【感想・ネタバレ】EXジャーニー ~良い人材を惹きつける従業員体験のつくりかた~のレビュー

あらすじ

◆人を惹きつけ、活かせる職場づくりの全体像がわかる◆
「手続きがとことん煩雑でアナログ。この会社“地雷”では……」
「カジュアル面談の後、不採用通知が。なにこれ?」
「“オープンな社風”のはずが、上意下達がすごい」
「中途入社したら、自力でなじめと言われても……」
「退職者は“裏切り者”扱い。もう関わりたくない」

知らぬ間に優秀な人材を遠ざけ、能力を埋もれさせていないでしょうか?

良い人材がますます希少になるなか注目を集めているEX(Employee Experience:従業員体験)の知見を集大成。

・EXの全体像を体系化した「EXジャーニーマップ」
・EXを損なう原因がわかる「EXとほほストーリー」
・現場とアカデミック、双方からの「改善ポイント」

「それって人事とか経営の仕事でしょ?」で終わらせない、みんなでより良い職場をつくる対話をするための共通言語としてご活用ください。

■こんな方におすすめ
人材の採用、活躍、離職をうまくマネジメントしたいマネージャー、経営者、人事担当者

■目次
01 日常接点
02 応募/募集
03 選考
04 採用/入社準備
05 オンボーディング
06 業務遂行
07 能力開発/人材育成
08 評価
09 異動/転勤
10 昇格/降格/役割変更
11 休職(育休・傷病・出向ほか)/復職
12 オフボーディング
13 退職後リレーション

■著者プロフィール
●沢渡あまね:作家・企業顧問/ワークスタイル&組織開発。『組織変革Lab』『越境学習の聖地•浜松』『あいしずHR』主宰。あまねキャリア株式会社CEO/株式会社NOKIOO顧問/大手企業 人事部門・デザイン部門ほか顧問。プロティアン・キャリア協会アンバサダー。DX白書2023有識者委員。日産自動車、NTTデータなどを経て現職。400以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演をおこなう。著書多数。

●石山恒貴:法政大学大学院政策創造研究科 教授。法政大学大学院博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。著書多数。

●伊達洋駆:株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役。神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。著書多数。

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Posted by ブクログ

従業員が会社で体験する様々な人事(採用、配属、異動、休職、退職など)を13のパターンに分類し、従業員満足度を向上させるための取り組みを紹介するもの。

様々な業務がAI等で機械化・自動化される昨今、人的資本はこれまで以上に重要となってきている。採用した社員の定着やモチベーションアップは経営課題であり、これを制せずして事業継続は難しいと思われる。

一方、本書に記載の取り組みをすれば100点満点という単純な話でもない。価値観や背景が異なる人間同士が協力しあえる関係をいかに築けるかどうか、が重要だ。

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2024年12月21日

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