【感想・ネタバレ】職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方のレビュー

あらすじ

「“残業するな”と上司がうるさいので,帰ったことにして家で仕事している」「残業はすべて管理職が肩代わり,管理職はいつもゲッソリ……」「他人に構う余裕がなく,会話がなくなった」「裁量労働制……お金にならない残業が増えただけ」そんな職場の“あるある”な問題は,なぜ起こるのか? 原因と全体像を図解しながら,解決策を教えます。

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Posted by ブクログ

自分の職場が「やったもん負け」みたいな状態になってて、どこをどうすればいいのかと手に取った。図解化されててとてもわかりやすい。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

現在の職場に疑問を感じ書籍を購入。

他の方の書評にもあるように、
定義できないものは、管理できない。
管理できないものは、測定できない。
測定できないものは、改善できない。
W・エドワーズ・デミング博士の格言は、PDCAとして会社の中で言われてはいますが正直、まったく上記3点を満たせていない。

本書はどういった課題分類があるかの図解もあり、改善するための提案も分かりやすく書かれており非常に読みやすいと感じました。

現在の職場に疑問を感じられている方は一度目を通してみるのをオススメします。

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2022年02月20日

Posted by ブクログ

部内業務を改善しよう!という仕事のテーマを進めるにあたり、指針となる本はないかな?と考えていた中で見つけた本です。

読みやすく、わかりやすいです。
読み進めるうちに、うちの会社のことを見て書いているのかと錯覚してしまいました。

書籍内にデミング博士(品質管理の祖)の言葉が掲載されており、私自身、非常に刺さりました。

定義できないものは、管理できない。
管理できないものは、測定できない。
測定できないものは、改善できない。

また、実態が上司や経営層に伝わらない原因は、結果「しか」報告しないからとありました。
改善するには、「プロセス」を報告すべきと。

これからの活動に何度も読み返していきたいと思います。

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2021年12月13日

Posted by ブクログ

さっそく取り入れて強化したい↓
・会議の3本締め〜あなたが口火を切る〜
・良い属人化・悪い属人化
・目の前のその相手はラスボスか?(依頼された時)
・前任者の趣味やこだわりで続いていた無駄な作業を切り捨てよう

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

自分の職場の問題点が分かった。
仕事において曖昧さは、悪の根源。
常に仕事の5つの要素を頭に浮かべて、取り掛かりたい。
目的地にむかって、
インプット→プロセス(効率、関係者)→アウトプット

大企業ほど、誰が何をやっているか分からない。マップが欲しい。

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

脱属人化。数年間でかなり捗ったんじゃないかな。
変化を嫌う傾向があると思いますがチャレンジは忘れないようにしたい。

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2023年11月18日

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職場の問題地図を可視化する。
それを実現するには、結局報連相が大事。
それは現場の疲弊を上司、経営層にあげる意味でも同じことだ。

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2023年09月07日

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読みやすく,ちょっと改善してみようかな,って思わせてくれる本.この本もって事務の人と話したら当てはまる箇所がボロボロ出て「うちヤバい」って思わせてくれた本...

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2022年11月02日

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途方に暮れる気持ちの代弁書。本書はどこから手をつけたら良いか分からない問題だらけの職場に焦点を当て、問題点を1つ1つ分解してくれる。私が入社以来困り果て、周囲に訴え続けても何も改善されなくて怒っていた内容が端的に説明されていて驚いた。つまり、2016年出版の本に書かれている内容に、2019年入社の私が数年間困り続けてきたという事実に、改めて呆れてしまった。一方これだけ最新でない本にさえ書かれている内容なら、ある程度世の中に普及しているはず。そこに希望を見出し、気を取り直して前進したい。

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2022年10月24日

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仕事を任せるときに、相手と今後の報連相のタイミングをすり合わせる。報連相のフォーマットを書かせる。

部下の発言を繰り返す+感情ワードを添える。
トラブルの件ね、大変だったね!等

会議の目的
意思決定、報告、連絡、共有、意見出し
発言の種類
提案、意見、補足、質問、反対、賛成
最初に示す

議事録
決定事項、宿題事項、次回予告

標準化の取り組みを評価する
承認欲求を満たす
サービスレベルを設定、公開する



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2022年10月22日

Posted by ブクログ

ボトムアップアプローチの本 

なぜ、日本の職場の生産性はいつまでたっても低いままなのか?
が、冒頭で提起されます。

気になった言葉は以下です。

・残業時間や、総労働時間は、結果でしかありません。結果だけの数字に着目して、仕事のやり方や組織のスキルなどのプロセスに目を向けない。これ、なんのいいがあるのでしょう?
・プレゼンテーション能力の高い営業マンが辞めたとたん、売上がガタ落ちした
・制度、プロセス、個人スキル、場の4つの観点で、問題点を洗い出し、できるところから良くしていきましょう。
・5つの要素で仕事をとらえる。①目的、②インプット、③成果物、④関係者、⑤効率
・進め方の提案 ①期限、②ステップ
・無駄な会議 そのものを減らす 会議の無駄 価値と効率を上げる
・会議の目的は5つ 
 ①意思決定、②報告、③連絡、④情報共有、⑤ブレスト、アイデア出し
・会議の3本締め ①決定事項、②宿題事項、③次回予告
・定例は月金をさける 有休をとりやすくするため
・嫌な仕事であればあるほど、マニュアル化しよう
・サービスレベルを測定しよう
・2・6・2のルール 仕事をしない人をゼロにしたい
・だれが何をやっているのかわからないのは
 ①会話がない
 ②話しかけずらい空気
 ③常に時間がない
 ④他人のやり方を知る場がない

結論は、
■デミング博士の「定義できないものは、管理できない。管理できないものは、測定できない。測定できないものは、改善できない」 
■業務がきちんと回りつづける状態にするには、定義⇒測定⇒報告⇒改善のサイクルの構築と維持が大切です。

目次は、以下です。

はじめに
1丁目 手戻りが多い
2丁目 上司・部下の意識がズレてる
3丁目 報連相できていない
4丁目 無駄な会議が多い
5丁目 仕事の所要時間を見積もれない
6丁目 属人化
7丁目 過剰サービス
8丁目 「何を」「どこまでやればいいのか」が曖昧
9丁目 仕事をしない人がいる
10丁目 だれが何をやっているのかわからない
11丁目 実態が上司や経営層に伝わっていない
おわりに

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生産性を上げ、残業を減らすためには、
制度と個人スキルだけではなく
プロセスと場にもメスを入れる。

①やり直しを防ぐ
・成果物のイメージを合わせる。
・いきなり百点を取ろうとしない。
・報連相の設計をする。

つまり、相手には具体的なイメージを伝えて、ある程度のところで1度見せてもらう、途中経過で困った場合は迷った場合には遠慮なく伝えてもらう。報連相は場やルールを作っておく。


②無駄な会議をなくす
・目的と求めるアウトプットをはっきりさせる
・決定事項、宿題事項、次回予告

つまり、何のための会議なのか、何を決めようとしてるのか、ということをはっきりさせる。決まったことを明確にさせ、それに取り組み、次回につなげる。


③所要時間と属人化
・マニュアル化する
・業務プロセスを定義する
・不要な作業を捨てる
・属人化はビールの泡の部分

つまり、どんな仕事にどれぐらいの時間を使っているのかと言うことをはっきりさせる。改めて整理することで個人のこだわりや、実はいらないと思われる作業を省いていく。

エドワーズデミング「定義できないものは管理できない。管理できないものは測定できない。測定できないものは改善できない」

ビールの泡は、付加価値部分。多すぎては美味しくないし、少なすぎても魅力がない。良い属人化を活かすためにレベルアップをする。


④何をどこまでやればいいか曖昧
・ミッションと役割をきちんと理解する
・具体的な目標設定をする
・業務ルールや優先度すなわち何をどこまでやればいいかを設計する
・部下や関係者に浸透させる

つまり、どこへ向かい、何に到達したらゴールなのかを示す。その上で、明確な目標設定をする。同時に優先度をすり合わせ業務全体を設計する。

⑤仕事は偏り、しかし何をしているか分からない
・部下の気持ち、感謝、期待
・なるべく得意分野ややりたい仕事を任せる
・2:6:2は宇宙の法則
・雑談、取り組みやノウハウ共有

つまり、気持ちを掬い上げて、偏りや内容まで見ていってあげる。

⑥実態を伝える
・プロセスを伝える

つまり、結果だけを報告すると見誤る。現場はメチャクチャなことに気づけない。

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2022年03月14日

Posted by ブクログ

残業だらけ、休めない働き方
まさにその通り!
一歩ずつ改善していきたい

7丁目過剰サービス
9丁目仕事をしない人がいる

そうそうって思ってしまった。

◯結果だけの数字に着目して、仕事のやり方や組織のスキルなどプロセスに目を向けてない

◯仕事は5つの要素で成り立っている
①目的
②インプット
③成果物
④関係者
⑤効率

◯会議について
 目的とアウトプットを確認
目的はどれか
①意思決定
②報告
③連絡
④情報共有
⑤意思照会
(マインドを変えるならプロセスを変える)

◯時間や効率を測定できるようにしておく

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2021年10月06日

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自分の職場の問題に対して、センテンス毎に見ることが出来て解りやすい。

特に「9丁目 仕事をしない人がいる」「11丁目 実態が上司や経営層に伝わっていない」は納得の内容だった。
簡単に読めるので、部下を持つ方には一読して欲しい。

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2021年09月09日

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行き詰まった時に、一旦、気持ちを整理する為に読み返すと心が落ち着きます。結果の数値報告だけではなく、プロセスに関する数値化報告や「定義」に関するウィリアム・エドワーズ・デミング氏の内容には納得します。

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2021年09月08日

Posted by ブクログ

読んで生々しい会社の問題が出てくる、出てくる。
解決策は具体的に色々と書いてあってとても参考になりました。

W・エドワーズ・デミングさんの言葉は深く刺さりました。
「定義できないものは、管理できない。管理できないものは、測定できない。測定できないものは、改善できない」

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2021年09月07日

Posted by ブクログ

わかりやすいビジュアルと文章で職場の「あるある」が書かれている。
様々な「あるある」問題が書かれているが、すべての問題は複雑に絡み合い新たな問題に繋がっている。本書の章立ては「○丁目」という形で進んで行くが、正しくずんずんと問題のある職場の深部へ潜り込んで行く様だった。

全ての原因はコミュニケーション、確認不足に帰結している。
仕事の5つの要素(①目的②インプット③成果物④関係者⑤効率)に当てはめ、不明瞭な部分がないかの確認が必要だと感じた。自己判断自己完結はNG。
ビジュアルが非常にきれいでかわいく、まとまっているので、見直す時は絵のみを見返すだけでも充分価値がある。

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2021年07月10日

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職場の問題点を挙げ、その具体的な解決方法を示してくれる。仕事の5要素として、目的、インプット、アウトプット、関係者、効率(進め方=期限とステップ)を挙げて汎用的に活用しているのが特徴。
問題点の種類は、以下のもの。
手戻り、意識ズレ、報連相、無駄な会議、見積もり、属人化、過剰サービス、曖昧さ、仕事をしない人、誰が何をやっているのかわからない、実態が上司や経営層に伝わっていない。

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2021年05月05日

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効率的に仕事を進めるための基本的事項が記載されてます。30歳までには読んで、実践しておきたいですね。

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2020年10月18日

Posted by ブクログ

 問題地図シリーズは、仕事の問題地図が良かったので、2冊目。プロセスと場にこだわる筆者の姿勢に深く同意する。部署単位で読み込んで、取り組んでみたい。
 PDCAサイクルのデミング博士の、定義・測定・報告(評価)・改善‼︎、勉強になります。定義が曖昧なことで議論が噛み合わなかったり、そもそも測定・評価がずれてる、因果関係がはっきりしないのに、改善とか無理。よくあります。
 定義‼︎大事です。

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2020年03月25日

Posted by ブクログ

職場での問題はどのように起こっているかを解説してくれている。
大きな一つの軸は「コミュニケーション」ということであり、定義がされていなかったり、目的が共有されていないことで起こっている。
こういう話を職場の研修や新人研修で教えてくれたら有り難いのになぁと思う。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

シリーズ化されているのでどんなものかと思ってとりあえず手に取ってみた。

職場の問題毎に地図が書かれているが、正直たまに迷路みたいに複雑になっていることも。まぁよく見たら納得できるものなので仕方ないけど。

今、職場で困っていることがある人は自分にあった項目をじっくり読んで、自分でも地図を書いてみると解決に繋がるかも。

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2025年02月18日

Posted by ブクログ

改善をしようと思っても過剰サービスする人が いると進まない事がある
役職が上の人からアップデートしていかないと
いつまでも改善しないと次に進めないので
努力していこうと思います

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

羽田空港の雑貨屋兼本屋で平積みされてたので、ちょっと気になって衝動買い。仕事でありがちな問題、課題をピックアップし、それがなぜ起きているか、その問題によってさらにどのような問題が生じてしまうか、という点が主に紹介されている。

惜しいなー、と思うのが、せっかくたくさんの問題をピックアップしておきながら、具体的な解決につながるようなヒントや、実際に解決に導くことのできたグッドプラクティスの紹介がそれほど多くないこと。章立てとしては10個の問題を挙げ、1章ごとに1つの問題の発生原因とその解決策を紹介しているが、章によって解決策の密度というか、現実味がけっこう違う。そして、「そこんところ、もうちょい詳しく知りたいんだけどなー」というあたりで章が終わってしまう。勿体ない。

もちろん、あらゆる職種で発生している同種の問題に対して、画一的な解決策があるわけではないし、そんなものがあるならばそもそも、問題がそれほど長引くことも悪化することもないわけで。簡単に解決しないからこそ問題だ、と言われればそこまでなのだが、それでも本として読ませるのなら何か実践的な解決策を出してほしいな、というのが人の常。

文体からしても少しライトな切り口の本ではあるので、あまり「ちゃんとした答え」を求めること自体が不適切なのかもしれない。あーこういうことあるよね、この問題が起きてるのはうちだけじゃないんだ、ぐらいのテンションで読むのが正解かも。

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

読みやすい。職場でありがちなアンチパターンが書かれている。
業務改善の知見がないような同僚へ薦めたい。
私としては新たな学びは少なかったが、たとえば業務の属人化の分類の考え方は役に立つかもしれないと考えている。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

本当にワークライフバランスがしっかりしている会社については、そもそもワークライフバランスという言葉がない。

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2022年08月03日

Posted by ブクログ

職場の問題地図

あまねキャリア工房 代表の沢渡あまね 氏の著書です。
業務改善、オフィスコミュニケーション改善士の肩書で活動されています。

ワークライフバランスの向上を掲げつつも、実現できていない日本企業は多いです。
それらがなぜ起こるのか、どうすれば対策できるのかを簡潔にまとめた「あるある」です。
入社、2、3年目の方が読むのが、一番良いかと思います。
チームや部課のみんなでワークショップとかができると理想だと思います。


【本書で学べること・考えること】
- ワークライフバランスの改善ができない理由
- 手戻りが多いことの原因と対策
- 無駄な会議が多い原因と対策
- 業務プロセスの設計・管理ができていない原因と対策
- 仕事とは?5つの要素で考える
- 報連相のあるべき姿
- 会議のあるべき姿
- 業務の標準化、ルール、優先度の設計・管理方法
- サービスレベル
- 測定する

読んでみての感想です。

内容的には、「あるある」ですし、当たり前のことが書かれています。
特に難しい内容はなく、わかりやすいと思います。
当たり前のことが、当たり前に行われていれば、大きな問題は起こらないとも言えます。
ただ、個人的にはサービスレベルの考え方に少し違和感がありました。
善意、工夫が時には悪になるという内容がありましたが、個人的には賛同できないです。
善意、工夫はサービス向上に繋がる原点なので、その内容をフィードバックして業務ルールに最適な形で加えて改善していくのが最良だと考えます。
サービスレベルはここまでだから、そこから先はバッサリ・・・
は、あまり良いとは思えません。
フィードバックの結果が、再了解がバッサリならば納得もできますが。

まぁ、簡単に書かれているので、読んで自分の職場にフィードバックできれば、少しは良いワークライフバランスが実現できるのではないでしょうか。

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2021年10月18日

Posted by ブクログ

働き方改革、などでやられる業務改善活動がうまく進まない理由を、"問題地図"という表現でいくつか示したものです。読みやすい本なので簡単に読めます。DXや業務改善などをやっている人向けです。
問題意識がバラバラ、無力感、中間管理職ブロック、ソリューションありき、抵抗勢力、三日坊主、という順に問題個所を解説し、具体的にどうすればよいのか解説しているという内容でした。
経営陣、部門長など責任のある人が主体的に取り組むこと、メンバー相互の信頼関係があることが重要であることが述べられています。MITダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」にも触れていた。関係の質=信頼関係を良くするためのアクションが多く記載されていることが印象的でした。

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2021年03月06日

Posted by ブクログ

業務効率アップとか、報連相の仕方・され方など個人レベルでもできることは、すっと頭にはいってきた。
部署・組織レベルのことは、なるほどなーとは思いつつ、どの立場のひとにどうアプローチすればよいのか。誰かやらないと、変わらないけど、、その誰かつまり、キーパーソンとなる人を見定めて、動機付けするのは難しそう。

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2020年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

口頭の報連相もフォーマットを決めてしまえばいい。
「すみません。〇〇の件についてご相談があります。2点。3分、時間を下さい」

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2020年02月07日

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