長野まゆみのレビュー一覧

  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    初めて読んだ長野先生の作品でした。
    予備知識なしに読んだので若干吃驚しましたがとても素敵なお話です。

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    2011年03月26日
  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    「白昼堂々」「碧空」「彼等」「若葉のころ」の四冊からなるシリーズものです。
    主人公の凛一と、氷川のキャラクターを好きになってしまった時点でもう好きな作品です。凛一の病弱で線が細そうなイメージと正反対な、長身でタフなスポーツマンの氷川。性格的にも癖があって、単純に興味が沸く二人です。
    氷川に惹かれる凛一の気持ちを知って、自分なりに葛藤しながら悩む氷川がいいです!そして凛一の唇奪われ率のなんと高いことか…

    凛一・氷川の二人と、有沢・正午の今後が気になります…。

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    2011年04月07日
  • 超少年

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    世界観が素敵です。とても綺麗。
    設定とか文体とか、最初すこしとっつきにくく感じたのですが、慣れると心地好かったです

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    2011年03月05日
  • 夏期休暇

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    切ないなあ…。うっかり泣けてしまった。兄弟愛というモチーフは好きなのですが、これはまたたまらんね…グッときます。
    ラストもまたなんだか…葵…。

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    2011年02月21日
  • カンパネルラ

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    よくわからなかったけど、この人の作品は内容より描写を楽しむものと思っている節がある私なのでこれもやはり好きです。
    やっぱりこの空気感、澄んだ表現、たまらない。
    「銀木犀」と似ているけれど、なにか関連があるのだろうか。

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    2011年02月17日
  • 銀木犀

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    長野さんの初期の頃の作風の作品。

    テレヴィジョン系も好きだけど
    この作風の作品もなかなか好き。

    銀木犀に取り込まれた主人公は結果的に残酷な形なんだろうけども、
    でも描写はおそろしいものではなかったし、寧ろゆったりと銀木犀と同化していく様が
    お母さんのお腹の中を思い出させて
    この銀木犀に取り込まれたくて取り込まれたくて
    主人公が羨ましかった。

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    2011年02月05日
  • 超少年

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    長野作品の中でも一、二位を争う好きな作品。
    独特な世界観が確立されたややBL風味な小説。
    読み終えたのはずいぶん昔ででも今読み返しても曖昧で難解な部分が多い。
    それでも台詞まわしやそこここに散らばる素敵な小道具のおかげで雰囲気だけでもじゅうぶん楽しめる。
    「いつまで待たせるんだよ」
    気まぐれで意地悪ででも時々素直で、
    繊細なオレ様少年キャラを描かせたら、
    長野さんは天下一品。

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    2011年02月05日
  • お菓子手帖

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    小説だと思って借りたのでびっくりしましたが結構おもしろかったです。ただ先に著者の本をもう何冊か(特に少年アリス)読んでおけばもっと楽しめただろうなぁと。

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    2010年12月08日
  • よろづ春夏冬中

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    面白かった
    あめふらしと繋がってるんですね
    短編集です
    私はあめふらしのほうが好みだけど
    合わせて読むといいし
    少し時間がたってから読むと懐かしい気持ちがしてより面白いかも

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    2010年12月06日
  • 彼等(凜一シリーズ)

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    ネタバレ

    主人公より正午に目が行っちゃった
    いつもあんなに生意気な奴なのにこんな苦々しい体験を越えてきたのか・・・
    もう誰も信用しないし触れたくもない
    助けを求めて凛の所に行くけど、その凛さえもう好きじゃないなんて

    正午は私が守ってあげる!な3巻でした

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    2010年12月06日
  • あめふらし

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    珍しく読みやすいお話でした

    相変わらず美しい叙事表現と摩訶不思議なキャラクター構成
    長野まゆみのプロットって大変興味あります
    あの人の頭の中ではどういう風に接続されるの?

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    2010年12月06日
  • 宇宙百貨活劇 ペンシルロケット・オペラ

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    長野まゆみさんの作品の中でもひときわ可愛らしいお話がこちら!
    出てくる小物、食べ物全てが素敵すぎます!
    この本の影響でココアにマシュマロ浮かべて飲んだ中学生のころ…笑
    双子が羨ましいと思ったこともありました。笑

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    2010年11月27日
  • 時の旅人

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    一本目リュウグウノツカイがとてもすき。
    たった三十頁でこの世界観!わくわくした。百回くらい読み返したい。

    時空を超えて永遠の旅を続ける少年、というのは最初期から続く長野さんの十八番。短篇の泡が消えるような後味もすきだが、三作もあるとこちらの目も熟れてきてしまって。
    一作目だけならば★★★★★だが、それでは出版できないものな。

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    2010年11月09日
  • 彼等(凜一シリーズ)

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    この巻がいちばん好き。楽しい巻ではないけど、すごくぐっときた。正午のところは苦しくて泣きそうになったし、凛一が千尋に我侭を言うところは嬉しくてせつなくて泣きそうというか。引用文はぐっときた千尋の台詞。
    凛一への千尋の感情が複雑で、でもまとめてしまえば「大切」の一言でしかない。同性だということ、親族だということ。千尋の凛一に対する責任感はすこし違和感を覚えるほど過度。けれどそれが凛一にとっての救いであって、お互いにそれを分かっているけれど、そんな関係の2人だからこそ、結婚というのは大きいなあ。登場人物の中でいちばん凛一から遠ざからざるを得ない人だった。いちばん傍にいたら凛一が楽になれる人だったろ

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    2011年07月17日
  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    この空気感がとても好き。
    無駄だとわかっていても、どうしても惹かれてしまう、この人でないと駄目なんだ、と感じてしまう。
    ないに等しい可能性に、縋る。

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    2010年11月02日
  • 彼等(凜一シリーズ)

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    いろんな人が現れ、縺れ、傷ついて、縋りつく。
    そんな印象。
    なぜか、凜一シリーズの中で「彼等」だけが見つからず、「若葉のころ」を読んだ数年後にこれを読むことになります。
    その間、正午に何があったのか気になって仕方がなかった。
    正午のように奔放で自尊心が強いからこそ人を信じきって、傷つくんでしょう。
    千迅さんが好きで、特に、凜一との「で、何番目だよ、」「……四番目、」というやり取りが、異常に好きです。

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    2010年11月02日
  • 天球儀文庫

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    二人少年ものの中で好きな作品の一つ。再読。
    離れて別の道を歩み、違う経験をしても、必ずまたどこかで、もう一度初めて出逢って、知らん顔でまた友達になる、って云う宵里の考え方。アビも云うようにわたしも凄くすきです。
    個人的には夜のプロキオンと銀星ロケットがすき。特に後者は、喧嘩したときの気まずい感じとか、なんとなく仲直りするあの感じとかがあったっかくって良かった。

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    2010年10月02日
  • お菓子手帖

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    読みながら天使の卵の本の話をしている高校の国語の先生を思い出した。天使の卵の冒頭で"知識のあるものだけが共有できるもの"の話が出ているということ。それと同じものをこの本で感じた。

    教養。
    それだけ。

    私が共感したのはアポロのくだり。
    映画「誰も知らない」の末の女の子がアポロが好きで、その赤のコントラストが映画にモチーフとして出てくる、というところ。

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    2010年08月29日
  • 野川

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    野川が武蔵野を流れる「野川」と知って嬉しく思いました。神田川の本を読んだ直後で、なにか神懸かり的な物を感じてしまいます。新聞部の活動が伝書鳩を育てあげるというせっていですか。イイですね。小金井市近辺の美しい自然描写と相まって、感動しました。(これは小金井市で大学時代を過ごしたという個人的な背景が大きく寄与しているかもしれません)

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    2011年07月16日
  • 聖月夜

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    全体的に可愛らしいクリスマスのお話。思わず頬が緩んでしまうような話ばかりでした。
    個人的には「少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く」がお気に入り。やっぱりアリスと蜜蜂の二人が大好きです。

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    2010年07月16日