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フランスののどかな小村・セレ村にある聖マリー教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。
山の洞穴に祀られた聖母像を礼拝している最中、「鳴ると奇跡が起こる」との言い伝えがある舌(ぜつ)のない鐘が鳴り、青い鳥が福音を告げ、全盲の少女・ファンターヌの目が見えるようになったというのだ。
証拠の映像も残っており、奇跡調査官の平賀とロベルトは、早速現地へと調査に向かう。
この一帯は、かつて「ジェヴォーダンの獣」と呼ばれる怪物が出没したとの伝説が残り、狼男や人を惑わす妖精が跋扈すると噂の森が広がる地だった。さらにファンターヌは3年前、森で大ガラスの魔物に出会ったことで視力を奪われたらしく──!?
2人の活躍がたっぷりと楽しめる! 天才神父コンビの事件簿第14弾!
Posted by ブクログ 2022年09月09日
数年ぶりにシリーズ読みを再開しました。
前巻の『二十七頭の象』がもったいないかんじでしたが、『ジェヴォーダンの鐘』は古い古い信仰のかたちとキリスト教とのつながりと村で起きた神秘的な出来事を調査していきます。
1、2巻に帰ってきたような気持ちになりました。
最後は悲しい結果が見えましたが、命が尽きるま...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月27日
読書録「バチカン奇跡調査官ジェヴォーダンの鐘」5
著者 藤木稟
出版 角川書店
p250より引用
“ 自分自身や親しい人の病苦や死、その悲
しみや未知なるものへの不安、そうした数々
の悩みや苦しみは、時代が変わってもさほど
変わらない。教会や聖職者に代わってそうし
た問題を解決する何かを、人々は...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月19日
今回はまさにバチカンって感じの大作でございましたなぁ〜
またもやこれはどうにも説明つかないよってところから
怒涛の現実化・・・毎度恐れ入ります
それに加え最後はなんとも感動的な話で落ちがつくという
まるでディズニー映画を見ているかのような美しい展開
もうコレ自体が奇跡ですよ、ホントそろそろ奇跡認定お...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月23日
平賀の純粋な心…科学的な心?でロベルトの悩みが一掃されてしまうのがとてもいい。
普段からロベルトも多くの人も難しく考えすぎなのかなと思わされました。
奇跡に関しては通常通りに調査して、最後は思いつかない意外な結末でした。自然の奇跡と人工的な奇跡を調査で明らかにしていくために、平賀の科学的な視点とロベ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月26日
20200115
バチカン奇跡調査官シリーズ本編14巻。フランスの洞穴でマリアが降臨し、盲目の少女の目が見えるようになったという申請を受け、奇跡調査に向かう平賀とロベルト。ジェヴォーダンの獣や妖精の正体とは。
比較的あっさりとした印象。平賀がどんどんインディー化してきたかも。体力ない設定だったように...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月25日
バチカン奇跡調査官14作目。
7~9章のロベルトの蘊蓄が長かった。様々な神話が混ざり合い影響を受け合って現在のキリスト教に繋がって行ったという話は面白いと思ったけど、大半はよくわからなかった。まぁ読み飛ばしても問題なく読めます。ロベズキッチンが2回入ってたり、全体的にロベルトが活躍している回でした。...続きを読む
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