久山葉子のレビュー一覧

  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    脳に良いことは運動をすること
    脳の他の部分に連絡をする「側坐核」にしろ、
    どの情報を意識に届けるか?の「視床」にしろ、
    ドーパミンが必要
    そのドーパミンが多すぎても少なすぎても良くない。適量にするために運動が◯。
    集中力、発想力、記憶力、マルチタスク能力、作業記憶能力、計画実行能力、どの能力値をあげるにも、運動がとても効果的。という脳へ運動が効果的だよ、ということを1冊を通して説明している書籍でございます。

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    2025年11月30日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    リアルにどんな影響があるか知りたくて読んだけど、あまりnewはなかった
    「闘争か逃走か」など、人間の進化に関する前提知識の方が面白かった

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    2025年11月22日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    81冊目『ストレス脳』(アンデシュ・ハンセン 著、久山葉子 訳、2022年7月、新潮社)
    歴史上最も豊かで快適に暮らせるはずの現代において、何故これほどまで精神的な不調を訴える人が多いのかを、進化の見地から解き明かしてゆく新書。
    平易かつ実践的な内容のため、気楽に読むことが出来る。メンタルに興味があれば、その入り口としては最適。ただ著者の過去作『スマホ脳』と重なる部分が多い点は少々気になった。

    〈幸せとは幸せについて考えることをやめ、意義を感じられることに没頭した時に生まれる副産物なのだ〉

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    2025年11月22日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    子ども用に。この著者のものは何冊目かでもあり、子ども向けに書かれたものなので、構成も整理されて大変読みやすい。スマホを人差し指で打つのは年寄りの証拠、には痛い所突かれたが。

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    2025年11月15日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    多動脳は原始からの狩をする生活では役に立つ能力だったが、現代社会においてはその脳の働きを上手に経済効果に結びつけるような物に興味を持つようにすると、上手く働くがそうならない場合は、依存物質で脳の安定を満たそうとしてしまう。
     有酸素運動を取り入れることで、集中力の分散を防いだり、20分程度の集中の後休憩を入れたりと、自分でコントロールできる人はする。どうしてもコントロールできない場合は薬に頼るのはありだと筆者は考えているが、昨今の多動であれば即薬の処方という動きは少し違うのではないかと例や数字を出して説明している。多動脳には有酸素運動が効果があることがわかって良かった。

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    2025年10月27日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    他のシリーズも読んでみようと思いました。この著書はティーン向けに書いたそう。脳は面白い、人間の本能は狩猟採集民族時代の名残に現代人の脳や本能は産業革命における近代革命以降に対応してないらしい。

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    2025年10月18日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    ★★★☆☆星3【運動で解決】
    最近は本当に集中力が続かなくて困ってる。スマホを少し遠ざけてみようと思った。そしてやはり運動が大切。運動が全てを解決してくれるのなら手っ取り早い。運動しよう。

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    2025年10月15日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    コンパクトで簡単な言葉でわかりやすいため、パパッと読める。
    病んでいる時に読むのがいいのかな。
    子育てや仕事で幸せとは何か考えている暇がない、そんな自分は客観的に見て、幸せなのかもしれない。暇があってあれこれ考えたり、SNSをチェックしたりしていたら返ってメンタルが下がってしまうのでは。そんなことを考えさせられました。
    幸せは追い求めるものではないんだ。

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    2025年10月10日
  • 人はなぜ自分を殺すのか(新潮新書)

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    自殺を選ぶのは人間だけであるとどこかで聞いたことがある。その「異常な」行為について興味があって、この本を読んでみた。
    論点があっちへ行ったりこっちへ行ったりと、何を言いたいのかがよくわからなくなった。ただ、具体的な事例を紹介してくれたところ、「自殺は悪いことなのか?」という根源的な問いを与えてくれたのは良かった。確かに自殺をすることで、他に迷惑をかけていないのであれば、自殺のどこが悪いであろうか?実に興味深い。

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    2025年09月24日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    ・人間の適応スピードは現代の進化よりも遅い。例えば、クモやヘビには危機を感じる扁桃体が反応するが、喫煙やシートベルト未着用には扁桃体が反応しない。人間の環境に対する適応は現代の変化のスピードよりも遅い。むしろ、現代の変化のスピードが早すぎるのかもしれない

    ・メンタル不調の人がスマホをよく利用するのではなく、スマホ利用時間が長い人がメンタル不調になる研究結果が多数ある。基準はI日2時間以上利用する人がメンタルに不調をきたし始める。総じて、大人が自分で管理できない事柄を子供たちが管理できるはずない。親がきちんと利用時間を制限した方が脳の発達に支障をきたさない。研究結果では、スマホの利用で脳の発達

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    2025年09月22日
  • 海岸の女たち

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    彼女があんな事するなんて・・・
    タイトルと表紙からのギャップに戸惑う
    だって、彼女が願っていたのは無事だけ
    それなのに、あの行動力
    挙句に、あんな事!!

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    2025年09月21日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    ADHD的な性質(集中力がない、衝動的、考える前に行動してしまう)は、現代では弱みになる場合が多いけれど、狩猟採集時代には生き残るため有利にはたらき、人類がアフリカ大陸から出て世界中へ広がる原動力になった性質でもある。

    同じ性質も、環境によって弱みになったり強みになったりするものだから、特性をうまくハンドリングして強みにフォーカスしていけたら強いよね、というお話。

    誰もがADHD特性のグラデーションの中にいて、ADHDかそうではないか、0か100かの問題ではないということも述べていて、不注意強めの自分にも心当たりのある内容でした。

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    2025年09月18日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    山岳ミステリも入ってきてワクワクする。
    ほとんどのファンがそうかもしれないけど、ラーションのミカエル&リスベッドに魅了されて読んできたとすれば、このミカエルもリスベットもよく似た他人。ミカエルはリスベッドに「拍手、拍手」なんて返信しない。アホみたいにタバコ吸ったりエリカとの上質な会話もなくなってしまった。もう、別のストーリーとして読むべき。公式な同人誌なのかもしれない。
    上述した通り、山岳ミステリが入ってDNAからホームレスのルーツを探るところは面白かった。高山の酸素量に耐えられる人種ってすごい。肺活量を必要とするスポーツ選手や他の職業では大活躍なのでは?
    下巻でいよいよカミラとリスベ

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    2025年09月12日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    いまは「障害」という扱いのADHDだが、狩猟採取の時代ではむしろ生存するために不可欠な能力だったという見方は目からウロコ。遺伝子のバグではなくて、必然の出現であり、現代社会との相性が良くないだけと考えると、親としても気持ちも軽くなる。
    現代社会であっても、グループにADHDの人間がいた方が創造性が高くなるという研究もあるそう。
    また「ハイパーフォーカス」といって、特定の分野で突出した集中力を発揮する場合もあるとのこと。
    自分と周囲が弱み強みを理解すること、そして、自分に向いている場所を見つけ、そこで上手くやって行くためのある程度の生活や仕事のテクニックを身につけることが大事だなと思った。

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    2025年09月07日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    スマホがいかに中毒になるように巧妙に仕組まれているかがわかる。

    運動をするのがいいという。

    漠然とスマホを見ないような意識しようと思いました。

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    2025年09月06日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    私たち人類は、歴史上かつてないほどに豊かで快適に暮らせるようになった。それなのに、なぜ精神的な不調を抱えている人がこんなにも多いのか。その答えを探るのが本書の目的。

    人類の脳はとてつもなく賢いはずだ。なのに、なぜ持ち主の気分を常に良い状態に保つことができないのか。また、なぜいつも感情面で持ち主の足を引っ張ろうとするのか。
    これらの謎を解く鍵は、自分たちが「今どこにいるか」ではなく、「過去にどこにいたのか」に目を向けること。

    まず言えることは、私たちは死亡率が異常に高かった古代人たちの生き残りの子孫だということ。祖先のうちの誰一人として、子どもをもうける前にライオンに食われたり、崖から落ちた

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    2025年09月04日
  • ミレニアム7 鉤爪に捕らわれた女 上

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    ミレニアムシリーズ第7刊。ミカエルは娘の結婚式にリズベットは姪の身元引き受けに北部の町ガスカスに向かう。しかし結婚式で孫のルーカスが誘拐される。娘の新郎でガスカスの町長であるヘンリィが巻き込まれている陰謀に協力し立ち向かうこととなる。
    新しい人間関係による大きな事件のプロローグといった物語。事件よりも人間関係に物語のウェイトがおかれていると感じた。

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    2025年08月31日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    結論としては『運動脳』と一緒で、運動がうつやストレスに効果的であるということ。
    狩猟採集民族や発展途上国よりも近代化社会の方が同じ時代に生きていてもストレス度合いが高いことがわかっている。私たちのライフスタイルは、「運動」と「仲間と一緒に過ごすこと」が欠けているのではないかと本著では考察している。コロナ禍にzoom飲みがあったけれど、やはり対面に勝るものはないんだなあと思う。対面とオンラインではグループに属している、誰かと繋がっているという初回欲求の満たしに大きな差が出ている。もちろん対面がより連帯感を生む。そして、都会より田舎の方が精神状態が良いことがわかっている。加えて、非喫煙、環境汚染も

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    2025年08月23日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    この方の作品、意外と読んでるな。
    題名の通り、メンタル脳。
    メンタルに関することが脳に絡めて書かれている。
    例として挙げられる話も、有名なものが多く、読んだことあるなと感じるものもちらほら。
    その分、結構まとまっていて読みやすかった。
    しかし、ちょうど忙しいときに読んだからか、あまり記憶に残っていない。
    そもそもこれを読んで気付けるくらいの脳の状態にしなければ。少し落ち着いたらまた読んでみよう。

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    2025年08月23日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    期待していたが、思ったほど衝撃は受けなかった。彼の著者「運動脳」は参考にしており、その通りに行動しているが、本書に関しては知っていることばかりであまりに参考にはならなかった。

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    2025年08月21日