、ぜひこの本以外の最強脳とスマホ脳も読んで頂きたい。そしたら、より3時間で仕事が片付くと思う。ドパガキのこの時代、スマホ依存症から抜け出すきっかけにもなります。
今回この本で私が参考にしたい!
と思った事をまとめます。
・ぼーっとする
・コーヒー飲む
・休憩する
・締切を細かく作る
・負荷がかかる日は前後に楽な日を作る。
(サンドイッチみたいに) -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書はスウェーデンの書籍を日本語翻訳したもので、「ビル・ゲイツは子供が中学2年生になるまでスマホを持たせなかった。スティーブ・ジョブズは子供が自社製品を使うのに非常に厳格だった」というフレーズが印象的でした。ITトップはデジタルの恐怖を熟知しているからこそ、子供へのITリテラシーの躾に特に厳しかったらしいです。
現代人の必需品であるスマホが実はどんな悪影響があるのかを熱弁している一冊でした。 そして人類の歴史から見ると、スマホが存在している現在というのはほんの一瞬のことではありますが、ここ数十年で私達のライフスタイルもデジタルによってがらりと変えさせられました。
まず、人類が進化したかどうかを引き合いに出すと、白熊はアラスカへと移動する際に雪国での生活に順応すべく、毛が白く進化しました。人間の脳は、狩猟によって数十万年費やして進化してきましたが、そこから約1万年間デフォルトの構造は変わってないらしいのです。
スマホが普及し始めた2010年過ぎ頃から、精神科に通院する10代学生も急増しているらしく、これは昔よりもメンタル不調を申告しやすい風潮になったこともあるでしょうが、スマホゲームの依存症やそれによる睡眠障害も見受けられるとのことです。実際、ある学校でスマホ学習班とペンとノートのアナログ学習班とで小テストをさせたら、後者の方が成績が良かったという実験もあったそうです。
さらに、SNSによる10代女子に対する悪影響としては、自己肯定感を低下させかねないということ。なぜそんなことが起きるのか、これはアイドルやモデルの投稿を見て、劣等感を増幅させている子が非常に多いらしいです。
そんなスマホによるストレスへの対処方法についてですが、週に2時間で何でも良いから運動することだと述べています。大昔の祖先の体型は今のアスリートに匹敵するらしいです。
ロンドンのタクシー運転手は、ナビを頼らず乗客を目的地まで届けられる位に道路に関して博識であるということから、人間やればできるものだと認識させられました。
最近私も日用品を買うのもQRコード決済、銀行引き落としもスケジュール帳も目覚まし時計もスマホ一択で使っているので、何かアナログにしないといけないなぁと痛感させられました。本書で記載されている人間がストレスを感じた時や、物事を覚える時に機能する脳器官についても学びたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
人間の脳は、現代のデジタル社会に適応できていない。
私たちの脳は、食料を探し、危険から逃れ、集団の中で生き延びるために、長い時間をかけて進化してきた。しかし、生活環境はここ数十年で急激に変化した。人間の脳が本来備えている「新しい情報を求める」「悪い情報を優先する」「不確かな報酬に期待する」といった性質を、スマホやSNSは巧みに利用している。
メッセージが届いているかもしれない。「いいね」が付いているかもしれない。新しい情報があるかもしれない。その期待によってドーパミンが放出され、私たちは何度もスマホを確認する。自分の意思で操作しているつもりでも、実際には脳の報酬系がハッキングされているという説明は、とても分かりやすかった。
印象に残ったのは、その仕組みをよく知るテック企業の重役や開発者ほど、自分や子どものスマホ、SNSの使用を制限しているという事実だ。スティーブ・ジョブズは子どもがデジタル機器を使う時間を厳しく制限し、ビル・ゲイツも子どもが一定の年齢になるまでスマホを持たせなかったという。便利な技術を生み出した側が、その依存性や危険性を誰よりも理解し、家庭では距離を取っていることに怖さを感じた。
スマホの存在だけでも集中力が削がれ、頻繁な作業の切り替えは記憶の定着を妨げる。SNSでは、実際よりも幸福で成功しているように見える他人と際限なく比較し、自己評価や人生の満足度を下げてしまう。子どもの発達や若者の睡眠、精神状態への影響も見過ごせない。
一方で、デジタル機器そのものをすべて否定しているわけではない。大切なのは、その仕組みと人間の脳の弱点を知り、意識的に距離を取ることだ。睡眠を優先し、体を動かし、人と直接関わり、スマホの使用時間を制限する。対策は驚くほど基本的だが、だからこそ日々の生活を見直す必要を感じた。
小さな情報の断片ばかりを追うことに慣れるほど、長く複雑な文章を理解する力が失われていく。便利さと引き換えに、自分の集中力や思考力を差し出してはいないか。スマホとの付き合い方を改めて考えさせられる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【要約】
「人間の脳はデジタル社会に適応していない」という衝撃的な事実を、最新の脳科学と進化心理学の視点から解説
①「サバンナの脳」と現代社会のミスマッチ
人間の脳は1万年以上前からほとんど変わっていない。
人類の歴史の99.9%以上は狩猟採集民として、常に飢餓や猛獣の脅威にさらされて生きてきた
・生存本能としての情報収集:
原始時代、新しい情報は生存に直結していた
そのため、脳は新しい情報を見つけると報酬物質であるドーパミンを放出するように進化した
・ミスマッチの発生:
現代のデジタル環境は、この「新しいものを求める」本能を過剰に刺激する
結果として、脳は常にスマホを欲する中毒状態に陥っている
②スマホが脳をハッキングする仕組み
スマホやSNSは、私たちの脳の報酬システムを巧みに利用するように設計されている
・ドーパミンの魔力:
SNSの通知や「いいね」は、ギャンブルと同じく「いつ来るかわからない(かもしれない)」という期待感を煽り、ドーパミンを大量に放出させる
・依存の深刻さ:
SNSの依存性はヘロインに匹敵するとも言われ、アプリ開発には脳科学者が多数関わっている
③スマホが及ぼす悪影響
スマホを過度に使用することで心身に様々な問題が生じる
・集中力と記憶力の低下:
脳は一度に一つのことしか集中できず、マルチタスクは不可能
スマホがポケットにあるだけで、その存在を無視するために脳の処理能力の約10%が奪われ、集中力が低下する
・精神状態の悪化:
SNSでの他者との絶え間ない比較は、劣等感や孤独感を生み、うつ病や不安障害のリスクを高める
・睡眠障害:
スマホのブルーライトは、睡眠を誘発するメラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させてしまう
④IT企業のトップたちが守っている秘密
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどのIT業界の成功者たちは、自分たちが作った製品の危険性を熟知しており、自分の子供にはiPadやスマホの使用を厳しく制限していたという事実は示唆に富んでいる
⑤私たちができる対策(デジタル・デトックス)
スマホの悪影響から脳を守るための具体的な方法
・運動をする:
運動はストレスを減らし、集中力を高める最強の対策
週に3回、45分程度の運動が推奨されている
・物理的な距離を置く:
集中したい時や寝る時は、スマホを別室に置くことが効果的
・設定の変更:
全ての通知をオフにする、画面をモノクロ(白黒)にするなどの設定変更も、脳への刺激を抑えるのに役立つ
★結論
「スマホに使われる」のではなく、自分たちの生物学的な特性を理解した上で「スマホを賢く使い倒す」ことが求められる -
Posted by ブクログ
ネタバレ1日のスクリーンタイム何時間ぐらいですか?
私は大体4~5時間。
1日にこんな長時間スマホを見ている自分が嫌になったのと,今月生まれる我が子とスマホの付き合い方について考えたかったのがきっかけ。
最近,ごはん屋さんでよく目にするのが中学生ぐらいの子がスマホをずっと見てて,一緒に来ている親と一言も話さない状況。
すごく違和感。親御さんはさみしくないのかな,って勝手に気になってた。
そもそもなぜここまでスマホに依存してしまうのだろうか。
この本では脳の構造からこれまで行われてきている研究をベースに最終的な対抗策まで記載。
総じて勉強になったし,自分自身も中高生の時には感じなかった集中力の欠如や注意欠陥な部分がスマホ依存によるものかも,と気づかされた。
以下,内容を整理する。
まず前提として現代社会に生きる我々の脳は狩猟採集時代から変わっていない。
なのですべての行動がちょっと大げさな感じがするが,「生き延び,遺伝子を残す方向」へ自分を動かそうとするようになっているらしい。
そのちょっと現代にはスペックオーバー?な脳をハッキングするように仕組まれたのが「スマホ」なのである。
私たちが依存性を感じるのも無理はない。
特に依存性には「ドーパミン」という脳内物質がキーワード。
ドーパミンの役割は一言で言うと「祖先を生き延びさせ遺伝子を残させるために行動を促す」。
そのからくりとはスマホの通知音が鳴ると「何か重大なことがあるかも」と脳は期待をする。そうなるとドーパミンは放出され,スマホに集中せざるを得ない。
スマホを手にとり,画面をスクロールするとますますドーパミンは「もっと新しい情報を!生き延びるための重大なことを!」と情報探索行動を促す。
こうしてまんまと私たちはスマホを手放すことができなくなる。
加えて面白いのが,スマホを無視することは能動的な行為で脳のリソースをさくようだ。
ポケットにスマホが入ってるだけで注意散漫になってしまう研究結果もあるよう。
そんなスマホを作ったスティーブ・ジョブズは自分の子供にスマホの使用を制限させていた。
あのビルゲイツも子供が15歳ぐらいになるまでスマホを買い与えなかった。つまり,その依存性をわかってた(怖)。
特に10代の子供はまだ自分の衝動をコントロールする機能が未発達のため,自分でスマホ使用を止められない。
私がごはん屋さんで見た子供たちはやめたくてもやめられない状況だったのかもしれない・・・。
スマホでマルチタスクになってしまう弊害も言及していた。
というのもドーパミンがマルチタスクを推奨するらしい。
なぜならばこの世のあらゆる刺激にすぐ対応できるよう警戒態勢を整えておく必要があったからだ。
そんなマルチタスクは集中およびワーキングメモリ(短期的な記憶みたいなやつ)を低下させる。
私が現に感じている注意散漫,産婦人科の呼び出し番号さえ覚えられないことも説明がつくはず(笑)
以上,つらつらと述べたがスマホ依存の対抗策はなんだろうか。
「運動」。もう簡単に言うと睡眠不足を解消できるし,脳の活性化にもってこいなのだ。
実際にスマホ依存を解消するために運動を取り入れている海外の学校もあるらしい。
予想通りの対抗策で拍子抜けしたが,意外と運動を週に3回程度45分を取り入れるのは結構難しい。
でも運動した後の脳の爽快感は何度も経験している。私もやってみるか~
本書ではSNSにも言及していた。スマホとの付き合い方に悩んでいる人はぜひ手に取ってみてほしい。
私は娘にスマホを買い与えたくないと思った。私みたいにあほんだらになってほしくないからね★