藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架
    題材が吸血鬼ってことで、いよいよオカルト展開か?と読み進めるも、いつもの謎解きで終幕。それでもラストに匂わせジュリアが登場で、ソワッてなったし、一応科学的根拠を提示されるも、それだけではないオカルトチックな含みを持たせてる辺りが良かった。
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ
    ユーゲンハイム氏の登場はなかなかのインパクト。
    このキャラの登場で物語の雰囲気がガラリと変わった印象です。

    え!?そっち〜??ってなったラストでした。
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言
    本編18弾。
    もうそんなになるんだなぁ、と驚きです。

    今回は奇跡認定調査のためにスペインに飛んだ2人と新たに調査に加わったマギー神父。以前も出演していたとのことですが、思い出せず。平賀、ロナウドとは異なる能力でサポートをしていきます。表紙のイラストもカッコいいです。

    初めは地道な調査でしたが、徐...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言
    舞台はスペインのバレンシア地方。聖剣が予言を告げ、その予言が実現していくという奇跡の調査。

    過去2回ほど登場したシオンの掟のマギー神父が、奇跡調査官として平賀とロベルトに同行することに。サウロ司教の考えるバチカン浄化作戦のために呼ばれたものの結成にはまだ時間がかかるから、このような措置になったとか...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金
    人間って、怖いし残酷だなと改めて思わされる。ここではジュリア司祭がまさにそう。醜悪なほどの心根はその美貌で騙されてしまうが、読むたびに寒気がする。
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き
    ロベルトの辛い生い立ちが明かされる巻。ちょっとヤキモチを焼くところとか、人間らしさが垣間見られて、相変わらずのおどろおどろしさなかで少しホッとできます。
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院
    再読。バチカンが好きな人には堪らない作品です。サウロ大司教の「サンタクロースの髭を剃ったらこうなるだろうと思わせる」という描写が気に入っています。
  • こちら妖怪新聞社!(1) 妖怪記者ミラ、誕生
    リストラとか、即死とか、何か軽く出てくる重い不幸の話…。
    思いの外、表紙に出ていたミラちゃんのお友達は活躍せず…
    妖怪に取り憑かれてるんだとしたら、あのへんてこな食事で身体を壊していないか心配したけど、良かった…。
  • 100年後も読まれる名作(8) 小公女セーラ
    私達と違う生活しているセーラ。どんなに辛くても、諦めないでお姫様の心を忘れずに過ごしてるセーラに感動しました。面白いのでぜひ読んでみてくださいね!
  • バチカン奇跡調査官1

    ドキドキ

    絵がとっても綺麗です……!
    目の前で起きたことが奇跡なのか、誰かが起こしたことなのかめちゃくちゃ気になります。
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園
    ・生霊殺人事件
    収監中の犯罪者が生き霊を飛ばして犯罪を犯したとされる事件。主人公はまさかのローレンの手足のように働いてる大佐。
    子供達のヒントもローレンが与えたおもちゃでは?と疑ってしまった。
    オチ自体は囚人の心理カウンセラーがマインドコントロールをし、罪をなすりつけていた、というもの。どことなく『...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘
    数年ぶりにシリーズ読みを再開しました。
    前巻の『二十七頭の象』がもったいないかんじでしたが、『ジェヴォーダンの鐘』は古い古い信仰のかたちとキリスト教とのつながりと村で起きた神秘的な出来事を調査していきます。
    1、2巻に帰ってきたような気持ちになりました。
    最後は悲しい結果が見えましたが、命が尽きるま...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金
    ミサの途中に教会の中に角笛の音が響き、虹色の光が満ち、キリスト像が色づき動き出す、というイタリアの田舎の奇跡の真相を無垢にして天才科学者・平賀と懐疑派だが颯爽たるイケメンの暗号・古文書解読のスペシャリスト・ロベルトの両神父が暴き出す。32年前のまだらの服を着て鎌を持った首切り道化師によるおぞましい事...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵
    長編の合間に時々出版される短編集です。このバチカン奇跡調査官シリーズは全体的に面白いのですが、時々説明が冗長すぎる時があります。
    この短編集は毎回ハズレなしと言えるほど面白い作品が多いです。

    この作品もその一つです。

    今回はローレンの若い頃の話や平賀とロベルトが昔のレシピの再現に挑む「魔女のレシ...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金
    シリーズ第三弾!徐々に内容に深みと幅が出てきて、今後の展開が楽しみです。
    繋がってはいますが、一話ずつ完結するのでどこからでも楽しめます!オススメ!
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き
    シリーズ第二弾。バチカンの日系人神父とイタリア人神父のコンビが世界で起きたキリスト教の奇跡の真相を暴く物語。前作を始めて読んだ時は、いろいろ説明や言い回しが冗長な印象でしたが、今作はストーリーも面白く、1日で読んでしまいました。
    今後に期待です。オススメ!
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き
    前巻では建物などの描写が多すぎて、肝心の話がなかなか入って来なくてページを行きつ戻りつして読むのにめちゃくちゃ時間をくってたけど、今回はグアっと一気に集中して読めた。
    普通こんな事件、教会内部だけの話ならまだしも警察が他所から来た者の介入を許すとは思えないけど、まして国外でさ…。バチカンの威光ハンパ...続きを読む
  • 笑い猫の5分間怪談(8) 悪夢の化け猫寿司
    一気に読んだ!おもしろかったーーー。
    ちょっと怖いけど、笑えるところもある。2歳なら多分泣く。
    好きなキャラクターは、鈴村ミサキや三池タクト、笑い猫、、、みんな!
  • イツロベ
    1999年7月に刊行された藤木稟作品。

    「ホラー・SF・伝奇・ミステリー、あらゆるジャンルを超越した壮大な物語」と、内容説明にありましたが、自分は、SF・伝奇・ミステリーの要素もあるオカルトホラーとして読みましたね。
    産婦人科医の間野が、赴任先のアフリカで出会う人類発祥の地なのではないかという森に...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 三つの謎のフーガ
    短編集。
    本編より重くないため3割とも楽しく読めました。
    1話目は事件としては少しやり切れないですが、天才に振り回されている大佐が際立ち、天才ばかり出てくる作品にしてはスムーズに行かない感じがいいです。
    2話目はロベルトとシンさんの組み合わせで謎解き要素がメインの良い話でした。
    3話目がようやく平賀...続きを読む