あらすじ
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あのL・キャロルの不思議の国で、少年アリスが活躍する「少年アリス三月うさぎのお茶会へ行く」の他、珠玉のクリスマス・ストーリー三篇を収録した、聖夜の夢を美しく奏でる忘れられない物語集!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ベタだけど、特別な日に不思議な少年と出会い、不思議な体験をする話が大好きなので「星降る夜のクリスマス」がとても好みだった。
「星降る夜のクリスマス」のフラノのおじさんと、「クリスマスの朝に」のチッカディさんは、クリスマスの時期は忙しく、大きな荷物を持っているという描写から、サンタクロースなのではないかと想像できるのが楽しい。
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荒んだ心に染み渡る、可愛くて暖かいお話ばかりだった。一文字一文字が綺麗な石みたいに思えるくらいに、丁寧に書かれた文章だと思った。
2014/6/26
Posted by ブクログ
少年と仔犬、アリスと卵、少女とウサギ。童話のような、砂糖菓子のような可愛い(でも少女のは無邪気な毒だと思う)お話が4作♪こういう系統のもたまらなく好きです。
Posted by ブクログ
『星降る夜のクリスマス』
クリスマスの夜、デパートで買い物中の母を待つミラン少年が、不思議な雰囲気のフラノと共に遊園地に行くお話。
フラノは天使と住んでいるようだ。
キラキラふわふわした物語だった。
『仔犬の気持ち』
もミランが主人公で、クリスマスの出会いから時間をさかのぼり、愛犬タッシュが家に来てからの日々を描く。
お兄ちゃんとの関係がいい。
『少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く』
少年アリスは読んでない。物語はまんま不思議の国のアリスの焼き直しであった。
『クリスマスの朝に』
唯一女の子が主人公。
子犬のような巨体のうさぎをクリスマス休暇の旅行に連れて行くかどうかのあれこれ。
クリスマスという設定もあるからだろうか、一段と単語の選び方や文章が綺麗。
『紺青の夜天(そら)に、観覧車はイルミネエションを鏤(ちりば)めた蜘蛛の巣をひろげ、気まぐれな少年たちが網にかかるのを待っている』
この美しさ。
Posted by ブクログ
全体的に可愛らしいクリスマスのお話。思わず頬が緩んでしまうような話ばかりでした。
個人的には「少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く」がお気に入り。やっぱりアリスと蜜蜂の二人が大好きです。
Posted by ブクログ
装画:長瀬典子
装丁:イシグロフミヒコ
AD:泉沢光雄
“降誕祭の夜空に紡がれる、素敵な物語を集めた夢のおはなし集。”(裏表紙解説より)
収録作品:『星降る夜のクリスマス』、『仔犬の気持ち』、『少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く』、『クリスマスの朝に』
タルホの正統血統、と云うべき長野さんだけに、こういう作品の方が向いているのではないかと思ってしまいます。
可愛らしく、美味しそうなおはなし。
(文庫版)
Posted by ブクログ
間違えて借りた本です、今は夏ですが…(笑)
せっかくだから読みました。ホッコリする物語でした。あっという間に読めます。子供の頃の事を思い出すような話ですね。
Posted by ブクログ
面白かったです。
物語の季節はまたしばらく先ですが、これからがわくわくするようなお話たちでした。
「少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く」が好きです。アリスと蜜蜂にまた会えました。耳丸も。お茶会楽しそう。
どのお話も動物が出てきました。犬は可愛いです。