久山葉子のレビュー一覧

  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    まさか続きが読めるとは思わなかったミレニアムの続編。
    その第二弾、と言っても累計で言うと第5弾。
    ダヴィド・ラーゲルクランツに変わってからの二作品目である。

    著者の死去により、未完で終わった作品の続きを
    引き継ぎ、新たな物語として発展させるという
    想像もつかない難行を見事にやってのけている。

    上巻に至っては、まだ緩い展開。
    とは言え、シリーズでも大活躍した人物が殺害されるという
    ショッキングな展開はあるから緩いとは語弊があるか。

    ここからどう展開されていくのか、
    リスベットの過去に関係する何か、果たして…
    下巻が楽しみである。

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    2018年12月24日
  • 満潮 下

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    目まぐるしい視点・場面転換に漸く脳が追いついた下巻。この目まぐるしさは一気読みしないと疲れるだけになりそう。登場人物が多い割には上手く描き分けられているものの、一人ひとりの心理描写が広く浅くで感情移入はしにくい気がする。加えてヒロインであるオリヴィアが悪い意味で癖が強い。感情移入以前に、他人のプライバシーには土足で踏み込むくせに、自分は完全拒絶な態度が露骨過ぎて好きになれない。シリーズらしいのでこれから成長して欲しい。
    予想を裏切る展開は楽しめたが、真相自体は大したこともなく(割とチープ)、一部意味深だった人達は次作以降へ持ち越し…という何とも肩透かしな終わり方だった。
    辛口なレビューだが、一

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    2017年11月21日
  • 満潮 下

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    ネタバレ

    様々な人々の人生を巻き込みながら、ラストまで一気に話が流れた。
    単に、20年前の殺人事件だけでなく、それを発端とした現在の事件も色々絡む上に、別のホームレス殺人事件にも各々の登場人物が少しずつ絡むという、実に凝った構成の作品。
    警察学校生というヒロインの成長、ホームレスとなったかっての辣腕刑事の再生の物語としても良くできていて、まさにテンコ盛りの内容。
    しかも、捜査の過程で表面化しながらも、今回の事件では追及できなかった謎もあって、これは続編必至。

    作者がかの「マルティンベック」シリーズのドラマ化の脚本家と聞くて、この群像ドラマとしての描き方も、色々な社会的な問題を背景に描きこむ構成も納得で

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    2017年07月19日
  • 満潮 上

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    ネタバレ

    北欧発のサスペンス。
    主人公である警察学校に通うヒロインが、過去に起きた未解決の殺人事件を課題でレポートすることを端緒に、事件関係者が運命的に結びつき、事件が再び動き出す…。

    刑事にすらなっていない、まだむらっけのある女子学生が主人公というところも面白いが、複数主人公の物語と言ってもよく、ホームレス、かつて事件にかかわった捜査官、黒幕?等々10人以上の視点で目まぐるしく事件が描かれていく。

    ある程度20数年前の事件の構図、犯人は分かるのだけど、徐々に謎の糸が溶けていく過程が鮮やかだし、何より作られすぎではあるかもしれないが、読む分には楽しい魅力的なキャラが多い。決して画一的でなく、陰影も裏

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    2017年07月17日
  • 満潮 下

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    著者は脚本家夫婦だそうで、上巻はいかにもそれらしいテレビドラマ的展開が気になったが、後半は(慣れたのか?)ストーリーにひきこまれて一気に読んだ。面白かったのだけど、あまり話題にならなかったのはなぜだろう。

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    2017年05月15日
  • 海岸の女たち

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    テーマがテーマだけに読みごたえたっぷり。
    主役のなりふりかまわない言動、行動が自分の許容範囲超える場面もあるけど。

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    2017年05月13日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    スマホのデメリットを記憶力や集中力、ストレス、睡眠など様々な観点から述べている。
    デジダルデトックスの重要性がわかった。
    色々な実験の研究結果から意見を述べていたり、説明はあるが専門用語を使用していたりして、想像していたより難しい内容だった。

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    2026年01月10日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    巷でよく耳にするADHDについての誤解とその特性についてわかりやすく書かれた本。といっても本書がスウェーデンで刊行されたのが2017年と少し古くなったこともあり、詳しく知りたい人には少し物足りないのではないかという印象を持った。これから調べる人にとっては良い入門書となっていると思う。

    この本を手にとった動機は、まさに自分がADHDではないかと思ったからだった。SNSなどで紹介されるADHDの特徴と解決方法が、遂に自分の取扱説明書を見つけたようだった。それから調べるうちにADHDとは人間の個性の一つであり、身長や体重が人によって違うように、ADHDもドーパミン機能の個性のグラデーションの一

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    2026年01月09日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    ストレスからご飯が食べられなくなって心療内科にかかった際に、先生に教えていただいた。この本は同じ著者の「一流の頭脳」を子供にもわかりやすい内容にしたものらしい。病院の先生にあなたはこっちやねと子供向けのこちらをお勧めされて馬鹿にされているのか?と腹が立ったが私のレベルぴったりだった。なんなら難しかった。本の内容を要約に要約を重ねると、「週に数回30分以上の有酸素運動をしなさい」ということだった。現在週に数回30分以上ランニングをしているが、すこぶる調子が良い。

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    2025年12月26日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    数年前のベストセラー、しかし状況は当時よりむしろ悪化しているだろうから、全く古いイシューではない。

    ライトな本に仕上げるため、論理の積み上げの部分は多少雑だが(本人もそう書いている)、その分主張はとてもシンプルにまとまっていて、読みやすい。

    以下、無理やり要約。

    生物の進化はとても緩やか。例えば、現代に肥満が多いのは、飢餓が頻繁に起こっていた時代の名残で私たちは(食べ物が十分あるのに今も)高カロリーな食べ物を欲しがるから。

    かつての人類は、獣や他の人間に殺されることが多かったので、何か別のことをしていても常に周囲の物音や気配に敏感だった(そういう個体が生き残って子孫を残した)。つまり人

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    2025年12月25日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    スマホの負の影響を脳の特性や人間の進化から説明している。分かりやすく著者のアドバイスも心に留めておこうと思った。論拠となっているデータや論文の参照が載せてあるとより良かった。

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    2025年12月24日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    なんとなく想定していた内容でしたが、P.144に記載されている「そのエンドルフィンが物理的に体を触られた時に出るということは、私たちの社交欲求には物理的に接触する必要性があるという強い示唆になる。」というくだりは初見でした。

    いま、リモートワークからだんだん出社の方向になってきていますが、そのあたりの事情からも納得感がある話だと思います。

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    2025年12月21日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    スマホが集中力を下げる理由を脳の構造から理解できた一冊だった。
    ながらスマホやドーパミン依存が精神面に与える影響は大きい。
    ただし、スマホやAIは使い方次第で思考を深める道具にもなる。
    危険性を理解した上で主体的に使うことが重要だと感じた。

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    2025年12月15日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    ネタバレ

    ADHDが生まれた歴史的背景やADHDの良い面なども探っていくのが本書。

    結局、ADHDを改善するのは運動というお決まりの内容。

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    2025年12月11日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    ネタバレ

    一言で言うと、運動してくだいっとずっと言ってる本です。
    運動(30分以上心臓がドキドキしている状態)する事で、脳に血液が行き、脳にとって様々ないい事があるらしいです。
    記憶力UP、ストレス軽減、集中力UP、ADHD予防、発想力UP、テストの点数UP等等
    朝に筋トレと有酸素運動を30分くらいやっていて、気持ちいいなーとか、体がシャキッと起きる
    とは思っていたので、頷ける箇所が沢山ありました。
    ひたすら運動運動っていたので、終盤はもう良いよ、、つて思っちゃしました笑

    本の構成としては、細かな章になっていて、重要部分は太字になっていり、ゴールやドクターの処方箋と言った纏まりもあって、本読みが苦手な

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    2025年12月09日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    スマホ脳の作者の本ということで読んでみた。メンタルケアについてはかなり興味がある方なのでほとんどの内容を知っていてあまり収穫なし。初心者にはちょうどいいと思う。

    内容はこんな感じー
    •脳の働きは変えられる(でもこれも諸説あるだろうな)
    •メンタルの強さは環境や遺伝に依存しない
    •運動はうつ防止、メンタル向上に役立つ
    •孤独はメンタルに悪い、幸せは他者とかかわることで生まれる
    •嫌な思い出は脳があなたを守るためにみせている
    •SNSを使う時間を減らす

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    2025年12月06日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    コロナの時期に、スマホゲームを勧められて始めたことがあり、その時はクリアすべき課題に1日の時間をほぼ取られていた。
    本を読むことが趣味で、普段は全くゲームをしない自分でも、こうなるのかと思ったものだ。
    今も、本を読みながら調べたいことが出てきたらスマホを取り出して調べたりする。
    すると、いつの間にかスマホで別のことも始めてしまい、いつの間にかSNSを長時間見ていたこともある。
    自分に限っては、と思っていたのに、身体としての脳はかくもスマホに翻弄されるのだと知った。
    そのわけがこの本に書いてあるのだが、自分の体験だけでももう十分スマホの影響が知れたので、もう早く次の本が読みたくて、つい早読みして

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    2025年12月03日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    脳に良いことは運動をすること
    脳の他の部分に連絡をする「側坐核」にしろ、
    どの情報を意識に届けるか?の「視床」にしろ、
    ドーパミンが必要
    そのドーパミンが多すぎても少なすぎても良くない。適量にするために運動が◯。
    集中力、発想力、記憶力、マルチタスク能力、作業記憶能力、計画実行能力、どの能力値をあげるにも、運動がとても効果的。という脳へ運動が効果的だよ、ということを1冊を通して説明している書籍でございます。

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    2025年11月30日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    リアルにどんな影響があるか知りたくて読んだけど、あまりnewはなかった
    「闘争か逃走か」など、人間の進化に関する前提知識の方が面白かった

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    2025年11月22日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    81冊目『ストレス脳』(アンデシュ・ハンセン 著、久山葉子 訳、2022年7月、新潮社)
    歴史上最も豊かで快適に暮らせるはずの現代において、何故これほどまで精神的な不調を訴える人が多いのかを、進化の見地から解き明かしてゆく新書。
    平易かつ実践的な内容のため、気楽に読むことが出来る。メンタルに興味があれば、その入り口としては最適。ただ著者の過去作『スマホ脳』と重なる部分が多い点は少々気になった。

    〈幸せとは幸せについて考えることをやめ、意義を感じられることに没頭した時に生まれる副産物なのだ〉

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    2025年11月22日