あらすじ
娘の結婚式に出席するため、スウェーデン北部に向かうミカエル。しかし、町の有力者の結婚相手には好ましくない噂が付きまとっていた。そして、田舎町に潜んでいた陰謀が凄惨な暴力となって噴出したとき、彼とリスベットは再会を果たす。人気シリーズ再始動!
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Posted by ブクログ
今まではリスベットが主人公で、ミカエルと大活躍!という感じだったけれど、これからはリスベットの姪っ子がメインの話になっていくのかな?ミカエルもすっかりお爺ちゃん?(-_-)二人のやりとりや活躍を期待して読むと、何だか残念な気持ちに…(._.)
Posted by ブクログ
うーん、作者が変わったからかわたしの愛するリスベットがリスベットではないような…
いやでもリスベットもいろいろ事件を重ねて成長したり変化していくと思えば受け入れられなくもない…いや、でも…
Posted by ブクログ
ところどころやっぱり、リスベットはこんなこと言わないよなー、と感じてしまったものの、物語としては面白かった。
スティーグラーソンの三部作はもはや地球のマスターピースとして君臨していると思うし、あれを読み終わった後のリスベットに対する畏敬の念はすごかったわけですが、作者がもう亡くなっていて、でもあの物語が終わるのは偲びない、と思う人たちが多すぎるからこそ続いているわけで、だからと言って原作者はいないわけで、となったらもう登場人物が描く人によって育って行くのは仕方ないことなんだろうと思うし、そう言うものなんだな、と思い切った新しい視点で読んで行くのがいいんだと思う。
スミルノフさんが三部作を書き上げたら、また新しい作者がきっと引き継ぐわけで、いつまでもダヴィドラーゲルクランツの引継ぎ完璧です!
みたいなノリでは続かないと思うので。
あと、リスベットこんなこと言わないよなー、に、翻訳の仕方もあるのかなーとは思った。
加えて読みにくさについても、皆さんの大ブーイングはとてもよく分かる。笑
けども、わたしは上に書いたことを踏まえて、全体を通して面白いミステリだなと思うし、続きも気になる。
でもリスベットの天才ハッカーぷりとか、もっと強いよね?とかミレニアムなくなっちゃったんかーい、ミカエルのかっこよさはどこに?的なのは続きに期待なのだろうか?
と言う点に於いての面白さには欠けたかもしれない…。暴力的なものは決して求めてないけどリスベットの孤高の強さが好きなので。
姪のスヴァラは結構好きだった。今後も出るんだろうとは思うので期待。
リスベットの母性に関しては…多少の違和感はありながら、実際そう言う存在がいたら、リスベットは優しいからな、とは思った。表現的に言葉的に気になる点はあるけども。
上の感想にも同じこと書いたけど、スティーグラーソンは三部作で伺えるように女性の地位を引き上げることに強い意志を持っていたと思うので、その点に於いて女性作家になって、今後どうなって行くか?はやはり気になるところではある。
同じジャーナリスト繋がりという点に於いても。
Posted by ブクログ
ミレニアムシリーズ
ラーソンの原典三部作、跡を継いだラーゲルクランツのダイナミックな三部作に次ぐ、スミルノフによる新作三部作。一区切りついたためか、設定も新しい。過去との繋がりの強引さには良し悪しはありそう。
主に会話で展開するため、個人的にはやや読みにくさはあるが、リズミカルに進むのは良。当初ほどのヒリヒリした緊迫感は感じないが、優れた作家による続編としては悪くない。これも3作目まで続くのか、そこでどうするのかに期待。