久山葉子のレビュー一覧
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ネタバレ刑務所を出たリスベット。
自身の過去の秘密を暴くために、ミカエルと共に調べを進める。
徐々にその実態が見えてくる中、リスベットの身に危険が迫る。
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思っていたよりほっとする終わり方だった。
面白かった。
ただ、5部を読んで、ミカエルとリスベットがあまり目立たなかったような気がした。
二人の個性が抑えめだったというか。
面白かったけれど、リスベットの強烈さが好きな読者としては寂しかったな。
エリカもあんな性格だったっけ…また、読み返してみよう。
過去の秘密が暴かれたものの、カミラとの確執は進展なし?
妹はいつ出てくるんだろう??とヒヤヒヤしていたけれど、今回は出ないのね。
ということは次もあるのね。
それは楽しみにしておく。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ刑務所に収容されているリスベット。
ある日、後見人であったホルゲルが面会に来る。
その際に小さな気づきを得、調べものを始めるリスベット。
そんな中、収容所内で実権を握る囚人、ベニートとの対決が近づいていた。
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そっか、リスベットは懲役中だったか。
前作を思い出しつつ、読み進める。
4部から執筆される方は変わったとはいえ、リスベットは世間一般的な定義とはずれるかもしれないけれど、正義感が強いところはあったな。
弱き者を助ける、というよりは弱き者をいたぶる奴が許せないからぶちのめす、な流れな気はするものの。
リスベットの過去の秘密に関わる人々も動き出し、刑務所の中でも外でもリスベットは戦う。
今回は読んでいて、ショックな展開が。
好きだったのに…。
けっこうショックだった。 -
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目まぐるしい視点・場面転換に漸く脳が追いついた下巻。この目まぐるしさは一気読みしないと疲れるだけになりそう。登場人物が多い割には上手く描き分けられているものの、一人ひとりの心理描写が広く浅くで感情移入はしにくい気がする。加えてヒロインであるオリヴィアが悪い意味で癖が強い。感情移入以前に、他人のプライバシーには土足で踏み込むくせに、自分は完全拒絶な態度が露骨過ぎて好きになれない。シリーズらしいのでこれから成長して欲しい。
予想を裏切る展開は楽しめたが、真相自体は大したこともなく(割とチープ)、一部意味深だった人達は次作以降へ持ち越し…という何とも肩透かしな終わり方だった。
辛口なレビューだが、一気読みすればドラマ(もしくは映画)風で面白いと思う。 -
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ネタバレ様々な人々の人生を巻き込みながら、ラストまで一気に話が流れた。
単に、20年前の殺人事件だけでなく、それを発端とした現在の事件も色々絡む上に、別のホームレス殺人事件にも各々の登場人物が少しずつ絡むという、実に凝った構成の作品。
警察学校生というヒロインの成長、ホームレスとなったかっての辣腕刑事の再生の物語としても良くできていて、まさにテンコ盛りの内容。
しかも、捜査の過程で表面化しながらも、今回の事件では追及できなかった謎もあって、これは続編必至。
作者がかの「マルティンベック」シリーズのドラマ化の脚本家と聞くて、この群像ドラマとしての描き方も、色々な社会的な問題を背景に描きこむ構成も納得できる。
その一方で、スェーデン小説にしては、珍しく「ミレニアム」に出てきそうなアクションキャラもいるし、全編にどことなくユーモラスな描写もあって、ライトに読めるところもいい。
馴染みのない名前が多いのはさすがに疲れたが、今回も丁寧な一覧と分かりやすい訳に助けられた。
ともあれ、このシリーズ、早く次を出してほしい。 -
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ネタバレ北欧発のサスペンス。
主人公である警察学校に通うヒロインが、過去に起きた未解決の殺人事件を課題でレポートすることを端緒に、事件関係者が運命的に結びつき、事件が再び動き出す…。
刑事にすらなっていない、まだむらっけのある女子学生が主人公というところも面白いが、複数主人公の物語と言ってもよく、ホームレス、かつて事件にかかわった捜査官、黒幕?等々10人以上の視点で目まぐるしく事件が描かれていく。
ある程度20数年前の事件の構図、犯人は分かるのだけど、徐々に謎の糸が溶けていく過程が鮮やかだし、何より作られすぎではあるかもしれないが、読む分には楽しい魅力的なキャラが多い。決して画一的でなく、陰影も裏表もあるキャラ達が後半どのように結びついていくかが楽しみ。 -
Posted by ブクログ
著者の本はスマホ脳、ストレス脳に続いて3冊目。
内容としてはスマホ脳やストレス脳の方が面白かったけど、最新の知見も入っていて勉強になった。
ADHDの遺伝子的特徴の一つにDRD4-7Rという活性化しにくい報酬系がみられ、そのために集中が保てなかったり、ドパミンレベルをあげてくれる行動や物質にのめり込みやすかったりするのだと。
本書では純粋なADHDの強みが強調されている。確かにADHDの人は、裏表なく人懐っこくて、エネルギーに満ちていて、魅力的な人が多い。
一方で臨床ではADHDだけでなく、知的なハンディキャップやASDを併存していることが割と多く、そういった特性も重なって社会生活が難しく苦労している人たちが多い印象がある。