あらすじ
バチカンの奇跡調査官・ロベルトは、旧知のFBI捜査官・ビルから招待を受ける。任務のため、偽装婚約中のエリザベートと結婚式をあげるのだという。ロベルトは相棒である平賀と共にアメリカに向かうが!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回の舞台は、フロリダとエバーグレーズ。
今回は、奇跡はない。ただ、不可思議な状況下で人が死んでしまったりはあり、その点の解説を最後の章で行う、といういつもど
Posted by ブクログ
奇跡調査ではないけど事件に巻き込まれたシリーズ。こっちのパターンの方がわかりやすいのは宗教的バックボーンがなくても理解しやすいからだろうか。
変わり者が多いのでエリザベートが普通の人に見えてくる。エリザベートとビルのコンビはもうちょっと見たい
2023.4.30
70
Posted by ブクログ
今回はいつもとは違い、奇跡調査ではなく巻き込まれ型の事件。
以前の話を読んでも思ったけれど、
社交性や世の中の動向なんかへのアンテナとか全般的な社会能力はロベルトのほうが明らかに高いけれど、
いざ命がかかわった時の判断能力と思い切りの良さ、知識は平賀がとびぬけてる・・・。
あと、作中に出てきた「アイソレーションタンク」。
実際にあるみたいで日本国内でも体験できる場所があるみたいだからいつかやってみたいな。
Posted by ブクログ
久々に大作だった気がするよ、さすが平賀先生って感じの
なんだかよくわからないけど、すごい知識の応酬でございました。
すごく勉強になった気がします。
しかし、久々にローレンと会話したシーンはなんかエモかったです、
だいぶご無沙汰でしたからね、バチカン兄弟には・・・
なんでしょ、読み終わってとても晴れ晴れとした気分です。
まぁ、結婚式は中止でしたけどね。
最近ちょっとぶっ飛んだ奇跡ネタが多かったので、
今回のはスッキリ腑に落ちたってことでしょうか?
とても面白うございました。
Posted by ブクログ
匂いと脳についてがテーマでしたが、元々脳科学については関心があったので興味深く読めました。
前作の短編でエリザベートさんの優秀さは十分分かっていたので一緒に行動するのは始終頼もしかったです。
そして、待ちに待ち続けていた(笑)ローレンがちらっとでてきたのが何よりも嬉しかった……!
対立組織の動きもあり、物語がますます盛り上がってきているので次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
個人的にビル&エリザベートのコンビが微笑ましくてお気に入りなので、最終的には本当にくっついてほしいと思っているのですが、これは……色々気の毒すぎて……負けないで二人とも……(涙)
今作は平賀&ロベルトの奇跡調査パートは少なく、捜査パートが大部分を占めているため、全体を通してハリウッド映画的な雰囲気で読みやすいのですが……終盤でこれまで我慢していたものを吐き出すかのような怒涛の蘊蓄語りが(笑) うーん、今回のトンデモトリックもなかなか苦しかった……。
ローレン&フィオナがいよいよ積極的に乗り出してきて、ジュリアたちとの全面対決も近いか?と思わせる今回の引き。相変わらず、シン博士が最大の癒しです(笑)
Posted by ブクログ
偽装婚約中のFBI捜査官ビルは、知りあった牧師の言葉に背中を押されて婚約者エリザベートとの結婚を決めた。結婚式の司祭を頼まれた平賀とロベルトはアメリカに向かったが、式の当日に思わぬ出来事が‥
今回は奇跡調査ではなく、プライベートで訪れたアメリカでビルの危機を救い、不可解な連続死を解明する神父たち。危機に陥ったときの平賀の冷静沈着さがすごい。事件の真相も面白かった。
ラストで登場したシン博士になごんだ。
Posted by ブクログ
バチカン奇跡調査官15。
今回は奇跡調査ではなく、ビルサスキンス捜査官とエリザベートが巻き込まれた事件の捜査に平賀とロベルトが乗り出すという形。
ガードレールぶち破って車ごと海に落下したときも冷静な平賀すごいし、その後ピンピンしてる平賀・ロベルト・エリザベート、超人すぎる。
ローレンからのコンタクトへのリアクションが割とあっさりしてて、何巻か飛ばしてしまったかと思った。フィオナ好きなので出てきて嬉しかったけど。
そして最後にジュリアの姿がちらりして次巻へ続く、といういつものパターン。
長く続いているシリーズなので、今までのストーリーのおさらいと人物相関図とかを載せたバチ官読本がほしいところです。
Posted by ブクログ
最近のバチカンシリーズのなかでは面白かった。
まあ、解決は全部ローレンなんだけど。
やっぱり、平賀とロベルトはいいコンビ。これにビル捜査官がからむとナイス。といっても、ビルとロベルトたちはほぼ顔を合わせてないけども。今回はエリザベートちゃんが頑張った!
解決が科学的なネタなのがよかった。フェロモンは新発見が多く目覚ましい分野なので、あんな化け物みたいなウツボカズラはともかく、製薬会社が狙って人体実験するのも納得。
でも、まあ、いちばん楽しかったのは、ビルが可愛かった❗
結婚ネタに悩み、みんなからからかわれたら困ったり照れたり。で、急にエリザベートちゃんがステキに思えてプロポーズしたり、愛ある生活が送れるかも?ともだもだしたり。
イルミナティに三人で潜入したはるか昔は、ビル捜査官は融通が利かなすぎて固くて付き合いづらい人だなあと思ったけれど、今回はその真面目で堅物ぶりがかわいく思えた。よほどエリザベートちゃんのほうが割りきってるよね(笑)
がんばれ、ビル❗
Posted by ブクログ
20200306
反イルミナティの工作員で偽装婚約者のエリザベートから結婚を迫られ、結婚式を挙げることになったビル。式で歌ってくれることになっていた世界的スター歌手ゾーイの死を調べるビルだが、式当日に失踪してしまう。
ビル、男によろめくの巻き。突進型の平賀とフォロー型のロベルトだが、科学的思考を持つのが平賀で、直感や感覚に優れているのがロベルト。ちょっとアンバランスなところが魅力的。ビル、幻惑されていたからやむ無しだが、そこで相談するならロベルトだろ、という。しかし、ビルもどっぷりはまっていたということは、ビルもかなり感覚が鋭いということなのだろうか。中華幽霊?とも戦ってたし、一番オカルト向きなのかも。
Posted by ブクログ
今回は、FBI捜査官のビルとその婚約者がメインのお話。
ビルがどんどん結婚せざるを得ない状況に追い込まれていくのが、かわいそうだけど面白かった。
最後には、ジュリアも出てきて、今後のシリーズの展開が気になる。
Posted by ブクログ
"奇跡調査"ではなく、"ミステリー"だよね。
最近、主旨が変わってやしませんか?
ネタ切れなら、まとめて終わってくれてもいいんですよ?←
この巻だけでみれば、面白い話だとは思う。
特にシリーズを通して女性キャラが出てきてから、スピーディーで斬新さが生まれた感じはするしね。
でも、如何せんそれ以外が動く気配がなく、主人公二人の活躍が曖昧というか、彼らの知識の多さには感服するけれど、それは作り手が幾らでも詰め込めるわけで、本質と違う分野で活躍してくれても、あまり嬉しくはないかなと。
まあ、最後にジュリアが出てきたりしたし、次巻で動きが加速すればなぁと思うけど、期待しすぎると肩透かし食らうんで…ほどほどで待ってます。
お互いに認め合っている二人だけど、改めて言葉にしてロベルトを評価していた平賀が良かったよ!
いろいろぶっ飛んでるけどね(笑)