藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ネタバレ

    それぞれの過去が奇跡のような体験があり、
    またその体験がその人を表すような短編でした。
    登場人物への理解度が進みます。

    一番好きなのは「サウロ、闇を祓う手」
    物語の冒頭に出て来るサウロ大司教が主人公です。
    いつもは厳格な迷いもないサウロ大司教にも過去があるんだと思うと、心に来るものがありました。
    義父の出会いと別れに出て来る「平和を求める祈り」は、もともと好きでしたが、こういう風に物語に出て来るとさらによいお祈りだなーと感じました。

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    2017年10月21日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    大筋はオカルト科学的な感じで、それはそれで楽しめました。
    最後のビルの家族がホラーでした。
    話の流れも面白いけど、毎回最後が一番面白いです。

    0
    2017年10月21日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    ネタバレ

    吸血鬼・ヴァンパイアものが大好きな私には、
    とっても楽しめた作品です。
    オチというかトリックは笑ってしまうんですが、
    最後のジュリアンにはワクワクします。

    イギリス国教会に関しては、いまいち理解ができてなかったのですが、
    小説とはいえそういう考えもあるのかと発見になりました。

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    2017年10月21日
  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴

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    神父コンビ(美形)の事件簿、第10弾でございます。

    舞台はドイツ、ニュルンベルク。
    悪魔に憑りつかれた少女を救うべく、悪魔祓いを依頼された地元神父は、
    私一人の力では無理っと、バチカンに、助けを求める。

    バチカンから派遣されることになった、ジャンマルコ司祭の補佐として、
    同行することになったのが、ロベルト。

    弟、良太くんを見舞っていた平賀も、途中からロベルトに合流。

    さぁ、主役はそろったっと、盛り上がります。

    今回起こる出来事が、悪魔の仕業じゃなかったら、いったいなんなの???っというレベル。
    その少女、絶対に悪魔に憑りつかれてるから・・・
    映画の「エクソシスト」で観たも

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    2017年09月29日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    ネタバレ

    シンフォニア 天使の囁き…(平賀の弟・良太の意外な人物との縁を描く。)

    ペテロの椅子、天国の鍵…(サウロ大司教と現法王の会話、法王辞任の真実みたいなお話。)

    魔女のスープ…(平賀とロベルトがあやしげなレシピ再現に奮闘する。)

    独房の探偵…(血も流れず凶器もない密室殺人の謎に気まぐれに助言を与えるローレン。)

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    2018年08月04日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    2017.8.27
    一気に読んじゃった。続きが早く読みたいです。
    ロベルトの最後の言葉にきゅんときました

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    2017年08月27日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

    ネタバレ 購入済み

    面白いですね

    最近アニメが始まったので原作を集めて読んでいます。
    独房の探偵シリーズが好きなのでローレン周辺を繰り返し読んでいます。
    読めば読む程ローレンの天才に舌を巻きます。

    数々の特許を持つ富豪が研究費が足りなかったという理由でウイルス兵器を第三国に売り渡すというのは刑務所に入るための方便なんですよね。

    改めて読み返していると、ローレンの左足の毒針入りの足かせ。
    それを取り付けた専門家以外決して外せないとあります。
    しかし、実はその専門家はローレンの息のかかった会社の人間であって、実は誰も知らないけど、足枷の仕組み自体はローレンが過去に発明していたものだった…というオチなんじゃないか

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    2017年08月24日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    アニメで見たので読んでみた
    どこまでが本当でどこからが創作なんだろう
    もちろん創作だからほとんどはフィクションだろうけど少しは本当もはいってそう

    平賀の弟がどうなってるのかがきになる
    名前は日本人だよね?
    どこにいるんだろう?
    続きも機会があれば読みたい

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    2017年08月20日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    第6弾
    プロローグ 死霊に憑かれた貴公子
    第一章 星条旗とペテロの鍵
    第二章 合わせ鏡と蜘蛛の迷宮
    第三章 人体消失
    第四章 そして奇跡調査が始まる
    第五章 二つ頭の蛇は卑湿地に棲む
    第六章 ラプラスの悪魔
    第七章 あらゆる謎は解かれ、そして危機は訪れる
    エピローグ 失われた世界と世界からの遁走

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    2017年08月25日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    ネタバレ

    4つの短編から。

    平賀神父の弟良太のお話。
    彼の体験は奇跡なのか科学なのか。。。
    なかなかに強烈な体験だけれど
    ロベルトの友人の日記でそこら辺は吹っ飛んでしまったが。
    そういえば何故彼らは名字呼びと名前呼びと違う呼び合いなのだろう?
    この友人の事があるからだろうか??
    アニメエンディングで栞が映っててっきりジュリア関連グッズかと思ってしまった。。。

    サウロ神父と前法王との会話。
    バチカンに関してフィクションだと信じたい。。。

    魔女についての文献から実際にスープのレシピ再現。
    天才=変人さが表れているエピソード。
    ラストのオチが科学的であったが、よく飲めるな。。。

    ローレンの背景について

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    2017年08月08日
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

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    今回はホラーというかオカルトミステリーといった感じで、今までとはまた違った面白さがありました。
    主人公の神父コンビは前半出るけど、メインは心理捜査官フィオナが中心のため、中盤から平賀もロベルトもでてこない!と思いながら読んでました。が、後半、怒涛のタネ証しからそんなことを忘れて読んでしまいました。特に私の場合、凝った技法は使われていないけど、文章の書き口に完全に嵌められた状態だったので、タネが面白かったです。
    現代社会にはびこる心理的な闇と技術の進化によって起こりうる、けど昔からある事件。平賀じゃないけど、なかなかに興味深く、奥行きがある、でもあっさりした感覚もある一冊です。
    神父コンビが好き

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    2017年08月06日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ネタバレ

    4つの短編集で読みやすい。

    ロベルトの学生時代の出会い。
    平賀とローレンの出会い。(ここでの謎は後に解明されるのか??)
    サウロ司教の生い立ちとエクソシストへの道のり。
    ジュリアの生い立ちと秘密。

    4つ目を読んで、自分の子供への感情が希薄だった件に納得。
    そういう組織なのか~。

    神父という職は自分で選択し、覚悟の上かと思っていたら
    聖職者といえど人間として葛藤しているのだなぁ。と。
    ところどころに紹介される聖書の一節も興味深い。

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    2017年08月02日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    奇跡でない証拠がアインシュタインとか、果てしなく数式で困難だったけれど
    数学に疎いビル捜査官の存在に大分救われ、読みやすかった。

    犯罪内容が想像するとグロくて、文章でよかった。。。
    今回、犯人たちは割とすんなり?殺されてしまったので
    動機が分からなかったけれど。。。

    と思いきやラスト怒涛の新事実発覚。

    ビル捜査官の両親
    ジュリアからロベルトへの発言の意味
    ローレンの素性

    今後、どうなるのだろう。。。

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    2017年08月01日
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

    ネタバレ 購入済み

    主人公はフィオナとアメデオ

    この二人が主人公ですよね。
    短編集の登場人物でしかなかった独房の探偵のフィオナとアメデオの二人がついに本編に合流して、これからの物語に期待が膨らみます。
    でも、脱獄したローレン(フィオナ曰く「必要があったから脱獄した」)の動向はよくわからないので星四つ。

    最初は何時ものように物語が進んでいき、途中、フィオナとアメデオの事件に話が切り替わり、ロベルトや平賀がいないので、いつもの二人の知識披露という名のうんちくは消失。
    そのせいか読みやすく大好きなローレンにかかわりのある二人の話が面白くて読み進むうちに三分の二までページが進み…、ふと気が付くと「あれ、いつまでも平賀達出てこないなーっ」

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    2017年07月29日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    ネタバレ

    マジック、ものすごく感じるものほど単純なトリックだと聞いたことがあるけれど。。今回が正にそれだなと思った。

    今までは対抗する組織、宗教団体が黒幕だったけれど
    旧ソ連の科学者達まで登場するのか。。。

    表紙の彼、傀儡という事?
    きっかけが気になる。。。

    ラスト、2日間にしてやられるし
    今後この団体への対応策はあるのだろうか。。。強敵。
    と慄いていたら
    最後の会話が二人らしくて、通常モードに戻れるが。

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    2017年07月25日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    ネタバレ

    文章が長く感じるのだが、「、と説明した。」でなく「〇〇は『~。』と説明する。」とセリフが基本省かれていないからだろうか。。

    前回はロベルト神父視点だったので平賀神父の非凡っぷりが描かれていたのだが
    今回平賀神父視点。 ロベルト神父を尊敬していて自分をとるに足らないと思っているのが印象的だった。

    というか、ロベルト神父の過去が2巻目にして明かされる。。

    1作目より読みやすかった。

    けれど、やはりラストが置いてけぼり感があるのだが
    二人もサラリーマンという事で上からのストップがあるにしても、深追いしないのだろうか。。。
    あんなに探求しまくっているのに。。。

    前回より黒魔術、他の宗教組織な

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    2017年07月21日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    バチカン奇跡調査官、短編集第2弾。アニメが始まる前に、予習。
    「シンフォニア 天使の囁き」
    初めて平賀の弟の良太のことが詳しく語られる。平賀兄弟の絆が見られてよかった。平賀はだいぶ変人な兄だけど、良太には心底慕われているようだ。前回の短編集の「日だまりのある所」とリンクする話。ジュリアは一体何がしたいのか…。
    「ペテロの椅子、天国の鍵」
    サウロと法王。バチカンの黒い噂の話。
    「魔女のスープ」
    平賀とロベルトが古文書に記された不老長寿のスープを作る話。ロベルトから連絡を受けてすぐすっ飛んでくる平賀、暇なの…?(笑)終始コミカルなノリで楽しかった。魔女のスープを食した3人が無事生きて帰ってきてよか

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    2017年07月11日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    腐らない死体の正体にダブルで衝撃を受けた。
    世の中にはまだまだ未知が残っている・・

    ロベルトの過去もなかなか壮絶だった
    2人が仲違いみたいな状態になったときはどうなることかと思ったけど・・
    黒幕の神父は次は平賀を狙ってくるのかな

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    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第12弾。
    枢機卿の代理を無事に勤めたロベルトと平賀だったが
    1週間の休暇を命令され戸惑うが、そこで知り合った
    豪華客船のオーナーに誘われてカリブ海クルーズに出る。
    今回は、いつもとはちょっと違う感じ。
    それでも蘊蓄は盛りだくさん。
    後半に入って、またもドタバタを事が動き出し、
    船の爆破予告まで出てしまう。
    この二人の信頼関係ったら、半端ないわぁ~
    でも今回は事件とは別のところでウキウキヒヤヒヤしました。

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第11弾。
    今回はエチオピアの真の契約の箱のレプリカである
    「タボット」と、起こした奇跡を調査です。
    ーセの十戒の書かれた石板を納めた「聖櫃」
    となったら、あれでしょ!インディージョーンズ!!
    砂漠でのサバイバルの次には映画バリの危機が!!
    今までの流れをぶち壊すような冒険活劇です。
    奇跡の解明は、意外な形でもたらされる。
    そして裏にはやはり奴が絡んでいた。
    裏組織のネットワークには恐れ入るわ

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    2017年04月15日