藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

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    今回も奇跡認定でいいんじゃないですかねぇ〜って思うトリックでしたが・・・
    オランダ観光をした気になれてとても楽しく読めました。
    よくよく考えると、意外といろんなうんちくや豆知識、観光案内が散りばめられてて
    今の世の中にはもってこいの読み物だなぁ〜ってしみじみ
    それにしても、なかなかのオランダ三昧でした。

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    2020年09月08日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

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    ネタバレ

    今回の舞台はオランダ。

    聖体祭の夜に司祭は街の未来を告げれ、信者たちは天使にあったり病気が治ったり、と。

    今回の奇跡は大麻とか薬物系の最後でなくてまずは良かった。今回の奇跡は臨死体験のように脳が異常なエネルギーを感知し、それによっての奇跡って言うのは奇跡としてもいいんじゃないのかなーっと。
    それが起こる前提の条件で聖遺物を盗もうとしてたり、そもそも聖遺物がひまわりの種などそれを言えないようなものがあったが。
    最後のひまわりのウンチクは面白かった。
    何かに熱狂する時代は、面白そうだと思ってしまった。

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    2020年09月03日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    一見、猟奇的な殺人事件は悪魔のせいであると思われるが、真実は...。
    読者は一度読むと、天才科学者「平賀・ヨゼフ・庚」と古文書・暗号解読のエキスパート「ロベルト・ニコラス」のキャラクターの持ちつ持たれつコンビにハマるかもしれない。
    平賀がひたすらかわいい(●´ω`●)
    ロベルトがオカン✧(✪д✪)✧
    平賀派かロベルト派でわかれるけど、私は平賀派です。
    天才神父コンビの活躍が楽しみである。

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    2020年09月23日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    ローレンがたくさん出て来た。
    謎な人である。
    平賀弟くんは霊能者なのかしら?
    兄は非科学的なことを解明するのが得意なので相談するといいのにな。

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    2020年06月06日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    シリーズも大分長く続いているけれど飽きずに楽しめる。圧倒的な知識量で、物語本編以外にも歴史を学べる。

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    2019年11月21日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    ネタバレ

    久々の『奇跡調査』だった気がします。前回の二十七頭の象がアレでしたからね…(笑)

    少女の目については催眠とか、自己暗示とかによるものかな?とはだいたい予想できてたけど、鐘の奇跡についてはまさかそう来たかと。
    それを調査して証明できちゃう平賀すごいな。
    シン博士は写真のこと未だにトラウマなのか。
    ロベルトの神話うんちくも前回出なかった分を取り戻すかのように炸裂してましたね(笑)
    今回は読み応えがあった!
    ラストも切なかった…

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    2019年09月14日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    今回は奇跡調査というよりオカルト調査になってしまった平賀とロベルト。
    持ち前の知的好奇心で突き進んでいく2人が好き。

    様々な奇妙な現象は平賀によってことごとく科学的に解明されてしまう。

    現象については解けたけれど相変わらずジュリア司祭が謎のまま。
    最後のブラム・ストーカーの話も謎のまま...

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    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑

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    ネタバレ

    今回の舞台は、フロリダとエバーグレーズ。

    今回は、奇跡はない。ただ、不可思議な状況下で人が死んでしまったりはあり、その点の解説を最後の章で行う、といういつもど

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    2019年07月30日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

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    短編集でサクサク読めました。
    登場人物の新たな側面が見られて楽しかったです。
    シン博士がとても可愛らしく書かれていて、今までの印象とガラリと変わりました。

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    2019年03月13日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    平賀とロベルトの関係性がうまく反映されているなと随所で感じられた。シン博士のキャラクターもいい味を出してる。
    いつもの壮大さを想定して読み進めていると、いい意味で裏切られる。仕掛けは変わらず壮大ですが。献身的な様ってどうしてこんなに刺さるんでしょう。

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    2019年02月23日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

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    ネタバレ

    「ベアトリーチェの踊り場」
    呪いの宝石の話。
    バチカン奇跡調査官だから、奇跡の認定はないにしても呪いはあってもいいかな、とも思ったりした。ただ、平賀神父が最後にいった「分かりあってるつもりですが、貴方の目が見ている世界と、私が見ている世界は、違っているのですね。そしてその互いの世界を、どうやってと分かり合うことができないんですね。」という台詞は、分かり合ってるつもりでもすれ違ってしまい分かり合えないのだから、そう思ってもいないもの同士の政治とかの世界では、もっとわかり合うのが難しいのではないかと問うていると思った。

    「素敵な上司のお祝いに」
    ジュリア司祭が上司の誕生日をイヤイヤ祝福するお話

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    2019年07月29日
  • バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件

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    ネタバレ

    「チャイナタウン・ラプソディ」
    ビル捜査官とその部下が、不思議な体験をする話。そもそもで、部下からして天女をフィアンセにするとか、なんでそんな人間ばかりが揃うんだよ!っていう感じではあった。ストーリーは、中国の神話世界と今を結ぶような感じ。過去と現在がちゃんと結ばれており良かった。

    「マギー・ウォーカーは眠らない」
    偶然保護してしまった子どもを無事に親族の元へと返してあげるマギー博士。いつもは、計算通りで、何事もかんぺきー、な感じの印象だったマギー博士に人間味をプラスさせたような作品でとても良かった。

    「絵画の描き方」
    ある休日に平賀神父とロベルト神父は無名の画家の絵画の修復のお手伝いを頼

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    2019年02月11日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    読書録「バチカン奇跡調査官ジェヴォーダンの鐘」5

    著者 藤木稟
    出版 角川書店

    p250より引用
    “ 自分自身や親しい人の病苦や死、その悲
    しみや未知なるものへの不安、そうした数々
    の悩みや苦しみは、時代が変わってもさほど
    変わらない。教会や聖職者に代わってそうし
    た問題を解決する何かを、人々は求めたんだ。


    目次から抜粋引用
    “鐘は鳴る、奇跡の印として
     鳥と聖母
     謎多き道の始めに立ちて
     悪しき霊らの為業
     墓標と少女”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。人気シリーズ長編第十四弾。
     これから春を迎えようとしている、フラン
    ス中央の小さな村。毎年恒例の山の祠

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    2019年01月27日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    今回は短編集。
    ロベルト、ローレン、サウロ大司教、ジュリア司祭、4人それぞれの過去の話。ロベルトは何かずっと闇を抱えているような感じがしてたけど…ちょっと切ない過去があったとは…。だからこそ平賀に対してあそこまで必死になれるのかなって思った。結局のところ、ジュリア司祭は一体何者なのか…( 笑 )恐ろしい( ¯-¯ )次も期待しよ!

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    2018年06月08日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    1巻と同様に陰謀のスケールがとっても大きい。
    途中まではこれはシリーズ初の奇跡認定か!?と思っていたんだけど・・
    やっぱりちゃんと理由があったのか。
    その理由もだいぶ凄いけれど・・
    でもひろーーい目でみるとこれも奇跡なのかもしれない。

    自分の記憶が全く信頼できなくなるって
    どんな感覚と恐怖なんだろうか・・
    洗脳とは恐ろしい・・

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    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    奇跡、過去の事件が解き明かされていくのに凄くワクワクした。

    ロベルトはイエス様を信仰というよりイエス様を信仰している平賀に対して信仰しているような気がしてきた。

    この事件で一番の被害者は今も入院中のドメニカでは・・?

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    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    やっぱり面白い!!
    ただ、前作同様人物名が…
    って感じでまた誰だっけ状態発動( 笑 )
    しかも今回は科学ミステリー的な感じで…
    数式がどうとか化学反応がどうとか
    おまけにアインシュタインやら
    宇宙のブラックホールやら出て来て
    文系の人間にとっちゃ訳分からんです(笑)
    だけどストーリーは面白い!!
    やっぱり最後はあのお方のお出ましでしたねー( 笑 )
    結局ビルの家族は何だったのか、
    ローレンがどうなるのか気になるー!!

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    2018年06月02日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    久しぶりのシリーズまとめ読み開始。
    今回の奇跡は割りと分かりやすい科学トリック。でも、舞台が豪華客船でなんかワクワクしました。

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    2018年05月30日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

    砂漠の大冒険です。
    インディー先生もビックリな大冒険になりました。

    ですが、とりあえず、
    エチオピアに行きたくなりました!
    色んな教会が出てきましたが、どの教会も気になります。岩窟教会が見てみたいですね。どの教会も魅力的です。

    葬列にムスリムも正教徒も参列し、お互いの教会やムスリムには入らないけど、ご近所で助け合う事には変わりないという場面が、心に残りました。
    宗教戦争が起こる一方で、こうやってお互いに折り合いを付け、尊重して生活している地域もあるのだと思うと、皆んながこうなれれば良いのにねと、おもいました。

    「悪い子には、あげない!」
    水の取り合いをする子供達から水を奪って高く掲げ、「

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    2017年09月01日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

    ネタバレ

    一番好きな話です。

    この話は、主人公よりもローレンの後任チャンドラ・シン博士の過去話でもありますね。
    シン博士とマッカリ博士の過去は本当に泣けてきます。

    しかし、マッカリ博士が亡くなる原因のインド政府に対するサイバーテロはシン博士が言う様に本当にローレンの仕業だったのでしょうか。
    シン博士は「数年前」と話していますが…時系列的にはローレンがバチカンにいたころなのかローマ警察の特殊房にいたころなのか…。
    どちらにせよ、ローレンは自分がすることに対して「名前入りの予告」なんてしない人ですよね。
    名前を出して堂々とこれからやることを宣言するのは注目してほしい人だけがすることだと思います。
    私の推測だけど

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    2017年08月24日