藤木稟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
神父コンビ(美形)の事件簿、第10弾でございます。
舞台はドイツ、ニュルンベルク。
悪魔に憑りつかれた少女を救うべく、悪魔祓いを依頼された地元神父は、
私一人の力では無理っと、バチカンに、助けを求める。
バチカンから派遣されることになった、ジャンマルコ司祭の補佐として、
同行することになったのが、ロベルト。
弟、良太くんを見舞っていた平賀も、途中からロベルトに合流。
さぁ、主役はそろったっと、盛り上がります。
今回起こる出来事が、悪魔の仕業じゃなかったら、いったいなんなの???っというレベル。
その少女、絶対に悪魔に憑りつかれてるから・・・
映画の「エクソシスト」で観たも -
ネタバレ 購入済み
面白いですね
最近アニメが始まったので原作を集めて読んでいます。
独房の探偵シリーズが好きなのでローレン周辺を繰り返し読んでいます。
読めば読む程ローレンの天才に舌を巻きます。
数々の特許を持つ富豪が研究費が足りなかったという理由でウイルス兵器を第三国に売り渡すというのは刑務所に入るための方便なんですよね。
改めて読み返していると、ローレンの左足の毒針入りの足かせ。
それを取り付けた専門家以外決して外せないとあります。
しかし、実はその専門家はローレンの息のかかった会社の人間であって、実は誰も知らないけど、足枷の仕組み自体はローレンが過去に発明していたものだった…というオチなんじゃないか -
Posted by ブクログ
ネタバレ4つの短編から。
平賀神父の弟良太のお話。
彼の体験は奇跡なのか科学なのか。。。
なかなかに強烈な体験だけれど
ロベルトの友人の日記でそこら辺は吹っ飛んでしまったが。
そういえば何故彼らは名字呼びと名前呼びと違う呼び合いなのだろう?
この友人の事があるからだろうか??
アニメエンディングで栞が映っててっきりジュリア関連グッズかと思ってしまった。。。
サウロ神父と前法王との会話。
バチカンに関してフィクションだと信じたい。。。
魔女についての文献から実際にスープのレシピ再現。
天才=変人さが表れているエピソード。
ラストのオチが科学的であったが、よく飲めるな。。。
ローレンの背景について -
Posted by ブクログ
今回はホラーというかオカルトミステリーといった感じで、今までとはまた違った面白さがありました。
主人公の神父コンビは前半出るけど、メインは心理捜査官フィオナが中心のため、中盤から平賀もロベルトもでてこない!と思いながら読んでました。が、後半、怒涛のタネ証しからそんなことを忘れて読んでしまいました。特に私の場合、凝った技法は使われていないけど、文章の書き口に完全に嵌められた状態だったので、タネが面白かったです。
現代社会にはびこる心理的な闇と技術の進化によって起こりうる、けど昔からある事件。平賀じゃないけど、なかなかに興味深く、奥行きがある、でもあっさりした感覚もある一冊です。
神父コンビが好き -
ネタバレ 購入済み
主人公はフィオナとアメデオ
この二人が主人公ですよね。
短編集の登場人物でしかなかった独房の探偵のフィオナとアメデオの二人がついに本編に合流して、これからの物語に期待が膨らみます。
でも、脱獄したローレン(フィオナ曰く「必要があったから脱獄した」)の動向はよくわからないので星四つ。
最初は何時ものように物語が進んでいき、途中、フィオナとアメデオの事件に話が切り替わり、ロベルトや平賀がいないので、いつもの二人の知識披露という名のうんちくは消失。
そのせいか読みやすく大好きなローレンにかかわりのある二人の話が面白くて読み進むうちに三分の二までページが進み…、ふと気が付くと「あれ、いつまでも平賀達出てこないなーっ」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ文章が長く感じるのだが、「、と説明した。」でなく「〇〇は『~。』と説明する。」とセリフが基本省かれていないからだろうか。。
前回はロベルト神父視点だったので平賀神父の非凡っぷりが描かれていたのだが
今回平賀神父視点。 ロベルト神父を尊敬していて自分をとるに足らないと思っているのが印象的だった。
というか、ロベルト神父の過去が2巻目にして明かされる。。
1作目より読みやすかった。
けれど、やはりラストが置いてけぼり感があるのだが
二人もサラリーマンという事で上からのストップがあるにしても、深追いしないのだろうか。。。
あんなに探求しまくっているのに。。。
前回より黒魔術、他の宗教組織な -
Posted by ブクログ
バチカン奇跡調査官、短編集第2弾。アニメが始まる前に、予習。
「シンフォニア 天使の囁き」
初めて平賀の弟の良太のことが詳しく語られる。平賀兄弟の絆が見られてよかった。平賀はだいぶ変人な兄だけど、良太には心底慕われているようだ。前回の短編集の「日だまりのある所」とリンクする話。ジュリアは一体何がしたいのか…。
「ペテロの椅子、天国の鍵」
サウロと法王。バチカンの黒い噂の話。
「魔女のスープ」
平賀とロベルトが古文書に記された不老長寿のスープを作る話。ロベルトから連絡を受けてすぐすっ飛んでくる平賀、暇なの…?(笑)終始コミカルなノリで楽しかった。魔女のスープを食した3人が無事生きて帰ってきてよか