長野まゆみのレビュー一覧

  • 長野まゆみ復刻作品集 お菓子な猫と、旅する少年

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    懐かしい。高校生の頃からこの世界に没頭することで息ができていた。長野まゆみさんの世界は、どんな世界でも心地良い。

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    2026年06月05日
  • 左近の桜

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    ネタバレ

    ブロマンスと聞いて読んだが、割とガッツリBLだった。
    きれいな言葉で綴られる、男同士の逢瀬をテーマに、さらさらと川に落ちた花弁のように流れるような連続短編集。

    LOVEじゃなくて、ほぼ体の関係のみ。
    惚れた腫れたのイザコザはほぼなく、片思いのモダモダもない。
    一方的に好きだから体を重ねる。といった具合。

    霊だからって許されるんか!?ってなったけど、まぁ平成BLって無理矢理が多かったよね…と懐かしくなった。
    主人公がとにかくずっと不憫
    「お前は女だ」と言われ続けるが彼女持ちなんだよね。
    でも、彼女への心理描写も少ないし、付き合った経緯もないので、付き合ってる子がいるのは知ってる。という具合。

    男同士のお耽美小説で、巻き込まれ系主人公が、この世のものではない色男たちに、揉まれる話が読みたいならおすすめしたい。

    個人的に使われている言葉が古風で難しくて、当て字も多く、読みづらかった。
    けれど、世界観は好き。
    clampさんのホリックを思い出した。

    この世のものではない男に狙われる、主人公の話であり、明確な答えやエンディングを迎えるわけではなく、日常を綴る話。
    続きものなんだ。
    羽ノ浦先生は結局何だったの。
    弟くんが癒しだった。

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    2026年05月21日
  • 兄と弟、あるいは書物と燃える石

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    信頼できない語り手という手法があるけれども、語り手はおろか登場人物の殆どが信頼できないと序盤で明かされる本作は、呆気に取られた読者を真実と虚構のあわいへ宙吊りにしてしまう
    その奇妙な浮遊感を楽しめるか(許せるか)どうかで、評価がまったく変わりそう 私は楽しめました

    兄弟モチーフは長野作品の鉄板
    でも初期に比べて耽美さは控えめで湿度も低いので読みやすく感じた
    ほんのりミステリー仕立ての物語を追いながら、独特の美意識で緻密に配された建築、小物に関する描写を堪能できる一冊

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    2026年05月20日
  • 雪花草子

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    どこかエロチックなシーンが美しく描かれている。
    切ない中に、どこか背筋がゾクッとする怖さが隠れていて、もう一度読み返してみたいとも思った。

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    2026年04月30日
  • ルカとチカ

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    ちょっと難しくて、、、相関図書きながら読みましたσ(^_^;) そしたらスルスル 
    穏やかだけど どきりとさせられる
    先生の描く生活スタイルやジェンダーがどんどん進化してる

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    2026年04月11日
  • 左近の桜

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    ネタバレ

    文章がとてもきれいで、まさしく文学といった体。 BLっぽいとの噂を聞いて読んでみましたが、俗にいうBLとは少し違うかなという感じはします。 ヒロインいるし、交わり中の描写ほとんどないし。 最初の話が羽ノ浦さんを拾う回だったので、てっきり桜蔵と親密になっていくのかと思ってたんですが別段そんなことはなく。 体に住む蝶の話が気に入ったこともあって、そういう展開を望んでるんですが、希望薄か。 長野まゆみさんの文章や雰囲気は好みなので、次はお相手が決まってそうな作品を読んでみたいと思います。

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    2026年03月26日
  • ルカとチカ

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    ネタバレ

    ファミリーヒストリーはチカの生い立ちを詳らかにするに、エピソードが渋滞している
    ディテールは好き
    雲集霧散のように

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    2026年03月23日
  • レモンタルト

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    再読。
    めちゃくちゃ男から男への感情の強い作品が読みたい!と思い、これを選んできた。
    初めて読んだときはあまりにも露骨すぎて「いやそれはさすがに……」となってしまったのだが、シンプルに男男小説を読みたいときにはオススメかもしれない。
    何やら文学的な雰囲気が漂い、危険な目に遭いそうになっても何故か、何故か!色っぽい方に流れてしまう。
    こんなにオタクに都合の良い展開があるか???とツッコミながらも、現実に疲れた脳にはこれくらい都合が良い方が染みる日も、ある。

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    2026年03月22日
  • 猫道楽

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    エロい。ひたすらエロい。同人誌か。猫ってそっちのかーいっていうツッコミしたい。これを読み解くのに深く読む自信が私にはない。

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    2026年03月08日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    最終巻だけちょっと趣味じゃないんだよなと思う。登場人物が一堂に会する序盤のシーンはちょっとワクワクするけど。千迅さんの過去をもっと丁寧に描写して欲しかったな〜

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    2026年02月28日
  • レモンタルト

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    装丁が可愛くて思わず手に取った本。和紙にタイトルが印刷してある扉(?)もかわいい。ポップに見えた表紙も読後は散りばめられて淋しい気がして不思議。独特、綺麗な文体で読みやすく、私(男)が義兄への思いを募らせていく様子が繊細だった。恋の形を見せられた感じ。
    長野まゆみさん作品は中学時代に何度か読んでは透明度が高いというかきらきらしているのにどこか身近なビー玉みたいな文章だなぁと毎回思っていてその感覚を久しぶりに思い出しました。厨二の頃の……(笑)

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    2025年12月30日
  • 改造版 少年アリス

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    少年アリスと友人の蜜蜂、犬の耳丸は、蜜蜂の兄から借りた本を置き忘れた夜の学校へ向かった。そこでは思いがけないことが起こり…

    不思議な、おとぎ話のような、儚さと美しさ、危うさと不安感が漂う短い物語。

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    2025年12月26日
  • 銀木犀

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    あとがきに「~のように」の連発は現在避けているが、初期の作品集として読んでいただきたい

    燈水ひすい、銀木犀、たまご、早緑の服の少年

    章ごとに名前が付いてるのが珍しいと思う

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    2025年10月16日
  • カンパネルラ

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    この辺りのものの方が長野まゆみ感強い
    あとがきにあったスーパーファミコンのイーハトーヴォ物語やってみたくなった。
    ゲームやってたんだ!って驚き

    柊一と兄の夏織、祖父、不思議な少年カンパネルラ

    祖父の家、敷地が広すぎる
    ボートで進めるだけの水路があって、銀木犀の生える島があって、銀木犀の中に人が隠れられるくらい

    夏織は最初から死んでるのかも

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    2025年10月16日
  • 天球儀文庫

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    ◼️ 長野まゆみ「天球儀文庫」

    少年たちの1年。交歓と喪失。長野まゆみの風味満載。

    この本のあとがきに著者も書いているように、最近の長野まゆみは作風が変わって、かなり日本的で文調も味のある、現実的な社会を取り入れて感の強いものもある。今作は初期作品のテイストで、西洋っぽい世界で、たぶん美しい少年2人の、危うさと感情の起伏を含んだ友情を描いている。もちろん凝った言葉と小道具、微妙な想い満載のメルヘンチックな物語。

    アビは、かつてケンタウルス座のケンタウリ・プロキシマという星の名前を教えてくれた宵里(しょうり)といつもつるんでいる。宵里はガラスペンと水溶きのインクを愛用し、大人びてドライ。アビはやや子供っぽい感情の持ち主。授業では碧睛(へきがん)の教師が、鳥の翼の構造を教えている。9月の昼休み、2人は売店で三日月パンと腸詰肉(ソオセエジ)、シトロンソォダのランチをする。中庭では校舎に幕を張って、恒例の野外映画会が行われる。2人は、仮の映写室となる音楽室へと行き、そこで、おととし聴こえてきた歌と、澄明な睛(ひとみ)の少年を思い出すー。

    この話の「月の輪船」と「夜のプロキオン」「銀星ロケット」「ドロップ水塔」の4篇が収録されている。2話めはクリスマス頃の話、3話めは春、季節がひとめぐりし、関係性に変化がもたらされる。

    おそらく美少年と思われる主演たち、古代天球儀のレプリカが取り付けられ、粋な企画をする学舎では専門的で不思議な授業が行われる。文具、食べ物飲み物、言葉は斜め上を行っている感じ。最初からしても橄欖(オリイヴ)、呉藍(くれない)、濃紺(プルシアン)、洋墨(インク)、翠色などなどなど。

    学校がある島ではロケットの打ち上げがあったり、流星群を見るのに船が出たり。私はけっこうこの舞台立てや美少年2人の動き、少女マンガの美少年同士のような心の動きは、「パタリロ!」を思い出す。この異世界感を好んで、楽しんでいる。

    「少年アリス」「野ばら」あたりが定番だが、「天体議会」、またちょっとテイストは違うが「カンパネルラ」は名作かと思った。

    降りに触れ、筆致が変わる前の作品を読もうかなと。古本屋にあったら誘い込まれる感じがする。言葉遊び、小粋な小道具と意外な展開。うん、フェイバリットだ。

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    2025年10月16日
  • 時の旅人

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    ファンタジー
    章題の意味がわからない。タマテバコは話の中に出てきてるけど、リュウグウノツカイとトコシタノエビは??

    白珍「しろうづ」というたてがみのある亀 殻に入って人の姿をとって、時を超える
    陸に上がるのは産卵するためなので雌

    箪笥のなかとかアメフラシ(だったっけ?)とかの仲間かな

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    2025年08月17日
  • その花の名を知らず 左近の桜

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    ネタバレ

    読んだ!!けど、多分半分も内容理解してないな、これ。
    多分主人公が蛇の男達が待ちわびている「女」で、それこそ何代も生まれ変わってるってことなのか……?? 蛇であり子供を産むって話になると、長野まゆみさんの別作品を思い出すんだけど関係あるのかな?
    今回長編だったので、今まで短編だったからかろうじて理解できていた内容が複雑化した印象。でも面白かった。

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    2025年08月08日
  • デカルコマニア

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    あー疲れた(良い意味で)
    一度しか読んでないので、ずっと混乱していました。が、この世界観を揺蕩うのも一興。
    わかることは諦めました。

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    2025年06月19日
  • 兄弟天気図

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    ひとまわり年の離れた姉の姉美えみ、二つ違いの兄の兄市けいいち、末っ子の弟史ちかし
    えみの下に弟介だいすけがいた。六つの時に病気で亡くなった

    亡くなったはずの兄と八年前に亡くなった祖母とすれ違う

    短編に著者の子供の時のことなど
    けんけんふくよう拳々服膺
    戦前、戦中、戦後の異なる教育を受けたお母さんがテレビから流れる言葉が正しいと辞典に送り仮名の改正された新聞記事を貼っていた
    怒っていたのは教育勅語に出てくる言葉だから

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    2025年05月18日
  • 賢治先生

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    著者の中の賢治ブームで書いた短編

    ブームだったのか!!
    ずっと好きな?気になるテーマなんだと思ってた。

    「きみをこの汽車へ乗せては不可なかったんだ。それなのに······、」

    クローディアの出てくる話が初期感満載で暗い
    ジョヴァンナがぼくだよね?

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    2025年05月16日