藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達
    今回の奇跡調査の舞台が日本ということもあって、これまでのシリーズより身近に感じました。

    狭いと言っても日本もなかなかどうして広いなぁ。

    ロベルトが遭遇した妖怪って結局、不思議体験ということでいいのでしょうか。
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母
    妹より。

    スッゲー難しい。けど、面白いから好きです(笑)
    彫刻が浮くなんてマジで奇跡か!なんて思いながら勢いよく読んでいたものの、正直ウンチク?解説?には全然ついた行けず(笑)でも、すごいよね~最後には納得。本当か嘘か私にはさっぱりわかりませんが(理解力もない(笑))。1度はメキシコ行ってみたいわ...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点
    短編集。
    今まで平賀を通してでしか本編では登場していなかった、シン博士の人となりが描かれていて、新鮮だった。
    今回は、他にもジュリアなど本編ではミステリアスに描かれていた人たちの側面が見られて面白かった。
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム
    妹より。

    今回は短編集。個人的に、ロベルトとサウロ大司教の過去話が...ツラい過去を背負っているからこそ、エクソシストになり得るのだろうか。
    早く長編が読みたいぞ!(笑)
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架
    休暇中の船上で起こる様々な事件。今回はずいぶんと開放的な舞台でした。次々といろいろな出来事があるのでほんとうに楽しく読めた。で、例のごとくジュリア登場と。ローレンの失踪ともなにか関連している雰囲気なのでしょうかね。
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム
    ジュリア司祭の出来上がるまで(出来上がった後とも言える)

    短編集だったし、奇跡調査ではないぶん薀蓄もなく、まとまりがあって読みやすかった。
    物語にこういったスピンオフがあると、本編の深みがさらに増すので、今後もまた違うスピンオフを読みたいです。
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き
    妹より。

    何だかんだで、こんな話が好きです(笑)。楽しく一気読み。
    古書って魅力的。ただ、双子ネタがこんな風に使われると、自分も双子なので何となく哀しい。
    1話完結だけど、早く続きを読もう。
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔
    読書録「バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔」4

    著者 藤木稟
    出版 角川書店

    p251より引用
    “ 今、私達は生きていて、成すべき事があ
    り、尽くせる手立てがあります。自分達にで
    きる事があるのは幸いです。それがる限り、
    私には未来があると信じられます。”

    目次から抜粋引用
    “契約の箱とケルビ...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ
    完璧に見えた平賀やロベルトだけど、やはり人間なのですね。

    今回は、本物の奇跡かと思われたけれど、まぁ、そうそう奇跡には出会えないからこその奇跡なんですよね。
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘
    ロベルトの長いウンチクの所がやっぱり面白い。古代メソポタミアの神の特質がエジプトの神やユダヤ人の神に受け継がれた話などは特に面白い。エジプトのアトン神を唯一神とする考え方をモーセが受け継ぎ、ユダヤ教の一神教の考え方を作った部分は松岡正剛の文明の奥と底にも紹介されてたから有名な説なのかなと思った。
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架
    半ば強制的に休暇を取らされたロベルトと平賀。なんと豪華クルーズに搭乗することになり、優雅なバカンスを楽しむ……だけだったらお話になりません、残念ながら(苦笑)。素晴らしい奇跡の現象だけならともかく、陰惨な殺人事件やテロの脅威など、心が休まる暇もない。けれどロベルトはともかく、平賀はこの方が楽しそうだ...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵
     短編集。平賀の弟視点の話がファンタジックだが、その中に出てくる兄弟と何が幸福か説教に、なるほど現代の説教はこういう風に行うのかなと感心した。
     魔女のスープの平賀の恰好がエクセレント。平賀の常識に囚われないぶっとんでるところが面白いし、人が死なない日常話は気楽に読めて楽しい。
     ローレン視点の話は...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象
    ミステリ色強くて面白かった!
    短編からのミスリードに見事引っかかりました(笑)

    まさか本編に独房の探偵のメンバーが出て来るとは思わず嬉しかったです。が、今回も奇跡調査!って感じではなかったな。ミステリ好きとしては楽しめたけど、蘊蓄も少ないのでそこは少し物足りないかもしれない。あとバチカン2人組は殆...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架
    豪華客船に殺人事件、仮面舞踏会にヴードゥ教、バミューダ海域とわくわくするシュチュエーションが目白押しで一気読みでした。

    せっかくの休暇なのに結局休めていない2人の体が心配です。
    相変わらず随所で平賀さんの食事に細やかな気遣いを見せるロベルトさんに、悪気はないんだけど着実にシン博士にトラウマ植え付け...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔
    ミステリというか冒険活劇で読みやすかったです。

    砂漠のシーンの平賀さんが格好良かった。頼もしい!
    あと天然な行動だけじゃない、彼の真っ直ぐな行動もいつも以上に見られて良かった。
    なんだか恒例となってる平賀さんのシン博士へのやらかしエピソードも好きです(笑)

    気になったのは前からあるけどロベルト悪...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴
    エクソシズムの話で、前半のいつも以上にオカルトな展開から科学的な話になってくるのはやはり楽しいです。今回もまた実験による証明シーンが好きでした。

    平賀家のやりとりにほっこりしました。平賀さんも平賀パパも自分の好きを推してるの可愛い。
    リフォームの話だったり、悪魔を飼いだしたりと相変わらずマイペース...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵
    短編集第二弾。

    「シンフォニア」
    途中まで良太くんの話だ嬉しい!だったり、前作同様にヨゼフの話は涙腺緩みそうになったり、しんみりしつつもゆったり読んでましたが、ジュリア司祭のおかげで全然落ち着けなくなりました。これが今後にどう絡むのか楽しみ半分、不安半分。

    「ペテロの椅子、天国の鍵」
    不穏でした...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達
     今回は舞台が長崎で、隠れキリシタンが素材で大変面白く読めた。いつも通り、ロベルトの単独行動と迂闊さにハラハラした。毎回のように、単独行動は危険だと学習してほしいいと思う。
     8巻からチャンドラー・シンの増量週間に突入したらしくて、信頼関係が構築されているように思えた。
     丁度、長崎に行ってきた人か...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼
    前回よりちゃんと理解できました(笑)
    実験シーンが良かった。懐かしい法則の名前が出てきたり、北欧神話は好きなのでその点も読んでいて楽しかった。

    今回、いつにも増してロベルトさんにハラハラするシーン多かったので、そういう意味でもドキドキでした。お願いだから自分を大切にして下さい。

    シン博士やローレ...続きを読む
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム
    短編集です。
    登場人物それぞれの過去が知れて良かった。

    「日だまりのある所」は思わずうるっときてしまいました。
    ジュリア司祭の秘密が少し明らかになって、今後また物語にどう関わってくるのかが楽しみになりました。