藤木稟のレビュー一覧
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ネタバレ20190821
バチカン奇跡調査官シリーズ9巻。熊本天草の不可思議な現象を調査することになった平賀とロベルト。排他的な集落の人々や隠れキリシタンの暗号に、遂に妖怪まで登場?
日本語がわからないのでロベルトの出番はなさそう…と思っていたのに、いつも以上に冴え渡る頭脳とコミュ力。平賀の行動力と思った以上の身体能力にも驚き。しかし、段々と奇跡調査というよりインディージョーンズになりつつあるような。
ロベルトは、平賀の集中すると回りが見えなくなる部分を心配し、自分がしっかりしなくてはと思っていそうだが、平賀にすれば、気づけばロベルトが危険に巻き込まれており、放っておくと死ぬんじゃないかと思っていそう -
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ネタバレバチカン奇跡調査官シリーズ3巻。イタリアの小村の協会でおきる、溢れる光と角笛の音、キリスト像の変化に、平賀とロベルトが挑む。首切り道化師伝説に隠された秘密とは。
なんとなく粗筋が金田一じみているが、中身はある意味インディージョーンズ。ロベルト派としては、平賀のみならずロベルトの冴えも見られて満足。ジュリアの早速の再登場も嬉しいような、早すぎるような。しかし、ジュリアは、黒幕のくせに、自分でいろいろ動いていたり、指紋残しちゃったり(残しても良かったというが、結局人に見つかって回収し損ねただけ。)、同じような方法でなんども逃走されて案外間が抜けてるなぁと。ちょっと小物感… -
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読書録「バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔」4
著者 藤木稟
出版 角川書店
p251より引用
“ 今、私達は生きていて、成すべき事があ
り、尽くせる手立てがあります。自分達にで
きる事があるのは幸いです。それがる限り、
私には未来があると信じられます。”
目次から抜粋引用
“契約の箱とケルビムの奇跡
アディスアベバ
オベリスク
石窟協会
試練”
天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリー小説。人気シリーズ第11弾。
中東ヨルダンのとある教会、軍事的・政治
的混迷のためやってくる難民に食事が作られ
ていた。キッチンで作業するシスターに、病
院への応援要請が入った…。