藤木稟のレビュー一覧
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ネタバレ【ネタバレあり】
バチカン奇跡調査官13。
ここで独房の探偵シリーズと繋がった。フィオナは僕っこ不思議ちゃんで好きです。しかしこの人一体何歳なんだ…??
今回は平賀とロベルトはあまり出てこなくて、ほぼフィオナがメインでした。同時系列で進行していると思いきや過去の事件だったっていう叙述トリック?になるのかな。オカルト事件は面白かったけど、終盤ちょっと駆け足だった。奇跡の真相もあっけなく…平賀とロベルトはお疲れさまでしたとしか…。フェイクニュースに踊らされて集団発狂って実際にありそうで怖い。
もはやジュリアの影が遠すぎて、世界システムってなんだったっけ状態です。ジュリアもっと頑張れ。 -
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ネタバレ今回の奇跡調査は日本ということで、日本語がわからないロベルトさんの分まで頑張ろうとする平賀さんの姿が微笑ましかった。あと怪談怖がるシーン可愛い(笑)
相変わらずシン博士と平賀さんの話が噛み合ってないところが面白い。ローレン好きとしては彼の出番がないのは寂しいけど、シン博士はシン博士でいいキャラクターしているので読んでて楽しいです。
舞台が馴染みがある場だからか、いつもより想像しやすくて余計に霊的な話の場面は不気味でした。
ラスト数ページで解決するのはいつものことなんだけど、いつも以上にあっさりだと感じたのはここ最近の巻の終わりが割と不穏な感じだったからかな?(笑)
次の調査も楽しみ! -
Posted by ブクログ
ネタバレ無宗教の人間からすると、キリスト教の「奇跡」はまあ、インチキだろうと普通に思ってしまうので、バチカンの人間を主人公にしつつ、そこら辺をどう説明していくのかでハマれるか決まってくると思いながら読んでいたけれど、まあまあ良いさじ加減で科学と信仰心を絡めているような気がした。ちょうど今読んでいたナチス系の内容が絡んできたので、そのへんは面白く読めた。
ただ、カソリック内部のことはカソリックで、っていう理由で、どんだけ殺人が起ころうと普通に隠蔽して警察にも届けないってことが、普通に今の時代設定(パソコンとか使ってる)にしている割に最後まで違和感。専門家でない人間の検死や調査で謎解きしているのがモヤっと -
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ネタバレ黒の学院編完結!!
第11話 神聖にして崇高なる物
第12話 地下に潜む亡霊
第13話 666の獣
第14話 聖水
第15話 一条の光
第16話 天使と悪魔のゲーム
次巻、新章「サタンの裁き編」突入。
カバー裏四コマ2本とバチカンクエストのドット絵可愛いです。
コミックははしょらなきゃならないところもあるけど、かっこよく決めてるのになんか可笑しい平賀の台詞(たぶん小説通り)「ちゃんちゃらおかさくて仕方がありませんよ」とか、聖水に感動するロベルトに、「あれの中身は-硫酸なのです」入れ替えたんでなく故意で安全のために硫酸持ち歩く神父とか流石の平賀さんと思えるところが好きです。ジュリアさんはこの巻 -
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ネタバレ今回はメキシコが舞台でマヤ文明やアステカ文明、ケツアルコアトルやセノーテという好きなものが出てくる点で楽しく読みました。シリーズの中では厚い方なので、まとめて読む時間を取り辛かったのが難点。
聖母というタイトルと絡めているんでしょうが、作中の年老いた母のメッセージが読み取られた所に安堵。
ロベルトと平賀は相変わらずの良いコンビで、平賀の部屋を当然のように「どうせ君の家はゴミの山だろう?」とロベルトが言ってるのに笑った。
ローレンはほんとローレン。ここ数作、ローレンのことが非常に気になっているので、次作にどうしているのかが明かされるといいなと思う。