藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    読書録「バチカン奇跡調査官ジェヴォーダンの鐘」5

    著者 藤木稟
    出版 角川書店

    p250より引用
    “ 自分自身や親しい人の病苦や死、その悲
    しみや未知なるものへの不安、そうした数々
    の悩みや苦しみは、時代が変わってもさほど
    変わらない。教会や聖職者に代わってそうし
    た問題を解決する何かを、人々は求めたんだ。
    ”

    目次から抜粋引用
    “鐘は鳴る、奇跡の印として
     鳥と聖母
     謎多き道の始めに立ちて
     悪しき霊らの為業
     墓標と少女”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。人気シリーズ長編第十四弾。
     これから春を迎えようとしている、フラン
    ス中央の小さな村。毎年恒例の山の祠での礼
    拝で、決して鳴るはずのない祠の鐘が、高ら
    かに鳴り響いた…。

     上記の引用は、産業革命後の心霊学ブーム
    に対する、主人公・ロベルトの台詞。
    自分でどうしようもない時に、何かに縋りた
    くなるのはよくあることなのでしょう。気を
    つけたいのは、そういう人が弱っている時に、
    つけ込もうとする人たちなのではないでしょ
    うか。
     オカルトと宗教と科学が上手く噛み合った、
    私がシリーズ本来の面白さだと思っている部
    分が強く戻った一冊。悲しくて切ない結末は、
    ここ最近では一番だと思う作品です。

    ーーーーー

    0
    2019年01月27日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    今回は短編集。
    ロベルト、ローレン、サウロ大司教、ジュリア司祭、4人それぞれの過去の話。ロベルトは何かずっと闇を抱えているような感じがしてたけど…ちょっと切ない過去があったとは…。だからこそ平賀に対してあそこまで必死になれるのかなって思った。結局のところ、ジュリア司祭は一体何者なのか…( 笑 )恐ろしい( ¯-¯ )次も期待しよ!

    0
    2018年06月08日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    1巻と同様に陰謀のスケールがとっても大きい。
    途中まではこれはシリーズ初の奇跡認定か!?と思っていたんだけど・・
    やっぱりちゃんと理由があったのか。
    その理由もだいぶ凄いけれど・・
    でもひろーーい目でみるとこれも奇跡なのかもしれない。

    自分の記憶が全く信頼できなくなるって
    どんな感覚と恐怖なんだろうか・・
    洗脳とは恐ろしい・・

    0
    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    奇跡、過去の事件が解き明かされていくのに凄くワクワクした。

    ロベルトはイエス様を信仰というよりイエス様を信仰している平賀に対して信仰しているような気がしてきた。

    この事件で一番の被害者は今も入院中のドメニカでは・・?

    0
    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    やっぱり面白い!!
    ただ、前作同様人物名が…
    って感じでまた誰だっけ状態発動( 笑 )
    しかも今回は科学ミステリー的な感じで…
    数式がどうとか化学反応がどうとか
    おまけにアインシュタインやら
    宇宙のブラックホールやら出て来て
    文系の人間にとっちゃ訳分からんです(笑)
    だけどストーリーは面白い!!
    やっぱり最後はあのお方のお出ましでしたねー( 笑 )
    結局ビルの家族は何だったのか、
    ローレンがどうなるのか気になるー!!

    0
    2018年06月02日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    久しぶりのシリーズまとめ読み開始。
    今回の奇跡は割りと分かりやすい科学トリック。でも、舞台が豪華客船でなんかワクワクしました。

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    2018年05月30日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

    砂漠の大冒険です。
    インディー先生もビックリな大冒険になりました。

    ですが、とりあえず、
    エチオピアに行きたくなりました!
    色んな教会が出てきましたが、どの教会も気になります。岩窟教会が見てみたいですね。どの教会も魅力的です。

    葬列にムスリムも正教徒も参列し、お互いの教会やムスリムには入らないけど、ご近所で助け合う事には変わりないという場面が、心に残りました。
    宗教戦争が起こる一方で、こうやってお互いに折り合いを付け、尊重して生活している地域もあるのだと思うと、皆んながこうなれれば良いのにねと、おもいました。

    「悪い子には、あげない!」
    水の取り合いをする子供達から水を奪って高く掲げ、「皆んな、静かについておいで。あそこのお兄さんが、お水をくれるからね」
    と言って平賀にペットボトルを渡すロベルトにキュンときました。ロベルトは子供の扱いが慣れてますよね。

    今回はインディー先生もビックリな大冒険でしたが、ロベルトは大活躍です。言語、民俗学、暗号、古文書、かなり、ロベルト大活躍です。

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    2017年09月01日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

    ネタバレ

    一番好きな話です。

    この話は、主人公よりもローレンの後任チャンドラ・シン博士の過去話でもありますね。
    シン博士とマッカリ博士の過去は本当に泣けてきます。

    しかし、マッカリ博士が亡くなる原因のインド政府に対するサイバーテロはシン博士が言う様に本当にローレンの仕業だったのでしょうか。
    シン博士は「数年前」と話していますが…時系列的にはローレンがバチカンにいたころなのかローマ警察の特殊房にいたころなのか…。
    どちらにせよ、ローレンは自分がすることに対して「名前入りの予告」なんてしない人ですよね。
    名前を出して堂々とこれからやることを宣言するのは注目してほしい人だけがすることだと思います。
    私の推測だけど、おそらくあのサイバーテロはローレンがしたことではなく、ローレンの名前を騙った人間がやったことなんだろうなぁ…って。

    そう思う根拠もあって、ローレンはローマ刑務所にいるときから色んな人を本人も気が付かないうちに手足のように使って自分の意のままに操ってきました。
    しかし、その人たちは全て軽犯罪者です。
    脱獄を促す人たちも、ちゃんと選んでいてすべて個人的な理由で壁の外に出たいだけの人たちです。
    脱獄しても犯罪を繰り返す恐れがない人ばかりを選んでいるように見えます。

    ラストに行動を共にするロドリゲスに至っては、冤罪で死刑になるはずの男でしたから。

    ローレンはあんなでいて、自分がやることにおいて極力死者がでないようにしていると思うんですよ。
    インドの街中すべて停電にしてしまったら…それによって命を落とす人がいることはローレンならわかっていたはずなんですよね。

    …にしても、ローレンがローマ警察に入った理由である「おそらくある組織からの取引」とはガルドウネからの依頼とか取引とか引き抜きとかそんなところなんでしょうね。
    そういう私はシン博士とマッカリ博士が一番好きです。
    その次がローレン。

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    2017年08月24日
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

    購入済み

    やっぱオモロイ

    良かった

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    2017年08月14日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    カトリックに関する小難しいことが色々書かれていて
    その辺はほとんど理解できていないけど殺人事件と人間関係は読んでいて楽しかった。
    物語終盤は頭に??マークが飛び交う。
    なんて壮大な物語・・そうきたか。

    サラッと終わってしまったけどマリオが何をされたのか
    セバスチャンは母親とどうなるのか気になることがたくさん残っている・・

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    2021年12月30日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    バチカン奇跡調査官シリーズ 短編集 第二弾です。
    「シンフォニア」
    平賀の弟:良太のお話し。
    兄を尊敬する良太の優しさは天使級です。
    そして、神様が仕組んだ縁だと思わずにはいられないシーンに泣けた。
    「ペテロの椅子、天国の鍵」
    前法王の前代未聞の辞任表明の裏で起こっていた事。
    「魔女のスープ」
    審問会にかけられた魔女が作っていたスープを
    ロベルトが再現する話なんだけど、平賀が参戦。
    原動力が好奇心とはいえ、アレを口にできる勇気がすごい。
    「独房の探偵」(表題作)
    平賀が正真正銘の天才と認めるローレンが収監されてた時の話。
    「その少年、稀代の凶悪犯罪者にして、天才探偵。」
    ローレンの話だけで、番外編としてシリーズ化できそうですねぇ

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    バチカン奇跡調査官シリーズ第9弾。
    今回の舞台は日本です!
    二つの奇跡の申請は、フランシスコ会とイエズス会から届き
    現法王はイエズス会であることから、厳正な審査を行うため、
    別の会派の調査が妥当であり平賀が日系ってことが決め手になった。
    いつものことながら蘊蓄がたくさんありました。
    これを読まなければ触れることのなかった歴史。
    神事に奇跡・・・
    本当に現実と幻想の境目がわからなくなる。
    最後の粋な計らいに、感動しました。
    っていうか実話だったのが驚きです。

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    2017年04月15日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    ⑭

    この神父、今回もサンプリングした海水をそのまま成分分析機にかけたぞ。詰まる。

    ジカウイルスの簡易検査で試験管の全血にスティック差し込みよった! 逆! スティック(と言うかカセット)に血液を垂らす!

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    2018年12月01日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    シリーズ11作目。奇跡を起こしたタボットの謎と、その行方を追うロベルトと平賀。やがて巻き込まれる事件は、歴史的な謎も解き明かす壮大なスケールの物語でした。しかしそれ以上になんなんだ今回の冒険活劇は……!
    砂漠の過酷すぎるサバイバルがとんでもなかったですが(平賀のこういう状況での強さがちょっと意外)。「栄光の門」へと至るさまざまな「試練」はそりゃもうインディ・ジョーンズばりのスリル満点な仕掛けがいっぱい。後半は目の離せない展開でした。
    そして明らかになる仕掛けの真実。もしこんなものが本当にあったのだとしたら凄いのですが。あったとしてもおかしくないと思わされるリアリティが見事。すべての真相が判明しても、これは一種の「奇跡」といってしまっていいのかもしれません。

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    2017年02月11日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    読書録「バチカン奇跡調査官月を呑む氷狼」5

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p225より引用
    “「ああ、知っているさ。新薬の開発のため
    に使うというのだろう?だけど、注意して取
    り扱わないと厄介な代物だよ。薬は使い方を
    間違うと、恐ろしい毒にもなるんだ」”

    目次から抜粋引用
    “聖杯と騎士の謎
     霜の巨人の町で
     氷狼と炎狼
     死の呪い(巫女と研究所)
     愛する友よ(無限大の方程式)”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。人気シリーズ第9弾。
     前回の任務の報告で、肝心な部分を正直に
    言うわけにも行かず、窓際の部署に追われる
    こととなった、FBI捜査官・ビル。
    雑用と書類整理で日々をこなす彼に、転機が
    訪れた…。

     上記の引用は、ある占い師の言葉。
    古くから植物や動物を利用し続けてきた人達
    にこう言われると、大変説得力が出る一言で
    す。普段何気なく使っている薬でも、その扱
    いには十分気を付けたいものですね。
     この巻では、主人公の補佐をしてくれる仲
    間について、大きく話が語られます。何故、
    今の場所にきて、何故、その相手に執着する
    のか。物語の背景が、より深まる部分でしょ
    う。
    このシリーズは、出版された順番を読んだ方
    が良かったと思っています。まあ、普通は連
    作シリーズはそうするものかもしれませんが。

    ーーーーー

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    2017年01月09日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    うわぁ、これは面白かった!
    バチカン奇跡調査官のシリーズはどれも面白いんだけど、これは何と言うか、シリーズの中でも自分でも興味のあるところだし、それこそ一気に読んでしまった。

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    2016年05月21日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ロベルトの話がとても良かったです。彼が本やそれに関する膨大な知識を得るきっかけを作ってくれたヨゼフに感謝。平賀との出会いや最後の文章も、これからふたりが歩む未来を暗示している様で素敵でした。サウロの話は先が読めましたが恐怖を感じました。どの短編も面白かったです。

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    2016年03月17日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    これまでのシリーズの中で一番好きです。ダンジョン攻略のような仕掛けも今回が際立って良かったように思います。後半のふたりの言動や気持ちにとても胸をうたれ、初めてこのシリーズで感動しました。

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    2016年03月18日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

    舞台はエチオピア。奇跡調査の内容は上空に巨大な炎の剣と天使の姿が浮かび上がったという。そして、エチオピアにはソロモン王とシェバの女王の子が持ち帰ったという『契約の箱』があるという。

     ストーリーは、『契約の箱』の行方を追っていき、その途中に二人に生命の危機が迫るというもの。ただ、上記に記された奇跡はほとんど関係なく、さらに、最後にいきなり出て来たローレンの手紙でサラッと解決されるだけで終わってしまい、残念だった。また、生命の危機も、よくわからない試練の一環だったりと、いつものような展開が無く、あまりハラハラするようなものでもなかった。最後にはいつものジュリア司祭も出て来たが、今後の展開はどうするのかわからないのもいつものことであろう。最後のオチが気になるところ。バチカンの司祭が主人公名だけあったジュリア司祭を改心させるのだろうか。でも、そうであったら、ここまで引き延ばすだけのものではない気がするし、かといって殺してしまったり自殺等々はもっと興が削がれるし。。。

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    2016年02月27日
  • 大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿5

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    ネタバレ

    儀式の巫女の替え玉として離島へ入った律子が監禁される。
    離島に伝わる邪教を取材に来た紀行作家の御剣。

    島では神罰による怪死が相次ぐ。
    隙を見て逃げ出した律子と御剣が神罰の謎を追う。

    律子を迎えに来た朱雀と後木があっという間に解決!

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    2016年02月10日