藤木稟のレビュー一覧
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ネタバレバチカン奇跡調査官シリーズ第5弾
プロローグ 顕れた血の遣い Messenger of blood appeared
第一章 嵐の夜の悪夢 The nighmare of a stormy night
第二章 吸血鬼ブラム・ストーカー Bram Stoker
第三章 吸血鬼の証人たち Wiyness of the vampire
第四章 屍王は脚の速きもの The swift(king of dead)
第五章 貴人の到来 The noble visited
第六章 異世界の杯 Otherworldly Holy Grail
第七章 パーティの夜の惨事 Disaster of the par -
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ネタバレバチカン奇跡調査官シリーズ第4弾
プロローグ 復活の時
第一章 イエズス会からの申し出
第二章 祈りの地における奇跡の証明
第三章 永遠の平和村
第四章 奇跡と狂気の日曜日
第五章 主は不信心者に怒りをたまう
第六章 閉ざされた扉の向こうに
エピローグ 主と秩序と魔のさえずり
なんか同じところ二度読んでない?と思っていたら、
そういう作りで落ちなのね。
落ちはすっきり解決、奇跡調査でないので、イマイチですが、謎解きに入るラストまでの、やっとホントの奇跡が?と思わせるところは面白くて、ついつい先を読みたくなりました。
謎解きがはじまる終わりの部分で、この村に入って、二人に暗示かけられたのは、あ -
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ネタバレシン博士が哀れ。。。
ロベルト神父も、頭は良いけど感性は割と一般的なのだろうか。
エクソシストになった時のストレス半端なさそうな。。。
平賀神父のリフォームの実態が明らかに。
彼のホウレンソウの出来なさ、マイペースっぷりが今まで以上に目立った回でした。。。
今回は結構ロベルト神父引いていなかっただろうか。
ドイツで対ナチスという事であの神父の久々に登場。
魔女狩りや周波数など、割と分かりやすい題材だっただろうか。
リアルでもドイツは難民に対し、受け入れたがやはり反発は大きいというし
ユダヤ人の時みたいにはならないだろうけども
今作のように不満運動に繋がりそうで怖い。。
というか、毎回真 -
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ネタバレ博士がローレンを恨む理由は最もだなぁ。。
というのが一番の感想。
超常現象と思われた事件の裏側には個人でなく、ある組織の介入もあって。。。
バチカンという組織は色々な会派があり、逆に脆弱な印象が少しずつ植えつけられていたけれど
今回のラストで
黒幕に対し対策もせず、この2人でのみ挑むという形式でしか
今は何も出来ないのかなぁ、と。。。
この2人は毎回無事だけれど、他の事件の神父のようにいつなってもおかしくないよなぁ、と。。。
それだけこの2人はずば抜けた才能を持っている証拠になるのかもしれないが
大きな組織相手に立ち向かう事件で
毎回無事な事にちょっと違和感を感じ始める。。。 -
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短編集。
『マギー・ウオーカーは眠らない』が一番面白かったかな。
本編のスピード感がなくなってきているから、こういう展開の早い話は読んでてスッキリする。
『絵画の描き方』は、相変わらずな二人の通常営業って感じ(笑)
分かるんだけど、あんまり汚い表現いらないよねって思うんだけど。
説明好きだよね、著者様。
他2編は、微妙だった。
短編だから、脇役が主役になるし、いいと思うんだけど、面白みに欠ける。
早く本編進めてほしい。
ダラダラ進めるくらいなら、短いシリーズで構わないし、やっぱり読むならスッキリさっぱりで終わらせて!
祝アニメ化!
12話でどこまでをどうまとめるのでしょうね? -
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ネタバレこの人の書く話はほんと、状況設定が上手くて毎度毎度、お前らは何しにどこへ行くの?どうしてそんな飢えた狼が口を開けているようなところに放り込まれるの?生きて帰れよ?頼むから生きろよ?と思う。
そして、毎回恒例の命の危機にはちゃんと瀕してました。ロベルトは強健。
トリックについての感想:ついに物理の世界へ。心臓止まるのは予想がついたけど、消失でそう来るとは思わなかったな……。
この本の著者の勉強量は凄いと思う。似非科学にしてもそれを書く時に周辺を一度勉強してるだろうから、おーおーーーと読みながら唸る。
ラストで、ローレンに対して絶叫。どうなるのだろうか。気になる。 -
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バチカン奇跡調査官9作目。
舞台はついに日本へ!語学のスペシャリストのロベルトが日本語は専門外だなんて少し意外。平賀も日本にもっとなじみがあると思ってたけど、実際はそうでもないんだな。日本文化に戸惑う2人が可愛いかった。あと、今回の平賀は怪談におびえたり、シン博士の前で涙を流したり、いつもより人間味があったような気がする。
閉ざされた村の怪しい人達の怪しい儀式…わくわくせずにはいられません。弾圧されながらも細々と信仰を繋いだ隠れキリシタンの話も興味深かった。天草に行ってみたくなりました。そしていつもの恒例ドキドキ地下洞窟探検ですが、ロベルトの超人的暗号解読力でスイスイ進んでしまうのが少し残念。 -
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本を手に取り物語を読み始めた瞬間、読者は異世界への扉を開ける。
一冊の本に詰まっているのは、どこまで行っても終わりのないような異世界の出来事である。
舞台は昭和9年の浅草。
かつてこの地で起きた神隠しをプロローグに、幻想的な物語は幕をあける。
主人公である朱雀十五は盲目だがそれをまったく感じさせない立ち振る舞いと言動で、初めて会った柏木を翻弄する。
捉え所のない朱雀という人物が何を考え、何を手がかりに真相に迫っていくのかは描かれていない。
だが、鋭い洞察力で目には見えないものから真実を探りだしていく。
物語は怪奇小説のようでもあり、ミステリーでもあり、面白く読むことができた。
しかし気になる点