久山葉子のレビュー一覧

  • 白夜に沈む死 上

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    ノルウェーのほぼ最北に位置する町を舞台にしたミステリー。油田開発を狙う企業とトナカイ所有者、新しく入植した町の住民とサーミ人との軋轢。ノルウェー南部から来た新人警官が先輩と共に立ち向かって行く、と言うシリーズ2作目。今更ながら地図を見て驚いた、これ程南北に長い国とは。下巻が楽しみ。

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    2023年02月21日
  • 影のない四十日間 上

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    北欧3カ国共通に「トナカイ警察」ってのがあるそうで。その人らが事件を追う作品。あらすじはよさげなんですけども、日本でいうとアイヌ的な差別が背後にありそう、なんだが、全然頭に内容が入ってくる前に、返却期限過ぎてしまった(相性絶対あるよね。久々にボラーニョでも読もうかなーと思って、絶対に確実に50年先も文庫化はしないと思うんだけど、じゃあ電車のあの落ち着かない環境で読めるかというと、多分自分には無理で、結局内容スカスカの本しか頭に入って来ないのに、そういうのをつかまえては、悪口言っていて、なんかヤンキーみたいだ。

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    2023年02月14日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    ネタバレ

    少し同じような繰り返しの場面と、よけいな描写が多い。マーリンとレオの下りなど、何度もミカエルが会って聞き出すことでもない。レオとダンの危機も、男二人ならいくらでも初老の女相手にねじ伏せられたろうし、なにをもたもたやっているんだろう、会話が長くて緊張感がない、と感じてしまった。
    必ず上下巻程度の分量にしなければならないというがために、展開を引っ張ったように思える。

    株価暴落は、事件に全く関係のない現実風のトピックを出すことで、レオのいた虚飾の世界とリンクさせる意図なのだろうか?数字だけの、駆け引きだけの脆い世界…。それとも丁寧に危険を冒して暴いた人体実験の真実よりも、センセーショナルな不確実な

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    2023年02月05日
  • ヒヒは語らず

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    長い。無駄に登場人物多くないか?別に最初のプロットから外れても、良い物を作るべきだと思う。どうでもいいエピソードが多すぎる。しかしタチが悪いのが、なんだかこの作者は人物を描いたり、文章そのものは標準よりも高い位置にいるような気がするんだよな。無理に警察ものを書くんじゃなくて、自分の良さが引き出されるような題材とまとめ方を見つけられたら良いと思う。「北欧が」とかそういう冠いらなくね?ネット社会なんだから、もうどこの国でもいいじゃん?(歴史物以外)

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    2022年12月15日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

    出だしはおもしろくて、謎のホームレスが強い印象でした。
    そのうち、いつも通りいろいろな人物がわらわらと出てきて、また複雑になりましたが、、、。

    リスベットの描き方に思ったほどの鋭さがなく、単調に思います。

    #ドキドキハラハラ #切ない #感動する

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    2022年09月30日
  • 悪い弁護士は死んだ 上

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    同じ作者の作品かと何度も確認した。「許されざる者」の主人公、ヨハンソンの人格や事件に向き合う真摯さが、このベックストレームと相反しているからだ。超が付く程の差別主義者で自己愛に満ちた主人公がどんな活躍をしてくれるのかしないのか、下巻が楽しみ。下品でどうしようもないベックストレームだが、愛着が湧いてくるからふしぎ。

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    2022年06月27日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

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    2022年05月28日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

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    2022年05月28日
  • 影のない四十日間 下

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    CL 2022.5.6-2022.5.11
    今まで読んだ北欧ミステリの中でもひときわ異彩を放つ。サーミ人の生活や、彼らへの差別、邪悪な人たちの言動に怒りがわく。

    日本から見た北欧は、高度な社会モデルを築いている福祉国家というイメージが強いが、原住民を虐げたうえに成り立っていることをはじめて知った。
    本来サプミはひとつなのに勝手に国境を作られて、サーミ人はそれに苦しめられたんだ。

    とても読み応えのある作品だった。
    登場人物それぞれの心が沁みるように伝わってくる。
    ただ、文章がややぎこちないのが残念だった。

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    2022年05月11日
  • 影のない四十日間 上

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    CL 2022.5.4-2022.5.6
    北欧の原住民サーミ人というのをはじめて知った。
    それにしても差別、偏見が酷くて驚く。
    ブラッツェンはもはや犯罪者となんら変わらない。
    でも、次期署長候補なんだよね。なんとも納得のいかないことだわ。

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    2022年05月06日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    一気に読み終えるほど面白かったよ。
    でも、目から入って頭の中で、時とともに霧散するこの感じは、、、残念さと寂しさが入り混じる。

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    2022年04月11日
  • 悪い弁護士は死んだ 下

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     この作家を読み始めたきっかけは『許されざる者』だったが、その作品はヨハンソンという警察長官のシリーズ主人公であり、しかもシリーズ最終作だった。物凄くシリアスで読み応えのある感動作だったのでかなり気になる作家となって記憶に刻まれた。

     同じ作家の別シリーズである本書ベックストレーム警部シリーズが今や、次々と翻訳されているので、期待して読んでいるのだが、このシリーズは、実はユーモア・ミステリー。誰が見てもアンチヒーローな助平ジジイイなベックストレーム警部だけが、喜劇役者のような主人公を演じる。生前のヨハンソンが顔を出してくれるシーンでは、複雑な想いとともにこの別シリーズのヒーローの個性の強さに

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    2022年04月08日
  • 悪い弁護士は死んだ 上

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     この作家を読み始めたきっかけは『許されざる者』だったが、その作品はヨハンソンという警察長官のシリーズ主人公であり、しかもシリーズ最終作だった。物凄くシリアスで読み応えのある感動作だったのでかなり気になる作家となって記憶に刻まれた。

     同じ作家の別シリーズである本書ベックストレーム警部シリーズが今や、次々と翻訳されているので、期待して読んでいるのだが、このシリーズは、実はユーモア・ミステリー。誰が見てもアンチヒーローな助平ジジイイなベックストレーム警部だけが、喜劇役者のような主人公を演じる。生前のヨハンソンが顔を出してくれるシーンでは、複雑な想いとともにこの別シリーズのヒーローの個性の強さに

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    2022年04月08日
  • 影のない四十日間 下

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    下巻は民俗学に地質学、更に環境問題も絡み合う盛り沢山の内容。その所為か、些かまとまりに欠ける印象は否めない。蘊蓄が多過ぎて決してテンポは良くないが、終盤に入ると一気に畳み掛けてくる。気骨のある孤高のサーミ人・アスラクの悲哀に思わず胸が痛んだ。今年中に続編が刊行されるようだが、こんな場面で中途半端に幕を閉じられると流石に読まざるを得ない。残念だったのは、謎解きのキーでもある太鼓のイラストが作中に挿入されていなかったこと。私の想像力が乏しく、皆が太鼓の絵柄について議論するシーンは全く画が浮かばなかったので…。

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    2022年03月19日
  • 影のない四十日間 上

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    先日NHKで放送されたテレビ番組(早春のヨーロッパ鉄道旅)にて、スウェーデンのラポニア地域に居住するサーミ人の暮らしぶりが紹介されていたので、作中の風習は割かしイメージし易かった。<トナカイ警察>とは随分と可愛らしいネーミングだが、調整役さながらの業務は必要以上に神経を擦り減らしそう。サーミの伝統的な太鼓の盗難事件に始まり、トナカイ放牧者の殺人事件、そこへ金鉱の在処を示した地質図が登場し、上巻の時点ではまだ着地点が見えない。派手さの欠片もない地味な作風だが、こういうの嫌いじゃないんですよね。続けて下巻へ。

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    2022年03月19日
  • スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし

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    タイトルから、保育園や教育についてもう少し社会情勢的な内容を期待していたけど、内容は移住体験記に近い感じでした。

    また、導入部の日本での話は、大都市のママ独特のマウンティングな話に何度か読むのを辞めようかと思いましたが(笑)、スウェーデンに移ってからの話はとても興味深かったです。

    もうひとつ考えさせられたのは、スウェーデンと日本における、平等に対する考え方の違いです。同じ条件にするのが平等なのか、ハンディをつけて結果的な平等を目指すのか。日本人の多くが不足しているのはココで、ココが分かち合えれば、日本ももう少し心豊かに生活できる気がします。

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    2022年02月23日
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

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    運動は脳に良い影響を与える 一言でまとめると、運動は脳に良い影響を与える、ということ。
    でも、運動は好きだけど勉強は得意じゃないって子の方が多いと思うんだけど…

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    2025年12月09日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    人物の主観視点がここ変わる描写と設定は読者を飽きさせなくてとてもいい。ストーリーもミステリーが徐々に明らかになり、犯罪者が裁かれ、新たなスタートを予感させるハッピーな結末。終盤の攻防は非常にリアルで迫力ある文章でいい。作家が変わってもまた続編を出してほしい作品。

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    2022年01月30日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ホームレス死亡事件、リスベットとミカエルの関係性とカミラの対決の行方の展開が非常に面白そうだし、サスペンスの展開はスローペースだが非常にわかりやすくていい。

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    2022年01月28日
  • 見習い警官殺し 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    しかも、事件の方は、
    警察官の卵の女性が酷い殺され方をするという、
    警官を怒らせるような事件だと言うのに。

    犯人逮捕までの道のりも紆余曲折というかうだうだだし、
    裁判の結果も精神病院への隔離で終わってしまったし、
    被害者の母親が自殺してしまったのも、
    全く共感できない主人公が、
    最後に大して痛い目に遭っていないのも、
    全く納得がいかない。

    何が良くてこの主人公のシリーズが続いているのは、
    どういうことなのか、誰か教えてほしい。

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    2022年01月20日