藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    最後のロベルトの演説に感動した。 
    それにしても平賀は毎回可愛すぎる!

    新キャラ❓️アルバーノが良いスパイスだった、やること全てカッコ良すぎる!

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    2025年11月29日
  • バチカン奇跡調査官 三つの謎のフーガ

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    短編。
    全体的に珍しく俗っぽい感じが長編と違い、これもまた面白かった。
    特に最後の「スパイダーマンの謎」は悲しい事実はありながらも個人的にとても好きな終わり方だった。

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    2025年11月27日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    ネタバレ

    ジュリア司祭久々に登場しましたね!
    もちろん最後に種明かしされるまで気づきませんでしたが(笑)
    そしてルッジェリ〜!なんと大金持ちのちょっと悪いことしつつも良い人そうな感じをさせておいてジュリア司祭の従兄弟で上司とは。人は見た目ではわかりませんね(小説なので見た目は想像でしかないですが)

    そしてローレン!こちらもちょっとずつ出てくる頻度増えたような気がします。ジュリア司祭たちに狙われてることを悟って脱獄したんでしょうかね?
    まだまだ謎ばかりですが、平賀&ロベルトの調査から目が離せないです

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    2025年11月25日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

    今回の話は平賀が心底神父というものを体現している存在であることを改めて認識できた気がする。
    対してロベルトはどちらかというと普通の人寄りではあるのだけど、それでも神父としてどうあるべきかを理性でしっかり繋ぎ止めてる感じがする。

    砂漠の行軍という絶体絶命の状態でも知識があれば生き残る方法を探せる。サバイバル知識って大事ですね(笑)

    ローレンの無事、そして久々のジュリア司祭の登場に少し心がおどりました!

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    2025年11月23日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ネタバレ

    8巻に進む前に過去編が読めるというこちらを先にチョイス。

    1つ目はロベルトのお話。
    ロベルトの過去は多少なりとも本編で明かされているけれど、ここのお話は学生時代。
    まさか彼が困った子供として扱われているとは思ってなかったし、喋らない生活を送っているとは思わなかった。ロベルトを変えた「ヨゼフ」も平賀のこと?年上だった??名前違うけど???と混乱しつつ読んでました(笑)
    二人がコンビを組むことになった前後の話も読んでみたい。

    2つ目はローレンのお話。
    平賀がかなりの天才設定で、その平賀が頼る設定なのでかなりの天才であることは予想してたけど、その予想を上回る天才だった(笑)
    年齢が下であることは

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    2025年10月08日
  • バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物

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    ネタバレ

    『貧血の令嬢』
    平賀のような少食の女の子のためにロベルトと平賀が腕を振る話。
    分子料理という最先端の技術と掛け合わせることで、少食の人に対応した料理を作り上げた。
    分子料理を味わってみたいと思わせる一節だった。

    『ウェイブスタンの怪物』
    結婚式に呼ばれた平賀とロベルトが怪物に遭遇する話。過去にも同じ事件があってそれも怪物が原因とされていた。
    過去の事件は痴情のもつれ、現在は認知症による妄信という悲しい話だった。

    『受難のカーニバル』
    シン博士とロベルト・平賀の短編。
    シン博士の親族の預言者がロベルト・平賀に受難の相が出ていると預言し、それから守るために博士が奮闘をする。
    博士が可愛く思える

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    2025年09月10日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    二人の絆の深さが分かる!
    本作も大いに楽しめました。毎回異なるミステリーを提供してくださる著者様に感謝です。
    砂漠での強行軍、サバイバル。いつもとは異なる趣で、ここからどうやって解決まで持っていくのかとドキドキしながら読み進めました。

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    2025年08月27日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    ネタバレ

    期待を裏切らないミステリー!
    神父コンビの活躍みたさに何度も読み返しています。
    複雑な化学式や専門用語、さらにはキリスト教やその他文学的知識まで、著者の知識の広範さと深さには脱帽です。
    今回も奇跡と思われる現象から司祭の失踪、アルビノの少年の死、不可解な過去の事件、道化師の伝説、とワクワクする仕掛けが盛りだくさん。
    ソロモンの忠告になぞらえて洞窟内を進み、最後の罠まで乗り越える展開は手に汗握ります。
    ジュリアの性悪さは腹が立ちますが、憎めないのは何故でしょうか。
    今後のジュリアとの展開にも期待が高まりますね!

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    2025年08月27日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    シリーズの大ファンです。
    ミステリーと宗教を無理なく合体させたファンタジー兼ミステリー兼最高の歴史本。
    キリスト教についての知識も得られます。
    特に神父コンビ二人が魅力的。今回はロベルト大活躍で嬉しい限りです。
    不穏を残すラストまで流石の一言ですね。
    もしもこの本に書かれたような事が本当に可能だとしたら、技術を進歩させるのは人の心の奥底に宿る悪魔かもしれません。

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    2025年08月27日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    舞台はオーストラリア。
    ロベルトの過保護っぷりが過去1レベルだった。
    アルバーノ神父の客観的なツッコミが冴えていた。
    続きが楽しみなシリーズ。

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    2025年08月16日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    今作もとても面白い19弾目の奇跡調査。
    舞台はオーストラリアで、教会の噴水の水が葡萄酒に変わり、暗い空には黄金色の主の姿が現れるという奇跡を調査しに、前作から加わったアルバーノ神父を含めお馴染みの平賀、ロベルトが奮闘しています。
    奇跡調査の傍に、先住民のアボリジナルと白人との対立がなぜ起きているのか、など丁寧に掘り下げています。

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    2025年06月22日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    今回はオーストラリアツアーってことで、
    オーストラリアの生い立ちから、現地アボリジナルの文化紹介
    なんとも、楽しい旅行気分を満喫させていただきました。

    奇跡調査がメインですので、そちらの謎解きも進むのですが
    そちらのほうは、なかなか確信に迫らず、
    いつもの平賀節が色々とことを起こして、
    相変わらずのシンさんで
    ロベルトは相変わらずのいい男で、
    アルバーノはこれまでにないアクションを見せててくれて、
    なんか、今回はちょっとオーストラリアというアクティブな雰囲気が
    舞台ということもあってか、ワクワクドキドキの流れが堪能できました。

    特に終盤戦の謎解きフェーズは、ミッション・インポッシブル?

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    2025年06月10日
  • 化身 探偵・朱雀十五の事件簿7

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    朱雀十五の検事時代


    舞鶴軍港の長官 林田
    林田の妻 美鈴
    林田の部下 後木

    軍港の調査で訪れた朱雀検事と桂検事

    村に現れた祟り神
    次々起こる放火・殺人

    祟りか事件か



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    2025年05月30日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    おかんロベルトに苦笑しながら読んでましたが、ラストの人々への説教(演説)には、彼も訴えていたように、キリスト教徒ならずとも胸に手を当てて自身を省みるものがありました。やっぱり、ロベルトだなぁ。

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    2025年04月29日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    ネタバレ

    舞台はクリスマス後のオーストリア

    奇跡の内容は教会の庭の噴水が葡萄酒に変わったことと空に黄金色の主の姿が現れたこと。

    オーストリアのアボリジナルの伝承を交えつつ奇跡の解明に至るのが相変わらず上手だった。

    葡萄酒のトリックがまんま葡萄酒を流しただけなのは笑ってしまった。ただ、昔の領土意識や水源不足を鑑みるとその噴水にだけつながっているという説明も妥当と言えるのかな。

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    2025年04月27日
  • バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物

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    壮大な奇跡調査も好きだけど日常のロベルトと平賀も微笑ましい。
    小食の少女と平賀を重ねるロベルトはさすがでロベルトクッキングも美味しそうだった。

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    2025年02月24日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    ネタバレ

    ジュリア司祭の登場が思い出せないなあ……とシリーズ2作目を再読。そうだそうだ、陰謀感の強い組織の名前はガルドウネだったし、FBIの捜査官・ビルの初登場もここだった。相当忘れきってて、自分の記憶力の残念さに悲しくなってくる……。
    たまたま直前に読んでたエピソードと同じく、調査の舞台はアフリカ。現地到着後からのロベルトの不調と、怪しい噂などで不穏な空気がぷんぷんと漂う。平賀とロベルトの仲を引き裂こうとする動きも、思い返せばなかなかに巧妙だ。腐らない死体のヨハネ、血液が徐々にゴム化していったなんてあまりにも恐ろしすぎる……。ジュリア司祭のやることって結構怖いこと多いけれど、その真の目的って何なんだろ

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    2025年02月21日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

    エチオピアを舞台にしたロードムービー。過酷な状況に陥っても平賀とロベルトの膨大な知識で乗り越えていくの、とっても清々しい。文句なく気持ちの良い事件譚だった。
    冒頭から陰謀の匂いや、謎のちょい出しなど、先が気になるフラグが文章に埋め込まれ、読んでる方のワクワクを煽ってくる。いつものように2人が現地に飛んで、対象となる施設を深掘りしていくのかと思いきや、まさかの旅路へ。エチオピア内の宗教施設に街並み、人々など、遥か彼方の異国をのぞき見できたのが楽しかった。さすがに厳しすぎだろ……と思った砂漠ですら平賀の知識で乗り越えるのすごい。専門家である前に聖職者なんだよな、と意識し直させるエピソードでもあった

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    2025年02月14日
  • バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物

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    ネタバレ

    少し前に買っていたものの、手をつけていなかったので、ようやく読めた。
    今回は短編集。
    どれも面白かったけれど、貧血の令嬢は一番お気に入りかも。料理のシーンはこのシリーズの魅力の一つでもあると思うので、今回は特にそれが中心になってるのが良かった。
    今回の少食だけじゃなくて、病気とまではいえない不調って、理解されないことが多いから、そういうことがもっと解明されて、広まっていくと良いなぁ。
    それと、受難のカーニバルはシン博士の意外な一面が見られて良かった。
    ロベルトには敬意と明らかな親愛の情を見せる一方、平賀にはかなり面倒を掛けさせられているせいもあって、親愛の情があるとは認めたくない、でも挑戦のし

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    2024年11月08日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    まさかのマギー神父と共闘!
    聖剣の予言というタイトルだけで興奮しているところにまさかの懐かしのマギー神父が登場。
    しかも今後も活躍が予想される展開にわくわくが止まりません。
    変わらず思わず笑ってしまう神父2人の掛け合いと、どこか危ういマギー神父が加わって本作も大満足でした!
    読み終わるのが悲しいくらいです。

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    2024年10月20日