久山葉子のレビュー一覧

  • 平凡すぎる犠牲者

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    ネタバレ

    ベックストレーム警部の第二弾。

    前作の「見習い警官殺し」が面白くなかったので、
    全く期待せずに読んだが、良かった。
    あくまでも前作に比べれば、と言う意味だが。

    アルコール依存症の一人暮らしの男が殺された。
    酔っ払い同士のありふれた事件のように見えたが、
    死体の第一発見者も死体で発見されてしまう。

    謎解きの要素もあったし、
    捜査も進展したし、
    意外な展開もあった。
    さらには、前作に比べて短いせいかもしれない。

    といっても、
    酒好きで、女好きで、金好きで、偏見のかたまりで、
    仕事をさぼることばかり考えているベックストレーム警部は相変わらず。
    健康のために、禁酒と運動を誓ったにもかかわらず、

    0
    2022年02月12日
  • 影のない四十日間 下

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     フランス人の書いた北欧ミステリー。そう言ってよいのかどうか? いずれにせよ、内容は、都会とは遠く離れた場所に展開する辺境エンターテインメントである。しかもそんじょそこらの中途半端な辺境ではなく、北極に一番近く、地の果てもいいところ。白夜とは真逆となる<黒昼?>。無論そんな言葉は作中にはない。しかし一年に四十日間も全く太陽が顔を見せない季節が地球上にあるなんて! 地軸の傾きが作った宇宙の奇跡としか言いようがない。そんな四十日間の長い夜が明ける瞬間に幕を開けるのがこの物語である。多くの人々が極寒の暗闇で日の出を待つシーンで! どうです、神秘的でしょう?

     しかも初日は日照時間は4時間ほど。日が

    0
    2022年01月27日
  • 影のない四十日間 上

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     フランス人の書いた北欧ミステリー。そう言ってよいのかどうか? いずれにせよ、内容は、都会とは遠く離れた場所に展開する辺境エンターテインメントである。しかもそんじょそこらの中途半端な辺境ではなく、北極に一番近く、地の果てもいいところ。白夜とは真逆となる<黒昼?>。無論そんな言葉は作中にはない。しかし一年に四十日間も全く太陽が顔を見せない季節が地球上にあるなんて! 地軸の傾きが作った宇宙の奇跡としか言いようがない。そんな四十日間の長い夜が明ける瞬間に幕を開けるのがこの物語である。多くの人々が極寒の暗闇で日の出を待つシーンで! どうです、神秘的でしょう?

     しかも初日は日照時間は4時間ほど。日が

    0
    2022年01月27日
  • 影のない四十日間 下

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    寒い時期に極寒の本を読むなんてと自嘲していたが、下巻になりテンポの早い展開に圧倒的に面白くなった。悪い奴がここまでやるかと呆れる程ずる賢く、悪の権化として書かれていて、早く捕まえて欲しくてならなかった。物哀しい幕引きだったが、自分なら絶対に選ばない作品だと思うから紹介して下さった方に感謝したい。

    0
    2022年01月11日
  • 許されざる者

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    ネタバレ

    ネットで見かけて。

    何だか変な感じがした。
    その「変」は読み終わった後、解説を見てわかった。
    人気のシリーズの最終作だった。
    なるほど。

    それで、
    登場人物が妙に完成されたキャラクターだったり、
    途中で出て来た人との関係が重かったりのは、そのせいか。

    北欧ものにしては暗くないし、
    悲惨でもないこの作品において、
    それは決してマイナスにはなっていなかったけれど、
    この前の作品を翻訳してほしい。
    話はそれだから。

    「角の向こう側の見通せる」男、国家犯罪捜査局の元長官が、
    脳梗塞で倒れる。
    麻痺と闘いながら、担当医の頼みを聞いて過去の事件を調べ始める。
    妻の諫めも聞かず脂っこいものを食べたり

    1
    2021年11月07日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    あのミレニアムではないけれども面白かったと思う。
    なによりまた読めるという楽しみを与えてくれた作者に感謝。

    0
    2021年08月19日
  • 許されざる者

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    面白かった。意外な出だし、車いす探偵として主役の鋭さチームの妙味。好きなタイプでした。どう結末つけるんやろうって思いながら読み進む。

    0
    2021年07月01日
  • メッセージ

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    ちょっとズレてて、でもいるかもこんな人…が出てくる話が面白かったな。クスリと笑ってしまう。『ローベット』『夏の子ども』『ある愛の物語』『自然の中の芸術』◎。『夏の子ども』で何度も繰り返される「起きたことは受け入れるしかない」というフレーズを、しかと受け止めるよ。

    0
    2021年06月04日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ラーゲルクランツによる三部作、全体の第6部が完結。続編の行方は未決だが、ラーゲルクランツは続きを書くことはないと宣言しているらしい。

    振り返ってみると、シリーズ5も6も、リスベットが過去と対峙するだけの物語ではないところが魅力の一つか。今回のサブテーマは、組織的なフェイクニュースによるバッシング、ロシアとの諜報戦。スウェーデンでは、スパイ問題は身近なものなのか。

    また、エベレスト登山の商業化、それを支える地元のシェルパたち、そして氷の中で眠る登山で命を落とした人々。シェルパの遺伝子に関するエピソードは興味深かった。

    0
    2021年05月02日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    シリーズ6のエピソードは、ミカエル・ブルムクヴィストの名前を記したメモをポケットに入れて、ストックホルムの公園で亡くなった男の謎を追うこと、そしてリスベットは双子の妹・カミラと直接対決へ、の2つを軸に展開する。前作に続いて、リスベットとミカエルが協力する展開だが、上では離れ離れのまま。2人で男の謎が明らかになってきたところで下巻へ続く。

    亡くなったスティーグ・ラーソンの1〜3を引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツによる作品は、この6で終わる予定とか。下巻がクライマックスか。

    0
    2021年04月29日
  • 許されざる者

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    渋い。渋すぎる。

    まず、主役が
    脳梗塞を患い
    右半身に麻痺が残っている
    元警察庁長官。

    治療やリハビリを受ける中で
    ある時効を迎えた
    女児殺害事件に行き当たります。

    主治医である女医から

    牧師だった父親が
    生前「事件の犯人を知っている」
    という懺悔を耳にしたらしい

    と 告白され
    犯人探しが始まるのですが

    いわゆる
    『安楽椅子探偵モノ』に近く

    自らは ベッドに横たわったまま

    当時の捜査資料などを紐解きながら
    想像力と経験値で 
    推理を進めていきます。

    ピアスやタトゥーを施した
    介護士の若い女性や

    同じく年金生活者で
    元警察官の親友

    非常に細かい
    元会計士の義弟

    孤児で 並

    0
    2021年03月23日
  • スマホ脳(新潮新書)

    購入済み

    基本的に電子書籍での読書ばかりなので、電子書籍も脳にダメージがあるのか気になりましたが、寝る前に読書してもパソコンで動画を見ても眠くなってすぐ寝てしまうので、影響には個人差があるのかなと思いました。

    0
    2021年03月18日
  • 平凡すぎる犠牲者

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    ベックストレーム警部シリーズ。まず危惧するのは次々に出て来る差別用語にスウェーデンはどう対応してるかという事。始めは不快だったが、ベックストレームのチームワークやキャラに丸め込まれて、最後には笑い

    0
    2021年03月16日
  • 平凡すぎる犠牲者

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    いつヨハンソンがすべてをさらっていくのかと思いながら読み進めていったら、最後までベックストレームだった…
    ベックストレームは無能なはずなのにほんとは有能なのか?ラッキーなだけ?ほんとに?と戸惑ってしまったよ。

    スウェーデン警察のチームプレーはほんと楽しい。ゲスで下品なフロストやセバスチャン型の警部に有能だったり無能だったりする部下や上司たちの群像劇は大好物なのでいくらでも読みたい。

    0
    2021年03月14日
  • スマホ脳(新潮新書)

    購入済み

    スマホとの向き合い方を再考した

    人類の進化の過程で形成された危機管理能力が、新しい更なる情報を欲していることを知った。
    運動をして、睡眠を確保し、スマホとは距離をとる生活を徹底する。
    SNSはスマホから消して、
    スクリーンタイムは2時間に早速設定した。

    0
    2021年03月13日
  • 平凡すぎる犠牲者

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    『許されざる者』がすごく面白くて、ペーションの作品はその後も読み続けているが、個人的には1作目が一番面白かった。
    ベックストレームのシリーズは事件そのものより個性的すぎる登場人物のやり取りに気を取られてしまう…

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    2021年03月03日
  • 平凡すぎる犠牲者

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     三作目にしてようやくこの作家に慣れてきた。作家という職業の他に、犯罪学教授、国家警察委員会顧問、など三つの顔を併せ持つ、いわゆる専門家なのだが、そういう書き手による警察小説でありながら、内容はお固いものではない。というより、むしろブラックユーモアという今や廃れてしまった類いの言葉が最もよく似合うのが意外な本シリーズなのである。

     ミステリーの謎解きの味は確実に残しつつも、捜査に携わる実に多様な男女を各所に配しながら、彼らを率いる最悪のボスであるエーベルト・ベックストレーム警部の実に滅茶苦茶な活躍(?)を描くシリーズ第二作が本書。第一作の『見習い警官殺し』では、とにかくDNA検査を限りなく指

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    2021年02月24日
  • スマホ脳(新潮新書)

    ネタバレ

    脳の仕組みについて学べた

    スマホ脳というタイトルの本だが、私にとっては、脳の仕組みについて学べたことが大きかった。

    自分の決断の間違いについて悩んでいたタイミングで、この本に出会うことができた。

    脳の仕組みについての説明を読んで、いくつか腑に落ちる部分があっただけでも、この本を買ってよかったと思う。

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    2021年01月16日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    ネタはすごいし、展開もいいし、時事ネタもすごいし、
    ディテールも非常に性格でほんとにすごくいい感じなんだけど
    今ひとつなんか盛り上がりというか、エンターテイメントというか
    読み物としての楽しさがもうひと越えたりなんだよねぇ〜
    なんとなくやっぱりジャーナリストだからなのかもしれないけど、
    イマイチほんとにミカエルのルポをちょっと違う視点で読んでる感じ
    ラーソンはもう少しなんというか情熱があるんだよね・・・
    キャラやこの世界に!!
    ちょっと続投1作目がそこそこいい感じで続投できていたから
    期待値が高すぎたかもしれないけど、ホントあともう少し濃いめの味がほしい
    とおもった2作目でした。
    リスベット物

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    2020年11月04日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    ちょいと確かにラーゲルクランツっぽさが多く出てるね前作より
    でも、ちょっと話がごちゃっとしてる感が・・・
    面白いんだけど、ちょっと頭にスーッと入ってこない
    でも、久々にリスベットのバイオレンスがあったり、
    ブルムヴィストのジャーナリスト魂がグイグイしてたりして
    ある意味ちゃんとミレニアムになってるからその点は楽しめます。
    上巻なので、なかなか全体に伏線散りばめてくれてまして
    すっきりしたいなら下巻を読めよって感じです

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    2020年10月25日