久山葉子のレビュー一覧
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目まぐるしい視点・場面転換に漸く脳が追いついた下巻。この目まぐるしさは一気読みしないと疲れるだけになりそう。登場人物が多い割には上手く描き分けられているものの、一人ひとりの心理描写が広く浅くで感情移入はしにくい気がする。加えてヒロインであるオリヴィアが悪い意味で癖が強い。感情移入以前に、他人のプライバシーには土足で踏み込むくせに、自分は完全拒絶な態度が露骨過ぎて好きになれない。シリーズらしいのでこれから成長して欲しい。
予想を裏切る展開は楽しめたが、真相自体は大したこともなく(割とチープ)、一部意味深だった人達は次作以降へ持ち越し…という何とも肩透かしな終わり方だった。
辛口なレビューだが、一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ様々な人々の人生を巻き込みながら、ラストまで一気に話が流れた。
単に、20年前の殺人事件だけでなく、それを発端とした現在の事件も色々絡む上に、別のホームレス殺人事件にも各々の登場人物が少しずつ絡むという、実に凝った構成の作品。
警察学校生というヒロインの成長、ホームレスとなったかっての辣腕刑事の再生の物語としても良くできていて、まさにテンコ盛りの内容。
しかも、捜査の過程で表面化しながらも、今回の事件では追及できなかった謎もあって、これは続編必至。
作者がかの「マルティンベック」シリーズのドラマ化の脚本家と聞くて、この群像ドラマとしての描き方も、色々な社会的な問題を背景に描きこむ構成も納得で -
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ネタバレ北欧発のサスペンス。
主人公である警察学校に通うヒロインが、過去に起きた未解決の殺人事件を課題でレポートすることを端緒に、事件関係者が運命的に結びつき、事件が再び動き出す…。
刑事にすらなっていない、まだむらっけのある女子学生が主人公というところも面白いが、複数主人公の物語と言ってもよく、ホームレス、かつて事件にかかわった捜査官、黒幕?等々10人以上の視点で目まぐるしく事件が描かれていく。
ある程度20数年前の事件の構図、犯人は分かるのだけど、徐々に謎の糸が溶けていく過程が鮮やかだし、何より作られすぎではあるかもしれないが、読む分には楽しい魅力的なキャラが多い。決して画一的でなく、陰影も裏 -
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著者の本はスマホ脳、ストレス脳に続いて3冊目。
内容としてはスマホ脳やストレス脳の方が面白かったけど、最新の知見も入っていて勉強になった。
ADHDの遺伝子的特徴の一つにDRD4-7Rという活性化しにくい報酬系がみられ、そのために集中が保てなかったり、ドパミンレベルをあげてくれる行動や物質にのめり込みやすかったりするのだと。
本書では純粋なADHDの強みが強調されている。確かにADHDの人は、裏表なく人懐っこくて、エネルギーに満ちていて、魅力的な人が多い。
一方で臨床ではADHDだけでなく、知的なハンディキャップやASDを併存していることが割と多く、そういった特性も重なって社会生活が難しく -
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ADHDは診断基準が明確ではなく、人によって症状の差はあるが、多くの人がそのグラデーションの中にいる。
現代になってより注目されるようになってきたが、それは現代の仕事や学習環境上ADHDの症状が不利になるような場面が増えてきたからである。
ADHD自体を悪く捉える必要はなく、自分自身の症状に合わせて対処していけば良いし、逆に強みを活かしていくことも大切だと思う。
最も危険なのは、容易くADHDだと自己判断しすぐに薬などに頼ってしまうことだと思う。
本来診断は本当に症状が辛く、最終的に薬に頼るべき人達がされるものであるべきだと考えさせられた。 -
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これはなかなかだったわまだ読んでる途中だけど内容もありきたりながんじなんかどっかできいたことあんなーってことをたんたんといってる
うつの人は運動しろ!
触れ合うことはエストロフィンをだしてストレスに強くなる「やさしくなでる」
あと仲良くなりたい人といっしょにわらったり運動したりすると仲良くなる悲しい映画でも可
同調圧力は意識してなくてもおこるほぼ本能
結論としましては、人間は本能には勝てないってことだねどんなにちいさな危険でも脳は現代に適応できてないから過剰に反応してしまうんだなってスマホの登場で危機を感じることも多くなっていってそれは病む人がおおくなるよねってむしろ病む人の方が正常なんだなっ -
Posted by ブクログ
ADHDは「集中できない」「落ち着きがない」という短所だけで語られがちだけど、本書ではその背景にある脳の仕組みや、強みとして活かす視点まで書かれていて興味深かった。
特に印象的だったのは、ADHDには遺伝的な要因が大きく、ドーパミンの受容のしづらさが関係しているという点。
日常を退屈に感じやすく、その不足を埋めるために新しい刺激を求める。そう考えると、自分自身の飽きっぽさや興味の移りやすさにも少し納得できた。
一方で、ADHDの特性はクリエイティブさや行動力にもつながる。大切なのは、無理に一般的な働き方に合わせることではなく、自分の脳に合った環境やスタイルを整えることなのだと思う。
中で