沢渡あまねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
腰が重くなるテーマを読みやすくまとめた一冊。「働き方改革」という言葉が浸透してきているからか、若者や女性に向けたような可愛らしく読みやすいビジネス書が近年増えているように思います。
「業務改善」が必要な理由、そしてそれを阻むモノへの対処法などがおおまかに書かれており、「今のままじゃ何か良くない気がする…」という「何か」に気づくことができる、まさしく現在地を確認するための地図を開くような気持ちで読めばいいかと思います。
個人的には「業務改善を阻むモンスター」の章にひたすら共感でした(笑) 組織内の仕組みだけでなく、最も繊細で書きづらいであろうヒトについても言及されているところから、著者の豊富な現場経験を感じさせられました。 -
Posted by ブクログ
・ポイント、アクション
仕事意識を変える。以下を意識する。
仕事は下記要素で成り立っている。
目的
その仕事は何のために、誰のために行うのか
インプット
その仕事を進め、成果物を生むためにどんな情・材料・ツール・スキルが必要か
成果物
生み出すべき完成物あるいは完了状態は?期限は?提出先は
関係者
巻き込むべき関係者、協力者は?インプットはだれから入手すべき?成果物は誰の為?
効率
その仕事のスピードは?生産量は?コストは?人員は?歩留まり(不良率)は?
仕事に関しては以下を整理しておく
・どんな専門性があるのか
・何が得意なのか
・どんな仕事でどんな実績を残してきたのか
・今の仕事でどう貢献したいのか
・意気込みやこだわりは?
・今後どうなっていきたいのか?
・趣味や休日の過ごし方は?
下記を読む
誰でもデキル人に見える 図解de仕事術 -
Posted by ブクログ
職場の問題地図
あまねキャリア工房 代表の沢渡あまね 氏の著書です。
業務改善、オフィスコミュニケーション改善士の肩書で活動されています。
ワークライフバランスの向上を掲げつつも、実現できていない日本企業は多いです。
それらがなぜ起こるのか、どうすれば対策できるのかを簡潔にまとめた「あるある」です。
入社、2、3年目の方が読むのが、一番良いかと思います。
チームや部課のみんなでワークショップとかができると理想だと思います。
【本書で学べること・考えること】
- ワークライフバランスの改善ができない理由
- 手戻りが多いことの原因と対策
- 無駄な会議が多い原因と対策
- 業務プロセスの設計・管理ができていない原因と対策
- 仕事とは?5つの要素で考える
- 報連相のあるべき姿
- 会議のあるべき姿
- 業務の標準化、ルール、優先度の設計・管理方法
- サービスレベル
- 測定する
読んでみての感想です。
内容的には、「あるある」ですし、当たり前のことが書かれています。
特に難しい内容はなく、わかりやすいと思います。
当たり前のことが、当たり前に行われていれば、大きな問題は起こらないとも言えます。
ただ、個人的にはサービスレベルの考え方に少し違和感がありました。
善意、工夫が時には悪になるという内容がありましたが、個人的には賛同できないです。
善意、工夫はサービス向上に繋がる原点なので、その内容をフィードバックして業務ルールに最適な形で加えて改善していくのが最良だと考えます。
サービスレベルはここまでだから、そこから先はバッサリ・・・
は、あまり良いとは思えません。
フィードバックの結果が、再了解がバッサリならば納得もできますが。
まぁ、簡単に書かれているので、読んで自分の職場にフィードバックできれば、少しは良いワークライフバランスが実現できるのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通りの本
業務改善における問題の発見からソリューション導入までの実行難易度的な谷の深さを認識してその谷をどう攻略するかのヒントを与えてくれる本。
内容は地に足をつけてて思わず「わかる〜」といいたくなるものばかり。現場でコンサルをしているノウハウの賜物だろう。
組織の改善には立場(インセンティブ)が異なるステークホルダーがいるために猪突猛進・恒常論的な「カイゼンだー!」は出来ませんよ、これはこういう仕組みがあるからですよ、と俯瞰できる。
組織や業務改善がミッションになりがちな経営企画、人事総務や経営者が読めば自分の取り組みの課題を見つめる機会になるし、そうでない人が読んでも上述の通り、自分の視野では気づけない、感知し得ない組織の利害関係があるんだなということがわかる。
いざ実行となるときに鍵となるのは人間力だろう。
人間観察、人心掌握、交渉術、政治力etcetc
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改革→現状否定というニュアンス。改善は現状肯定
KPT キープ、プロブレム、トライ
プレゼンス:認知および存在価値
ソリューションは魔法の杖ではない。
定着が肝、ベンダーはその後の効果しか語らない
導入時はトップ層のメッセージも添える
ルンバという例え話。→ルンバを使うためには床に物がない状態にしないといけない
業界改善フレームワーク ECRS
廃止 結合 入れ替えと最新化 単純化
抵抗勢力
→〇〇すると損をするではなく得をする、と思わせる
ステークホルダーマッピング 二次元、重要度
変化は定性的に、改善は定量的に評価
出て来たアイデアに点数付
コスト、範囲、ベネフィット -
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#システムの問題地図
あまねキャリア工房 代表の沢渡あまね 氏の著書です。
日産自動車、NTTデータなどで、システムを発注する側、作る側を経験し、その経験から問題点をまとめた一冊です。
【本書で学べること・考えること】
・SIerでの問題点あるある。
=> 正直、暗い気持ちになるのでSIerで働きたいとは思えなくなる
・ユーザー側の問題点
- ベンダーへのリスペクト不足
- 目的が不明確(誰のため、何のため、廃止基準)
- 無駄にハイスペック(例外まで要件に入れがち)
- 丸投げ、スキル不足(システム管理部門、購買部門)
- 運用軽視
- 提案の横流し、期限を守らない
- 無駄な報告をさせる等
・ベンダー側の問題点
- 被害者意識
- 多段請負構造
- 要件定義と開発を分けずに受注
- 言われたことしかやらない
- 運用軽視、リスペクト不足
読んでみての感想です。
正直、暗い気持ちになります。
SIerにはこういう現実もあることは知っていて損はないと思います。
他の業種でもデスマーチに近いことがあるにはあるので・・・
自分の働く場を良い環境にできるように努力したいですね。 -
Posted by ブクログ
働き方改革、などでやられる業務改善活動がうまく進まない理由を、"問題地図"という表現でいくつか示したものです。読みやすい本なので簡単に読めます。DXや業務改善などをやっている人向けです。
問題意識がバラバラ、無力感、中間管理職ブロック、ソリューションありき、抵抗勢力、三日坊主、という順に問題個所を解説し、具体的にどうすればよいのか解説しているという内容でした。
経営陣、部門長など責任のある人が主体的に取り組むこと、メンバー相互の信頼関係があることが重要であることが述べられています。MITダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」にも触れていた。関係の質=信頼関係を良くするためのアクションが多く記載されていることが印象的でした。