【感想・ネタバレ】職場の科学 日本マイクロソフト働き方改革推進チーム×業務改善士が読み解く「成果が上がる働き方」のレビュー

あらすじ

〈週勤4日〉〈出社不要〉〈人生100年時代〉
日本マイクロソフトが明かす職場のデータ分析!

高い成果を上げる人はどんな働き方をしているのか。
1兆ドル最強企業日本法人 × 『職場の問題地図』著者が
職場データから「成果が上がる働き方」を徹底分析。

アフターコロナに「働き方格差」時代がやってくる

・「紙」と「会議」はこうしてなくせ
・リモート勤務は「ニューノーマル」
・信頼される/されない上司の違い

日本企業は今、「岐路」に立たされている

・コロナ禍中、本社出社率1.7%が達成できた理由
・「週勤4日週休3日」の衝撃
・「紙の情報」では古すぎる
・会議は「30分以内」「5人以下」
・成果を上げる営業ほど「限られた相手」と「密なコミュニケーション」をしている
・部下からの信頼が厚い上司はメールの返信が3時間早い
・「とりあえずメール」の発想をやめる
・会議のコスト化を見える化する
・データが導く最適な「部下の数」とは

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Posted by ブクログ

コロナ前からテレワーク制度はあったが、イメージは補助的なもので、あくまでも仕事は会社に出社してするもの。と言う感じだった。
しかしコロナ禍でテレワークをせざるを得ない状況になり、回線や認識などの技術的な物から、承認が紙からデジタルになるなど、一気にいろいろ変わった。
反面2024年頃から以前と同じ様に出社する動きが出てきている。対面の価値は認めるが、リモートの効率化を失ってまで行うことなのかと言う疑問がある。
そして今後は、新しい働き方に適応できない会社は、その生産性や改善スピードに追いつけなくなり、競争力がなくなっていく。と言うシナリオはもうすぐ出てくる問題だと感じた。
現在は、パソコンで仕事をすることで、それぞれがどの業務でどれだけの時間を費やしているのか、また会議中に別の作業をしているかなども見えてしまう。
そのため、従来の性悪説に基づいたマネージメントから、性善説に基づいたマネージメントに移行する必要があると言う内容は今後の自分の働き方を考えていく上で、結構ぐさぐさできた。

気に入った言葉
マネージメントで大切なものはモヤモヤを減らす。(モヤモヤはモチベーションもエンゲージメントも著しく下げる)
働く人の主体性を引き出す。4つのポイント。「情報」「権限」「評価」「環境の自由度」

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マイクロソフトは2017年より自社製品の
「ワークプレイスアナリティクス(チームや組織全体の動向を把握)」
「マイアナリティクス(本人だけが参照できる、働き方を見直すきっかけづくりや進捗確認のためのツール)」
→「ホワイトカラーの働き方」を徹底的に「見える化」する

「勝ちパターン」は業界によっても、企業や部署によっても、個人によっても異なる。大事なのは、それぞれの勝ちパターンを見つけ、実践すること。今の時代や状況に即しているパターンであることが重要。

リモートワーク中のビジネスパーソンが、ハンコを押すために出社しなければならない実態が問題視。ハンコだけの問題を解決するのではなく、本気でコラボレーションを促していくためには、就業規則、労務管理、時間管、ICTのデザイン、職場環境の整備、教育にいたるまで、すべての最適化が必要。

外を知らない管理部門は悪気なく自分たちの「正義」を押し通そうとします。
外資系企業は特に顕著で、マイクロソフトでも社内の管理部門は、事務仕事を行う部署ではなく、各専門業務のコンサルティングチームとなっています。

マイクロソフトでは原則、情報はオープンになっていて、誰でもリアルタイムでアクセスできます。
紙文化は「限られた人だけ」の情報共有をしやすくる、クローズドな情報共有スタイルです。中には「情報が欲しければ、俺のところに来い」のようなマウンディングをする人もいて、働く人たちのモチベーションやエンゲージメント(組織に対する帰属意識や愛着)を下げます。

「部下5人までなら上司の負荷はそれほど変わらない」について。
テレビの戦隊モノ、レンジャーモノの多くは5人です。「5人」は視聴者にとって覚えやすく、キャラクターや特技、強味をお互いが吐合しやすい人数です。仕事においても「お互いの必殺技」を理解したり、強味・弱みを共有したり、役割を切り分けるにあたって、5人程度は最適な人数と言えるのかもしれません。

マネジメントで大事なのは「モヤモヤを減らす」こと。
上司が何を考えているのかわからない。自分の状況を理解してくれているのかわからない。何を大事にしてるのか、お互いの得意・不得意もわからない。このような場面でモヤモヤするケースは案外多い。こうしたモヤモヤは、モチベーションも、エンゲージメントも著しく下げてしまいます。
信頼される上司は、必要な情報の共有で部下のモヤモヤを軽減している。

人は「情報を与えられないと主体性が下がる生き物」です。情報は守秘義務の問題が発生しない限り、徹底してオープンにした方がいいと思います。

結果を残すのは「個人で力を発揮できる人」ではなく「コラボできる人」

メールは情報を属人化させやすい。→ビジネスチャットへ

「社内人脈の広がり」は社員の「成長」に等しい。

株式会社NOKIOOでは「ラウンドロビンランチ」なるユニークな取り組みを行っています。社員数およそ20名。全員が総当たりで「1対1」でランチに行く。社内には、まるで対戦表のような大きな図が貼り出されて「今日は誰と誰がランチに行くのか」が一目でわかります。ちなみに、費用は会社持ちです。

相手が社内であれ、社外であれ、リモートの方が参加しやすいのは明らか。忙しいインフルエンサーや専門家の人に「ちょっとでもいいから会議に参加して欲しい」が叶う。新型コロナウィルスの問題で「リモートワークが広がった」なんてレベルではなく、企業として、組織として、絶対に活用すべきリソースです。

「いつ、横やりが入るかわからない」環境自体がストレスであり、集中力、生産性の妨げになっている。
→子育てでは、あるあるで、細かく作業をストップしながら進める技術は働くままは持っているが。

上司は、人脈の広さも含め、常に部下より優秀な存在でいる必要はありません。むしろ、上司を超えていくような人材を育てることこそが価値。

優秀あマネジャーほど部下の仕事のばらつきが少ない。
それぞれの部下の状況に合わせて、質・量の最適配分を行えるのが優れたマネジャーである。優秀な個人への依存度が高いのは組織の脆弱性にもつながります。
優秀な人に仕事が集まるのは世の常ですが、まず部下それぞれが「どのような仕事を、そのくらいやっているのか」をきちんと把握する。「業務量の把握」がすべてのはじまり。

改革のポイントは「やらないことを決める」

リモートワークは福利厚生ではなく「生産性向上の選択肢」

リモートワーク、ペーパーレス化の波に乗り遅れると「負け組」になる

何よりもまず上司自身が制度を使う!

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2020年11月29日

Posted by ブクログ

日本マイクロソフトと組むことで、机上の空論ではなく、問題点の指摘や改善策の説得力が補強されているように思う。それでも、変わろうとしないリーダーは、マイクロソフトは特別だからできたことでしょ?と言うだろう。あとはリーダーが、変化を恐れず行動するかどうかにかかっている。メンバーも積極的に改善の提案をすれば変化が起きるかもしれない。沢渡さんの本はピックアップしたい個所がいつも多い傾向。今の時代、「結果を残すのは「個人で力を発揮できる人」ではなく「コラボできる人」」という言葉は響く。

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2020年11月22日

Posted by ブクログ

Microsoftの組織の話。
働き方の選択肢と社内の色々な人とのコラボレーションを促している。
営業ハイパフォーマーは顧客対応数が少なく1社あたりの対応時間が長い

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2022年07月10日

Posted by ブクログ

限られた相手と密なコミニケーション
メールの返信早く、集中タイム
人数が多い会議は生産性とやる気低下

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

コロナに前後して、リモートワークにより生産性を高められるかどうかが、問題提起です。

本章のデータから読み解く「職場の科学」がおもしろく、
・部下の数が5人以下と6人以上では上司の負担が大きく変わる
・部下からの信頼が厚い上司はメールの返信が3時間早い
・優秀な人ほど「上司と一緒の会議」にでている時間が短い
など、「科学」に裏付けられるテーマがあげられています。

最後に、「日本企業も、インターナルコミュニケーションに力を入れ始めている」とのことで、労働時間は減ったが本当に生産性は上がったのかとの疑問に対する解決策としての示唆で終わります。

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2021年11月04日

Posted by ブクログ

アナリティクスの結果に基づいた、成果が上がる働き方を追求した組織としての取り組み。どの企業もアフターコロナの新しいワークスタイル、人事制度などを模索している中、先進企業が既に実践している内容はとても参考になった。

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2020年12月20日

Posted by ブクログ

沢渡さんの書いてるものはIT系の読み物でいつも読んでいるので、特に目新しい感はなかったが、日本マイクロソフトの働き方改革推進チームの全面協力で、「働き方」を徹底的に見える数値で分析し裏付けをもとに記載しているので、より説得力があった。IT業界の端くれにいる私にとっては、自分の会社の文化や考え方とのあまりの乖離に目がくらみそうになった。現実はなかなか難しい。

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2020年09月19日

Posted by ブクログ

■読んだ目的
自身および自チームの働き方として、何か参考になるノウハウがあれば取り入れたい

■所感
この本がヒントになり、今のチームで実践してみようと思うことが色々見つかりました。読んでよかった本です。

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2020年09月07日

Posted by ブクログ

日本マイクロソフトの事例を扱っていることで、マイクロソフトの国際標準との比較ができていて説得力のある成果測定を示せているものと感じた。日本人は独立心の持ち方が苦手で、互いに牽制することで結果的に窮屈な働き方をしているように思う。現状の制度内であっても、どう働いて、どうキャリアを積んでいくのか、個々がしっかりと考えて、そして実践していかないといけないのではないだろうか。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

個々人の働きをデータにより量と質で可視化する。生産性を改善する目的だが効果的に利活用できているのか?
データ化することに関して、全く意味がないとは思わない。
むしろ、非常に有効だろうと思う。
例えば、活躍しているハイパフォーマー社員のデータを観測することで、他者とどんな異なる動きをしているのか?
んな具体的比較が出来るだけでも、マネジメント側に気付きがあるだろう。
しかしながら、実情はなかなか困難だ。
それは人事側のスキル不足も正直大きい。(私のスキル不足という固有の問題だが)
さらに、システムを管理する人事側の負担が大きいのも現実的な課題である。
なかなかデータというのは不思議なもので「数字で見れば一目瞭然だろう」と思っても、案外と読み解く人によって解釈にブレが出たりする。
「10点満点中5点」と出た場合は、「多い」と思うのか「少ない」と思うのか?
当然実点数だけでなく、他者と比較したり平均値と比べたりするのだが、それでも調べれば調べるほど迷子のように深みにハマる時がある。
この辺も永遠の課題であるが「もっと上手くできないものか」と常日頃悩んでいる。
定型化された業務であればあるほど、数値化して生産性を計ることは分かりやすい。
しかし今の状況でそういう業務が社内にどれだけあるのか?
特にこれからの時代はAI化が益々進んでいく。
数値化しづらい「人間ならでは」みたいなものの価値が高まるのは間違いない。
この状態で科学的アプローチがどこまで有効かは、その時になってみないと分からない。
あくまでも個人的な感想かもしれないが、そんな悩みを私(今まさに人事で働いている)が抱えているということも補足しておきたい。
非常にレベルが低くて申し訳ないのだが、科学的アプローチで分かりやすく結果が出たのが、社内のペーパーレス化だった。
これもさらにレベル低い話であるが、ペーパーレス化がDX上で大きな一歩になることは案外本質であるため、少しでも話が進展して安堵したというので印象に残っている。
もちろん「紙を無くすことがDXの本質か?」と疑問に思う人も多いとは思う。
しかしながら、今までの仕事の発想を全く変えて「全部紙を無くす」という極限まで突き詰めたことで、結果的にその後のDXの施策がすんなり入っていったのは確か。
「本当にそんな単純な話?」と疑うかもしれないが、結局「簡単なことほど難しい」という典型事例ではないかとさえ、今でも感じてしまう。
この事例も含めて、見極めが非常に困難なのだ。
人事側でその見極めを背負うことは、社内の人事部の力関係にもよるし、周囲の理解力にもよる。
ペーパーレスは絶対に必要だったのに、効率性以前の問題で「絶対に今までの仕事のやり方を変えたくない人たち」が、案外と多数存在したことも事実である。
コロナ禍だったからこそ「各人事の施策を無理矢理進められた」という側面も正直大きい。
社内で改善したいことはまだまだ多数あるが、今後どこまで実施出来るかは分からない。
効率化&生産性向上の歩みを止めるつもりはないが、困難は続くだろうことも想像している。
どれだけスピード感を持って、本気でやり切るかが非常に重要だ。
そうでないと、もう今の会社は生き残れない。
これだけ急激に社会自体が変化している中で、その変化について行けなければ負けるだけである。
そういう意識を今の経営陣がどれだけ持っているのか。
「あと数年だけ、つつがなく過ごせれば」と考えている人も現実的にはいると思う。
しかしその考えは確実に命取りだ。
断固たる決意と実行力が、今こそ必要なのだと思う。
本書を読んで1点だけ「当社の状況はさらに変化しているな」と感じたところがある。
「無駄な会議は止める。そして会議時間はとにかく短くする。会議コストも可視化する」という部分。
書いてあることはその通りの部分が大きいのだが、当社の場合は「会議(というか打ち合わせや議論)」が増えている傾向がある。
それは「解決しなければならない課題」が山積しているためだ。
「課題が見えているなら、解決のための実行をすればよいのでは?」と思うだろうが、そんな単純な話でもない。
解決しづらい課題ほど先送りにされ、結果山積みになったという状況なのだ。
そもそも正解がないために、1人の判断ではなく多くの知恵を使ってこの時点での最適解を求める必要性がある。
そのためには、どうしても「議論」が必要なのだ。
しかも1回の議論で結論が出ることは少ないし、そもそも議論し尽くすためには相当な時間の確保が必要となる。
「会議は30分以内」などを強制的に当てはめると、いつまで経っても結論が出ないことになってしまう。
こういう部分はデータ分析だけではどうしても計れない。
まだまだ社内では、課題解決のための議論が足りていない。
早めに結論を出して、実行して行かなければならないのに。
この辺も含めて、人事部としての大きな悩みなのである。
(2023/7/30日)

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2023年08月23日

Posted by ブクログ

移動時間にサクッと読める内容。

深く考えて読むというよりは、共感できる事が多いので、高速で読んでも全く支障がない。悪く言えば、引っかかる事もないので、頭に残り難いというのは残念。ファストフードみたいになってしまったが、クオリティの高いセットメニューではある。

ワークプレイスアナリティクスで仕事量を分析し、成果を上げるための課題を提言。一対一の交流の重要性、人脈の多い上司の部下はモチベーションも上がる、部門間コラボが多い程付加価値は上がりやすい、会議を主体的に設定する機会が多い人は優秀など、それらをアンケート等のデータで示す。図解も分かりやすく、有料セミナーを受ける位の価値はある。ただ、なんだろうな、感情的に引っかからないのが残念。淡々としているからか、語りに無駄がないからか、予想通りの提言だからか…。

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2022年05月09日

Posted by ブクログ

日本マイクロソフトの事例をもとに執筆されていた。
基本的に能力が高い人はこういう人だ!という内容であったが、そうなるための具体例が少なく残念であった。
例えば、できる上司は3時間早くメールを返すならば、早くメールを返すための仕組みを作る必要があると思う。
ただ、効率化の本は数十冊読んでいるが、他の本ではない考え方が散見でき勉強になった。

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2021年02月09日

Posted by ブクログ

働き方改革は何のためにするものか考えさせられる一冊だった。名だたる大企業の先進的取り組みを垣間見ることができた。

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2021年01月06日

Posted by ブクログ

マイクロソフトの働き方改革のデータを読み取り方を含めて適切に把握するのに適した良書。

おお、なるほどと感じる部分と、あともう少し踏み入った方が面白い部分があり、評価は少し少なめ。ただ、読みやすく、理解しやすい。この方のセミナー等を、組織の複数の人と一緒に拝聴して、感想を話し合うのが、組織を変えるのにもっとも効果的な方法かも知れない。

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2020年12月06日

Posted by ブクログ

社内の仕組みを数値化してあり方を検討する姿勢は学ぶべき。
思いつきの改革が事態を悪化させていることも多い。

ダイバーシティや
リモートワークは手段であって目的ではない、
ということも肝に銘ずる必要あり。

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2020年11月15日

Posted by ブクログ

データが導く成果が上がる働き方とは!?

やみくもに働き方改革をすればいいってものじゃない。きちんと科学的根拠(データ)に基づいたものでないと、本末転倒になる。

各企業、自分たちに合った「勝ちパターン」を見つけることが大事。

本書が星3つなのは、「科学」といいながらデータがやや曖昧で、著者の感覚的なところから話を進めているような感触が否めなかったから。加えて、後半になると「そんなの当たり前だろう」という話も多く、何となく中だるみのまま完結してしまったのが残念だった。

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2020年09月15日

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