【感想・ネタバレ】システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年03月25日

私自身仕事がエンジニアなので気になっていて購入し読みました。
システムを開発したり運用するとなるとエンジニアとユーザーの両軸で動かないと上手くいかないということを痛切に感じる一冊でした。
この本はエンジニアのみならず実際に利用しているユーザーさんも一読することをお薦めします。

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Posted by ブクログ 2023年08月13日

私は今ユーザー側。お付き合いのあるベンダー、システム側の視点が知りたくて読んでみた本。ベンダー側も、発注元のシステム担当者も、そしてユーザ側も全ての視点が詰まった稀有な本。もしかしてちょっと古いのかもしれないけれど、ああ、そういうことだったのね、そうそうらそうなのよ、とか、うなづくこと多し。今でも有...続きを読む効なことがたくさん書いてあると思う。お互いの立ち位置を想像して、そしていつでも、知識はアップデートし続ける、大切ですね?

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Posted by ブクログ 2022年08月16日

・感想
沢渡さんの書籍は毎回いろんな気づきを与えてくれます。
2018年と発行は古いですが、今の働き方でも全然課題になっていることに対してシステム的な観点で指摘を入れている書籍。
・Todo
・共通リザーブ予算を確保しておく。
・用件定義とそれ以降で契約を分ける。
 今年度と次年度を分ける。
・変更...続きを読む情報はフラットにスピーディーに共有。
・購買部門は情報組織の中でのジョブローテーションも要検討。
・要件の言語化が出来るように
・火吹きの経験を活かす為に平準化を取る。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年08月26日

自分がシステム開発をベンダーに依頼する側なので読んだ。

PMBOKやアジャイル開発周りの知識を理解した上で読むことをオススメしたい。この本の方が取っ付きやすいので先に手に取りそうだけど、この本は業務の流れを理解しているからこその「あるある集」。ひとつひとつの問題の解決策をズバッと提示しているわけで...続きを読むはなく、「システム開発という島で起こってる渋滞」のを鳥瞰図で眺める本と言える。

シャドーイングという方法で、業務フローやマニュアル、仕様を作るのは試したいと思った。これならWBSや要件定義に不慣れなユーザーの炎上リスクを小さくできそうだ。

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Posted by ブクログ 2018年07月15日

業界あるある的な。中途半端なアジャイルは危ない。実態はウォーターフォール型なのに必要なものが揃っていないときに、「これはアジャイル開発だから」というように言い訳として使われている場合がある(アジャイル開発の理解不足のため)。最終章の「エンジニアのモチベーション、生産性を上げる方法」が当たり前過ぎて実...続きを読む施しない理由が見当たらない。報連相の時間を決める、最低限の資料作成、電話は出ないor当番制、作業スペースを広く、良いスペックのマシンで、軽い会話ができる場所、カジュアルな服装、フレックスタイム制。

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Posted by ブクログ 2018年02月23日

‪自分はSIerではなくWeb系だけどビジネスサイドの立てた企画を基にシステムを開発して運用するというプロジェクトの本質は同じなので問題なく読めた。具体的な施策よりまずは各々の立場を超えた相互理解こそが重要だと著者は説く。第7章の「PMはポリシーを示そう」という話は今後心掛けようと思った。‬

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Posted by ブクログ 2022年04月28日

なにも知らない人からしたら難しすぎ。少しかじったことのある人からしたら「まあ、そうだよね。」という内容の印象。
どっちつかずの中途半端なレベル感かな。

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Posted by ブクログ 2021年05月17日

#システムの問題地図

あまねキャリア工房 代表の沢渡あまね 氏の著書です。
日産自動車、NTTデータなどで、システムを発注する側、作る側を経験し、その経験から問題点をまとめた一冊です。


【本書で学べること・考えること】
・SIerでの問題点あるある。
 => 正直、暗い気持ちになるのでS...続きを読むIerで働きたいとは思えなくなる
・ユーザー側の問題点
 - ベンダーへのリスペクト不足
 - 目的が不明確(誰のため、何のため、廃止基準)
 - 無駄にハイスペック(例外まで要件に入れがち)
 - 丸投げ、スキル不足(システム管理部門、購買部門)
 - 運用軽視
 - 提案の横流し、期限を守らない
 - 無駄な報告をさせる等
・ベンダー側の問題点
 - 被害者意識
 - 多段請負構造
 - 要件定義と開発を分けずに受注
 - 言われたことしかやらない
 - 運用軽視、リスペクト不足

読んでみての感想です。

正直、暗い気持ちになります。
SIerにはこういう現実もあることは知っていて損はないと思います。
他の業種でもデスマーチに近いことがあるにはあるので・・・
自分の働く場を良い環境にできるように努力したいですね。

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Posted by ブクログ 2020年07月30日

問題点は全部あるある
経験したことない立場の観点もあったが大体は想像がつく

改善方法も提案されていたがどれも素晴らしいと思う
ただそれを実現させることが手軽かがとても重要で難しい課題
しっかりと改善方法を胸に刻みタイミングが合えば即座に提案できるようにしたい

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Posted by ブクログ 2020年07月06日

「俺らIT素人だし…」なユーザー側、顧客側が、自分ごととしてIT、システムへの態度や行動を変えてもらう為に、更にIT部門が出来る事を、考えて行動に移す事が大事だと思った。
今後益々重要になるIT活用、少しでもITリテラシーをつけたいと思って読んだ。

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Posted by ブクログ 2020年01月23日

ユーザー、ベンダー、運用などそれぞれの立場だけでなく、「誰のため?」「何のため?」に一度立ち返るべき

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Posted by ブクログ 2019年11月28日

IT業界あるあるが並べられている。ノウハウが書いてあるわけではないので、この本を読んでなにかを実行とはならない。これから初めてシステムの仕事をする人が読んで、実情を把握したり環境の予想を立てたりするのに一番使えるか。

イラストは可愛い。文章はかなりニヒルな感じ。これまでたくさんトラブルを経験し、言...続きを読むいたいこともたくさんあったのだろう。表面的に読むとあまりいい気持ちにならないので、言葉にとらわれず本質を捉えていくような読み方が良い。

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Posted by ブクログ 2018年12月27日

「あるある」な問題が上手にまとめてあるがいまいち強い解決策が提案されていない。確かに根強い問題である。

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Posted by ブクログ 2018年11月11日

あるある。とはいえユーザーからすると、昨日今日のつきあいじゃないんだから、もう少しこちらの状況を察してカバーしてほしいと思う次第。

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Posted by ブクログ 2018年07月18日

ITが使えない仕組みになってしまうその主な理由を7つの切り口から綴った内容。
本書によれば、受注する側・発注する側の両方に責任がある。

自身、受注する側にはないが、発注する側の責任が重い点も、本書で痛感。
ITという専門知識が必要な分野であることから、
当然、情報の非対称性はあるが、それを仕方のな...続きを読むいものと考える危険性もよく理解できた。

仕事で使い、そのために投資をする以上、無駄にすることは当然できないものであり、
元来の何故入れるのか?に都度都度立ち返る必要性もあると思う。

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Posted by ブクログ 2018年06月05日

イラストを交えながら、業界あるあるの話が展開される。
内容としても難しい言葉を使わずに分かりやすく、読みやすく書かれており、非常に読みやすい。
ユーザー、ベンダーそれぞれの立ち位置での考え方、捉え方等について説明されており、「たしかに!」と納得させられる部分も多々あった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月11日

IT業界の問題点をわかりやすくシロウトに説明してくれる本。「ITシロウトだから。」を減らすさないと死ぬ。


 そのITシロウトの問題は高齢化社会でさらに加速するよな。世の中、ITでもっと便利で無駄がなくなるのに、よくわからないものへの抵抗感から、導入されないことが減らない。ITシロウトだからと言い...続きを読む訳すれば、ITクロウトが何でもパソコンで解決してくれるという、21世紀の技術を過信している人を減らさないと。
 教育!教育!!教育が大事。プログラミング教育の本当に必要なのは、歳よりなんだよなー。

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Posted by ブクログ 2018年04月21日

【SEを5年くらい経験したら、一通り経験したことのあるようなあるあるが書かれている本】
自分自身SEをやっていて、あるあると思うことが書かれている。

多重請負構造
情シス部門の丸投げ体質
変わらぬ人月積み上げビジネスモデル
失敗するプロジェクトマネジメント
コスト偏重
ブラックな職場環境
営業/開...続きを読む発/運用/本社のいがみ合い


同じゴールを本当に目指しているのか疑いたくなるほどに一体感もなければ、相互のリスペクトもないようなのがシステム開発である。

こういった問題点を見える化し、一石を投じて、いい加減に変えていこう!という本である。あるあるは提示してくれる。ただし、具体的な解決策は特に提示されていない。自ら考える必要がある。

この業界が変わるには、1人1人がこの業界に横たわる最初に述べたような課題を自分事として捉え、自分の守備範囲の1つ先までみることが必要なんだと思う。

システム化の本質は、「見えないもの」を「見えるもの」に変える取り組みである。だからこそ、業務を見える化し、誰しもが理解できるように情報を整理することが重要である。

整理された情報は、手元に持っておいてもしょうがない。公開・共有されていなければならない。情報の共有不足が孤独感や疎外感を生む。メンバーの帰属意識や一体感を削ぐ。これは日本軍が絶対国防圏と称し、太平洋の広大な地域を守備範囲としていたが、大本営からは何の情報も得られず、遠く太平洋の島々にいた兵士たちは孤独感に苛まれたことからも証明されている。リーダは情報を常に提示し続けなければならない。肝に銘じておきたい。

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