久山葉子のレビュー一覧

  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    終わってしまった…
    わたしの愛してやまないリスベット・サランデルにもう会えないなんて。いや、そんなことはない、きっとまたいつかどこかで会えるはず、と期待をこめて。

    ミカエルとリスベットが、ラーソンの死を乗り越えて、こうして最終章に辿り着けたことがなにより素晴らしい。
    なにかもレビューでたたかれてはいるが、わたしはラーゲルクランツにひたすらに感謝したい。

    ミレニアムを引き継いでくれてありがとう。
    確かに前半三部作とは毛色が微妙に変わって入るけれど、それでとリスベットは最後までリスベットだったし、ミカエルとの関係も変わらなかった。


    二人はその後もああやって時々メッセージを交わして生きていく

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    2021年02月18日
  • スマホ脳(新潮新書)

    購入済み

    デジタル・デトックス必要です!

    スマホ1日だけでも手放せないならば、完全に依存症です!

    これを読んだら、特に学生だったら学力さえ落ちる可能性があると自覚してないと怖いです。

    SNSなどの投稿や通知が気になって仕方ないならば、人生自体に多大な影響を及ぼすと深刻に捉えた方が良いかも知れません。

    内容は、こう言う人もいるよねかも知れませんが、自分が重度の依存症となっている場合は、自覚も出来なくなっているかも知れません。

    一度読んでみることをおすすめします。

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    2021年01月29日
  • スマホ脳(新潮新書)

    購入済み

    アナログ生活の大切さ

    オンラインが主流のこの時代にこそ、こういった本が必要ですね。

    「スマホの目覚ましで起きるのではなく、目覚まし時計を買おう」というのは、
    とても共感できました。

    手書きによる効能と、アナログ生活の大切さを再認識しました。

    なるべくアナログな生活にシフトしていきたいです。

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    2021年01月08日
  • 満潮 下

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    「ミステリーは二度目がおもしろい」の自説を再確認。特に北欧ものは名前がすんなり入ってこないので一度目は登場人物一覧を何度も見返すことになり読書のリズムに乗れないというのもある。
    スウェーデンの作品中にリンドグレーンの作品名や作中人物の名前が出てこないことってない。スウェーデンの人たちにとってどれほど血肉になっているのかがわかる。リンドグレーンが誰よりも好きな私としてはうれしい発見。

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    2020年07月04日
  • スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし

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    スウェーデンで暮らして「親になっても、自分のやりたい仕事を週に四十時間やる権利がある」と断言できるようになったという久山さん。
    子供は生まれる家を選べないからどんな子供にも平等に教育の機会を与えるのが社会の役割、子供は親だけでなく社会全体で育てるものという思想が根付いているスウェーデン。

    他にもスウェーデンで女性の社会進出が進んだプロセス(アファーマティブアクションの考え方から皆を平等に扱うことから生じる”関節差別”も禁じており、女性はいわゆるゲタを履かせてもらうことで社会進出が進んだ)や、有名なフィーカ文化はただのティータイムではなく実はシャイだと言われているスウェーデン人達の交流を促す重

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    2020年04月13日
  • ヒヒは語らず

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    私は好きだった。主人公のアマンダ、悪徳警官のマグヌス、麻薬の売人アドナン、それぞれが語る展開で場面の転換も早くて、660以上のページにも関わらず一気に読み終えた。ミステリーとしても楽しめた。

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    2020年04月12日
  • 許されざる者

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    ネタバレ

    スウェーデン人の聞き慣れない名前がいっぱい出てきて苦労した。
    それでもだんだんと解明されていく事件にどっぷりハマった。
    最後は丁稚ってことでいいのかな。。。

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    2020年02月17日
  • ヒヒは語らず

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    スウェーデンミステリー。アマンダは姉の自殺事件は殺人に違いないと信じ、真実を知るには警官になるしかないと考え刑事になった。姉の当時の交際相手の常習犯罪者、アドナンに近づき、また事件の担当者で怪しい刑事マグヌスの愛人になる。マフィアに近い関係のマグヌスは危ない捜査をし、妻に暴力をふるっている。そしてアマンダはアドナンのことを好きになってしまう・・・

    激しく面白かった。構成や展開が非常に目新しく、非常に好み。先がどうなるかさっぱり分からず、アマンダがどうなってしまうのかドキドキがずっと続く。

    主人公だけの目線ではなく悪徳警官マグヌスの目線でも描かれていて、こいつの嫉妬深さや自分勝手さに辟易し、

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    2020年02月01日
  • スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし

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    スウェーデンで育児(二歳~就学前)をした方の、スウェーデンのお話。とはいえ、日本で育児をしている身として発見が多かった。
    なぜかというと、たとえば、スウェーデンでは子供に暴力を振るうことは法律で禁止されている、とのこと。これは、日本でも法令化されようとしていることではないですか。それをスウェーデンでは遥か1975年より施行されてるんです。日本ではしつけとの区別云々(親から目線)で語られる法律ですが、スウェーデンでは子供の権利として、つまり子供からの目線としも語られる法律なんです。その法律だけがポツンとあるのではないんだと。
    また男性の育児にしてもスウェーデンでは男女ともに育児をします。それも子

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    2019年12月08日
  • スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし

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    「日本・スウェーデン両方の保育園を経験した著者だからこそ書けた、スウェーデン子育て事情解説書」
    とことん合理的なスウェーデン社会。政府や保育園の取り組み、パパママたちの育児・仕事両立方法、保育士さんたちの労働環境など、わかりやすく紹介されています。
    同時に、北欧ミステリー等を翻訳されている著者の紡ぎだす文章はとても情景描写豊かで、エッセイとしても楽しむことができました。
    スウェーデンで実現している仕組みをうまく日本社会に取り入れるにはどうすればいいのか、もっと深く考えてみようと思います。

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    2019年11月15日
  • スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし

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    ネタバレ

    日本ではなぜ待機児童問題が解決しないのか。
    その解決方法の糸口をスウェーデンから学べる一冊。
    とにかく母親に負担が多い日本での子育て状況のひとつに、父親の参加の比重が少ないということがある。スウェーデンではちゃんと参加できるよう、社会全体で支え合っていて、その状態が当然、しなければむしろ疑問を持たれている。
    エッセイ風なので読みやすく、また、良い面ばかりでなく悪い面もきちんと書かれていて、とても勉強になった。

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    2019年08月03日
  • 許されざる者

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     2018年秋に読んで、とても印象に残る作品だったので、昨年の『このミス』では5位に投票したのだが、今思えばもっと上位に入れてもよかったかもしれない。本国スウェーデンでは、いくつかのシリーズ作でヒットを飛ばし、うち何本かはTVシリーズにもなっているこのレイフ・GW・ペーションであるが、日本ではほとんど知られていない。本邦初訳となるペーションのこの作品は、各賞を総舐めにした傑作である。この作品に出会えて本当によかった。

     主人公は国家犯罪捜査局長官のラーシュ・マッティン・ヨハンソン。何と、この主人公、作品のスタート時点で、ホットドッグ屋台の前で脳塞栓を起こし、意識不明の状態で病院に運ばれてしま

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    2019年03月11日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    今回も途中で読むのをやめられないくらい夢中になった…。とにかく夢中になった。
    角度を変えて目を凝らして見れば、全く関わりがないと思った人や物事のかすかな今にも切れそうな、けれど確かなつながりがある。そしてその影にある優しい絆も。
    とにかく面白かった!

    最後のリスベットを抱きしめたい!

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    2019年02月19日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    2019年のスタートもリスベット。

    やっぱりミレニアムは面白い。リスベットかっこいい。今回のリスベットはちょっとだけ怒り以外の感情を露わにしててまた素敵。

    ドラゴンタトゥーの意味も明らかになるし、これがまたすごくリスベットらしい。

    続きが楽しみ。わくわく。

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    2019年01月01日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    相変わらず面白いいいいいいい。
    リスベットかっこいいいいいいいい。

    2018年をリスベットで終われるなんて幸せ。
    年始は下巻から読みます。

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    2018年12月31日
  • 満潮 下

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    “コールドケース”(=未解決事件)と“ホットケース”(=進行中の事件)とが交錯する中、余りにも意外な事実、真実が明らかになって行く…
    本作を読み進める中、何となく「外国のテレビドラマでDVD数枚に収まったモノを、一気に観ている」時のような感覚を覚えた…本作の作者はスウェーデンで夫妻で活躍している脚本家であると紹介されているが…正しく、多彩な作中人物達の色々な行動が“意外な事実・真実”に収斂されて行くという、“人気ドラマ”のような雰囲気に溢れている。実際…この小説を原案に、スウェーデンで10話構成の連続テレビドラマも創られているようだ…
    お薦めな作品だ!!

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    2017年01月27日
  • スマホ脳(新潮新書)

    匿名

    購入済み

    スマホというものが出来ても現代人の脳は昔から進化していないため、影響が計り知れないというのはよく判りました。依存性かもしれないけれど、それでもスマホやタブレットを中々離せない。

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    2025年12月06日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    スマホ脳に引き続き読破。
    スマホ脳の内容を掘り下げた内容となっている。

    結論にある「人間は不安を感じて当然」「幸せでありたいと思わない」は、なんとも切ないが、不安や幸せという目に見えないものを追い求めるほどさらに苦しくなっていくのだろう。
    広告や動画、文章の虚無なメッセージに振り回されない(目をつぶる)ようにしよう。

    また前作スマホ脳に続き、運動の重要性が解かれている。
    週に1時間以上の散歩をしただけでもうつへの防御になるのだそうだ。
    また、週に2~6時間心拍数の上がる運動をするのが最も効率的だそう。
    とにかく毎日少しでも体を動かすようにしたい。

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    2025年11月25日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    また読みたい。

    教育的影響、運動脳との関わり、ストレスを与える人与えない人、スマホとの付き合い方、スティーブ・ジョブズは子どもに距離を取れせていたことなど驚愕の話が多く、1日6〜8時間、数年で寝る時間を抜けば1年程度使い続けている=支配されていることなど驚いた

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    2025年11月22日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    「それは最良の時代であり、最悪の時代でもあった」チャールズ・ディケンズ 『二都物語』より

    まさに現代のメンタル環境は、そうらしい。SNSには功罪がありすぎる、人と繋がれる手軽さの功罪。著者は何人かの親友が居れば良いと言っている、私も賛同する。都会には人が多すぎる、私も落ち着いたら田舎ほど行かないが程よく利便性が効く程度の所で充分。

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    2025年11月20日