藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴

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    20190826
    バチカン奇跡調査官シリーズ10巻。エクソシスト(見習い)として悪魔払いの補佐に挑むロベルトだが、悪魔払いに苦戦する。休暇で良太に会いにドイツへ戻っていた平賀は、良太の頼みでロベルトの元へ向かう。ニュルンベルクの町では悪魔の目撃情報が多発していた。
    平賀が遂に悪魔を捕まえる!?と思いきや、その正体は…。ドイツが舞台ということで、1巻を思い出すシーンもあり。しかし、この二人にかかると、奇跡や悪魔など存在しないということになってしまいそうだ。ある意味良太が奇跡か?

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    2019年08月27日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    ネタバレ

    20190821
    バチカン奇跡調査官シリーズ9巻。熊本天草の不可思議な現象を調査することになった平賀とロベルト。排他的な集落の人々や隠れキリシタンの暗号に、遂に妖怪まで登場?
    日本語がわからないのでロベルトの出番はなさそう…と思っていたのに、いつも以上に冴え渡る頭脳とコミュ力。平賀の行動力と思った以上の身体能力にも驚き。しかし、段々と奇跡調査というよりインディージョーンズになりつつあるような。
    ロベルトは、平賀の集中すると回りが見えなくなる部分を心配し、自分がしっかりしなくてはと思っていそうだが、平賀にすれば、気づけばロベルトが危険に巻き込まれており、放っておくと死ぬんじゃないかと思っていそう

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    2019年08月25日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    20190819
    バチカン奇跡調査官シリーズ8巻。FBIの捜査官ビルに頼まれ、ノルウェーの町で起きた氷付けの部屋の謎に平賀とロベルトが挑む。
    ロベルトに完全に操縦法を習得されつつあるが、ある意味平賀に近い真っ直ぐなシンの存在感。今回のトリックはやってやれないことは無さそうな気がする。ロベルトは大変な目にあったが、例のお方は全くもってフットワークが軽い。平賀、ロベルト、ビル、シンのチームはバランスがいいなぁと。ローレンはまだよくわからないが、シンの方が好きかもしれない。

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    2019年08月23日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    バチカン奇跡調査官シリーズ6巻。大勢の目の前で突然死亡した次期大統領候補。彼には悪霊が取りついていたという噂があった。FBIからの協力要請を受け、捜査官ビルとともに、ゴーストハウスでの降霊会に参加した二人が見たのは本物の霊なのか。
    悪霊を封じるため建設が続けられた奇怪な家、ィンチェスター屋敷をモデルにした屋敷に降霊会とはなかなかに熱いテーマ。殺人方法は少し無理があるが、どんどんと武器を増やすジュリア。全面対決はあるのだろうか。

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    2019年08月04日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    ネタバレ

    バチカン奇跡調査官シリーズ3巻。イタリアの小村の協会でおきる、溢れる光と角笛の音、キリスト像の変化に、平賀とロベルトが挑む。首切り道化師伝説に隠された秘密とは。
    なんとなく粗筋が金田一じみているが、中身はある意味インディージョーンズ。ロベルト派としては、平賀のみならずロベルトの冴えも見られて満足。ジュリアの早速の再登場も嬉しいような、早すぎるような。しかし、ジュリアは、黒幕のくせに、自分でいろいろ動いていたり、指紋残しちゃったり(残しても良かったというが、結局人に見つかって回収し損ねただけ。)、同じような方法でなんども逃走されて案外間が抜けてるなぁと。ちょっと小物感…

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    2019年07月24日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    バチカン奇跡調査官シリーズ2巻。とあるアフリカの国で起きた予言者の腐らない遺体は神の奇跡なのか。様子のおかしいロベルトは悪魔に囚われてしまったのか。
    1巻でのロベルトのイメージは、なんとなく陽気で大柄な感じだったのだが、そもそも全然違った。が、ロベルトの暗い過去と今の強さ、弱さをみると、平賀同様、ますます好きになったぐらいです!強大な敵になりそうなジュリア司祭も登場し、ますます楽しみになってきた。

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    2019年07月21日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    ネタバレ

    妹より。

    一気読み。日本が舞台なはずなのに、何このアジア感!何となく自分の偏見を知れた気がする(笑)。
    全ての事象には、ちゃんと理由があるんだね。本当に納得。そして神秘的な神儀に、なんだか全部持っていかれて気がするよ。

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    2019年04月03日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    ネタバレ

    妹より。

    今度は北欧モノ。え、こんなところに本物の聖杯が!?(笑)
    詳しくないからこそ、楽しませてもらって感じがします。
    ロベルト、生きてて良かったよ。

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    2019年04月02日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

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    4つの短編集でした。
    平賀とロベルトの日常の一部とジュリアと上司、ビル・サスキンスと婚約者、シン博士と平賀ロベルトに焦点が当てられていました。
    それぞれ本編では語られていない情報なども出てきたり、人物の背景が語られたり。
    ビルの両親のイルミナティについてもっと知りたくなったし、シン博士の生い立ちと宗教思想で動物に対する行動が可愛かったです。

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    2019年03月24日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    平賀の純粋な心…科学的な心?でロベルトの悩みが一掃されてしまうのがとてもいい。
    普段からロベルトも多くの人も難しく考えすぎなのかなと思わされました。
    奇跡に関しては通常通りに調査して、最後は思いつかない意外な結末でした。自然の奇跡と人工的な奇跡を調査で明らかにしていくために、平賀の科学的な視点とロベルトの宗教的視点で紐解いていました。
    個人的には調査に行く前のサウロ大司教に呼び出されたあと、ロベルトの家で食事も共にするところが毎回好きです。

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    2019年03月23日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    今回の奇跡調査の舞台が日本ということもあって、これまでのシリーズより身近に感じました。

    狭いと言っても日本もなかなかどうして広いなぁ。

    ロベルトが遭遇した妖怪って結局、不思議体験ということでいいのでしょうか。

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    2019年03月20日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    ネタバレ

    妹より。

    スッゲー難しい。けど、面白いから好きです(笑)
    彫刻が浮くなんてマジで奇跡か!なんて思いながら勢いよく読んでいたものの、正直ウンチク?解説?には全然ついた行けず(笑)でも、すごいよね~最後には納得。本当か嘘か私にはさっぱりわかりませんが(理解力もない(笑))。1度はメキシコ行ってみたいわ~(^-^)

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    2019年03月10日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

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    短編集。
    今まで平賀を通してでしか本編では登場していなかった、シン博士の人となりが描かれていて、新鮮だった。
    今回は、他にもジュリアなど本編ではミステリアスに描かれていた人たちの側面が見られて面白かった。

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    2019年03月04日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ネタバレ

    妹より。

    今回は短編集。個人的に、ロベルトとサウロ大司教の過去話が...ツラい過去を背負っているからこそ、エクソシストになり得るのだろうか。
    早く長編が読みたいぞ!(笑)

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    2019年03月03日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    休暇中の船上で起こる様々な事件。今回はずいぶんと開放的な舞台でした。次々といろいろな出来事があるのでほんとうに楽しく読めた。で、例のごとくジュリア登場と。ローレンの失踪ともなにか関連している雰囲気なのでしょうかね。

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    2019年02月26日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ジュリア司祭の出来上がるまで(出来上がった後とも言える)

    短編集だったし、奇跡調査ではないぶん薀蓄もなく、まとまりがあって読みやすかった。
    物語にこういったスピンオフがあると、本編の深みがさらに増すので、今後もまた違うスピンオフを読みたいです。

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    2019年01月29日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    ネタバレ

    妹より。

    何だかんだで、こんな話が好きです(笑)。楽しく一気読み。
    古書って魅力的。ただ、双子ネタがこんな風に使われると、自分も双子なので何となく哀しい。
    1話完結だけど、早く続きを読もう。

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    2019年01月15日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    読書録「バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔」4

    著者 藤木稟
    出版 角川書店

    p251より引用
    “ 今、私達は生きていて、成すべき事があ
    り、尽くせる手立てがあります。自分達にで
    きる事があるのは幸いです。それがる限り、
    私には未来があると信じられます。”

    目次から抜粋引用
    “契約の箱とケルビムの奇跡
     アディスアベバ
     オベリスク
     石窟協会
     試練”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。人気シリーズ第11弾。
     中東ヨルダンのとある教会、軍事的・政治
    的混迷のためやってくる難民に食事が作られ
    ていた。キッチンで作業するシスターに、病
    院への応援要請が入った…。

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    2019年01月10日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    完璧に見えた平賀やロベルトだけど、やはり人間なのですね。

    今回は、本物の奇跡かと思われたけれど、まぁ、そうそう奇跡には出会えないからこその奇跡なんですよね。

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    2018年12月22日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    ネタバレ

    ロベルトの長いウンチクの所がやっぱり面白い。古代メソポタミアの神の特質がエジプトの神やユダヤ人の神に受け継がれた話などは特に面白い。エジプトのアトン神を唯一神とする考え方をモーセが受け継ぎ、ユダヤ教の一神教の考え方を作った部分は松岡正剛の文明の奥と底にも紹介されてたから有名な説なのかなと思った。

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    2018年12月16日