あらすじ
日本の組織と働く人たちが、思考停止ひいては行動停止に陥っている。およそ400以上の日本の企業・自治体・官公庁などの職場を見てきた著者が痛感しているリアルです。日本企業の国際競争力、生産性、賃金レベルの落ち込みを見れば、従来の成功モデルは明らかに賞味期限切れ。「うちの職場がムリすぎる。」そう感じざるを得ない状況が蔓延しつつあるのが、令和の日本です。
私たちはそのリアルに正しく向き合い、正しく思考し、正しくアップデートする必要があるのです。
本書では「思考停止ジャパン」の背景には何があるのか? 私たちはどのように、思考停止、行動停止から脱していけば良いのか? 「組織カルチャー」「能力」「人事制度」「コミュニケーション」「管理・間接業務」「社会構造」の6つの側面から提言します。
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Posted by ブクログ
昔ながらの組織。制度は変えても、人は変わらない、権限を持つ人は変わらない、見ている人も変わらない。でも、制度は変わってるし、社会、環境も変わっている。ため息が出る。この本を見れば、自分はこれしてみようという、きっかけを作れる。やりたいことは、ルーチンの越境と、退職者との意見交換かな。
Posted by ブクログ
うんうんうん!そうそうそう!と思いながらページをめくる、めくる。読んでいて、そういうことか!と心の中でモヤモヤしていた部分がスッキリして、腑に落ちたり。これは全社会人に読んで欲しいなあと切に思うけど…これを読んでも、阻んでくる人たちは一定数いるんだろうなぁと身近な存在の顔を思い浮かべてしまう現状が悲しかったりもする。
Posted by ブクログ
大企業で働いていますが、その通り過ぎる内容でした。50代以上の働かないおじさんはうじゃうじゃ居るし、無駄を改善しようとすると妨害される。かといって自分だけ改善したフローで仕事をするとルール違反と言われ、完全な歯車ですね。
Posted by ブクログ
管理職陣に読んで欲しいと思った。
施策としては少しずつ導入されているが、上の考え方でその制度が使えなかったり、うまく活用できていないように感じているので。
Posted by ブクログ
思考停止した組織の問題点と、その解決策が書かれた本。
問題点が書かれた箇所は首がもげそうなくらい、強く頷いてしまうのですが、
では、果たして自分の職場でどうする?
あの上司になんて言う?
と考えると、何とも悩ましい気持ちになってしまう。
まずは半径5m以内から変えていく
理不尽な上司にはおかしいとはっきり言っていい
というところが心にしみました。
繰り返し読んで、自分から変わっていきたいと思いました。がんばろう。