藤木稟のレビュー一覧
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金田さんの絵が存分に堪能できてもうそれだけで大満足←
今回の奇跡認定は「預言者の腐らない死体」
次々と未来の出来事を予言していた男が死んだが
その死体はどんな劣悪な環境下に保管されていても
一向に腐敗の兆しが見えないという
調査のためアフリカへと向かった
平賀とロベルト
早速死体の検分を始めた二人だったが
死体と遭遇してからどうも、ロベルトの様子がおかしくなり…
はかどらない調査を続けるなか、
教会の人間が恐れる土着宗教の祭が始まってしまう
それは、異教徒の生贄を神に捧げるもので——
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相変わらず説明パートが強めに挿入されてる感はあったけど、
1巻より更に動きや表情が良くなっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ記念すべき?100冊目。
なんかクリスマスが多いなーと思ったら発売日がクリスマスだったんですね...
ロベルトが平賀に過保護気味な理由もちょっと分かりましたね。予想以上に重かった。ほんと周りに恵まれましたね...!!
あとローレン!!ローレンきた!!本人はあんまり出なかったけどこれは今後のフラグなんですかね?ローレンの出番がもっと増えるとわたし嬉しいです。
寧ろローレンメインのお話ください。
そして最後...ジュリア司祭...
怖いです恐ろしいですまさかあんな舞台裏があったとは...
でもお話としては好きです。
そういう存在としてつくられて育てられてきたとは言えそれしか知らないが故の自信 -
Posted by ブクログ
皆さんが仰っているように、一冊で長い序章になっています。天主家というものがどういう存在で、どのような歴史を持っていて、内部では各人のいかなる画策がぶつかり合っているのかを知る予備知識的な要素があると思います。建物や調度品等の描写が緻密で、イメージが追いつかないことが多々ありました。人物関係についても家系図にどれだけ助けられたか…。情報量が多いので読み応えがあります。
天主家に纏わる一連の事件は本作では解決しません。物語に登場するような旧家特有の雰囲気が祟りという要素もあいまってより不気味さを増しており、独特の世界観が広がっています。本作ではまだ少年だった朱雀が14年後の現在どのように事件を解決 -
Posted by ブクログ
ネタバレ理系科目は壊滅的だったので全然理解できてないけど巻を重ねるごとに大掛かりになってきてるのだけはなんとか把握した。P336のと多分仕組みは同じなやつに今年の夏に参加してみたけど確かにめまいとか浮遊感とかは感じた。私が参加したのは迷路じゃなくてただの空間だったけどなかなか面白かった。
ロベルトのアメリカ料理に対する反応に思わず笑ってしまった。確かにロベルトには厳しいかも...(笑)
一回で終わると思ってたビルもなんだか不穏な感じでどうなるんでしょうかね。
久々?のジュリア司祭の登場も今後が楽しみですね!!
そしてローレン!!待ってた!!次の短編集にも出てるんですよね?早く読みたい!! -
Posted by ブクログ
文字による視覚情報に頭がくらくらしてきます。
今回特に言えるのは、事件の舞台となる屋敷の作りに対する説明が非常に具体的で詳細なこと。これでもかというくらい怪しげな装飾、家具調度、遺品、そしてあちこちに散らばる意味深な言葉・・・どれも印象的な描写で、再登場した際には「あ、あれだ!」と思い浮かぶのが、ちょっと頭がよくなった気がしてうれしいです。
想像力が追いつかない描写もありましたが、最後まで読み終わるころには屋敷の大体のイメージが頭の中に描けるようになっていました。
そして、事件は終わらず次巻に続く・・・
ちなみに、カバーの後ろにもあるように、彼は十五です。別シリーズではありません。
想像より