あらすじ
休暇中にカリブ海クルーズに誘われた平賀とロベルト。その船上で海が真っ二つに割れ、巨大な十字架が出現したのを目撃する。だがその直後に恐ろしい殺人事件が起こり!? 豪華客船に隠された真実とは――。
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ジュリア司祭久々に登場しましたね!
もちろん最後に種明かしされるまで気づきませんでしたが(笑)
そしてルッジェリ〜!なんと大金持ちのちょっと悪いことしつつも良い人そうな感じをさせておいてジュリア司祭の従兄弟で上司とは。人は見た目ではわかりませんね(小説なので見た目は想像でしかないですが)
そしてローレン!こちらもちょっとずつ出てくる頻度増えたような気がします。ジュリア司祭たちに狙われてることを悟って脱獄したんでしょうかね?
まだまだ謎ばかりですが、平賀&ロベルトの調査から目が離せないです
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⑭
この神父、今回もサンプリングした海水をそのまま成分分析機にかけたぞ。詰まる。
ジカウイルスの簡易検査で試験管の全血にスティック差し込みよった! 逆! スティック(と言うかカセット)に血液を垂らす!
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シリーズものの良いところはキャラの意外な一面とかが見えてくるところだったり、お決まりの方にはまってくることの安心感。前作は平賀とロベルトの立場が逆転したような描写が多くて新鮮味があった。今回2人が定位置の活躍をする巻で、でも場所や設定が少し風変わりで心地よかった。
2023.4.8
58
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ルッジェリさん。イケメンで金持ちで社会的地位があるなんて、韓国ドラマの財閥かガウドウネしかいないでしょって穿った見方で読み進めていたらやっぱりか笑
表紙のTHORES柴本さんのイラスト、カッコ良すぎでしょ。
と、途中の仮面舞踏会で平賀をダンスに誘った女子がジュリアさんだったらウケると思ってたらまさかのこちらも予想的中してしまった。流石にマジシャンもジュリアさんとは思わなかったけど。
でも危なかった。お姉さんの言葉に乗せられて平賀もドレス着てたらジュリアさんとダンス出来ないところだった。って、登場人物の中に女装して違和感ない人物が二人もいるってどういうことよ。
ロベルトも数年休みを取ってないとか可哀想すぎる。バチカンブラック企業・・?
折角サウロさんが1週間休みをくれたのに。。
と、メインのストーリーとしては海に現れた十字架の奇跡調査と船内で起こる殺人事件の調査の平行で進むのだが、十字架の奇跡は前回同様ローレンの助けによって解明。殺人事件の方はあんまり後味良くない感じで解決。ハイチって南国リゾート的なイメージしかなかったけど、国の歴史としては結構凄惨な歴史だったんだなぁ。
私の大好きなシン博士は今回も健在。
「休暇中の定期連絡は不要です。」
「私のプライバシーに干渉しないでください。」
「十字架の最下部にロケット噴射口がついていたかもしれませんね!」
もう、最高でした。
平賀はその後死体の写真を博士に送りつける訳だけれども、案の定返信が来ない。
絶対「ヒィッ」ってなってびっくりして返信がかけない状態だったんだと思う。
そんなにシン博士をいじめないで。
最後はやっぱりジュリアさん登場。
ジュリアさんが上司的な感じかと思いきや、ルッジェリさんが上司側だった。
うーん、第13弾も楽しみ。
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休暇中の船上で起こる様々な事件。今回はずいぶんと開放的な舞台でした。次々といろいろな出来事があるのでほんとうに楽しく読めた。で、例のごとくジュリア登場と。ローレンの失踪ともなにか関連している雰囲気なのでしょうかね。
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半ば強制的に休暇を取らされたロベルトと平賀。なんと豪華クルーズに搭乗することになり、優雅なバカンスを楽しむ……だけだったらお話になりません、残念ながら(苦笑)。素晴らしい奇跡の現象だけならともかく、陰惨な殺人事件やテロの脅威など、心が休まる暇もない。けれどロベルトはともかく、平賀はこの方が楽しそうだなあ。
ハイチのヴードゥーを巡るぞくぞくとした恐怖感も個人的に好み。あの謎の歌の不気味さがまたたまりません。そして不可解にしか思えなかった数々の事象がどんどん解決されていくのには、毎度のことながら舌を巻くばかり。ラストの緊迫したあのシーンまで、一気読みです。
ああしかし、まさかあの人が関わっていたんだとは……!
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豪華客船に殺人事件、仮面舞踏会にヴードゥ教、バミューダ海域とわくわくするシュチュエーションが目白押しで一気読みでした。
せっかくの休暇なのに結局休めていない2人の体が心配です。
相変わらず随所で平賀さんの食事に細やかな気遣いを見せるロベルトさんに、悪気はないんだけど着実にシン博士にトラウマ植え付けていってるマイペース平賀さん。
今回はクスリとする小ネタ満載で楽しかった。
ローレンが少し出てくるだけでものすごく嬉しくなる。前に彼が言っていたことの意味も分かったので、早く天使が彼を見つけますように。
黒幕側のことがまた少し分かったけれどこれは……規模大きいし、まだまだ解決しない気がする(笑)
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バチカン奇跡調査官シリーズ第12弾。
枢機卿の代理を無事に勤めたロベルトと平賀だったが
1週間の休暇を命令され戸惑うが、そこで知り合った
豪華客船のオーナーに誘われてカリブ海クルーズに出る。
今回は、いつもとはちょっと違う感じ。
それでも蘊蓄は盛りだくさん。
後半に入って、またもドタバタを事が動き出し、
船の爆破予告まで出てしまう。
この二人の信頼関係ったら、半端ないわぁ~
でも今回は事件とは別のところでウキウキヒヤヒヤしました。
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相変わらず面白いシリーズだけれど、今回は平賀とロベルトのふたりが、なんと豪華客船でクルーズするはめになるという仕掛け。
当然、楽しかるべきクルーズの間にとんでもない事件が起こるのだけれども、その事件に深くかかわるのがハイチのヴードゥなのだ。
但し、ヴードゥどっぷりというより、ハイチの歴史や政治的状況を背景としたミステリであるので、日本人には馴染みがないハイチの状況に関する説明がいささか長いのは、退屈な人には退屈かも。
あと、今回は複数回にわたり、特定のシーンに行われる祈祷の全文が載せられている。
これも、一度ならともかく、いかがなものかなと思った。
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今回は船上でのクローズドミステリ風味と、物語の舞台がだんだんバラエティ豊かになってきましたね。今回はシリーズ名物のトンデモトリックのぶっ飛びぶりが比較的控えめな印象で、そこそこすんなり受け入れた気がします。感覚がマヒしてきただけかもしれませんが(笑)もう暗示やパニック発作くらいじゃ何の疑問も抱かなくなってきた……。
平賀とシン博士のメールのやりとりに癒されつつ、徐々に大きくなってきたローレンの陰がなんとも不穏ですね。
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今回は豪華客船。
久々に読んだバチカン奇跡調査官ですが、面白かった。
いつも話の最初にある料理の紹介が無かったですが、
まさかこんなところで来たか!!という感じw
小さな謎も最終的には全部回収されてましま。
Posted by ブクログ
「バチカン奇跡調査官 楽園の十字架」再読。今度は神父二人が豪華客船に乗る。水上ルイと藤木稟は友人なのだろうかね?水上ルイにバチカン~とそっくりな連続殺人があるのでちょっと気になった。あ、それはこの本ではない。どれだっけか?
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豪華客船の旅・・・僕もしてみたいですよぉ〜
って、お前ら結局事件に巻き込まれてんじゃん
という2人が実はあの方側の手のひらの上ってのが
またまた面白いではないですか!!
しかしまぁ〜世界は美味いこと操られてるわけですねぇ
なかなか楽しい休暇でございました、読みてとしてね
Posted by ブクログ
20191024
公務後に強制的に休みを取らされることになった平賀とロベルトは、豪華客船のオーナーであるルッジェリに誘われ、カリブ海クルーズへ。海から巨大な十字架が現れ、船内では殺人事件が発生する。
休暇でもちっとも休めない(敢えて休まない?)神父コンビ。今回の奇跡調査は完全におまけとかしていた。ジュリアがむくれているのはいい気味であるようにも思うが、あまり小物感が出てくるとがっかりしてしまうかも。確かにジュリアは結構実働部隊ではあるが。
Posted by ブクログ
今回は、カリブ海のクルーズが舞台。一度は乗ってみたいなーっと思わせるような豪華な描写が良かった。
奇跡は、メタンガスの爆発によるメタンハイドレードっていう感じ。最近注目される資源だからか劇場版のコナンといいこういうトリックが流行りなんだろうか。
また、最後の方にはガルドゥネやジュリア司祭が出てきたが、出てきただけ。もう12弾だというのに一向に進展する気配がないんだが。。。そして、豪華な舞台にはガルドゥネが必ず絡んでしまうのー?ってくらいに勘ぐってしまう。
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読書録「バチカン奇跡調査官 楽園の十字架」3
著者 藤木稟
出版 角川書店
p154より引用
“ それより平賀、人の評価なんて気にする
な。評価など無意味だ。
人は自分にとってそれが得なら、他人のあ
る性格傾向を『美点だ』といい、損なら同じ
性格傾向を『欠点だ』という。そうやって、
あるものが別の者にレッテルを貼り、思い通
りに操ろうとする。”
目次から抜粋引用
“休暇命令
奇跡の十字架
トントン・マクート
仮面舞踏会
バハマ・イリュージョン”
天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリー小説。人気シリーズ長編第12弾。
上司からの呼び出しに応じ、健康診断の結
果を気にしながら上司の元へ向かう、主人
公・平賀とロベルト。上司から言い渡された
のは、ハイチへの枢機卿代行任務と現地での
休暇命令だった…。
上記の引用は、平賀の協力者であったロー
レントの回想での、ローレンの台詞。
耳に聞こえの良い言葉を並べ立てる人は、都
合よく人を使いたいだけなのかも知れません
ね。
代行任務後にゆっくりと休みを取るはずが
…、読者としては二人の活躍は楽しみですが、
少々気の毒にも思います。
現実の社会問題なども絡めて書かれ、考えさ
せられる点もある作品です。
ーーーーー
Posted by ブクログ
今回の奇跡、出現の原理はともかく出てきた『モノ』の正体に関しては予想できてしまった…
妙に面白かったのは毎度お馴染みのツンツンのシン博士と天然平賀のメールやりとり。それ送るのはダメだよ平賀…!
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ハイチの歴史や地震、人種差別などタイムリーな話題が話の中に出てきて勉強になった。
今回は、平賀とロベルトは豪華客船で起こった殺人事件に奔走する。奇跡調査はすこしだけ。2人の知識や発想には毎回舌を巻く。
Posted by ブクログ
豪華客船で起こる神秘現象と殺人事件。
世界には色々な宗教があるのだなぁ。。
今回は科学的な事だけでなくハイチの歴史等も知れた。
ロベルト神父の平賀神父の印象が最近ヒドい。(笑)
変人っぷりすら受け入れるパートナーだと思っていたけれど胸中では突っ込みまくりだったのか。。
平賀神父の行動のみ ピョン とか、駆け上がる、とか添付されるのはその変人っぷりを表しているのか。。
ラスト、今回も登場した彼。
盤石な立場ではないという事か。。
ロベルト神父は若干気づいていたようだけれど
それにしても毎回黒幕を放置しているのは如何なものか。。
報告はしているのか。。。??
その後の事はあまり考えず
あくまでも彼ら二人の活躍を楽しむ作品という事だろうか。
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第12弾
プロローグ 指令
第一章 休暇命令
第二章 奇跡の十字架
第三章 トントン・マクート
第四章 仮面舞踏会
第五章 バハマ・イリュージョン
第六章 爆破予告
エピローグ 怪人の素顔
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バチカン奇跡調査官12作目。
今回の舞台はカリブ海。休暇をもらった平賀とロベルトがクルージング中に奇跡を目撃&殺人事件に遭遇…ってな具合に、結局はちっとも休暇になっていなかったっていう。平賀はせっかくの休暇なのだから、良太に会いに行ってあげてはどうだろうか…。今回はロベズキッチンが最後に入ってました。
今回は全体的にあっさりしてた印象。平賀の科学蘊蓄もなく、奇跡の真相も単純明快で、分かりやすい。前作で、次は物語が核心に迫るか?と思ったけど、まだまだ引っ張るなぁ。ジュリアは色々暗躍してるけど、結局何がしたいんだったか、忘れてしまった。
Posted by ブクログ
面白いシリーズではあるんだけど、だんだんながら読みになってきている。
300頁越えが当たり前な1冊で、でも良く見れば省ける所がいっぱいあるなぁって思うよね。
今回もこんな所に詳しい説明いらないよって思うの多々あったし、絵がない分文字で表現するのが小説だけど、言葉を選べば想像出来ることってあるし。
ローレンからメールが届いたって喜ぶ平賀も見ててなんだかなって思うし、ジュリアが実は雇われ的な立場で動きながら、「殺してやりたい」とか言ってる矛盾…ジュリアってこうじゃなかったような?
別に敵対して行くような感じもなくなってきたし、結局どうしたいんだろうね…?
穏やかに終わってしまえばいいと思うよ。
回収しきれてないキャラの過去とか何処行っちゃったんだろう状態だもん。
Posted by ブクログ
久々にローレン&ジュリア登場。
先が進んでいるような進んでないような…
今回「アメリカが一番最初に差別がなくなる国になると思ったのに」という話が出てきました。今の状況を予測して憂いていたのでしょうか。