久山葉子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上巻のゆったり感から180度の大展開。スピード感より次々と放たれる事実発掘・・ダイバーを中心とした多すぎる犠牲者の上に成り立った石油油田開発と石油管理局のあぶり出された実態、して市長の謎の死。
同時進行するニーナと父母、三者の埋めようもない相克・・ニーナが求めた【今の父】との会話は・・さて。
クレメットも叔父を絡める秘密が形を羅わしてくる。
ラストの場面で恋人の舞踊を背景に姿を現したサーミ芸術、シンボルの意味は?
解明の紐解きは読み手を否応なく50年前に連れ戻す~ペーデルセン・謎の人物ディヴァルゴ、だいばーから芸術家になったラウラの3人組。
事の発端となった亡きエリックの妻アネリーの破壊行 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ山好きなので、エベレストが舞台になるのを知って小躍りしたけど、読んでみて残念。
リズベットとミカエルが別件を追いつつもその事柄が一つに収斂していくのではなく、エベレストの件はリズベットに直接関係が無かった。二重スパイの話にもっとザラも深く関わっていて、その件でもリズベットに危機が及ぶとか、そういう関わりがほしかった。
カミラが小物で美女という以外に取り柄がなさそうだし、リズベットは頭脳を駆使して出し抜くわけでもないし、エベレストで起きたシェルパの謎も大したこと無かったし、謎っぽいワードを細かくしてぱらぱらと落とした感じ。
シェルパのDNAのくだりは興味深かった。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ少し同じような繰り返しの場面と、よけいな描写が多い。マーリンとレオの下りなど、何度もミカエルが会って聞き出すことでもない。レオとダンの危機も、男二人ならいくらでも初老の女相手にねじ伏せられたろうし、なにをもたもたやっているんだろう、会話が長くて緊張感がない、と感じてしまった。
必ず上下巻程度の分量にしなければならないというがために、展開を引っ張ったように思える。
株価暴落は、事件に全く関係のない現実風のトピックを出すことで、レオのいた虚飾の世界とリンクさせる意図なのだろうか?数字だけの、駆け引きだけの脆い世界…。それとも丁寧に危険を冒して暴いた人体実験の真実よりも、センセーショナルな不確実な -
Posted by ブクログ
読み終わってから、感想を書くために少し検索して大事なことを知った。本作、1978年から続く大人気シリーズの最終話(2010年発表)なのだということを。
『ヤーネブリング&ヨハンソン』シリーズは、最初はペーペーだった主人公が警察組織のトップに登り詰める、いわばスウェーデン警察版「島耕作」の様なものらしく、本作『許されざる者』はその主人公の定年退職後の話。なのだが、実は本作が同シリーズの本邦初登場だった、という状況。
それは先に知っときたかったなあ。それにいきなり最終話だけ読んでもなあ。長年愛されてきたキャラクターに対するファンの惜別の思いに応える、そういう意図を持って書かれたと理解していれば -
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