久山葉子のレビュー一覧

  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    いまは「障害」という扱いのADHDだが、狩猟採取の時代ではむしろ生存するために不可欠な能力だったという見方は目からウロコ。遺伝子のバグではなくて、必然の出現であり、現代社会との相性が良くないだけと考えると、親としても気持ちも軽くなる。
    現代社会であっても、グループにADHDの人間がいた方が創造性が高くなるという研究もあるそう。
    また「ハイパーフォーカス」といって、特定の分野で突出した集中力を発揮する場合もあるとのこと。
    自分と周囲が弱み強みを理解すること、そして、自分に向いている場所を見つけ、そこで上手くやって行くためのある程度の生活や仕事のテクニックを身につけることが大事だなと思った。

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    2025年09月07日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    私たち人類は、歴史上かつてないほどに豊かで快適に暮らせるようになった。それなのに、なぜ精神的な不調を抱えている人がこんなにも多いのか。その答えを探るのが本書の目的。

    人類の脳はとてつもなく賢いはずだ。なのに、なぜ持ち主の気分を常に良い状態に保つことができないのか。また、なぜいつも感情面で持ち主の足を引っ張ろうとするのか。
    これらの謎を解く鍵は、自分たちが「今どこにいるか」ではなく、「過去にどこにいたのか」に目を向けること。

    まず言えることは、私たちは死亡率が異常に高かった古代人たちの生き残りの子孫だということ。祖先のうちの誰一人として、子どもをもうける前にライオンに食われたり、崖から落ちた

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    2025年09月04日
  • ミレニアム7 鉤爪に捕らわれた女 上

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    ミレニアムシリーズ第7刊。ミカエルは娘の結婚式にリズベットは姪の身元引き受けに北部の町ガスカスに向かう。しかし結婚式で孫のルーカスが誘拐される。娘の新郎でガスカスの町長であるヘンリィが巻き込まれている陰謀に協力し立ち向かうこととなる。
    新しい人間関係による大きな事件のプロローグといった物語。事件よりも人間関係に物語のウェイトがおかれていると感じた。

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    2025年08月31日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    結論としては『運動脳』と一緒で、運動がうつやストレスに効果的であるということ。
    狩猟採集民族や発展途上国よりも近代化社会の方が同じ時代に生きていてもストレス度合いが高いことがわかっている。私たちのライフスタイルは、「運動」と「仲間と一緒に過ごすこと」が欠けているのではないかと本著では考察している。コロナ禍にzoom飲みがあったけれど、やはり対面に勝るものはないんだなあと思う。対面とオンラインではグループに属している、誰かと繋がっているという初回欲求の満たしに大きな差が出ている。もちろん対面がより連帯感を生む。そして、都会より田舎の方が精神状態が良いことがわかっている。加えて、非喫煙、環境汚染も

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    2025年08月23日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    この方の作品、意外と読んでるな。
    題名の通り、メンタル脳。
    メンタルに関することが脳に絡めて書かれている。
    例として挙げられる話も、有名なものが多く、読んだことあるなと感じるものもちらほら。
    その分、結構まとまっていて読みやすかった。
    しかし、ちょうど忙しいときに読んだからか、あまり記憶に残っていない。
    そもそもこれを読んで気付けるくらいの脳の状態にしなければ。少し落ち着いたらまた読んでみよう。

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    2025年08月23日
  • 最適脳―6つの脳内物質で人生を変える―(新潮新書)

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    ネタバレ

    感情=自分、ではない。同解釈するか(どのような感情を持つか)は自分で選べる。

    ドーパミン
    スロードーパミンとクイックドーパミンがある。クイックばかりを求めない。
    ドーパミンを分割する=一気に快楽を感じない。分割して楽しむ。
    ビジョンボードを作って眺めれば、少しずつドーパミンを受け取れる。
    冷水浴はドーパミンのレベルを上げる。

    オキシトシン
    親近感、調和、信頼、思いやり、連帯感寛容さなどを受け取れる。
    周りの人間に興味を持ち、最高の聞き手になる。
    小さなことに感動すると、ちっぽけな自分を自覚できる。=共感力を養いオキシトシンを増やす。
    オキシトシンを増やせばプレゼン能力が上がる。
    オキシトシ

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    2025年08月21日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    数日前に、同じ著者の『ストレス脳』を読んだのですが、本書は、『ストレス脳』を若者向け(中高生向け)にリライトした本、とのこと。
    確かにその通りな印象でした。

    「うつ」は脳の正常な反応だし、その背後には、「ヒトは、幸せになるのではなく、生き延びるようプログラムされている」という点があること、そして、「うつ」をはじめとするメンタルのマイナスな状態の予防や改善には運動が効果的、といったあたりは、『ストレス脳』と内容的に同じです。

    著者の本を初めて読む場合には、この本はお勧めできますが、すでに他の本を読んでいるならば、この本に時間を使う必要はないと思います。

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    2025年08月09日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ストレス脳も読んでいるが、コンパクト版である本書も読んだ。さらに分かりやすいし、前読んでからある程度時間も経っていたので、振り返りにには良本でした。
    前も書いているが、脳は命を守ることを第一に考えている。そのためには引きこもりや鬱にもなるというメカニズム。命のために感情を脳が作ってしまう。また、脳が想定してしまう桃源郷と現実が異なるだけで、ガッカリしてしまう。
    脳も臓器の一つ。しっかり運動するのが良い、運動しよう!(以前も書いてました)

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    2025年08月02日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    現代人の脳機能は、狩猟時代と変わらないらしい。つまり、外敵や未知のものが近づくと脳が危険信号を発し体を緊張させ(長期間続くとストレスが溜まる)、飽食の時代でも飢餓に備え必要以上に食べたいというカロリー摂取欲求を抑えられない(結果、糖尿病や肥満が増える)。
    スマホの弊害については、実はスマホ機能の拡充ぶりが速すぎて、研究自体が追いついていない状況。
    しかし、ITの最前線にいたスティーヴ・ジョブズやビル・ゲイツなどは既にその中毒性に気づいていた。彼らの感覚的な危険性の理論的裏付けを試みたのが本書の肝。
    以下は、私の備忘録。
    ・人前で喋る恐怖も、進化の過程で「失敗して共同体から追い出されないこと(仲

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    2026年06月08日
  • 瞬間ストレスリセット 科学的に「脳がラクになる」75の方法

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    ストレスを和らげる様々な方法の紹介。

    翻訳本にしては比較的体裁もライトで読みやすいですが、いわゆるビジネス書的にはボリューミーではあります。

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    2025年07月27日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    私たちの脳は昔から何も変わってないから生きるためのことに反応することがわかった。
    メンタルには運動と仲間と平穏な幸せが大切だと感じた。

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    2025年07月18日
  • ミレニアム7 鉤爪に捕らわれた女 下

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    今まではリスベットが主人公で、ミカエルと大活躍!という感じだったけれど、これからはリスベットの姪っ子がメインの話になっていくのかな?ミカエルもすっかりお爺ちゃん?(-_-)二人のやりとりや活躍を期待して読むと、何だか残念な気持ちに…(._.)

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    2025年07月11日
  • 脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)

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    ●人類の味方にも敵にもなってきた「脂肪」について、人類にとって脂肪という存在がどのように受け入れられてきたのかの変遷を辿る。

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    2025年06月13日
  • 影のない四十日間 下

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    ネタバレ

    広大な自然とそこに秘め備えられた資源がもたらす可能性に吸い寄せられる人間の強欲。
    その対立に揉まれつつルールの中で正しき方へ進もうとする体制側の人間。
    読んでいくうちに思った。
    この構図は北欧版ジョー・ピケット(by C・J・ボックス)。

    ただ、ジョーほどには惹き寄せ力が薄いのが残念な主人公クレメット。
    外から見える姿はサーミの血を誇りに、かつての頼りなさを都会での経験値を積むことで払拭し、サプミの地に凱旋。毅然と職務に邁進する男。
    その実内面には女性に対するトラウマとの折り合いつけられなさが溢れかえっていて、よく言えばリアル、悪く言うと幻滅。
    ジョーにも似たようなとこはあるけど、一本通った

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    2025年05月17日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    ジュニア版の新書なので簡単な表現で書かれていて、時間をかけずスッと読むことができました。

    難しい説明は割愛されていましたが、肝心なことはシッカリ理解することができました。

    身体を動かすことが何より大事。感覚的にはそうなんだろうなぁーと思っていたことの納得感が高まりました。

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    2025年05月13日
  • 影のない四十日間 上

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    ネタバレ

    太陽が一切昇らない期間が40日間もある北欧サプミの地。
    トナカイ放牧が生業としてあるこの地にて、トナカイ警察として、放牧者たちのいざこざを捌く(やれトナカイの群れが決められた範囲を越えて移動したがためにほかの群れと混じってしまっている、やれトナカイが盗まれたなどなど)クレメットとニーナ。

    待ちに待った太陽がまた昇るその日、トナカイ放牧を担う土着民族サーミ人のマッティスが両耳を切り取られた状態で死体で発見される。
    また、時をほぼ同じくしてサーミ人のアイデンティティ、差別受難の歴史のアイコンとも言えるサーミの太鼓が何者かに博物館から盗まれる事件も発生。

    めったに事件らしい事件の起きないこの地に

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    2025年05月11日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    運動が記憶力、集中力アップの鍵となるということを人類の成立ちから多様な観点から説明。
    短時間で読めた。

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    2025年04月06日
  • 瞬間ストレスリセット 科学的に「脳がラクになる」75の方法

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    ストレス=要求されていることと出来ることとの差
    それ以外は他人事、コントロールできないからスルー

    ストレスは反応によって増大 普段から反応への気づき、思考による感情コントロールを癖づけておかないと、とっさにはコントロールでくない代物

    理性は副産物、余裕がなければ吹っ飛ぶ

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    2025年03月21日
  • にゃんこパワー―科学が教えてくれる猫の癒しの秘密―

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    猫はなぜ癒やされるのか。
    そうした疑問に対する解を求める人へ向けた本。
    近くにいるだけでネガティブな感情が和らいだり、猫の動画を見ると悲しみやイライラが軽減されたりといった、猫が持つ癒し効果について語られている。
    著者両名ともに、残酷な試練を乗り越えており、その支えになったのもまた、猫だったという語りもあり(猫と人間の名前が入り混じって分かりづらいのがやや難点)

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    2025年03月12日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    スマホ脳の子ども向け。
    マニュアル本なのでやはりスマホの危険性をしっかり説明しているオリジナルの方が面白かった。、

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    2025年03月04日