沢渡あまねのレビュー一覧
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今後、生産性という言葉が一層重要視されることになると思いますが、この著書では、日常の仕事の場面における、ちょっとした気遣いや心構えが、ゆるめのテンポで紹介されています。仕事の生産性を向上させるテクニックや思考法などを期待すると若干違いますが、個々の生産性向上のカギは、こういったちょっとした考え方の蓄積なんだろうなと思ってしまいます。
▼「褒めるときはヒトを主語にして、叱るときはモノやコトを主語にする」
▼自責で考えると、個人はスキルアップし成長するかもしれません(プレーヤーとして成長する)。
他責で考えると、仕事のやり方そのものの改善、ひいては組織の成長につなげることができます(組織として -
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ネタバレこのシリーズでまだ読んでいなかったのと、部署異動して残業が多くなったので読んでみました。
p114
インシデント(ヨコ入りタスク)管理簿に対応するしないの判断履歴、対応履歴、所要時間を記載しておく
例
・毎日インシデントに対応する時間を1時間設けておきまとめてやる
など
p122
バッファを設けて計画をつくる
・予定時間の予定所要時間の1~2時間が妥当
・早めにおわったなら、見直しなど品質をブラッシュアップする時間につかう
→最近出来てなかった…。むしろ物理的に作れなかったというほうが正しいけど、そりゃ圧迫するなと反省。
p164
有識者不在に対する処方箋。外部の講習会や勉強会、講師を -
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きっかけ:アフターコロナの働き方を考えたくて読みました。リモート・副業賛成派かつ新しい福利厚生等もあってもいいんじゃないかと思って読みました。
感想:
学び:
p88
餅は餅屋、が生産性アップ
外注とは自社にない専門能力やあ特殊能力を買う行為。案印なコストダウン要求や買いたたき×。いい外部人材が寄り付かなくなる。
p124テレワーク
仕事をプライベートを細切れに出来る
p156副業
生産性の高い人材を確保、退社後もネットワークを活用できる
・退職者を厚遇することは未来の自分の姿を重ね合わせる
・退職者は社内のことを熟知しているよきビジネスパートナー
例:リクルート
p127テレワー -
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改善活動にキャッチコピーをつけるのが、遊び心もあり、方向性を示す表現として面白いと思った。重要ではないタスクなのに時間がかかっていたら、「のびたのくせに生意気だ」と表現し、改善が必要なタスクを見える化するのは面白かったので取り入れてみたい。
改善するために必要な考え方として、「もし◯◯が無かったら」の問いでムダに気づいたり、「もし◯◯が変わったら」の問いでリスクを想定したり、日々の業務に問いをしていくことが問題点を見つけるのに重要だと感じた。
横やりのタスクに対して、ロールプレイングゲームのように、たたかう(対応する)、にげる(断る)、ぼうぎょ(保留)、どうぐ(システム化)などのコマンドでどう -
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働き方の問題地図 ~「で、どこから変える?」旧態依然の職場の常識
著:沢渡 あまね、 奥山 睦
本気で働き方を変えないと、ヤバイ。
なのに、頑なに変わりそうにない日本の働き方。
いままで、働き方改革は、単に個人のプライベート時間を増やすための取り組みのようにしか語られてきておらず、「残業規制すればいいんでしょう?」「自由時間を増やしました。あとは、知りません」くらいにしか扱われていない。
本書ではそんな新しい働き方に対して、「企業」と「個人」双方がハッピーになる働き方への提言を以下6章により紹介している。
①グローバル化できない職場
②正社員だけ
③完全出社主義
④副業禁止
⑤男性主体