藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    作中の電磁波がどうとか、ブラックホールがとうとか、ベック????のあたりは、もうビルに共感。

    結局科学的に理屈が通ってるのね、とだけ理解して読み進めた。
    予想通りジュリア司祭がいいとこ取りって感じで登場。今後どう関わってくるのか期待大。
    ラストにビル〜〜〜ってなった。

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    2024年06月30日
  • バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件

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    やっぱり短編もおもしろい。
    ビル・サスキンス捜査官の話は、ハムナプトラみたいだなと思った。
    マギーウォーカー博士の話は珍しく人間味溢れる姿が垣間見えて良かった。
    絵画の話も調査に夢中になるジジと平賀を微笑ましく思うロベルトが尊い。そして彼のパジャマとガウン姿を見てみたい。。。
    最後の話はローレン!アメデオは順調に出世しているようで、凡人としてはずるいと思った笑

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    2024年06月23日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    エチオピアを舞台にした今作。
    砂漠でのサバイバルは某アドベンチャー映画を思い出してハラハラした。平賀とロベルトの美しい友情には毎度のことながら心動かせられる。

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    2024年06月22日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    メキシコに行きたくなった。
    大学の時は何も知らずに行ったけど、もったいないことしたな、とちょっと後悔。次はちゃんと歴史とか文化を勉強してから行きたい。スペインに征服されて、メスティーソとインディオの間に今も偏見と差別があることが色濃く描写されている。メキシコは特に貧富の差が激しいから生まれた環境で人生がほぼ決まると言って間違いない。それに比べて日本に生まれた時点で恵まれてるよな〜と思った。


    それにしても母の愛は偉大なり。手紙のシーンは感動した。
    あと今作からシン博士登場してあんまり好きじゃないけど、平賀に生贄の写真を送られて動揺するシーンは失礼ながら爆笑してしまった。平賀ホント好き。

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    2024年06月22日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    大好きなビル・サスキンス登場回。彼の家族も出てくる。まさかの結末。ビル、心を強く保ってくれ。弟もよくそんな環境で今まで何食わぬ顔でやってこれてきたな、とちょっと感心。アメリカは英語が喋れないと人権ないから行きたくないけど、デンバー空港にはちょっと興味。
    読むの2回目だけど面白かった。

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    2024年06月22日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    4編からなる短編集。シリーズをとりまく陰謀の布石になる部分があったものの、ゆっくり読み進めているのと乏しい記憶力によって正確に点と点をつなげての理解がなかなかできなかったのが悔やまれる……。
    『シンフォニア 天使の囁き』は、平賀の弟・良太サイドのストーリー。これまで平賀の口から語られるだけだった良太の存在が、良太視点での描写でもって開示されるのは初めてではなかろうか。奇跡調査がいつも不思議なことを科学的解決で決着をつけるのに対し、良太の身には不思議なことがそのまま発生している。これには何の示唆があるのだろう。ラスト……………あまりにも、あまりにも不穏だ。良太のキャラクターに好感を抱いてしまった

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    2024年05月17日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    残念ながら何かこのシリーズに飽きて来ているのだろう。面白くはあるが以前程のワクワク感は薄れている感じ。と言ってまだまだシリーズは続いて欲しい。読者は我儘である。

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    2024年05月09日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    久しぶりの長編で平賀とロベルトコンビが見られて嬉しい。
    聖剣とキリスト教が組み合わさった時代背景は興味深かった。

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    2024年03月28日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    シリーズ本編18弾。

    スペインの小さな村で起こった奇跡。美しいオーロラが現れて風土病がなくなり、教会の司祭ほか数人が神の声をきいてその言葉どおり教会に向かうと、聖剣から不思議な音がして預言が下された。大火事や政治家の不正など聖剣の預言は次々に的中し、奇跡申請をうけて平賀たちは調査に赴くことに…
    なかなか壮大な奇跡だが、平賀の科学分析とロベルトの歴史学的アプローチ、さらに今回は元エージェントの神父のダークな手法も加わり、徐々に真実が明らかにされてゆく過程が面白い。アーサー王伝説や聖剣の由来についても、よく知らなかったので勉強になった。

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    2024年03月06日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    藤木さんのバチカン奇跡調査官は、キリスト教の世界観で動いていて、神を信じると言うことにおいて、独自の世界観を本の中で作り上げていると思った。平賀神父の純粋さや、ロベルト神父の聡明さは、キャラクターがよくできていると思った。奇跡について調査をしていて、キリストでいう本当の奇跡に巡り会いたいと思う平賀神父と、ロベルト神父は思っていてそして、調査を進むにつれて奇跡の謎を解いていく話となっている。
    奇跡の謎解きなので、奇跡を疑っていると言う矛盾が生じるがそこは、奇跡を立証するためでもあることに気づいた。

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    2024年02月03日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    ロベルト平賀コンビに加わったアルバート神父。
    ごめん、アルバーノ神父、どのエピソードで出てきたっけ???

    でも、相変わらずのコンビの感じは崩れず、アルバーノ神父はマイウェイをいく感じなのでそこまで違和感はなく、アルバーノ神父のことを忘れていても別弾問題なく読み進められました。マイウェイ度といえば平賀の方が強いかもしれないけど笑

    結末はかなり物騒なことになったけど、初の軌跡認定!は微笑ましかった。

    2024.1.29
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    2024年01月29日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    シリーズを読み進めている途中。
    途中から「これサスキンス一家がやばかったらどうするんだ?」って思って不安に思っていたので、終盤の展開に「やっぱりな…」となりつつ、エピローグの兄弟のやりとりにゾッとした。最後が一番ホラー。ビル頑張ってほしい……。
    マリニ―議員やニック司祭の死という調査のそもそもの発端、解決すべき事件、絡んでいる過去、の調査自体はさくさく進むので、「背後に蠢いてるヤバいものは一体何か?」「で、その仕組みは??」が気になるのと相まって読みやすい。

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    2025年01月04日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    ネタバレ

    スペインの村で聖剣がもたらす預言について奇跡調査を行う2人。
    今回は頼もしい助っ人もいて異色の3人体制。
    途中おっこれは本当に奇跡なのか?と思ったところで村人2人が謎の死を遂げたあたりから物語は加速していく。
    今回も科学や歴史の点から奇跡調査をしていて面白かった。
    ロベルトが話していた歴史は興味深いし、平賀が突き止めた風土病の状態には驚いた。
    奇跡じゃなかったかー!と思っていたところにある出来事が奇跡認定!
    初認定だけど、なんかあっさりしてて拍子抜けした。
    終わり方もなんだか急というか…まさかこれでシリーズ終わりじゃないよね?と不安。
    作中でもあるけど金や政治やら権力で左右されるのは奇跡もまた

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    2023年12月19日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    ネタバレ

    今回はいつもの二人に加えアルバート神父が参加。言語・科学だけでなくプロファイリング・監視という面が加わった。
    舞台はスペインの山間の村で限られた人間にだけ預言(よく当たる)が聞こえる。聖剣を抱える教会で風土病が治ったりオーロラも見えるなど色々起きていたが、紐解いてみればそれぞれに原因と理由がある。頭蓋骨に直接声を届けるという骨伝導と、ソーラーパネルという現代の2つの技術が奇跡を起こしたように見える。
    ラストはおそらく初の奇跡認定。今回のスタートとは関係ない上に現象としては小さかったが、こういう部分も認定されるんだと思った。

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    2023年11月05日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    はぁ〜、そうなんですよぇ〜
    アーサー王とか聖剣とか、もう大好きネタなんですけど
    しっかりとその物語の誕生背景をロベルトが説明しちゃうもんだから
    しばらく白けた気分になりそうです・・・

    本編は久々の奇跡調査で、90%ぐらいまで奇跡認定ってところで
    現在と過去の両面からネタバラシが怒涛のように行われ
    最後は、えぇぇ〜、そこなん? って時事ネタ感じつつ
    ほんとのラストページで、意外な結末

    そういう意味では、なかなかスリリングな今回の奇跡調査でしたね
    今後も2人の活躍が見逃せません

    にしても、ロベルトの尋常じゃない家政婦男子ぶりがエスカレートしてる気がする。

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    2023年10月08日
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言

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    待望の18弾。マギー神父の動きが読めず、これはこれで面白い。主の声が離れた場所がにいても聞こえた訳は、ドラマ「相棒」で昔見たネタ。陰謀の匂いがして今後も楽しみです。

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    2023年10月04日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    世界中の災害や事件などを予言してきた男の遺体が硬直も腐敗もしないという奇跡の調査にアフリカへ渡った平賀とロベルト。生前の予言通りロベルトに悪魔の影が忍び寄り、村の奇祭の伝承通り神父が殺害された。現地に到着した直後から始まったロベルトの不可解な行動。彼はカソリックの禁忌を犯すのか?教会を取り巻くオカルト現象と殺人を、2人のコンビネーションで解決。ロベルトにはヒヤヒヤさせられたが、お互いが寄せる信頼がとても良かった。

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    2023年08月16日
  • バチカン奇跡調査官1

    購入済み

    奇跡の調査がいつの間にか

    奇跡の調査をするはずの神父コンビがいつの間にか不思議な事件を科学的に解決!神父なのに(笑)でも科学の勉強になるから良し!

    #ダーク #シュール #タメになる

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    2023年07月24日
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    バチカン奇跡調査官短編集、第6弾。
    「生霊殺人事件」
    すっかりおなじみのアメデオ・ローレン・フィオナのトリオ。今回はアメデオが一人で事件解決しようと頑張るけど結局ローレンを頼ることに。ローレンは懐かない猫みたいだけど、アメデオに信頼を置いていることを伝えるシーンにはちょっと感動してしまった。でもローレンって本当に何してる人なの…??
    「エレイン・シーモアの秘密の花園」
    ルッジェリという人物のことをよく覚えていないんですが(ジュリアのビジネスパートナー?)その部下のエレインという女性(表紙の女性かな?)がルッジェリの命令でジュリアに近づいて弱みを握ろうとする話。ミイラ取りがミイラに!やはりジュリ

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    2023年07月09日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    ネタバレ

    物凄くタイムリーなタイミングで読み始めた一冊。たまたま九州への出張があり、ついでに九州に住む友人と遊ぶ約束を取り付け、その友人が過去にバチカン奇跡調査官を紹介してくれた人物だったため「会うから続き読んどこ」とキャリーの中に放り込んでいたのである。ページ開いたら天草四郎が目に飛び込んできてえらいびっくりした。偶然に軽く動揺する。
    そんな今回の奇跡調査、舞台は日本。平賀は日系人ではあるが、ほとほと日本が似合わないのが面白い。ロベルトが日本語が分からないため、通訳などコミュニケーション担当として奮闘する平賀も、なかなか新鮮だ。
    これまで海外が舞台で、かつキリスト教がベースゆえに、一種のファンタジーと

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    2023年06月26日