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Posted by ブクログ
バチカン奇跡調査官、短編集第4弾。
最近めっきり影が薄くなっていたジュリアや「楽園の十字架」の巻に出て来たルッジェリ(この人ジュリアの上司なんでしたっけ…?)とか、いつ出て来たかもあんまり覚えてないビルの婚約者のエリザベート等々、あーこんな人いたな(いたっけ?)とおさらいできる短編集でした。
ジュリアは色々暗躍してる割に一体何がしたいのかさっぱりわからなかったけど「素敵な上司のお祝いに」を読んで、なんとなく理解できた、ような気がする。ジュリアがルッジェリに饗した特別料理の正体は…まさに身を削ってのご奉仕、ジュリアお疲れさん…。
「シン博士とカルマの物語」も面白かった。いつもツンツンなシン博士がデレるのが可愛い。ロベルトも難儀な人に慕われたものだ(笑)
このシリーズはキャラクターが魅力的なので、サイドストーリーも面白いんだけど、そろそろ本編のストーリーも進展してほしいなぁ。期待してます。
Posted by ブクログ
読書録「バチカン奇跡調査官天使と堕天使の
交差点」3
著者 藤木稟
出版 角川ホラー文庫
p129より引用
“「それはね、自分と違う異質なものを分か
ろうとすること。分かろうとし続けること。
それこそが大切だと思うからさ。”
目次より抜粋引用
“ベアトリーチェの踊り場
素敵な上司のお祝いに
マスカレード
シン博士とカルマの物語”
天才神父二人組みを主人公とした、連作ミ
ステリ小説短編集。人気シリーズ第15弾。
仕事場にて、いつものように古文書とにら
めっこをしていた主人公・ロベルト。急な上
司からの呼び出しに会議室へ向かうと、上司
だけでなく警察官も待っており…。(ベアト
リーチェの踊り場)
上記の引用は、人間同士が分かりあうとい
うことに関する、主人公の一人・ロベルトの
考え。分かり合うことは無理で、そのこと自
体は大切ではない、と言った後の台詞。お互
いにそう思っている相手とならば、こういう
考えで接していてもいいのでしょうが…。分
かろうとする人の気持ちに付け込もうとする
ような人もいるでしょうから、気を付けたい
ものです。
シリーズを通して出てくる主人公たちの敵
役や、脇を固めるサポート役たちの人物像が
より深く見られる短編。特にシン博士につい
ては、初登場時と比べると随分印象が変化し
ているように思います。
シリーズでも重要であろう人物の、ローレン
についてのエピソードは今巻には無し。独房
の探偵だけで、スピンオフしてもおかしくな
いと思っているのですが…。
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