久山葉子のレビュー一覧

  • ミレニアム6 死すべき女 上

    出だしはおもしろくて、謎のホームレスが強い印象でした。
    そのうち、いつも通りいろいろな人物がわらわらと出てきて、また複雑になりましたが、、、。

    リスベットの描き方に思ったほどの鋭さがなく、単調に思います。

    #感動する #ドキドキハラハラ #切ない

    0
    2022年09月30日
  • 悪い弁護士は死んだ 上

    Posted by ブクログ

    同じ作者の作品かと何度も確認した。「許されざる者」の主人公、ヨハンソンの人格や事件に向き合う真摯さが、このベックストレームと相反しているからだ。超が付く程の差別主義者で自己愛に満ちた主人公がどんな活躍をしてくれるのかしないのか、下巻が楽しみ。下品でどうしようもないベックストレームだが、愛着が湧いてくるからふしぎ。

    0
    2022年06月27日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

    Posted by ブクログ

    ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

    0
    2022年05月28日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

    Posted by ブクログ

    ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

    0
    2022年05月28日
  • 影のない四十日間 下

    Posted by ブクログ

    CL 2022.5.6-2022.5.11
    今まで読んだ北欧ミステリの中でもひときわ異彩を放つ。サーミ人の生活や、彼らへの差別、邪悪な人たちの言動に怒りがわく。

    日本から見た北欧は、高度な社会モデルを築いている福祉国家というイメージが強いが、原住民を虐げたうえに成り立っていることをはじめて知った。
    本来サプミはひとつなのに勝手に国境を作られて、サーミ人はそれに苦しめられたんだ。

    とても読み応えのある作品だった。
    登場人物それぞれの心が沁みるように伝わってくる。
    ただ、文章がややぎこちないのが残念だった。

    0
    2022年05月11日
  • 影のない四十日間 上

    Posted by ブクログ

    CL 2022.5.4-2022.5.6
    北欧の原住民サーミ人というのをはじめて知った。
    それにしても差別、偏見が酷くて驚く。
    ブラッツェンはもはや犯罪者となんら変わらない。
    でも、次期署長候補なんだよね。なんとも納得のいかないことだわ。

    0
    2022年05月06日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

    Posted by ブクログ

    一気に読み終えるほど面白かったよ。
    でも、目から入って頭の中で、時とともに霧散するこの感じは、、、残念さと寂しさが入り混じる。

    0
    2022年04月11日
  • 悪い弁護士は死んだ 下

    Posted by ブクログ

     この作家を読み始めたきっかけは『許されざる者』だったが、その作品はヨハンソンという警察長官のシリーズ主人公であり、しかもシリーズ最終作だった。物凄くシリアスで読み応えのある感動作だったのでかなり気になる作家となって記憶に刻まれた。

     同じ作家の別シリーズである本書ベックストレーム警部シリーズが今や、次々と翻訳されているので、期待して読んでいるのだが、このシリーズは、実はユーモア・ミステリー。誰が見てもアンチヒーローな助平ジジイイなベックストレーム警部だけが、喜劇役者のような主人公を演じる。生前のヨハンソンが顔を出してくれるシーンでは、複雑な想いとともにこの別シリーズのヒーローの個性の強さに改めて感銘を受けたりもした。

     ベックストリーム警部は、ヨハンソンと同じ地平にいるくせに、かなり際どい類いの主人公である。悪徳警官とは言わないまでも、私腹をこやし、女性を性の道具として利用、それ自体性差別なのだが、人種差別を含め、あらゆる差別の亡者でもある。

     それでいて彼を取り巻く警察組織の各部署のキャラクターは生真面目な普通の警察小説の地味眼な主人公たち。あくまで捜査責任者であるベックストレームだけが、エロじじいであり、アル中であり、昼寝大好きであり、私腹をこやすための努力を惜しまないダーティ極まりない漫画チックな主人公なのである。

     この手のミステリーで有名なのは、セクハラやパワハラも共通するワーカホリック警部として一世を風靡したあのR.D.ウィングフィールド描くシリーズ主人公であるフロストであろう。どちらも中年の下品男、それでいて事件解決能力の高い主役刑事をヒーローにしたミステリーの双璧と言えるのではないだろうか。

     フロストがどちらかと言えば、一気に沢山の事件を解決してゆくモジュラー型小説とすれば、本編のベックストレームは一つの事件の裏に重なる分厚い謎を運よく、結果的に解いてしまい、最終的に美味しいところをものにしてゆくという皮肉型主人公であるように思う。

     本書でもベックストレームの下品さや強欲さは全開極まりなく、ストーリーはオートマティックに進んでゆくのだが、スウェーデンらしく歴史の世界に入り込んでゆくエピソードの長さには、聞き役であるベックストレーム同様、読者としてもやたら退屈させられた。また歴史上の人物相関図が及ぼす現代の事件への難解度が半端じゃなく、これまでのシリーズ作としては最も長い、と言われる部分がこれのせいだったか、と思うと、ミステリー読者としては辛すぎる構成と感じた。

     作者が、犯罪学教授で、国家警察委員会顧問などの肩書を持っているとのことなので、ともすればストーリーテリングよりも楽屋落ちに近い蘊蓄方面に語りが入ると厄介、という印象がないでもない。

     このシリーズを読み続けるべきか否かを問われるぼくにとっては分岐点的作品である。中盤で100ページ余を費やしての面倒くさいエピソードの集積さえなければ、あれよあれよと解決に雪崩れ込む展開は魅力だ。何よりベックストレームの日常に関わるストーリーテリングの楽しさと、事件の時空スケールの退屈な奥深い語り口を秤にかけると、結論に至らずというのが、現在の私的心境である。あなたはこの怪作を如何、ご判断されるだろうか?

    0
    2022年04月08日
  • 悪い弁護士は死んだ 上

    Posted by ブクログ

     この作家を読み始めたきっかけは『許されざる者』だったが、その作品はヨハンソンという警察長官のシリーズ主人公であり、しかもシリーズ最終作だった。物凄くシリアスで読み応えのある感動作だったのでかなり気になる作家となって記憶に刻まれた。

     同じ作家の別シリーズである本書ベックストレーム警部シリーズが今や、次々と翻訳されているので、期待して読んでいるのだが、このシリーズは、実はユーモア・ミステリー。誰が見てもアンチヒーローな助平ジジイイなベックストレーム警部だけが、喜劇役者のような主人公を演じる。生前のヨハンソンが顔を出してくれるシーンでは、複雑な想いとともにこの別シリーズのヒーローの個性の強さに改めて感銘を受けたりもした。

     ベックストリーム警部は、ヨハンソンと同じ地平にいるくせに、かなり際どい類いの主人公である。悪徳警官とは言わないまでも、私腹をこやし、女性を性の道具として利用、それ自体性差別なのだが、人種差別を含め、あらゆる差別の亡者でもある。

     それでいて彼を取り巻く警察組織の各部署のキャラクターは生真面目な普通の警察小説の地味眼な主人公たち。あくまで捜査責任者であるベックストレームだけが、エロじじいであり、アル中であり、昼寝大好きであり、私腹をこやすための努力を惜しまないダーティ極まりない漫画チックな主人公なのである。

     この手のミステリーで有名なのは、セクハラやパワハラも共通するワーカホリック警部として一世を風靡したあのR.D.ウィングフィールド描くシリーズ主人公であるフロストであろう。どちらも中年の下品男、それでいて事件解決能力の高い主役刑事をヒーローにしたミステリーの双璧と言えるのではないだろうか。

     フロストがどちらかと言えば、一気に沢山の事件を解決してゆくモジュラー型小説とすれば、本編のベックストレームは一つの事件の裏に重なる分厚い謎を運よく、結果的に解いてしまい、最終的に美味しいところをものにしてゆくという皮肉型主人公であるように思う。

     本書でもベックストレームの下品さや強欲さは全開極まりなく、ストーリーはオートマティックに進んでゆくのだが、スウェーデンらしく歴史の世界に入り込んでゆくエピソードの長さには、聞き役であるベックストレーム同様、読者としてもやたら退屈させられた。また歴史上の人物相関図が及ぼす現代の事件への難解度が半端じゃなく、これまでのシリーズ作としては最も長い、と言われる部分がこれのせいだったか、と思うと、ミステリー読者としては辛すぎる構成と感じた。

     作者が、犯罪学教授で、国家警察委員会顧問などの肩書を持っているとのことなので、ともすればストーリーテリングよりも楽屋落ちに近い蘊蓄方面に語りが入ると厄介、という印象がないでもない。

     このシリーズを読み続けるべきか否かを問われるぼくにとっては分岐点的作品である。中盤で100ページ余を費やしての面倒くさいエピソードの集積さえなければ、あれよあれよと解決に雪崩れ込む展開は魅力だ。何よりベックストレームの日常に関わるストーリーテリングの楽しさと、事件の時空スケールの退屈な奥深い語り口を秤にかけると、結論に至らずというのが、現在の私的心境である。あなたはこの怪作を如何、ご判断されるだろうか?

    0
    2022年04月08日
  • 影のない四十日間 下

    Posted by ブクログ

    下巻は民俗学に地質学、更に環境問題も絡み合う盛り沢山の内容。その所為か、些かまとまりに欠ける印象は否めない。蘊蓄が多過ぎて決してテンポは良くないが、終盤に入ると一気に畳み掛けてくる。気骨のある孤高のサーミ人・アスラクの悲哀に思わず胸が痛んだ。今年中に続編が刊行されるようだが、こんな場面で中途半端に幕を閉じられると流石に読まざるを得ない。残念だったのは、謎解きのキーでもある太鼓のイラストが作中に挿入されていなかったこと。私の想像力が乏しく、皆が太鼓の絵柄について議論するシーンは全く画が浮かばなかったので…。

    0
    2022年03月19日
  • 影のない四十日間 上

    Posted by ブクログ

    先日NHKで放送されたテレビ番組(早春のヨーロッパ鉄道旅)にて、スウェーデンのラポニア地域に居住するサーミ人の暮らしぶりが紹介されていたので、作中の風習は割かしイメージし易かった。<トナカイ警察>とは随分と可愛らしいネーミングだが、調整役さながらの業務は必要以上に神経を擦り減らしそう。サーミの伝統的な太鼓の盗難事件に始まり、トナカイ放牧者の殺人事件、そこへ金鉱の在処を示した地質図が登場し、上巻の時点ではまだ着地点が見えない。派手さの欠片もない地味な作風だが、こういうの嫌いじゃないんですよね。続けて下巻へ。

    0
    2022年03月19日
  • スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし

    Posted by ブクログ

    タイトルから、保育園や教育についてもう少し社会情勢的な内容を期待していたけど、内容は移住体験記に近い感じでした。

    また、導入部の日本での話は、大都市のママ独特のマウンティングな話に何度か読むのを辞めようかと思いましたが(笑)、スウェーデンに移ってからの話はとても興味深かったです。

    もうひとつ考えさせられたのは、スウェーデンと日本における、平等に対する考え方の違いです。同じ条件にするのが平等なのか、ハンディをつけて結果的な平等を目指すのか。日本人の多くが不足しているのはココで、ココが分かち合えれば、日本ももう少し心豊かに生活できる気がします。

    0
    2022年02月23日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

    Posted by ブクログ

    人物の主観視点がここ変わる描写と設定は読者を飽きさせなくてとてもいい。ストーリーもミステリーが徐々に明らかになり、犯罪者が裁かれ、新たなスタートを予感させるハッピーな結末。終盤の攻防は非常にリアルで迫力ある文章でいい。作家が変わってもまた続編を出してほしい作品。

    0
    2022年01月30日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

    Posted by ブクログ

    ホームレス死亡事件、リスベットとミカエルの関係性とカミラの対決の行方の展開が非常に面白そうだし、サスペンスの展開はスローペースだが非常にわかりやすくていい。

    0
    2022年01月28日
  • 見習い警官殺し 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    しかも、事件の方は、
    警察官の卵の女性が酷い殺され方をするという、
    警官を怒らせるような事件だと言うのに。

    犯人逮捕までの道のりも紆余曲折というかうだうだだし、
    裁判の結果も精神病院への隔離で終わってしまったし、
    被害者の母親が自殺してしまったのも、
    全く共感できない主人公が、
    最後に大して痛い目に遭っていないのも、
    全く納得がいかない。

    何が良くてこの主人公のシリーズが続いているのは、
    どういうことなのか、誰か教えてほしい。

    0
    2022年01月20日
  • 見習い警官殺し 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「許されざる者」と同じ作者だったので。

    この作品はミステリーでもなければ、
    警察小説でもないし、さらに言えば娯楽でもない。
    忍耐力テストだ。

    四分の三ぐらいまで延々ととそれが続く。
    (上巻の四分の三ではない、全体の四分の三!)
    とにかく捜査は進まないし、
    主人公の差別的な態度、
    下ネタ発言、そして経費のごまかしや飲酒と
    ひたすら不愉快な内容に耐えなければならない。

    (下巻に続く)

    0
    2022年01月17日
  • 影のない四十日間 上

    Posted by ブクログ

    北欧の先住民族が住む地域を舞台にしたミステリ。トナカイ警察のクレメットと新人のニーナの2人が殺人事件とシャーマンの儀式に使う盗難事件の解決に挑んで行くと言う内容。本作を読むにあたり、サーミ人について調べたが、極寒の地でのサーミ人と北欧人の軋轢は根深いものらしく、それがそこかしこに描かれていて辛かった。

    0
    2022年01月11日
  • メッセージ

    Posted by ブクログ

    ムーミンとは違ったトーベと出会えた。自伝的要素のある作品もあるが、あまりそこを意識しないで読みたい。

    0
    2021年12月28日
  • こどもサピエンス史 生命の始まりからAIまで

    Posted by ブクログ

    私たちホモ・サピエンスの歴史を振り返る。

    人類の歴史をまとめた『サピエンス全史』に触発されて書かれた子ども向けの歴史本。語りかける文体とイラストレーションは子どもを想定している。日本語訳の際に、日本の情報を加えたとあるが、元のスウェーデンの方が書いたのが感じられる北欧的な考え方(特に環境に関して)も見られる。大人が読んでも読み応えのある本。

    ホモ・サピエンス、かしこい人、という意味が強く訴えてくる。その名に恥じない行動を取れるだろうか。

    0
    2021年11月28日
  • こどもサピエンス史 生命の始まりからAIまで

    Posted by ブクログ

    人類史をこどもにもわかりやすく解説してくれている。サピエンス全史を読む前の入門書。
    サピエンス全史はこどもに読み聞かせるのは無理だけど、この本なら聞いてくれたしわかってくれたし、議論と討論のテーマにちょうどよかった。

    認知革命、農業革命、科学革命、産業革命、そして今、IT+情報革命の真っ只中、どんどん革命の周期が早くなって、未来の予測が前倒ししている。インターネットの次にくるものは何か。資本主義と経済成長の次にくるものは何か。時代に波乗りして生きていくか、堅実なその日暮らしで満足するか。自分を見つめ直すきっかけになる一冊だと感じた。

    0
    2021年09月20日