久山葉子のレビュー一覧

  • 最適脳―6つの脳内物質で人生を変える―(新潮新書)

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    ネタバレ

    感情=自分、ではない。同解釈するか(どのような感情を持つか)は自分で選べる。

    ドーパミン
    スロードーパミンとクイックドーパミンがある。クイックばかりを求めない。
    ドーパミンを分割する=一気に快楽を感じない。分割して楽しむ。
    ビジョンボードを作って眺めれば、少しずつドーパミンを受け取れる。
    冷水浴はドーパミンのレベルを上げる。

    オキシトシン
    親近感、調和、信頼、思いやり、連帯感寛容さなどを受け取れる。
    周りの人間に興味を持ち、最高の聞き手になる。
    小さなことに感動すると、ちっぽけな自分を自覚できる。=共感力を養いオキシトシンを増やす。
    オキシトシンを増やせばプレゼン能力が上がる。
    オキシトシ

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    2025年08月21日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    ADHDをポジティブに捉えるための本、という感じです。太古の昔は危険を察知し素早く逃げるために多動は優秀だった、というもの。

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    2025年08月15日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    自分はADHDのグラデーションの上におり、一方で薬に頼る必要のない(診断される必要のない)レベルだと元々自認している。しかしながら、社会人として仕事をしていく上で、やはり個性として片付けられないレベルで苦手なタスクがあったり、タスクが溜まっているという感覚だけで胸が詰まることがあったりするので、何が糸口が欲しいと思い本を手に取った。期待通り、科学的な乗りこなす方法や、強みの活かし方は参考になりそうだった。

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    2025年08月14日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    数日前に、同じ著者の『ストレス脳』を読んだのですが、本書は、『ストレス脳』を若者向け(中高生向け)にリライトした本、とのこと。
    確かにその通りな印象でした。

    「うつ」は脳の正常な反応だし、その背後には、「ヒトは、幸せになるのではなく、生き延びるようプログラムされている」という点があること、そして、「うつ」をはじめとするメンタルのマイナスな状態の予防や改善には運動が効果的、といったあたりは、『ストレス脳』と内容的に同じです。

    著者の本を初めて読む場合には、この本はお勧めできますが、すでに他の本を読んでいるならば、この本に時間を使う必要はないと思います。

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    2025年08月09日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ストレス脳も読んでいるが、コンパクト版である本書も読んだ。さらに分かりやすいし、前読んでからある程度時間も経っていたので、振り返りにには良本でした。
    前も書いているが、脳は命を守ることを第一に考えているため、そのためには引きこもりや鬱にもなるというメカニズム。命のための感情を脳が作ってしまう。また、脳が想定してしまう桃源郷と現実が異なるだけで、ガッカリしてしまう。
    脳も臓器の一つ。しっかり運動するのが良い、運動しよう!(以前も書いてました)

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    2025年08月02日
  • 瞬間ストレスリセット 科学的に「脳がラクになる」75の方法

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    ストレスを和らげる様々な方法の紹介。

    翻訳本にしては比較的体裁もライトで読みやすいですが、いわゆるビジネス書的にはボリューミーではあります。

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    2025年07月27日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    私たちの脳は昔から何も変わってないから生きるためのことに反応することがわかった。
    メンタルには運動と仲間と平穏な幸せが大切だと感じた。

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    2025年07月18日
  • ミレニアム7 鉤爪に捕らわれた女 下

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    今まではリスベットが主人公で、ミカエルと大活躍!という感じだったけれど、これからはリスベットの姪っ子がメインの話になっていくのかな?ミカエルもすっかりお爺ちゃん?(-_-)二人のやりとりや活躍を期待して読むと、何だか残念な気持ちに…(._.)

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    2025年07月11日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    『ストレス脳』の中高生向け本。難しい言葉は使わずにとても分かりやすく書かれている。

    今までにないほど豊かで恵まれた時代に生きているのに、年々先進国ではうつ病により精神を病む人が急増している。
    それは、私たちの脳が狩猟採取時代から全く変わっていないのが原因。都市部で暮らす私たちは狩猟採取時代と全く異なる環境に生きている。そのミスマッチが精神を病む主な原因である。
    私たちの脳の主な目的は私たちを幸せにすることではなく生き延びさせ、子孫を残させること。

    つらい思い出がよみがえるのは、脳が同じような危険から私たちを守ろうとするから。
    嫌な記憶もフタをするのではなく何度も取り出すことで変化させること

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    2025年07月09日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    遺伝子、ドーパミン受容体に大きな鍵があること。
    ボーとする状態はアイデアを生む土壌であること。
    運動で集中力の問題を改善できること。

    昔から、人の話を聞いているのに聞こえてないことがあったり、座ってる時気づいたら足が揺れてたり、マルチタスクで混乱したり、時間感覚に疎くて失敗したり、ADHDを疑いながら生きてきた。多分薬は飲むほどではないけど、特性ゆえ失敗してきたことが多い。
    絵を描いてる時、6、7時間の作業時間が一瞬で消える感覚になった時、ゾーンに入った!と思ってたけど、ADHDのハイパーフォーカスによるものだったかも。
    自分はまともに働けないと思ってたけど、この本をヒントに、少人数体制な職

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    2025年07月06日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    記憶は取り出さないと変化しない
    という仕組みは活かせそう

    特に過去の辛い経験はそのままにせず、
    取り出して変えていきたい

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    2025年06月25日
  • 脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)

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    ●人類の味方にも敵にもなってきた「脂肪」について、人類にとって脂肪という存在がどのように受け入れられてきたのかの変遷を辿る。

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    2025年06月13日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    鬱とは現在の状況に対しての自己防衛反応であるということが分かった。
    鬱を治すには、周りの人との関わりを持つ、人のためになるような仕事を行うことが大事である。

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    2025年05月25日
  • 影のない四十日間 下

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    ネタバレ

    広大な自然とそこに秘め備えられた資源がもたらす可能性に吸い寄せられる人間の強欲。
    その対立に揉まれつつルールの中で正しき方へ進もうとする体制側の人間。
    読んでいくうちに思った。
    この構図は北欧版ジョー・ピケット(by C・J・ボックス)。

    ただ、ジョーほどには惹き寄せ力が薄いのが残念な主人公クレメット。
    外から見える姿はサーミの血を誇りに、かつての頼りなさを都会での経験値を積むことで払拭し、サプミの地に凱旋。毅然と職務に邁進する男。
    その実内面には女性に対するトラウマとの折り合いつけられなさが溢れかえっていて、よく言えばリアル、悪く言うと幻滅。
    ジョーにも似たようなとこはあるけど、一本通った

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    2025年05月17日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    ジュニア版の新書なので簡単な表現で書かれていて、時間をかけずスッと読むことができました。

    難しい説明は割愛されていましたが、肝心なことはシッカリ理解することができました。

    身体を動かすことが何より大事。感覚的にはそうなんだろうなぁーと思っていたことの納得感が高まりました。

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    2025年05月13日
  • 影のない四十日間 上

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    ネタバレ

    太陽が一切昇らない期間が40日間もある北欧サプミの地。
    トナカイ放牧が生業としてあるこの地にて、トナカイ警察として、放牧者たちのいざこざを捌く(やれトナカイの群れが決められた範囲を越えて移動したがためにほかの群れと混じってしまっている、やれトナカイが盗まれたなどなど)クレメットとニーナ。

    待ちに待った太陽がまた昇るその日、トナカイ放牧を担う土着民族サーミ人のマッティスが両耳を切り取られた状態で死体で発見される。
    また、時をほぼ同じくしてサーミ人のアイデンティティ、差別受難の歴史のアイコンとも言えるサーミの太鼓が何者かに博物館から盗まれる事件も発生。

    めったに事件らしい事件の起きないこの地に

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    2025年05月11日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ・脳は生き延びさせるために進化、感情はその道具
    ・不安は事前のストレス
    ・記憶はYouTubeのような動画ではなく
    Wikipediaに似ていて常にアップデート
    →つまり記憶なんて変わるし正確じゃない
    ・遺伝子がピストルに弾を込め環境が、引き金を引く
    →わかりやすい例え!
    ・メンタル不調から守ってくれるのは運動、
    質の良い睡眠、友人
    ・SNSを1日4〜5時間やってる若者は
    自分に不安を持ってる。1時間にとどめる。
    →人と比べ落ち込むくらいなら見なければいいね。
    そもそも投稿してるものは、自分の中のいいことばかり。かく言う自分もしかり。何のために載せるのか?
    これも特に目的もないんだろうなぁ

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    2025年05月05日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ストレスとは、人間が生き延びるため進化の過程で作られた機能である、という観点からメンタルについて書かれている。
    中高生向けに書かれていることもあり、とても読みやすく一気に読むことができました。
    幸せとはいつも楽しんでいる状態だと勘違いすると、次の瞬間にもっと良いことが起き続けなければ幸せを感じられない。脳の予測と現実の差を過度に広げる、広告やSNSに惑わされないように生きる重要性を感じました。

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    2025年04月06日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    運動が記憶力、集中力アップの鍵となるということを人類の成立ちから多様な観点から説明。
    短時間で読めた。

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    2025年04月06日
  • 瞬間ストレスリセット 科学的に「脳がラクになる」75の方法

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    ストレス=要求されていることと出来ることとの差
    それ以外は他人事、コントロールできないからスルー

    ストレスは反応によって増大 普段から反応への気づき、思考による感情コントロールを癖づけておかないと、とっさにはコントロールでくない代物

    理性は副産物、余裕がなければ吹っ飛ぶ

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    2025年03月21日