沢渡あまねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ウォーターフォールとアジャイルをどう組み合わせるのか気になって読んでみた。
物語形式で進み、それに対する解説という形でアジャイルの手法が説明されている。
物語なので技術書に慣れていないない人にも、読みやすく理解もしやすい本であると感じた。
ただ、物語の内容が普遍的?(教科書みたい)なのかあまり共感を得ることが出来なかった。
内容も解説も丁寧だが、それ故にタイトルとの解離が大きい(本の帯紹介「ーこれが現場のリアルだ」)
面白いタイトルが故にもう少し物語をリアルに寄せて欲しいと強く感じた。(なんなら体験記でもいいぐらい)
解説だけをつまみ読みするぐらいなら良い本だと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ羽田空港の雑貨屋兼本屋で平積みされてたので、ちょっと気になって衝動買い。仕事でありがちな問題、課題をピックアップし、それがなぜ起きているか、その問題によってさらにどのような問題が生じてしまうか、という点が主に紹介されている。
惜しいなー、と思うのが、せっかくたくさんの問題をピックアップしておきながら、具体的な解決につながるようなヒントや、実際に解決に導くことのできたグッドプラクティスの紹介がそれほど多くないこと。章立てとしては10個の問題を挙げ、1章ごとに1つの問題の発生原因とその解決策を紹介しているが、章によって解決策の密度というか、現実味がけっこう違う。そして、「そこんところ、もうちょい -
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個々人の働きをデータにより量と質で可視化する。生産性を改善する目的だが効果的に利活用できているのか?
データ化することに関して、全く意味がないとは思わない。
むしろ、非常に有効だろうと思う。
例えば、活躍しているハイパフォーマー社員のデータを観測することで、他者とどんな異なる動きをしているのか?
そんな具体的比較が出来るだけでも、マネジメント側に気付きがあるだろう。
しかしながら、実情はなかなか困難だ。
それは人事側のスキル不足も正直大きい。(私のスキル不足という固有の問題だが)
さらに、システムを管理する人事側の負担が大きいのも現実的な課題である。
なかなかデータというのは不思議なもので「数 -
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他の作品もそうだけれども、この著者の本は、業務効率化と言うお題がそうなのかもしれないけれども、やはりどこかでちょっと聞いたことがあるようなことが多くてね。
後はそれほど期待せずに読んだ。
とは言え、これでは感想にならないので
出社前提の時代から、リモートとのハイブリット、あるいはフルリモートの働き方が出てきているのだから、新しいスキルを身に付けましょうと言う趣旨で書かれている。とは言え、リモートにのみ通用するスキルではなく、これまでの出社全体の時以上に1人になってくるようなスキルを漏らさず書いたと言う印象が強い。
その中で印象に残ったのは、自分の仕事の種類に応じて、出社日リモートか涙は -
Posted by ブクログ
本文より"「管理」といっても、3つの意味がある。Management、Control、Administration "
仕事柄、子どもに関わる業務のアシスタントをよくしている。
この本を自分の職業に置き換えると、きっとリーダー(つまり、マネージャー)にこの3つをすべてやってもらうのではなく、たとえばControlはリーダーにやってもらって、それ以外のふたつに対してアシスタントとして責任を持つとか、
アシスタントもマネージャーの一員として、役割をうまく分担するべきということ。なのだろう。
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ティーチングとコーチングの使い分け。
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読んでいくうちに、