ストレス脳(新潮新書)

ストレス脳(新潮新書)

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

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病気や飢餓などのリスクを克服し、人類はかつてないほど快適に生きられるようになった。だが、うつや不安障害は増加の一途……孤独にデジタル社会が拍車をかけて、現代人のメンタルは今や史上最悪と言っていい。なぜ、いまだに人は「不安」から逃れられないのか? 幸福感を感じるには? 精神科医である著者が最新研究から明らかにする心と脳の仕組み、強い味方にもなる「ストレス」と付き合うための「脳の処方箋」。

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ストレス脳(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昨今はポジティブ思考、引き寄せ、強く願えば叶うなどの自己啓発の言葉を聞かなくなった気がします。そんな私も、このような類の書籍を読んで、色々と実践してきましたが、いつも目指すゴールに辿り着くどころか、反対に惨めな気分になる自分がいました。それは努力が足りないからだと自分を責め、ここ数年ほどは自己啓発本からは遠のいていました。
    そんな折、YouTubeで樺沢紫苑先生がこちらの書籍を勧めていたのと、サイエンスライターの鈴木祐さんが私たちの脳について興味深い話をされていたのが本書を読むきっかけとなりました。
    本書を通して、なぜ自分が幸せを感じられないのか、でもそれは間違ったことでもなく、そしてどこに目を向けて行動すればいいのかを知ることができました。
    私たちはこんなにも便利なものに囲まれて、何の不自由もなく生活しているのに、精神的に病んでいる人の数は増加しています。筆者の言う幸せの定義は、常に最高の気分でいることや、最高の気分に持っていくことではなく、長期的に人生に意義を感じていられるかということです。
    また、自分の脳も当てにならないことがわかったので、気分的にもかなり楽になりました。

    0
    2025年10月23日

    Posted by ブクログ

    技術・娯楽が発達し豊かになったはずの現代で、人々のメンタルは史上最悪と言われている。うつ病をはじめとする精神疾患はなぜ起きてしまうのか。その謎を脳の仕組みと人間の歴史から解明していこうとする新書。
    なにがメンタルにとってリスクになるのか、それをどう防いでいくのか。各所で行われた実験を基にしているので、とても勉強になり面白かったです。
    この本で印象に残っていること
    ・幸せは追い求めるものではなく、意義を感じられることに没頭した先に生まれる副産物。
    ・常に幸せである必要はない。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    ストレスからくる不安やうつについて、その仕組みと背景を解説している本。科学的な面からはもちろん、人類学的な観点から、なぜ人間には不安やストレスを感じる機能が備わっているのか、ということを分かりやすく教えてくれる。人類の進化の歴史の中で言えば、私たちの脳はまだサバンナにいると勘違いしているのだ、という話は興味深かった。現代文明の急激な進歩に付随するひずみのようなものが、私たちのストレスや不安という形で表れているのかもしれない。筆者はそういった諸々への対処法として運動を進めている。これも科学的な見地からの提案になっているので、とても納得感があった。運動がいいとは聞いていたが、この本を読むことでようやく腹落ちした感じ。ストレスに悩まされていたり、現在休職中で不安に苛まれている人は、体調が良いときに一度読んでみてほしい良書。「疲れていて活字を読むのは辛い…」という方には、筆者の『メンタル脳』がおすすめ。本書の内容をもとに、中高生向けにまとめ直されたものダイジェスト版なのでとても読みやすい。

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    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    幸せとは長期的に人生に意義を感じ続けていられる状態!  人類が生き延びるために心身に、気づきを与えている事が今の我々に現れている。恐れず、利他の心で仲間のため、自分のために存在意義を見出し日々を味わって生きろと。そう受け取って少し勇気を68歳、いただきました。アンデシュ・ハンセンさんの本二冊目! あと三冊持ってるので、さらに深く味わいたいと思ってます。

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    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    第1章 私たちはサバイバルの生き残りだ
    第2章 なぜ人間には感情があるのか
    第3章 なぜ人は不安やパニックを感じるのか
    第4章 人はなぜうつになるのか
    第5章 なぜ孤独はリスクなのか
    第6章 なぜ運動でリスクを下げられるのか
    第7章 人類の歴史上、一番精神状態が悪いのは今なのか?
    第8章 なぜ「宿命本能」に振り回されてしまうのか?
    第9章 幸せの罠
    について、体の中の生理現象(特に脳からの分泌成分)を使って非常に分かりやすく解説し、やっぱりね!と納得させられた本。これがベースとなって青少年向けに先日読んだ『メンタル脳』を書いている。

    0
    2024年09月17日

    Posted by ブクログ

    なかなか良かった。今の人間の脳がどのように出来ているか、それ故に何が起こっていてどうすれば良いか、という内容。既知の話も多かったが、運動と交流の重要性を再認識できた。
    幸せを追い求めるのもやめよう。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    「それは最良の時代であり、最悪の時代でもあった」チャールズ・ディケンズ 『二都物語』より

    まさに現代のメンタル環境は、そうらしい。SNSには功罪がありすぎる、人と繋がれる手軽さの功罪。著者は何人かの親友が居れば良いと言っている、私も賛同する。都会には人が多すぎる、私も落ち着いたら田舎ほど行かないが程よく利便性が効く程度の所で充分。

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    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    研究結果や論文をもとに、脳がどんな影響を私たちに与えているのかを分かりやすく説明してくれる。
    孤独のリスクや運動の効果を知れてとてもありがたい。
    第9章「幸せの罠」では、当たり前なのに忘れてしまっている事を気付かせてくれる文が何度も出てくる。
    この本を手に取って良かった。
    ・幸せの感情は消えていくものだ。そうでなければ感情の最も重要な任務、つまり私たちに何かをしたくさせるという役割を果たせない。
    ・恒常的な幸福感など人間にとって自然な状態ではないというのに。
    この2文は、当たり前の事なのに凄いパワーがあると思う。
    そして私はいま、ステッパーを踏みながらこの感想を書いている。

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    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    私たちは生物。

    絶滅するのが原則であり、生き延びるほうが例外である。

    自分の恐怖の種類も、すべては生き延びるため。

    そもそも幸せでいるようにはできていない。

    辛い記憶を思い出すのは、脳が同じことが起きないように守ろうとしている。

    ストレスは感染リスクが高まった合図。

    遺伝子レベルだから、仕方ないと思おう。

    運動と仲間と一緒に過ごすこと、大切にしよう。

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    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    人が不安やストレスを感じる理由を、脳の仕組み、人類の進化の過程との関係などから説明した本。

    これだけ技術が進展しても、脳には狩猟時代に生き残るために人類が選んできた優先順位が刻まれている。だから、空腹ではなくても、食べ物があれば食べてしまうし、集団から外されるなど孤独を恐れる、という説明は納得感がある。
    また、狩猟時代は生きるために運動量が多いのが普通であったことから、ヒトは運動をしないと不調になる。だから、運動はうつや不安からヒトを守ってくれる。

    一方で、幸せを追い求めるのは非現実的で辛いだけ。1度の食事での満足感が長く続くようでは、生き延びられないのだから。

    読みやすく、納得てきることも多かった。

    0
    2025年08月18日

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