長野まゆみのレビュー一覧

  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • カムパネルラ版 銀河鉄道の夜

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    カムパネルラが語りなおす、というよりも、中原宙也の電波妨害の方が気になった。
    宮沢賢治の恋にはそれほど興味をひかれなかったし、もう少し「小説」であったらなあ、という読後感だった。

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    2023年01月04日
  • 千年王子

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    千年の時を隔てたSFファンタジー。
    衛星都市のワールド・ツアー校という学校が舞台なのですが、架空の世界の設定を理解するのに苦労しました。
    この世界では女性の存在は極めて稀で、男性の人数に対して数%しかいません。
    生徒数700人のワールド・ツアー校には、女性はいません。
    男性同士のエロティックな場面もあるのですが、仮想現実的であり、機械的でもあり、あまり感情が見えてきませんでした。
    後半は、性別すら曖昧になっていました。
    感情移入するのが難しい作品でしたが、長野まゆみさんの文章は好きです。
    冒頭から『サファイア、コバルト、藍(シアン)、青玻璃(ビイドロ)、ラピスラズリ、ターコイス、アズライト…』

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    2022年12月31日
  • こどものころにみた夢

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    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

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    2022年12月24日
  • カンパネルラ

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    ネタバレ

    ・12月8日に読みはじめ、10日に読み終えました。


    ・長野まゆみのつめたくつれない少年、妖しい少年、翻弄される少年…… うれしい。柊一と一緒に夏織を探している気分になった。

    ・硝子の魚を夏織に渡せていたら、夏織のことを繋ぎ止められていたのかなとかなんとなく思う。夏織の真意は語られないままだったので、全然わかんないけど。夏織も柊一もカンパネルラに手を引かれたのか翻弄されたのか……

    ・最後に追っていた背中が「兄さん」から「少年」に変わったところ、よかったな。顔も曖昧で存在も危うくなっていた夏織が、ついにほどけてしまった、そんな感覚。

    ・「文藝」2001年夏号のインタビューを読んでみたら、

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    2022年12月11日
  • こどものころにみた夢

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    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

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    2022年12月07日
  • よろづ春夏冬中

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    ネタバレ

    ・11月7日に読み始め、9日に読み終えました。


    ・これの前は十二国記を読んでいたので、超大作長編ファンタジーで興奮してた精神を落ち着かせるには良いものでした…… 久しぶりに長野まゆみ読んだ。なんだかんだ1年くらい読んでなかった!? 長野まゆみのボーイ・ミーツ・ボーイアンドラブがジュンジュンの良い短編集でした。


    ・長野まゆみ、わりと社会人×高校生とか年の差系も好きよね。「獅子座生まれ」では年下×年上(に私は見えたんだけど)だったの新鮮だった。捜したらもっとあるのかもしれないけど、初めて読んだ、ような……気がする。

    ・あと「ウリバタケ」。これなんか妙にきしょくて(好きなきしょさです)印象

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    2022年11月09日
  • 三日月少年漂流記

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    ネタバレ

    博物館から三日月少年が逃げ出した…そう話す水蓮と共に、銅貨はZ市の百貨店、プラネタリウム、展覧館をめぐりながら、真夜中の月光舎とそこから飛び立つという船を眺めます。彼らはどこへ行くのか? 水蓮は三日月に帰っていったと言いますが、銅貨にはこれが馬鹿げているようにも、案外本当かもしれないと思うのでした…。
    トラブルが起こるわけでもなく、綺麗に進んでいって綺麗に着地(この場合離陸?)したのが本作です。瓦斯燈の灯りを点けたり消したりする描写や、美味しそうな食事のシーンなど、やはり長野さんらしい、細部と単語のイメージがとにかく好きです。解説の野上さんが言う「三日月少年の漂流先」も考えると、なるほど確かに

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    2022年10月31日
  • 猫道楽

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    あはははは
    長野まゆみさん、やっぱりBLなのね

    日暮星のことば
    「(略)どうせ、よけようとしても、べつの災難にぶつかる。何もかもがうまく進まない宿命なんだ。」
    わたしもそうだな⋯(T‐T)

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    2022年09月12日
  • 銀河電燈譜

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    ネタバレ

    「銀河の通信所」途中で挫折してしまい…泣
    長らく積ん読になってたこちらを読みましたが。
    こういうのでいいんだよ…
    いつものややこしい人間関係、嘘とほんとうとが混ざり合ったり記憶が曖昧だったり…
    こういうのがいいんだよ…
    こまかいことは気にせず文体を楽しむのがいいのかな、と思う。
    ただ、語り手が賢治である意味がいまいち分からない。銀河鉄道とか苹果とかのモチーフをつかいたかったのかなあ、というくらい。

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    2022年09月01日
  • カムパネルラ版 銀河鉄道の夜

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    本屋で表紙に一目惚れ
    しかし!中身が!めちゃめちゃに難しかったです!!
    銀河鉄道の夜の解説本のような内容でした…
    明治、大正時代の方の文章はまだ読みづらい、いつか理解できるかしら?

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    2022年08月31日
  • レモンタルト

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    ネタバレ

    はじまりがとてもすてきだった。

    ただ、個人的にはもうちょっと甘い小説が好きなので,主人公に対して社会がつらくて泣いた

    ドライブが楽しいものだと嬉しい。

    最初の傘がなんだったのかわからなかった。
    何度か読んだらわかるかもしれないけど、主人公がセクハラに遭うのを見たくないので考察を探してみます。

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    2022年08月16日
  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    90年代を彷彿とさせるジュブナイル小説
    90年代の花とゆめのマンガに
    どハマりした世代にささりそうな内容。

    背表紙には
    長野まゆみの星の王子さま
    と紹介されていましたが
    どちらかといえば
    銀河鉄道の夜に近いような印象。
    鉱物や天体観測に興味がある人にも
    オススメかも。

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    2022年05月04日
  • 超少年

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    再読。環境汚染が激化して植物は変異し光合成で二酸化炭素を吐くようになり、地球上には住めなくなって移住した先のコロニーで植物を再生するのに「王子」と呼ばれる人体を使っている世界。人体と言いつつそれに特化した新人類みたいな感じだけど、長野さんのディストピア作品でした。
    自覚ないまま植物を繁らせて3人の「ピエロ-α」を名乗る少年に「王子」だと付き纏われる少年だけど、そうきましたか…となりました。
    繁らせる植物が作品オリジナルのものばかりで想像するしかないですが、引き抜いたら血液じゃなくて乳液が出るの、王子はほんと植物なんだなと思います。動いて思考して喋るけど。。
    解説が千葉雅也さんでした。長野作品を

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    2022年04月29日
  • 野川

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    野川や武蔵野地域の情景を的確に表現した文章や、淡々とした語り口でつづられる登場人物たちの心情が、かえって想像を鮮やかにし、私も主人公たちと一緒に野川を歩いている気分になりました。

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    2022年03月14日
  • 掌篇歳時記 秋冬

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    12人の作家による秋冬の歳時記にあわせた短編集。はじめましての作家も数人。好みはそれぞれあるけれど、こんな編集でなければ出会わなかったと思う。
    春夏編が先だったと知る。

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    2022年03月06日
  • その花の名を知らず 左近の桜

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    ネタバレ

    桜蔵のルーツを辿る話でした。
    既刊で外堀は埋め終わっているはずなので、あとは謎解きよろしく柾との関係を順序立てて紐解くだけかと思っていましたが、とんでもない。
    恐ろしく入り組み、蔓のように複雑に絡み合った家系図を追わねばなりませんでした。私は読み始めて早々に系譜を頭に描くことを放棄したので、終盤の盛り上がりを充分に体感できたかと問われると俯くしかないのですが・・・。
    しかし、真相に迫ったかと思えば煙に巻かれるような感覚は、あ〜長野さんの本を読んでいるな〜と実感しました。
    というか、この因果を背負ってなお無頓着と無防備な桜蔵は自業自得なので、もう業を受け容れたほうが本人的にも楽ではないかと思って

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    2022年02月13日
  • その花の名を知らず 左近の桜

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。桜蔵のルーツを追っていく話。登場人物が多いしさらに偽名が多いし、で途中から覚える気が失せ、斜め読みをしてしまった。だんだん難しくなる。2作目までの、桜蔵がトラブルに巻き込まれてすぐ服を剥かれる定型の流れに飽き飽きしていたとはいえこの古典の感じに全振りしなくても…と思った。でも著者は楽しんで書かれている様子で(それが長野テイストといえばきっとそう)、ついていけない人は離脱するしかないのだろうなとは感じる…。できれば最後まで読みたいので続編が出るたびにとりあえず読むとは思うけど…。

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    2022年01月29日
  • その花の名を知らず 左近の桜

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    他の方が既に感想で書いているように、登場人物が多く漢字も難読で物語に没入出来なかった。
    巻頭に家系図が欲しい。
    しかし、長野まゆみさん特有の美しい文体は健在で続きが楽しみな作品。

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    2022年01月18日