久山葉子のレビュー一覧

  • 満潮 下

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    オリヴィアが必死で探していた行方不明の元捜査官は、意外なことにホームレスのなかにいた。過去を掘り起こすオリヴィアの行動が、意外な関係者たちを揺さぶる。一流企業の取締役、政治家、エスコート会社の経営者。そして最後にたどりついた真相は、オリヴィア自身が予想だにしないものだった。

    それぞれのキャラクターの個性が出ていて、面白い。シリーズ化されているが、翻訳は途絶。残念。

    本国ではドラマ化されているようだ。

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    2022年04月03日
  • 満潮 上

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    警察大学の学生オリヴィアは、夏休みの課題で未解決事件を調べていた。刑事だった亡き父が、二十数年前に担当していた、ノードコステル島の砂浜に臨月の女性が生きたまま埋められ、溺死させられた、残酷な殺人事件だ。オリヴィアは話を聞こうと、当時父親の同僚だった男を探すが…。

    大学の課題で、コールドケースを追うという着眼点がよい。国境を越えた事件になりそうなのは、あのシリーズを想起させる。下巻に続く。

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    2022年04月01日
  • 影のない四十日間 下

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    北欧ミステリーは色々読んできたが、中でもかなり異色のミステリー。
    舞台は極北の地。サーミ人の文化や歴史、トナカイ所有者たちの生活にトナカイ警察など…聞き慣れない内容ばかりで、小説としての内容だけでなく新しい文化を知る意味でも楽しめた。
    久山葉子さんの訳も読みやすい。

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    2022年03月09日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ミレニアムシリーズの完結編。最終作だが重くなることなく、良質なエンターテイメント作品としてすっと読める。終盤のテンポが速く、呆気ない感じもあるが、きれいな終わり方でそれはそれで良い気がする。名残惜しさを感じつつ思う、個性溢れる登場人物たちにまた会える日は来るのだろうか。

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    2022年02月15日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    運動しよう 週3回30分の運動を習慣にする!
    スマホ脳の著者という理由で購入。
    脳科学の用語を使用しつつも繰り返し運動の脳への効能が述べられている。危険を知らせストレスを生む扁桃体、ブレーキとなる前頭葉と海馬。今よりレベルアップするために、脈拍を上げる運動が集中力、記憶力、発想力を高める。スウェーデン教育界で実践。どんな運動かは問わない。シンプルな結論が良い。

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    2026年01月04日
  • 平凡すぎる犠牲者

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    ネタバレ

    ベックストレーム警部の第二弾。

    前作の「見習い警官殺し」が面白くなかったので、
    全く期待せずに読んだが、良かった。
    あくまでも前作に比べれば、と言う意味だが。

    アルコール依存症の一人暮らしの男が殺された。
    酔っ払い同士のありふれた事件のように見えたが、
    死体の第一発見者も死体で発見されてしまう。

    謎解きの要素もあったし、
    捜査も進展したし、
    意外な展開もあった。
    さらには、前作に比べて短いせいかもしれない。

    といっても、
    酒好きで、女好きで、金好きで、偏見のかたまりで、
    仕事をさぼることばかり考えているベックストレーム警部は相変わらず。
    健康のために、禁酒と運動を誓ったにもかかわらず、

    0
    2022年02月12日
  • 影のない四十日間 下

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     フランス人の書いた北欧ミステリー。そう言ってよいのかどうか? いずれにせよ、内容は、都会とは遠く離れた場所に展開する辺境エンターテインメントである。しかもそんじょそこらの中途半端な辺境ではなく、北極に一番近く、地の果てもいいところ。白夜とは真逆となる<黒昼?>。無論そんな言葉は作中にはない。しかし一年に四十日間も全く太陽が顔を見せない季節が地球上にあるなんて! 地軸の傾きが作った宇宙の奇跡としか言いようがない。そんな四十日間の長い夜が明ける瞬間に幕を開けるのがこの物語である。多くの人々が極寒の暗闇で日の出を待つシーンで! どうです、神秘的でしょう?

     しかも初日は日照時間は4時間ほど。日が

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    2022年01月27日
  • 影のない四十日間 上

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     フランス人の書いた北欧ミステリー。そう言ってよいのかどうか? いずれにせよ、内容は、都会とは遠く離れた場所に展開する辺境エンターテインメントである。しかもそんじょそこらの中途半端な辺境ではなく、北極に一番近く、地の果てもいいところ。白夜とは真逆となる<黒昼?>。無論そんな言葉は作中にはない。しかし一年に四十日間も全く太陽が顔を見せない季節が地球上にあるなんて! 地軸の傾きが作った宇宙の奇跡としか言いようがない。そんな四十日間の長い夜が明ける瞬間に幕を開けるのがこの物語である。多くの人々が極寒の暗闇で日の出を待つシーンで! どうです、神秘的でしょう?

     しかも初日は日照時間は4時間ほど。日が

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    2022年01月27日
  • 影のない四十日間 下

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    寒い時期に極寒の本を読むなんてと自嘲していたが、下巻になりテンポの早い展開に圧倒的に面白くなった。悪い奴がここまでやるかと呆れる程ずる賢く、悪の権化として書かれていて、早く捕まえて欲しくてならなかった。物哀しい幕引きだったが、自分なら絶対に選ばない作品だと思うから紹介して下さった方に感謝したい。

    0
    2022年01月11日
  • 許されざる者

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    ネタバレ

    ネットで見かけて。

    何だか変な感じがした。
    その「変」は読み終わった後、解説を見てわかった。
    人気のシリーズの最終作だった。
    なるほど。

    それで、
    登場人物が妙に完成されたキャラクターだったり、
    途中で出て来た人との関係が重かったりのは、そのせいか。

    北欧ものにしては暗くないし、
    悲惨でもないこの作品において、
    それは決してマイナスにはなっていなかったけれど、
    この前の作品を翻訳してほしい。
    話はそれだから。

    「角の向こう側の見通せる」男、国家犯罪捜査局の元長官が、
    脳梗塞で倒れる。
    麻痺と闘いながら、担当医の頼みを聞いて過去の事件を調べ始める。
    妻の諫めも聞かず脂っこいものを食べたり

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    2021年11月07日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    あのミレニアムではないけれども面白かったと思う。
    なによりまた読めるという楽しみを与えてくれた作者に感謝。

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    2021年08月19日
  • 許されざる者

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    面白かった。意外な出だし、車いす探偵として主役の鋭さチームの妙味。好きなタイプでした。どう結末つけるんやろうって思いながら読み進む。

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    2021年07月01日
  • メッセージ

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    ちょっとズレてて、でもいるかもこんな人…が出てくる話が面白かったな。クスリと笑ってしまう。『ローベット』『夏の子ども』『ある愛の物語』『自然の中の芸術』◎。『夏の子ども』で何度も繰り返される「起きたことは受け入れるしかない」というフレーズを、しかと受け止めるよ。

    0
    2021年06月04日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ラーゲルクランツによる三部作、全体の第6部が完結。続編の行方は未決だが、ラーゲルクランツは続きを書くことはないと宣言しているらしい。

    振り返ってみると、シリーズ5も6も、リスベットが過去と対峙するだけの物語ではないところが魅力の一つか。今回のサブテーマは、組織的なフェイクニュースによるバッシング、ロシアとの諜報戦。スウェーデンでは、スパイ問題は身近なものなのか。

    また、エベレスト登山の商業化、それを支える地元のシェルパたち、そして氷の中で眠る登山で命を落とした人々。シェルパの遺伝子に関するエピソードは興味深かった。

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    2021年05月02日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    シリーズ6のエピソードは、ミカエル・ブルムクヴィストの名前を記したメモをポケットに入れて、ストックホルムの公園で亡くなった男の謎を追うこと、そしてリスベットは双子の妹・カミラと直接対決へ、の2つを軸に展開する。前作に続いて、リスベットとミカエルが協力する展開だが、上では離れ離れのまま。2人で男の謎が明らかになってきたところで下巻へ続く。

    亡くなったスティーグ・ラーソンの1〜3を引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツによる作品は、この6で終わる予定とか。下巻がクライマックスか。

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    2021年04月29日
  • 許されざる者

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    渋い。渋すぎる。

    まず、主役が
    脳梗塞を患い
    右半身に麻痺が残っている
    元警察庁長官。

    治療やリハビリを受ける中で
    ある時効を迎えた
    女児殺害事件に行き当たります。

    主治医である女医から

    牧師だった父親が
    生前「事件の犯人を知っている」
    という懺悔を耳にしたらしい

    と 告白され
    犯人探しが始まるのですが

    いわゆる
    『安楽椅子探偵モノ』に近く

    自らは ベッドに横たわったまま

    当時の捜査資料などを紐解きながら
    想像力と経験値で 
    推理を進めていきます。

    ピアスやタトゥーを施した
    介護士の若い女性や

    同じく年金生活者で
    元警察官の親友

    非常に細かい
    元会計士の義弟

    孤児で 並

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    2021年03月23日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    基本的に電子書籍での読書ばかりなので、電子書籍も脳にダメージがあるのか気になりましたが、寝る前に読書してもパソコンで動画を見ても眠くなってすぐ寝てしまうので、影響には個人差があるのかなと思いました。

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    2021年03月18日
  • 平凡すぎる犠牲者

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    ベックストレーム警部シリーズ。まず危惧するのは次々に出て来る差別用語にスウェーデンはどう対応してるかという事。始めは不快だったが、ベックストレームのチームワークやキャラに丸め込まれて、最後には笑い

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    2021年03月16日
  • 平凡すぎる犠牲者

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    いつヨハンソンがすべてをさらっていくのかと思いながら読み進めていったら、最後までベックストレームだった…
    ベックストレームは無能なはずなのにほんとは有能なのか?ラッキーなだけ?ほんとに?と戸惑ってしまったよ。

    スウェーデン警察のチームプレーはほんと楽しい。ゲスで下品なフロストやセバスチャン型の警部に有能だったり無能だったりする部下や上司たちの群像劇は大好物なのでいくらでも読みたい。

    0
    2021年03月14日
  • スマホ脳(新潮新書)

    購入済み

    スマホとの向き合い方を再考した

    人類の進化の過程で形成された危機管理能力が、新しい更なる情報を欲していることを知った。
    運動をして、睡眠を確保し、スマホとは距離をとる生活を徹底する。
    SNSはスマホから消して、
    スクリーンタイムは2時間に早速設定した。

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    2021年03月13日