藤沢周のレビュー一覧

  • ご本、出しときますね?
    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。
  • ご本、出しときますね?
    小説家の方々の独特な頭の中がとても面白い。聞き手の若林さんの面白さと相まってテレビ観といたら良かったー!と悔しい気持ちでいっぱい。またやってくれたらいいのに。
  • ご本、出しときますね?
    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。
  • 世阿弥最後の花
    ナンチャンとオードリー若林の中で昔この本が流行ってたらしく、読んでみた。

    舞台は佐渡。
    著者は新潟市出身で、本書の中では流暢な新潟弁が披露されている。
    自分も新潟市出身なので懐かしく読んでいたが、語尾の「だっちゃ」だけが引っかかった。
    自分は聞いたことが無かった。
    調べてみると佐渡弁なのだそうだ。...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。
  • ご本、出しときますね?
    面白すぎてあっという間に完読。
    物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
    勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
    【諦め】ということ。
    対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわか...続きを読む
  • 世阿弥最後の花
    親子愛や師弟愛のヒューマンドラマ?
    能を深く知れる芸能書?
    佐渡の観光本?
    身の回りの人たちにどう接するかを学ぶ自己啓発書?
    鎮魂のあり方を考えさせる死生学の教科書?
    絶望の中での生き方を教える人生指南書?

    その全て、それがこの本です。

    最初期かつ最高に位置する能楽師、世阿弥。
    その世阿弥の佐渡...続きを読む
  • 世阿弥最後の花
    絲山秋子賞で、知ったのでさっそく読んでみた。
    佐渡へ行ったことがあるので、描写に沿って土地の風情など想いを馳せて読むことができた。
    読み終えて数週経つけどもふと思い出す。
    しみじみと良かった。
  • 世阿弥最後の花
    「能」についてほとんど知識がなく、慣れない文体でもあったが、徐々に世界に惹き込まれた。知らないうちに能の精神性に触れたような気持ちになる。
    ひたむきに打ち込み、自分をなくした自然な振る舞いが真の芸、神事となる。落語や作家、舞踊など芸事の世界はもちろん、一般の仕事でも同じことが言えるんじゃないか、そん...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    読んだことのない作家も出てくるけど、それでも面白い。もちろん読んだことのある作家ならなおさら。コンビニ人間の村田沙耶香さんって変わった人。ある意味コンビニ人間の主人公みたい。
  • ご本、出しときますね?
    読み終わって思う、番組見たかったなぁと…
    特に私の大好きな、朝井リョウ×西加奈子×若林正恭は本当に面白かった
  • あの蝶は、蝶に似ている
    屍の蔵と書いて鎌倉。どこを歩いても現実の軸が狂うような磁場ばかりで霊所だらけ。その鎌倉の深い闇に徐々に飲まれていく様が日常を通して描かれている。井戸の蓋の裂け目と浴室の天井の割れ目を出入りする土蜘蛛。拒食症自殺者の女。夜になると幽冥な闇に変わる竹林。シトシト降る雨の円覚寺山門。渋谷の千代田稲荷。幻想...続きを読む
  • 武曲
    これはおもしろい。
    ラストにかけて描かれている、まわりの世界と同化していく感覚はほんとに気持ちが良いもの。
    その感覚を思い出させてもらった。
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 武曲
    武道関連の小説を読みたいと思っていたところに、書店の平台で出会った新刊文庫本。
    『ラップに夢中の高校生、いきなり竹刀を握らされ…』という帯のコピーがなんとも良くって。
    現代を生きる、世代の違う者たちの描き方が鮮やかでした。
    舞台もたまたま身近なところで、「そんなこと」もあるかもしれないと思いながら。...続きを読む
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • ブエノスアイレス午前零時
    標題作は問答無用の第119回芥川賞受賞作。
    "かっては東京の広告代理店で働いていたものの、現在は新潟と福島の県境にある雪深い寂れた田舎町の温泉ホテルで働き、毎朝温泉卵を茹でる日々を送る青年。同僚にこのまま実家の豆腐屋を継ぐのか、と問われれば今は充電期間中なのだと答えるものの、その実このままこの田舎町...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
    常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
    自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
    ...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。
  • ご本、出しときますね?
    オードリー・若林正恭と作家二名との鼎談13回分が収められた本。テレビ番組で放映されていたことは知らなかったが、とても面白く読めた。作品からは分からない作家の素顔が知られて良かった。「○○にオススメの一冊」のなかで、『シェア』、『変愛小説集』、『ライン』を読んでみたいと思った。