藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第10弾。
    ドイツにエクソシストの補佐として出向くロベルト。
    平賀は休みを取って良太と父親と外出してたんだけど
    良太の一言でドイツに参戦。やっぱり良太は天使だ!
    いつものことながら、裏で蠢いている輩の姿が見えてくる。
    そして第一弾に登場していた神父様が登場。
    ってことで、あのカルト集団が絡んでいた。
    平賀の発想にはいつもながら驚かされ、シン博士には
    同情を禁じ得ない(○ ̄m ̄)

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第8弾。
    第6弾のデンバーでのゴーストハウスの調査で、
    信じていた全てが崩壊してしまったFBI捜査官のビル。
    そしてその後のビルの意外な展開。
    今回はビルの個人的な依頼に二人が協力する形での調査。
    北欧神話ネタが満載で、叙事詩が多いのにはゲンナリだけど
    平賀の科学的な調査に合わせて蘊蓄満載。
    シン博士がローレンを追いかける理由もわかったし
    色々と複雑な心境になったけど、神出鬼没なアイツの
    極悪非道っぷりにマジでむかつく!!
    さぁ~続きを読みますよ。

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第7弾。
    サウロ大司教に替わり、グアダルーペ寺院の除幕式に
    平賀とロベルトが司祭という立場で出席することに。
    そこで奇跡が起こり、二人は調査に乗り出す。
    舞台がメキシコってことで、普段は楽しい蘊蓄も
    血生臭い古代文明の生贄の話はさすがにキツかった。
    奇跡調査とは別に、シン博士の目的とかも気になるし
    ローレンの行方も気になる。
    ますます続きが気になります!

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    バチカン奇跡調査官シリーズ 番外編?
    メインキャラの過去がわかる4つの短編集です。
    「日だまりのあるところ」ロベルトの過去の話。これは泣けました。
    ロベルトが必要以上に平賀の世話をやくのは、
    そういうことなんだなぁ~と思ってみたり。
    「天使と悪魔のゲーム」(表題作)ローレンと平賀の話。
    「サウロ、闇を祓う手」サウロの過去の話。
    「ファンダンゴ」あちこちに出没する奴の話。

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第6弾。
    前にFBIが捜査協力したんだから、借りを返せってことで
    ビルと共に幽霊屋敷に潜入する事になった二人。
    まるでウィンチェスター・ハウスのような経緯で建てられた
    幽霊屋敷での降霊会に潜入。
    そこで起こる怪奇現象と人間消失。
    光に包まれた直後に死亡した若い議員と司祭。
    心霊系の蘊蓄は楽しかったんだけど、物理、電子工学系の
    蘊蓄は苦痛でしたぁ~
    そして最後の方でドタバタの挙句に、ショッキングな事が!
    どうなってしまうのでしょう。気になります。

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第5弾。
    吸血鬼キタ──!!
    今回は奇跡調査の帰り道に事故で足止めを食らった結果の調査。
    舞台となっているイギリスのホールデングスの町は
    吸血鬼がいることを認めていて、公認の秘密になっている。
    しかし、イギリス国教会が主流の町でバチカンの神父は嫌われている。
    二人は目立たないように、別行動で調査を開始することに。
    いつものようにスロースタートで、後半のドタバタ劇って流れだけど
    吸血鬼やイギリス国教会の歴史に、紋章の蘊蓄や貴族の話に、
    ロベルトが調べていた古書稀少本などもワクワクしました。
    そして町を出る時の一瞬の描写がいい!ここが一番興奮したかもぉ。
    最後の最後に、奴

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    2017年02月26日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第4弾。
    今回はアントニウス14世を聖人として推挙するという
    イエズス会総長からの依頼の嘘を見抜けということ。
    ところがルノア共和国のラプロ・ホラ教会に到着早々に
    奇跡を実体験した二人。
    更には平賀が襲われ重篤な状態に陥るものの
    アントニウス14世に救われる。
    これは奇跡と認めるしかないのか?
    って感じのお話しでしたが、後半に入ってドタバタして
    黒幕の存在に驚きます。
    今回も蘊蓄含めて大いに楽しめましたぁ~

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    2017年02月26日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第3弾。
    今回はイタリアのセント・エリギウス教会の神父達から
    申告された『奇跡』の再調査。
    教会に到着した二人は、早々に奇跡を目撃することになる。
    平賀は科学的な検証を。ロベルトは、蔵書からヒントを探す。
    神聖という衣に隠された陰。そこに蠢き続ける歴史の闇。
    オカルト的要素満載で、更に主要キャラに危険が迫る!
    楽しい事と、悲惨な事のギャップがすごかったけど
    ハーメルンの笛吹き男を筆頭に、どこかで聞いたことのある
    中世ヨーロッパの伝説や神話、寓話がたくさん紹介されていて
    更にロベルトの解釈も聞けて楽しかったぁ~
    蘊蓄バンザイ

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    2017年02月26日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第2弾。
    今回の調査は1年半前に死んだ腐敗しない死体の謎です。
    早速アフリカに出向く2人。
    今回も到着直前に、無残な女性の遺体と遭遇。
    科学的な検証を始める平賀と、古文書の解読に挑むロベルト。
    腐敗しないヨハネは、預言者でもあって、
    何とロベルトの死も予言されていた?
    パニック症状で倒れるロベルトに狼狽える平賀。
    邪神を祀るシンシンの祭り、神父の失踪、儀式の痕跡。
    バルボアナ家の紋章に秘密結社ガルドウネ。
    後半に入って、ハラハラドキドキの展開が始まる。
    やっぱこのシリーズ好きだわぁ~

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    2017年02月26日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    今回は、奇跡調査よりも殺人事件の犯人探しになってました。

    ちょっとだけ、ローレンの動きがありましたね。
    ジュリアの背景も気になるところです。

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    2017年02月09日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    相変わらず面白いシリーズだけれど、今回は平賀とロベルトのふたりが、なんと豪華客船でクルーズするはめになるという仕掛け。
    当然、楽しかるべきクルーズの間にとんでもない事件が起こるのだけれども、その事件に深くかかわるのがハイチのヴードゥなのだ。
    但し、ヴードゥどっぷりというより、ハイチの歴史や政治的状況を背景としたミステリであるので、日本人には馴染みがないハイチの状況に関する説明がいささか長いのは、退屈な人には退屈かも。
    あと、今回は複数回にわたり、特定のシーンに行われる祈祷の全文が載せられている。
    これも、一度ならともかく、いかがなものかなと思った。

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    2017年02月06日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    今回は宗教色がより強い印象だった。
    前回はロベルトが(平賀何考えてるんだろう、分からない、焦らすなー)という感じで、助手的要素の方が強かったけれど、今回はロベルトの方が動き回っていたように思う。
    (内容的にそうなることは仕方ないのだけど)
    二巻目なのでまだまだ人物像がうっすらとしか掴めていないので、シリーズが進むにつれてどうなっていくのか楽しみ。
    ラストの展開が今後にどう影響していくのかもーー。
    中野京子さんのイエス・キリストの物語を読んでいたおかげで、途中で出てくる宗教的な話も
    (あ、これこの前読んだ!)
    と理解出来て嬉しかった。

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    2017年01月19日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    読書録「バチカン奇跡調査官独房の探偵」4

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p43より引用
    “ 人は良いことをしていても不幸になり、
    良いことをしていても死ぬのだ。”

    目次から抜粋引用
    “シンフォニア 天使の囁き
     ペテロの椅子、天国の鍵
     魔女のスープ
     独房の探偵”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説シリーズの、脇を固める登場人物
    たちのエピソードを描いた短編集。全4編。
     失踪した友人が最後に残した、ゲームの一
    手について考え込んでいた主人公・平賀。
    珍しくかかってきた電話からの報告は、あま
    り喜ばしいものではなく…。(シンフォニア
     天使の囁き)

     上記の

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    2016年12月31日
  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴

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    読書録「バチカン奇跡調査官悪魔達の宴」4

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p233より引用
    “数字は嘘を吐きませんが、観測者である人
    間の認知には限界がありますし、思い込みに
    よって観測結果がねじ曲げられることさえあ
    る”

    目次から抜粋引用
    “エクソシスト達の受難
     受肉した悪魔
     謝肉祭の夜
     魔術結社と灰色の水曜日
     崩壊のSIGNAL”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。人気シリーズ第12弾。
     ドイツ・ニュルンベルクの教会の司祭の元
    に市長が相談に訪れた。普段の様子と違い、
    疲れた顔で司祭に内密に打ち明けた相談とは
    …。

     上記の引用は、化学分析班のシ

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    2016年12月31日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    すごい!この巻の科学はずごい。
    科学の技術にはまだ無限の可能性がある。と、言わざるをえない。
    不確かなものをここまで「やれそうなきがする」と思わせるのがすごい。

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    2016年12月29日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    読書録「バチカン奇跡調査官原罪無き使徒達」4

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p129より引用
    “「大自然の前には、人類は為す術もない訳
    だ」”

    目次から抜粋引用
    “東方の奇跡の地へ
     奇跡の島で囁かれる怪談
     天草四郎とキリシタンの遺物
     重なり合う世界 裏神事
     舞い落ちる雪と隠れ里の真実”

     天才神父二人組を主人公とした、ミステ
    リー長編小説。
     若い海洋冒険家が航海中に、突然の台風に
    巻き込まれた。船は沈み、頭に傷を負い、海
    に漂う彼が詩を思い、神に祈ったその時、目
    に映ったものは…。

     上記の引用は、奇跡調査任務中、自然現象
    を検討中に主人公の一人・ロベルトの発した

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    2016年12月27日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    ネタバレ

    シリーズ2冊目の短篇集。
    1話目は平賀の弟・良太、2話目はサウロ大司教と法王、4話目はローレンと、4篇中、3篇は主人公コンビ以外が主役の話でした。
    1、2話はシリーズ全体を通しての謎に関わる話で、3、4話はミステリー要素高めの完全なるスピンオフといった印象です。といっても、1、2話も絶対に読まなければならないというほどストーリー的に重要な話ではありません。勿論、今までのシリーズを読んでいる読者には楽しめる内容だと思います。3話目はいつもの奇跡調査のテイストに近くややコミカルな話で、4話目は表題作のタイトルからもわかるように、安楽椅子探偵の本格ミステリーです。なかなか読み応えがありました。
    個人

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    2016年07月10日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    読書録「バチカン奇跡調査官血と薔薇と十字架」4

    著者 藤木稟
    出版 角川書店

    p151より引用
    “ 一応のところ、現代の生物学では、代謝
    に代表される、自己の維持、増殖、自己と外
    界との隔離など、さまざまな現象の連続性を
    もって生命とする場合が多い。
     しかし実のところ、これらの定義を崩すよ
    うな、死とも生とも判断できない、物質とも
    生物とも言えぬような中間のものも存在して
    いるのが現実なのである。”

    目次から抜粋引用
    “嵐の夜の悪夢
     吸血鬼の証人たち
     貴人の到来
     異世界の杯
     蘇った乙女”

     天才神父コンビを主人公とした、長編ミス
    テリー小説。
     英国である奇跡調査に携わった、

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    2016年06月01日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    バチカン奇跡調査官、短編集。
    ロベルト、ローレン、サウロ、ジュリアのそれぞれのスピンオフ的な短編集。
    ロベルトの初めての友達の話と、サウロ大司教の話が泣けた。ローレンは平賀の前では少しだけ年相応の少年ぽくなるとこがいいな。ジュリアの細かい設定をすっかり忘れていたけど、そういえば最初の方にそんなのがいたなぁと思い出しました。
    キャラの生い立ちや過去の話を知ることで、シリーズをさらに楽しめそうです。

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    2017年07月11日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    シンフォニア 天使の囁き  ★★★
    ペテロの椅子、天国の鍵   ★★★
    魔女のスープ        ★★★★★
    独房の探偵         ★★★

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    2016年05月07日