藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    前作で平野の推理力や洞察力が豊富だった分、今作ではロベルトが物語の軸になっていました。
    終わり方が不穏でこの先どうなるのか気になるので、三巻以降も楽しみです。

    二人の掛け合いが楽しいのと、個人的にFBIの方が好きですね。毎回出てくるわけではないのかな…次巻期待

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    2023年05月21日
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    今回は物語そのものより、ローレンの「善人であることは、あらゆることを凌駕する長所なのだよ」という一言に完全心を射抜かれました。

    あとは猫のお話に、ネコとロベルトと平賀のそれこそ善人さにすごく癒された。

    2023.5.19
    84

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    2023年05月19日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    ネタバレ

    宗教を交えたミステリーホラー好きな私には適してました。ただちょっと無茶があるのでは…?という設定もありましたが概ね楽しく読ませていただきました。

    マリオのあざの流血は結局PTSDの血汗症ということかな…。
    聖痕や処女受胎といった奇跡の調査というのは馴染みがない分新鮮で面白かったです。

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    2023年05月18日
  • バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処

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    ネタバレ

    奇跡一歩手前まで来たのに急転直下、今までの奇跡を起こした現象の中で一番きな臭く、かつ一番現実的、というかあり得そうな結末。

    ローレンがとうとう平賀の前に現れた!
    ジュリアも2人の前に現れた!

    男気見せたロベルトにツンで冷静な平賀、ロベルトがちょっと可哀想。ロベルトとローレンの秘密のやりとりにジェラる平賀、もっとロベルトに優しくしてあげてほしいw

    2023.5.12
    77

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    2023年05月12日
  • バチカン奇跡調査官 三つの謎のフーガ

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    どのお話も面白かった。
    フィオナとアメデオの凸凹コンビも慣れてきたし、ちょっとしたミステリとして楽しめた。

    次のシン博士とロベルトのやつは、平賀が殆ど出てこないのが新鮮で良かった。それにしてもフッ軽なロベルト。

    3つ目は奇跡調査とは違うけど2人の良さを活かして事件解決。スパイダーマンにはしゃぐ平賀かわいい。ロベルトの、偽免許証を見破った時の、
    「ああ。僕はこの類のものは見間違えない」の一言がなぜか明日萌えツボでした。自分でもよくわからないんだけど、いつも優しくて思いやりのある言い方をするロベルトの男らしさを感じたからでしょうか。

    2023.5.6
    75

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    2023年05月06日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

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    今回は王道の奇跡調査でした。

    他の方も言ってるがもはやそれは奇跡でもいいのでは、と言いたくなるが、ストーリーより今回はロベルトと平賀の関係性がとても微笑ましかった。
    ここ最近冷静平賀と普通の人と化してしまうロベルト、が多かったけど今回は大人で優しさと寛大さをもつロベルトの魅力と、ピュアで子供のようなところのある平賀のバランスがいい具合にでてたと思うのでそれが良かった!

    2023.5.2
    72

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    2023年05月02日
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑

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    奇跡調査ではないけど事件に巻き込まれたシリーズ。こっちのパターンの方がわかりやすいのは宗教的バックボーンがなくても理解しやすいからだろうか。

    変わり者が多いのでエリザベートが普通の人に見えてくる。エリザベートとビルのコンビはもうちょっと見たい

    2023.4.30
    70

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    2023年04月30日
  • バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件

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    このシリーズの短編はキャラの魅力が溢れてて好き。

    今回はマギーウォーカーの素がみえるストーリーと、平賀とロベルトの魅力が詰まった[絵画の描き方]が良かった。
    ロベルトが鼻歌で料理してる姿と、パジャマにガウン姿とファンサしてくれる傍ら、天然炸裂させてる平賀がこのシリーズらしさ満載で落ち着く。

    2023.4.9
    61

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    2023年04月09日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    シリーズものの良いところはキャラの意外な一面とかが見えてくるところだったり、お決まりの方にはまってくることの安心感。前作は平賀とロベルトの立場が逆転したような描写が多くて新鮮味があった。今回2人が定位置の活躍をする巻で、でも場所や設定が少し風変わりで心地よかった。

    2023.4.8
    58

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    2023年04月08日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    舞台が日本だったり、天草四郎を知ってたり、物語の背景にある文化や歴史の知識が薄らでもあったので物語がスムーズに入ってきた。

    それにしてもあの拷問器具はマジ怖い。
    なんであんなエグいもん思いつくんだろ

    2023.3.25
    48

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    2023年03月26日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    今回は難易度が今までのものに比べるとそこまで高くなかったのと、北欧神話に絡めた話で興味深く読めた。頭に穴開けて見えないはずのものが見える、みたいな映画を思い出しながら読んでました。

    最後の宝探しはワクワクしてたのに、なぁ。。。
    あと、磔、怖すぎる

    2023.3.23
    45

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    2023年03月23日
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    今回は短編集。
    アメデオとローレン
    ジュリアとエレイン
    平賀とロベルト
    の組み合わせでどれも面白かった。

    ジュリア、エレインの話がボリュームあったので、
    平賀たちの猫探しがほっこりした。
    本編ではなかなかローレンが出てこないので、こういう短編で出てくれると嬉しい。

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    2023年02月13日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

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    ネタバレ

    今回はいつも通り奇跡調査のお話。
    オランダの礼拝堂での奇跡体験への調査。

    ストーリーを読むと毎回思うけれどバチカンがへ「奇跡」申請する内容のバリエーションって、
    そこまで多くなさそうなのに毎回違う切り口を生み出す知識と発想力、そして作者様の努力を尊敬します。

    今回も、正直平賀の説明は文系の私には理解しきれなかったけど、
    きちんと論理的・学術的な根拠・仮説があって発生する「現象」であって「奇跡」ではないっていう証明がされていく過程がすごい。
    毎回、本の末尾にたくさんの参考資料の記載があるのできちんと裏を取りながらストーリーを作ってくださってるのがわかって頭が下がる思いです。

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    2023年01月01日
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑

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    ネタバレ

    今回はいつもとは違い、奇跡調査ではなく巻き込まれ型の事件。
    以前の話を読んでも思ったけれど、
    社交性や世の中の動向なんかへのアンテナとか全般的な社会能力はロベルトのほうが明らかに高いけれど、
    いざ命がかかわった時の判断能力と思い切りの良さ、知識は平賀がとびぬけてる・・・。

    あと、作中に出てきた「アイソレーションタンク」。
    実際にあるみたいで日本国内でも体験できる場所があるみたいだからいつかやってみたいな。

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    2023年01月01日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    ネタバレ

    ルッジェリさん。イケメンで金持ちで社会的地位があるなんて、韓国ドラマの財閥かガウドウネしかいないでしょって穿った見方で読み進めていたらやっぱりか笑
    表紙のTHORES柴本さんのイラスト、カッコ良すぎでしょ。
    と、途中の仮面舞踏会で平賀をダンスに誘った女子がジュリアさんだったらウケると思ってたらまさかのこちらも予想的中してしまった。流石にマジシャンもジュリアさんとは思わなかったけど。
    でも危なかった。お姉さんの言葉に乗せられて平賀もドレス着てたらジュリアさんとダンス出来ないところだった。って、登場人物の中に女装して違和感ない人物が二人もいるってどういうことよ。
    ロベルトも数年休みを取ってないとか

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    2022年12月17日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

    裏表紙の説明に想像を絶する、と買いていたので一体2人にどんなことが起きるのかと思っていたら、シリーズで一番過酷な目にあっててハラハラ。
    警察に逮捕され(とは言ってもすぐ釈放されるけど)、砂漠に置き去りにされ、、。
    平賀の冷静ぶりはさすが。あんな状況で冷静かつポジティブに考えられるのは凄いなぁ。さすが良太くんのお兄さん。頼もしすぎる。マヌエルさんの振舞いが自分勝手でヘタレに見えるけど、普通はそうなるでしょと。
    でもそんな平賀がヒィッってなった場面は笑った。
    自分の私物をバチカンに送って、平賀の私物と知らないシン博士が調査して、「ケルビムの奇跡との関係性は今の所見つかっておりません。」て。メールし

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    2022年12月17日
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    シリーズ最新刊で短編集第6弾。

    思えばアニメで作品を知り、シリーズを読み始めて作者にハマり他の著書も面白く読ませてもらってます。

    平賀とロベルトの話は書き下ろしの短いもので猫を探す日常的な話でした。いつもいつも血生臭い日常ではないことに安心します。

    大佐とフィオナが挑む1話目はさすがローレンという感じで、大佐がローレンに話を持ち込んでからは一気に進んでいきます。ローレンが大佐を選んだ理由などもあり、過去作の事件も再読したくなりました。

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    2022年11月23日
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    今回は短編でしたけど、それぞれの日常というか、
    それぞれのストーリーが堪能できましてとても満足でした
    私も同感です、「セレブになりたいわけではなく、セレブを知りたい」

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    2022年10月16日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    バチカン市国の神父で奇跡調査官の平賀とロベルトが、世界中の奇跡を調査し真実を暴いていく『バチカン奇跡調査』シリーズ初の短編集です。

    私の大好きなシリーズで、この巻はメインの登場人物それぞれの過去に焦点を当てた4編を収録しています。
    私は平賀とロベルトの上司で悪魔祓い師でもあるサウロ大司教の過去を描いた『サウロ、闇を祓う手』という話が一番好きでした。悩み、苦しみ、弱さを知ることもまた人の強さ。

    これからの巻で、彼らがどういう道を歩んでいくのかがまた楽しみです。

    西洋の悪魔祓いの後は東洋の憑き物落としの物語なんかもまた面白いです。
    →『姑獲鳥の夏』講談社文庫/京極夏彦

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    2022年09月12日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    英国のホールデンクスという田舎町で起こる吸血鬼騒動に我らがロベルトと平賀のイケメン神父たちが挑む。壁に吸い付いて登っていって部屋に入り込み金縛りにして相手を襲う吸血鬼。驚異的な跳躍力と怪力を持ち、銃弾にも平気で、コウモリや狼に変身する。うわー、本当に吸血鬼はいるのかと思わされる。どう解決をつけるのか興味津々だった。最後は意外とあっけなかったけど、物語を堪能した。吸血鬼やケルト神話についての蘊蓄が詳細で凄い。エルトン伯爵とシャルロッテは幸せになれたようでよかったよ。

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    2022年08月10日